浦幌森林公園キャンプ場

ÅみなみかぜÅ

2024年09月04日 10:32



浦幌森林公園キャンプ場は、ほんとに北海道へ行くたびに使うキャンプ場だ。特に何が良いと言う特筆ところはないのだけど、すごく居心地が良い。
初めての浦幌は1990年代前半だったかな、道東スーパー林道に一番近いキャンプ場だった。「明日は道東スーパー林道を走破する!」と言う志しを持ちバンガロー(当時は1000円)があったのでテントの撤収などに時間が取られず済むのでうってつけだった。
まだ当時はこんな大きな公園ではなくバンガロー一棟とその周りの芝生だけの小さなキャンプ場で、管理人さんに「明日道東スーパー林道を走る」と宣言したら、関係者しか持っていない林業者負けの林道地図をコピーしてくれた。



当時のバイクの師匠が
「日本のスーパーとつく林道は全て走破した」
と言う一言にあこがれて、私も北海道に来たからには道東スーパー林道の走破は必須だった。

無事に60キロ走破したけど、当時は長いと言う事以外はそれほど難しい林道ではなかった、
今は道が荒れて、土砂崩れ、倒木、崩落など
通行止めになっていた。




留真温泉側からの入口まで行ったが、走る勇気はもうない。若い時は怖いもの知らずだったんだなぁと思う。





留真温泉は施設がすごくキレイになっていた。

実は浦幌の[健康の湯]が閉鎖になってしまい、浦幌キャンプ場でも一番近くのお風呂と言う事で浦幌の町の人たちで結構繁盛していた。

話を浦幌キャンプ場に戻すと、
まぁ、とにかくよく寄るキャンプ場。受付が遅くまで受け付けてくれるのも便利。市営の公共施設なので
トイレは水洗、町から依頼された近所の人が毎朝施設の掃除に来てくれるので常に整っている。夜間も照明があるので怖くないしあっち系の怖いやつの気配もない。芝生は完璧。
野趣溢れたと言うよりは完全なファミリーキャンプ場です。でも割にいつも空いているのでガチャガチャしていない。
 
帯広までは約50キロ片道1時間だけど、通い慣れるとそれほど遠くに感じない。


うさぎ小屋がある。
今朝もおじさんがうさぎのご飯を運んでいたので一緒についていった。


うさぎは(同世代の人はご存知、プレイボーイのロゴにもあるように)とても繁殖力が強く、どんどん増えてしまうらしい。ここでも『うさぎあげます」の張り紙があった。

昨夜はライダー3組とファミリーキャンプが一組だった、
チェックアウトは11:00なので、今回もギリギリまで居座り、わたしがチェックアウトする時はもうみんないなかった。
受付のおばさんに札を返却して挨拶して私も帰る。

整然としただだっ広い公園に(多分東京ドーム3個分ぐらい)他のお客さんは1人もいない、車一台もいない、いつ来るかもわからない、なのに管理の人がそこにポツンといるのがうら淋しく感じる。私営だったら適当に畑仕事でもするのだろうが公営なので、ちゃんとそこに居なければならない。
穂別から二風谷の道道の工事現場でも
ほんとに30kmの間2台しかすれ違わないような寂れた道路工事のために誘導の人が立っていた。
何十分もの間、たった一台のバイクを誘導するためにスマホゲームもせずにそこに立ち続けて任務をまっとうする。

北海道は観光が盛んで、最近はインバウンドも復活してずいぶん賑やかになったけど、
ところどころ、そんな寂しいところがたくさんある。








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