小豆島、「ふるさとふるさと村キャンプ場」 より
今日は移動なので、 テントを乾かす間 ここのキャンプ場をご紹介。
オートキャンプ ファミリーキャンプ、 バイク チャリ グルキャン BBQ、
オールマイティに対応する 施設です。 サイトもテントサイトから シャワー付きサイト キャビン、トレーラーハウスなど多彩です
トイレ外観 キレイです。 照明は つけっぱなしもオートも消灯も選択できます
コインシャワーもあります
5分100円で24時間利用可。
キャンプ場利用の場合 車で5分の国民宿舎(同列経営)で150円で温泉が利用できますよ。
コインランドリーもあるし
トイレは水洗。清掃が行き届いています
炊事棟は ごく普通。 炉もあります
ビール自販機あります。35缶310円 ロング缶390円
テントも乾いて 撤収完了
今日は 晴れて、サイトから 瀬戸内の海ごしに淡路島が見られます
このキャンプ場 よかった! 朝に サイトまでゴミを取りにきてくれるんですよ~ カラス対策と言うけど ありがたいです。
高規格キャンプ場とはちがうけど何でもちゃんとしていて基本的なキャンプ場、ここで文句があるヤツはキャンブやめちまえって、感じ
バイクと一人で840円です。
チェックアウトの時、係りのお兄ちゃんに 昨日訪れた 「波切不動明王」の写真を見せて話をしたら、
兄「パワースポット っていうなら【西の滝】に行くといいよ」
み「それ、地図にないなぁ~、どこなの?」
兄 観光マップをくれて「ここだよ、ここからなら20分くらいかな、マイクロバスも入るところだからバイクも行けるよ」
⇒のところです。
兄「すごいからさ、どーわぁーって。」
み「何がドワァーってすごいのー?景色とか」
兄「うん、まぁそれも・・・」
み「気とかー?」
兄「とにかく どわーっって」
よくわからないけど、この抽象的な表現の真意を確かめるべく 寄ってみよ、
フェリーまでの通り道だし
R436の宅急便の営業所の手前が「西の滝」への入り口。
ついでにこの宅急便から やっぱり今回も使わなかったシュラフ、鍋、フライパン お土産を送ることにしました。
林道を途中まで 上がっただけで、この景色。
宅急便の入り口から ほぼ一本道だけど、 この看板で左に入ります。ここからが急坂の九十九折、路面も荒れて狭いので注意して、ゆっくり進んで下さい。
西の滝は 小豆島八十八か所巡りの42番の札所でした。竜水寺とも言うらしい。
奇岩に囲まれたお堂、アタシ好みのロケーション
岩にめり込むような 柳谷観音。
今にも 崩れそうな岩の下だけど、この岩は淡路神戸大震災の時にも 石の一つも落ちなかったんだって
私がここに着いたときから、気さくに声をかけてくれて いろいろ案内や説明をしてくれました。住職の奥さんか、
お接待の係りの方か。
この ヒモで弘法大師さんに繋がるそうだ。
「どうぞ、手に取ってお願いごとを」と、すすめられました
なんでもここは 昔 龍が住んでいて、悪さをしては村人を困らせていたそうな、そこで弘法大師さんが 龍を諭して ここに閉じ込めて守り神になったんだって。
ここに 龍が閉じ込められています、
「開けたことあるの?」
と聞いたら、「龍が出てきたら困るので・・・」「ですよね~」
護摩堂からの景色。 エンジェルロードを経て 高松市街がみえます。
護摩堂の中も案内してもらえた。護摩を焚くとその煙が生きてるような龍のかたちになることもあるらしい。
なんでも「ここの住職が 護摩を焚くのが好きで…、アラ こんなこと言ったら怒られちゃうわウフフ」なんて茶目っ気たっぷりに案内してくれて、
「そもそも 護摩って、何ですか?無知ですみません」と、言う愚問にも親切に教えてくれた。
なぜ ここが 滝がないのに[西の滝]って、いうのかって聞いたら。
明治時代の政策で「廃仏棄釈」(廃仏毀釈とも書くらしい)と、いうのがあって。お寺を閉じなくてはいけないことになり 名前を西の滝にしたらしい。
宗教的にも 歴史的にも かなり複雑な大人の事情らしく ちゃんとは理解できなかったけど。
ま、ここには滝がありませんので…
アタシが見学している間にも 若者4人組が 滝はどこですかー?って探しに来ていた。
奥さんが
「今、冷たい麦茶を・・」とおっしゃるので「暑い中 ご丁寧にご案内や説明もいただいて、この上とんでもない・・」
と辞退したら、(関東人の良くも悪くもある慣習です、)
「お接待ですから」と言われ、なるほどこれが お接待かと納得して いただくことにした。
巡礼のお接待のマナーとして 「お接待は基本的にはお断りせずにこころよくお受けする」といのがあるらしい、関東人や東北人は「遠慮が美徳」みたいな慣習があるので タダで誰かに施しを受けることに 慣れていないんだ。
階段の先に 瀬戸内海
ここに来て良かった。 キャンプ場のお兄ちゃんに お礼いわなきゃ。
兄「行ってよかったらSNSにあげてね」
って言ってので お約束どおり、書いたよー、見てるー?
土庄町でオシャレなお店を見つけた。
セトウチ島メシ屋
「ひしお丼」をもう一度食べたかったけど、土庄町側には あまり「ひしお丼」のお店がなかった
古民家を改造した ステキなお店「セトウチ島メシ屋」
メニューや内装にこだわりを感じます
テラス席もある。
4種のおかずをショーケースから選びます
小豆島のハモとか、そうめんのフシ(島内で出回っているそうめんの製造工程で出る そうめんの端っこ)など、島の地のものを活かしたお料理がいろいろ
エンジェルロードに来てみたら、一番潮の少ない時間で、(いや、もともとそこを狙って来たのだけどね)細くて繊細な白い砂の道をイメージしてきたけど、けっこう ぶっとい砂浜が丸出しで
エンジェルロードってゆーか、お相撲さんロードじゃね?ってぐらい 普通の砂浜だった。
見に行く時は 干潮より少しずれた時間帯がきれいかもね
ご丁寧にポストまでエンジェルだった、↑これを見てアラレちゃんを思い出すでしょ
さぁ、フェリーで 四国に渡りましょうか・・・・
と、 ここで 一人のバックパッカーとすれ違ったときに気付いた・・
あれっ? アタシ ディパックを背負ってない・・・?
いつから?いつからだろう?と焦って考えるけど、思いつかない。
実は キャンツー中にディパックだけ忘れてくる、と言うは初めてではない。
過去にも何回かある 常習者である。
とりあえず さっきのエンジェルロード、セトウチ島メシ屋、と順に巡る、が…ない。
だいぶ離れてしまうが やはり 西の滝だ。
最後に石段で写真を撮った時に 肩から下ろした記憶がある。
かくして、30分ほどかけて戻ったら、やはり石段の所に そのままあった。
そんな訳で2時間遅くなったけど 無事に高松行きのフェリーに乗船。
ま、フェリーに乗る前に気付いて良かった!
誰かに持っていかれずに良かった!
ってことで、
ヌケているようで、最悪の事態を回避する才能!さすがアタシ♪
姫路~小豆島のフェリーより 一回り大きいし、乗船客もたくさんいた
さらば、小豆島!
あぁ、でも イイトコだらけで思っていたより大きくて全然回りきれなかった、また来よう。
大小さまざま島の影が
そして 高松
あっという間についてしまったけど、フェリーから降りるときは いつもワクワクする
早速 高松フェリー港から近くの「うどんバカ一代」へ
超 人気店。駐車場は付近5か所に完備
平日の夕方だけど 列ができるほど並んでます
ここ 釜バターうどんの発祥の店なんだって
これが
釜揚げうどんにバター 玉子 コショウ
それから30分走って 2年前にもお世話になった「橘の丘総合運動公園キャンプ場」
ここが また素晴らしいキャンプ場なんだ、施設も充実、管理人さんも親切で優しい。温泉が徒歩圏内にあるし、しかも無料!
設備は2年前のこちらの記事を
この日は私を含めて3組だけだった。
テントは設営完了。これからだと もう遠くへは走りには行けないなので
TMですぐ行けるよさげなところを探すと、
あった、あった、ここから2~30分の所に絶景のスカイライン、五色台スカイライン。
まぁ スカイラインと、名の付く所にハズレはないでしょ
五色台への 途中の道で既にこの絶景。
夕日に映える 瀬戸大橋
五色台、休暇村の駐車場です
この景色を見たら、「あぁデイパックを忘れてよかった!」と思ったよ、だって 予定通り時間の早いフェリーに乗っていたら、もうちょっと 足を伸ばして温泉とかうどんとかに走ったに違いないもの
今日 走った軌跡 グーグルマップ
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