じゃ、改めまして 今年の北海道ツーリングのまとめです
さぁ いよいよ 待ちに待った北海道ツーリングのはじまり!
うちから 茨城県の大洗港まで。 首都高はどこもかしこも渋滞だらけ、
いつもなら 高速の渋滞はすり抜けるけど、
北海道に向かう大切な身体(?)なので 慎重に。すり抜けも自重気味にしていたので
大和市のうちから フェリーターミナルまで4時間近くかかった
フェリーターミナルの建物は新しくなったばかりみたい、すごくキレイだったし
オンラインであらかじめ支払いも済んでいるので 配信されたバーコードの読み取りだけで 発券もすぐにできた。
待ち合わせロビーも広々として、 無料Wifiも完備
三井商船の「さんふらわぁ号」は
ほぼ毎日 夕方出航と 深夜出航がある
夕方出航便は 一般のお客さんや観光客仕様になっていて、
深夜出航便は トラックドライバーとか 運搬 物流メインみたい。(客室の仕様とかがね)
バイクは
30台 くらい、 車も少なかった
ちょうど、夕焼けの時刻の乗船
美しい旅立ちの風景
船底の バイク 格納スペース。
この 独特の重油の臭いや ムッとする蒸し暑さ 上下全体に響く機会音、
これこれ、この感じが アガルぅ~
まだ 船が新しくて 船内はすごくキレイ!
これは コンフォートという寝台。
この コンフォート寝台と 400cc以下のバイクで22900円
寝台には シーツ 枕 上掛け(フランスベッド製) スリッパ イアホン テレビのリモコン
コンセント、 照明 換気口(開閉できます)
快適です。 テレビも 24インチくらいあるかな、32かな
トイレもすごくキレイ
パウダールーム
ロビー
ジュースやビールの自販機
コンビニ価格より20~50円高いくらい。
発泡酒35缶180円 ビール35缶240円 酎ハイ缶 160円
給湯室 電子レンジ、 ウォーターサーバーあります
船内 wifi あります。 不安定でした、 エリアが限られて、部屋ではwifi使えないです。
だから ロビー界隈はネット難民で常にあふれていました(出航して海上に出ると 4Gはほぼ 通じない)
夕方便にはウイズペット という部屋もあり 甲板に ドッグランもありました
さて、いよいよ 出航!
乗船から 出航まで2時間以上あったので、ビールを2本 酎ハイを2本飲んでしまい。
いつ出航したのかわからないまま の出発でした~
お風呂もきれい。備品もシャワーの水圧も充分です
翌朝、 レストランの朝食は バイキング式で1050円
洋食。和食。 種類もいろいろあって、 食材が少なくなれば すぐに補充されます。
観光ホテルの朝食バイキングくらいの 合格ラインです
んな、訳で 飲んで 寝て 食べてで、 もう苫小牧。
18時間でついてしまい、しかも半分は寝ていたので ほんと 「あれ、もう着いちゃった」って感じ
天気は 雨・・・どんより。
雨は強くはないのだけど、 しっかり シトシト降ってます・・・・
天気を検索した時 雨だというので 「じゃー今日は登別で温泉!」という第一案もあったけど・・・
上陸したら やる気に満ちてしまい、「いやいや せっかくの北海道 防水は万全だし 走れるとこまで行こう!」
雨だけど、走りながらヘルメットの中でニヤちゃう、
同じ船だった チャリダーの女の子がチャッチャッとヤッケを着て先に走りだしていった。
追い抜き際に「気をつけてー」と 北海道初のVサイン 「ありがとー」とかわいく手を振り返してくれた
で、1時間弱ほど走る。 道の駅 むかわに到着。
先述の通り、 ゴアテックスだと思っていた 靴がどうやらゴアテックスではなかったらしく 靴の中がタプタプと濡れ
グローブカバーも忘れてしまったので、手と足が冷たくなり すっかり気が萎えてしまった。
フェリーでだいぶ厚着はしたのだけど 寒いし・・・
ほんとは 今日中に 南富良野の金山湖を目指していたけど、 これはもうムリ。
で、ここ 道の駅へ飛び込む。
鵡川は 恐竜の町らしく、「むかわ竜」ってのが この辺で発掘されているらしい。
恐竜好きなんだけどなぁ、 それどころではない・・・
ここには 「四季の館」っていう 温泉付きのホテルがあるらしいので
早速 申し込むけど満室。
なんか人気宿みたい。あとでじゃらんで検索しても けっこう先まで満室だった
フロントのお姉さんに、近くで同じような宿はありませんかと聞くと「この町には ここしか宿泊がない」と言う
それほど近くはないけど 平取に2軒 あるというので そっちを検索してみた
やっぱりどっちも 満室。
まいったなぁ、 寒いなぁ、
苫小牧か千歳まで行けば 泊まるとこあるかもしれないけど・・・
初日 早々、行く末が決まらず途方に暮れる・・
しょんぼりしながら
ビジホも民宿もなく 地図で付近のキャンプ場を探す。
大沼キャンプ場はバンガローないみたい、平取の二風谷キャンプ場はバンガローがあって
電話したら 空いているとのことで 17:00までに来れば受付できるとのこと。
よかったー。
この際 屋根さえあれば
日高 平取町の二風谷キャンプ場に到着(にぶたにと読みます)
ぎり、16:30について 受付。
こんな天気の平日なので 広大なキャンプ場に シングルテントの人が一人と バンガローの人が1組だけでした
これが 私が借りたバンガロー 3000円
中はこんな感じ。
6畳くらいかな。
早速 濡れたものを干したり、
いやいや、快適です。
一安心して途中のセコマで買った ワインとカツ丼弁当で もう あっという間に幸せになってきちゃった
それから、このキャンプ場の最大の魅力は この温泉「平取温泉 ゆから」が隣にあること!
ここは 宿泊もできる温泉で、さっき むかわでお姉さんが紹介してくれたけど 満室で泊まれなかった
リゾートホテル。宿泊なら 15000円~ 安くはないけど・・・・
中は すごくキレイだけど、温泉だけなら 500円!
平取は 和牛が有名らしい、 和牛肉の直売や ステーキが食べられるレストラン、窯焼きのピザとか
片田舎にしては(失礼!) 洒落た 施設。
なんと言っても お風呂がいい!
なんだろう 泉質がいいのかしら? 雰囲気か? 自分の気持ち的なものか?
ちょうど 雨があがり 秋の虫が静かに鳴き始める露天風呂もよかった。
露天風呂の 間接照明に寄ってくる カゲロウのダンスを見て 感慨に耽る
混んでなかったのもよかったしね。
寒い思いをしてしょげていた一日だから この暖かさが 身に染みちゃった
しかし、 何よりも、
お風呂上りに飲む このクラッシック! サッポロクラッシック!
ヤバイ!うますぎる!
人生で飲んだ うまいビールランキング 5本の指に入るかも!
ま、うちでは 発泡酒ばかりだし、
一番オイシイビールは 何故か「ハートランド」と決めていたのが
この風呂上りのクラッシクは 美味しすぎた!
確認のため、 もう一度 15分ほどお風呂でアツアツになって もう一回「風呂上りクラッシク」を飲んでみたら
やっぱり 「スゲーうめーっ!」 ってレベルだった!
この ゆからには グランピングがあった。
これが すごいステキで そしてお高い!(2万~3万) ホテルより高いかも・・?
2棟か3棟あったけど、もちろん満室。
ホテルからすこし離れた 木立の中にあって、 キャンプ場に戻る時に少し様子が垣間見れたけど、
蚊帳の前室みたいなスペースで 老夫婦がチェアーで 語らう ランタンの灯り。
いーなぁ
キャンプなんだけど、ホテルみたいな 時間と空間の贅を尽くした 感じ。
定年したら ダンナさんとグランピングの旅したい!
翌朝
やったー!爽やかな 朝です!
フリーサイトも区画のオートサイトも 行き届いたサイト
炊事棟、 燃えるごみは指定の袋で置いていくことができますが、空き缶は持ち帰りです
トイレ棟 水洗です
すごく 管理が行き届いた すばらしいキャンプ場です
チェックアウトの時間いっぱいまで
なんとか靴を乾かす。
中敷きを外すと 乾きが早い。
きっと 例によって アイヌ語の当て字だと思うけど
ふたつの風の谷なんて・・・
いい予感しかしない。
富良野を目指そう
・・・