2019年 北海道ツーリング③

ÅみなみかぜÅ

2019年10月11日 01:23



和琴半島に着いたのは 16:00くらい


三連休とあって、予想外にすごく 混んでいた。

大型のファミリーキャンプ用テントが 隙間なく設置されていた。

こんなキャンプ場ではなかったのだがなぁ~、

どっちかというと 家族向けというよりは 硬派向けのキャンプ場だったけど..





わたしが着いた時に和琴ミーティングのメンバーはすでに7~8人くらいいた。
実際 何人来るのか 誰が来るのか把握してる人は誰もいない

テントを張ってから みんなの焚火のところに戻るともう 20人くらい集まっていた、ホントに20年ぶりの懐かしい面々。夜になってから到着した人も入れて全部で25人くらい集まった。

顔だしNGの有名人もいるので 全体写真はなしね

初めて会った人もいた。

でも まるで 昨日も一昨日も一緒に焚き火したかのように みんなで、話して飲んで、

私はけっこう早めに寝落ちしていた…





翌朝、

いつもの見慣れた 和琴半島の朝

美幌にかかる朝もや 静かな湖面 カラスの鳴き声



朝早く起きたので 散歩がてら朝風呂

和琴半島の露天風呂(無料)

脱衣所はあるけど、お風呂に目隠しとはない、混浴です

だけど、地元の人も 観光客も キャンパーもみんな割とふつうにお風呂として浸かってます






朝ご飯はリンゴとラーメン







和琴半島は 周囲は2.5kmの散策路になっていて

歩けば1時間くらい

まずは 和琴神社の神さまにご挨拶


人の手があまり入っていない原生林で、地熱が高いので緑が鬱蒼と美しい




摩周湖ブルーと対比されるけど、摩周湖の青は深いコバルトブルー

屈斜路湖は スカイブルーと言われるけど、

私から言わせると、ブルーグリーンかな









クマゲラ、アガカゲラ、エゾリスも 辺りにたくさんいる




和琴の温泉に比べてあまり有名ではないけど、 「小屋の湯」があります

同じく無料で、熱めのお湯 



脱衣所もあるし、

中から鍵をかけることもできる扉もあるので 貸し切りもできる(尤も、ここを入る人は あまり鍵はかけないけどね)





基本、お湯はアツアツです。間違って入り込んだカエルが茹で上がって浮いていたりするので、よりワイルド

その手のものが見える人には けっこう見えるらしく、鈍感な人向けです(夜遅くなければ大丈夫)




カヌーをする親子




和琴にはキャンプ場は二つある。

私たちが集うのは 民間営業のオトーチャンとオカーチャンが経営の「和琴半島 湖畔キャンプ場」

もうひとつは国営の 「和琴 野営場」




昔は こっちの国営は ただ区画してあるだけのキャンプ場で、 湖も見れないし分譲の墓場のようだと、言われていたけど

数年前にリニュアルしたらしく、

すごくキレイなキャンプ場になっていた。

テント持ち込みのサイトもあるけど、グランピングのような 洒落た常設テントが完備されていた。




管理棟も ログハウスで出入りしやすく開放的。(フィールドハウスという、名前まで洒落てやがる)

無料wifiもあるし



炊事場もトイレも上等すぎる






常設テントにはそれぞれのサイトに パラソル付きのテーブル&チェア 焚火台


かっこいい!

隣が 和琴湖畔キャンプ場じゃなければ 絶対泊まりたいキャンプ場!NO1!






一方、私の和琴キャンプは「和琴湖畔キャンプ場」(民営)

湖畔キャンプ場は その名の通り 湖に面している。

人間は 基本水辺を好むもので、フカフカの芝生よりも 超きれいなトイレよりも

水辺にある、というだけで圧倒的に人気なのだ




今日は 更に 隣の「三香温泉」に行こうと決めていた。

ひなびた秘湯 という風情の 一軒宿

ここでも 風呂上りビールを堪能したいので 歩いて行くことにした。

バイクなら4分くらいで着くのだけどね、






テクテク・・・ テクテク・・・


歩けば20分かかる・・






トウモロコシ畑を縦断すれば10分だけど・・・

ちゃんと 道路をテクテク歩いていく。





お、やっと「三香温泉」の入り口



一軒宿だけど、 日帰り温泉もやっている。500円



裏庭?に 温泉はある




手前が男湯 奥が女湯


ソマツな小屋の脱衣所。

これこれ、この風情がそそる~

夏でも寒い日はストーブに 火をいれてくれまーす





大きな露天風呂だよ




シャワーやカランはありません、(お嬢様、お姫様はご遠慮ください)




周りの木には エゾリスや かわいい小鳥も



お風呂は 20年ま感じ、 仕事や人生に疲れたときに 「三香温泉に ゆっくり入りたいなぁ」と

度々、思いを馳せた温泉です

残念だったのはビール!

自販機は そこに変わらずあるのに 販売してなかった!!

くーっ!このために 歩いてきたのに・・・

宿の主曰く 「売ってないんです」と一言。機械の故障とかではなく 事情があるのだろう・・・・


そんな こんなで

一日中 ブラブラして一日終わる。

今日はバイクで1mmも走らなかった






今日は また格別に夕陽がキレイ












湖面に 焼けた雲が映る





誰もが 美しい夕日を堪能した。


今晩も 和琴ミーティング2日目。



今日もキャンプ場は激混みで ファミリーさいともバイクスペースもピチピチだった







翌朝、

どんよりとした朝、

ミーティングのメンバーは ほとんどみんな今日帰る。








昨夜は激混みだったけど、昼前には だいぶ空いてきた。




昨日、和商市場のイクラが 少なくなったという私の陳情を聞いた 和琴メンバーのツリシ

お手製のイクラをたっぷりとくれた。

自分で鮭(アキアジ?マス?)を釣りさばいて スジコを取り出し バラシて 味付けをしたもの。

みんな こんな風にミーティングのため 様々な食材を持ち寄っていた。

お酒はもちろん イクラ、天然マイタケ ジャガイモ ホタテ 高級なぶどう 鹿肉 アスパラ・・・ 

イクラはまだ1.5リットルの保存容器にまだ半分残っていた。
 



べんちゃんの持ってきた天然ののマイタケ

これは残った小さいほうで 今回は7kgの大株も持ってきてくれた、

このために、前の年から 舞茸の収穫ポイントを確保しておくらしい







今日も 和琴半島を散歩する







今晩から 嵐が来るらしい、嵐の前の静けさで 湖面は鏡のようだ、波 一つもない



手つかずの原生林は 立派な大木がたくさんある















さて、朝ごはん。

ゴハンを炊いて もらったイクラでイクラ丼にしよう


ご飯を埋め尽くす タップリイクラ






嵐が来るので、今日はキャンプ全面禁止になった。

「泊まりたい人は バンガローにはいってね」と


昼過ぎには もう誰もいなくなった


祭りの後の寂しさ・・かな




和琴メンバーも三々五々と帰っていく


今年の和琴ミーティングは これでおしまい




午後は最後に残った4人で

いつもの和琴のように茶をしばき どうでもよいことを話していた、

つまらないことでもガハガハと笑い、みんなまだ あの頃の20代みたい。





100人もいた昨夜とは うって変わって 静かになったキャンプ場。 遠慮していたリスも出てきて 走りまわっていた



このあとやまちゃんとべんちゃんも帰る(二人は弟子屈に住んでいる)

ノーベルさんと 見送った。

私といえば また夕方まで湖畔や半島を散歩したり、一番近くのセコマ(21km先)にビールを買いに走った。

夜は 和琴の露天風呂に入った。(ほかに誰もいないか 二人以上のひとが入っていたら入る)

北見から来た おじいちゃんとおばあちゃんの老夫婦が先に入っていたので おじゃました。

2人は 御年80過ぎながら、いまだに二人で日本中を旅しているんだって。(車で)

今年もすでに2か月くらいかけて 北海道東京~伊勢~四国(88か所巡り)九州一周~下関~日本海側を回って北海道に帰ってきた。

何年も 二人でそんな旅をして お遍路はもう8回も回ったとのことで、お話の一つひとつに含蓄がある。

いろんな事を達観してらして、言葉のひとつが興味深く、説得力に満ちていた。

この近く美幌に住んでらっしゃて、お二人が若い時には 時代も貧しく苦労なさったらしい、

お二人で旅(人生そのものが旅とも)をしてきた 彼らが言うのは 感謝の言葉ばかりだった。

仏に対する感謝、人からの施しに対する感謝 自分たちが生かされている自然に対する感謝。

そして自分たちも 恩返しのように少しでも 人に施すようにして生きていくのだと

すごい。そして羨ましい。

話が面白いので ついつい長風呂になってしまった、お風呂からあがり 「お話ありがとうございました」と心から感謝して

握手して別れた。


 



翌朝、

予報通り、10m以上の風が和琴に吹いた

荒れた湖は 海のようだった。

何年か前に 珍しく北海道に台風が上陸した時も 和琴でキャンプしていたが、その時より湖は荒れていた。

雨は強くないが 風がすごい。
 







今朝も イクラ。

さすがにイクラ丼に飽きたので 今朝はおにぎりにしてみた



そして、昼近くなって 風が弱くなった頃

私も 和琴を発った。

久しぶりの多和平や900平原を見に行こう。






















。。。




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