さてさて、新潟に入って
四日目の朝
昨日も食べすぎた のと
暑い! のと
ブヨの痒い! で食欲はあまりなく、軽めの朝ごはん
あまのフーズの 「鮭チャンチャン焼き味噌汁」
これ、今回 持ってきた食料たち。米 ラーメン パスタ アマノフーズ6個
何度も言いますが、
アマノフーズのフリーズドライはものすごぉぉぉく、クオリティが高いんです。
持ち運びに軽い(レトルトに比べて) 味がちゃんとしている 手軽な価格。
インスタントやレトルトって ある程度 「ま、こんなもんでも」という妥協点があるけど アマノフーズのシリーズにはそれがない!
ちゃんと その味がする。(味噌汁、スープ カレー どんぶり 全部で何十種類もあるだろう)
「最近は登山用品店やアウトドアショップだけではなく、スーパーやコンビニ、ホムセンの防災食コーナーでもよく見かけるね、
おそるべし アマノフーズ事業拡大。
ま、朝ごはんをドライフーズで済ませた言い訳はこれくらいにして・・・、
今日は
「スノーピークのキャンプ場」に移動。
R290を北上。
この道はTM(昭文社のツーリングマップ)の
ムラサキ色の道です。
知ってる人だけ知っているのだけど TMでは
国道・県道・農道・ダートに拘わらず (バイク的に)走って気持ちのいい道などおすすめの
ルートをムラサキで縁取っているの、
R290は適度にワインディングで適度にひなびていて風情が楽しめる道で、往き交うバイクも多かった。
多分、新潟におけるの神奈川の道志街道みたいな 国道なのだろう。
先には「栃尾の道の駅」があるここも 他の国道の道の駅に比べてバイク
が多かった。
多分 新潟新潟における神奈川の「道志の道の駅」みたいなものなのだろう。
オンロードバイクが多かった。
クラッシクなホンダのビッグバイクに乗ったカッコイイ初老のメンズが「ねーさん、神奈川からかい?」と声を掛けてくれた。
この
「とちおの道の駅」では
油揚げが名物らしい。
はじめTMで「名物・油揚げ」と見たとき ちょっと失笑してしまった。
「油揚げがイチオシって・・・ププッ 」
だって 油揚げって、あの味噌汁の具や煮物とか炒め物の添えにするような あの油揚げでしょ、せいぜい主役を張るのは稲荷寿司かキツネうどん。っていうあの油揚げだよね~
ま、イチオシなら食べてあげなくてもなくてよ、オホホ(←揚げると掛けた高度な韻をふんでいる)
と、高飛車に 油揚げブースへ・・・
道の駅の建物の中の食堂にも 「栃尾油揚げ」のメニューはあるけど この屋台のほうが本場モンぽい。
聞けば、人気は「ねぎ付き油揚げ」らしい。「じゃ、それで、お願いします・・」
灼熱の小さなブースの中で オカーチャンが揚げて
揚げたて油揚げは 油をきるため,しばし 吊るされ
黒Tシャツのお兄ちゃんがカット&トッビング
これが
「名物・The とちおの油揚げ」
やだー! これ おいしいじゃーん!
油揚げと 軽んじて誠に申し訳なかった!!
揚げものってさ、唐揚げ 天ぷら フライ とんかつ 何でも揚げたてが一番だけど この油揚げもまさに
揚げたて勝ち!
衣はサクっつとしていて、油ギトギト感はまったくない。中の豆腐はしっとりして豆腐感がしっかり。ふだん自分がスーパーで買う「油揚げ」とは 全く違う次元の油揚げだった!そして めっちゃ ぶ厚いの。(厚揚げとも違う重量感)
目から鱗がおちたまま、栃尾からスノーピークキャンプ場へ向かう。
よくよく見たら 道の駅だけではなく
国道のあちこちに
「栃尾の油揚げ」の店があって、店頭販売や工場直売 食堂ではけっこう他府県ナンバーの車も入っていた。 アナタ・・・、有名な名物だったのね・・・
そうそう、後日 よく行く近所のスーパー「イオン」や「ヨーカドー」「OKストア」でも油揚げのコーナーには「栃尾の油揚げ」がブランドとして売っていた。
「そーだったのか、 栃尾の油揚げ」←
ケンミンショーのナレーター風に・・・・
すぐに「スノーピークキャンプ場」に着いてしまった。
ネットでよく見るアングル
エントランスの草原には
ヘラ鹿のファミリーもいるよ(※本物ではありませんのでエサを与えないでください)
聞きしに勝るすばらしい 充実の施設
ホテルのフロントのような受付とショップ
絵に描いたような 自然設計のフィールド
受付のお兄さん お姉さんもキビキビと気持ちよく
キャンプ場というより アミューズメントパークのよう。
バイクと1人で一泊1500円。
明後日の長岡を考えて二泊でチェックインした。JAF割引で2700円。
とりあえず テント張って さっさと近場を走ろう。
日曜日に着いたせいかファミキャン・グルキャン・BBQ勢がたくさんいて いたたまれなかったので・・・
キャンプ場の詳細は また後でね
燕・三条
ストックバスターズ
燕・三条市と言えば 日本で一番の家庭用品工業の町。鍋や金属食器などの台所用品や厨房機器の中枢。
アタシも仕事柄 取引先が多い地域。
日ごろキャンパーのみなさんがお世話になっている
スノーピークや
ユニフレーム キャプテンスタッグ(←うちらの業界ではパー金と呼んでいる)もこの辺りに 本社があるメーカーさん。
その工業団地の 一角に「ストックバスターズ」はあった。
偶然 見つけた店なのだが、 この辺りにある各メーカーのアウトレットショップ。
鍋とか カップとか刃物、 家庭用品や厨房機器、アウトドア用品がところせましと並んでいます。
キャンプ用品も ホームセンターより安い!工場直売価格!
しかし バイクでは買うものが制限されるのが悲しいところ
チタンの中華鍋と 分厚いアルミ寸胴鍋が欲しかったけど、もちろんそんなデカイものは持って帰れないので、
ちょっとカッコイイバターナイフと銅製のタンブラーだけ買った。
そして 宛てもなくフラフラ走っていると
「分水資料館こちら」
「分水資料館まであと2km」とか案内板が目についた。
大河津分水資料館
入場も無料なので、入ってみた。
そもそも「分水って何?」
日曜だけど、館の中は閑散としていてアタシの他は3組の家族連れがいるだけ。
受付のオバチャンは「ようこそいらしゃーいませー」と久しぶりに来たカモにうれしそう。
中には立派なスクリーンやジオラマで「分水」の説明があった
分水って、ここらで大きくなって多くなりすぎた
信濃川の水を水路を作って海に逃がす。と、言うことだった。
確かに 地図で見ると信濃川はここまでは 大きく雄大な川なのに ここから新潟の河口までは急に細い川になっている。
資料館のモニターで語りべとなっているおじいさんの言うことにゃ、
昔から 信濃川は水量の豊かな川。上流の山は雨が多く 下流の新潟平野は海抜の低い平らな土地柄のため 3~4年に一度は
川が氾濫して大きな被害をもたらしていたいたらしい。
江戸時代から大正~明治にかけて
のべ1千万人(当時の人口が4千万人)が携わる 大工事のすえに完成。
大河津分水とは約10kmの 人間が作った河だったのだ。
水路の景色
いい社会科見学をした。
アタシは翌日 信濃川に沿って走ることになるけど、この時信濃川のスケールが 思っていたより小さくなっていてもガッカリするこはなくなっとくの上で走れるね。
大河津分水から 弥彦村へ。
弥彦村って聞いたことある。有名なところ?
弥彦神社の大鳥居
一番上の「弥彦神社」と書いてある額だけで 畳12畳、でかッ
酒呑童子だって
童子はお酒呑んじゃだめでしょ
弥彦神社 鳥居の前
弥彦神社は
「パワースポット」として有名だけど、ポケモンも「
ポケストップ」もたくさんあって、境内に10か所くらいポケストップがあった。たくんさん人がスマホ片手に歩いていた
本殿
本殿アップ
燕市の「坑州飯店」
ここまで来たら はずしちゃならない ご当地ラーメン
燕 三条系ラーメンは
新潟4大ラーメンの筆頭、背油 濃厚醤油 煮干し系 麺は極太。
なんとか大賞をもらったらしい
ぎょうざも頼んだ(オヤジか・・・)
でかいぎょうざでボリュームはあるが 普通のぎょうざだった。
ラーメンは見ため ギトギトぽいいが 食べるとアッサリしているミラクル。しかもラーメンにあるまじきこのぶっとい麺。キライじゃないですぅ
ラーメンは800円。 ぎょうざは400円。
キャンプ場に戻ったのは PM7:00ごろ。
バイクで20分くらいのところに 「いい湯らてい」という温泉があって、スノピのカウンターで割引券がもらえるのだけど、
今日は温泉には寄らず キャンプ場のシャワーで済ませた。
女子のシャワー室は2つ。 水圧もちゃんとあるし せまいけどきれいなシャワー室だった。無料!
日曜の夜なので 来た時よりは だいぶ人は少なくなっていたけど。やっぱ ファミキャンと大人数のグルキャンが多くて、ソロキャンは私だけ。
子供がはしゃぎ、みんなで歌い、音楽かけ 豪華で立派なテントにBBQの肉の匂い。
ここでのバイク ソロキャンはすごい浮いている感じ・・圧倒的アウェイ感だった場所間違っちゃたかなーと 後悔・・・
でも10:00も過ぎれば静かになって、星や 天の川もきれい 夜のトイレも全然怖くないし、一長一短だね。
本日の走行141km。
明日は信濃川を下って 海へ出よう