キャンプで肉を焼くとき
ゲリラ豪雨も去り 雷も遠雷となって、シャカシャカのレインパンツで夕食準備の四十路女。
まずご飯はさきに研いでおいたのでガスバーナーを点火、しばらくすると沸騰するのでそのまま 数十秒フツフツさせてから 弱火にして、なべ底でパチパチ音がするのを待ちます。
少し香ばしい香りがしてきたら火を止めて蒸らして出来上がり。おかずを待ち切れず炊きたてのゴハンをパクリ
これまた
うまーっ!
人生の中でこのゴハンが一番うまいっ!ってくらいキャンプのゴハンはおいしいぞ。このゴハンを出せば10人の男のうち8人が「今すぐけっけっ結婚して下さい!」と列を作るね。
ちょっと醤油でもたらせば、これまた絶品!
おっとと、おかずなしで半分も食べてしまった。
おかずはスーパーで買ってきたステーキ肉、これまたシンプルなほうがおいしいので 塩コショウと持ってきたニンニク1片をスライスしてのせて焼きます。
キャンプの時の調味料で持ち歩くのに一番やっかいなのが 油、炒めものって簡単でおいしいのだけど 油は密閉容器にいれても ベタベタしたりして始末が悪い。車でのキャンプやBBQの時は買ってきた容器ごと箱などにいれておけばよいのだけど、バイクの場合はそうもいかない。
長旅で周る友達はラードが便利だと教えてくれた。スーパーとかで売っている豚の脂がチューブに入っているものでマヨネーズみたいに半生なので持ち運びに便利だし臭くもない。
私は一泊や二泊くらいならスーパーで買い出ししたときに肉のコーナーでたいてい「ご自由にお取り下さい」になっている牛脂をもらって使う。これまた固形の脂だし1回ごとの使いきりの量なので 都合がよい。肉や野菜を炒めたりチャーハンにも使える。
さらに脂が調達できない場合のために、クッキングシートを鍋の大きさに切って持っていってる。薄いアルミ鍋だと脂なしでは焦げ付きやすいのだがクッキングシートを敷いて焼くと、肉は肉から出た脂でジュージューとなるし 野菜は蒸し焼きのような状態になる、どちらも温度調整がキモなので
各自お試しあれ
ごはんを食べて、肉を食べて、無人販売所で買ったきゅうりに味噌つけて夜ご飯といたします。もらったタカハタワインを飲みながら夜は更ける。周りのファミリーキャンパーも子供は寝つき 大人の時間を過ごしているようです。
以前は夜のさみしさを紛らわすためにラジオも持ち歩いていましたが、今やスマフォでラジオも音楽もビデオも見れます。
その日撮った写真も見れるし、便利になりました。スマフォの電池ってすぐなくなっちゃうので(特にGPSを使うとあっという間に)、充電機も持ってきたけど
{携帯の充電器って裏に「mAh」てあるの知ってる?
そんなの知らなくてはじめに買った充電器は25%ぐらいまでしが充電できなくて 壊れているのかと思ったら、その
「○○ mAh」が270mAh ぐらいだったのだ、
スマフォなら1Aぐらいのが必要だと。}(またそれてしまった)
あまり携帯ばかりいじっていても情緒もないのでほどほどにして、いつのまにか晴れて☆も輝く空や 山小屋に灯りがともった富士山を眺めて眠くなるのを待つとしましょう。