五十路女のバイクとキャンプと

　
すみません(^_^;)、　客寄せのため　作為的な誤字をしました。





今回は　埼玉県　秩父です。ほんとに今年の９月は晴れ間がないねぇ・・・
秩父は隣の県だけど、圏央道からも関越道からも少し離れていて 近いようでなかなか足を運ばないゾーン。最後に行ったのは20年位前になるかも？








秩父と言えばわらじカツ丼。
カツ丼ハンターとして 隣接県の名物をスルーしては いけないよね。
秩父のＢ級グルメの筆頭、「安田屋」さん、このカツ２枚バージョンで８５０円




けして　豪華とは言えないたたずまい。




着いたのは１２：３０ごろ。平日だけどすでに２０人ほどの行列。




人が並んでなければ　気付かないほど地味な場所にあります。
カツは甘しょっぱいタレで玉子でとじていない　「新潟カツ丼」タイプ。名前の通りデカイけど薄い（厚さが）。






ここ安田屋のある　小鹿野町（おがのまち）は秩父市の隣、共用井戸があるようなひなびた町です。
　




日本で有一　「バイクで町興し」を掲げて、レディースライダー宿や




ライダーレッスンなど　開催してます






町のロゴも　バイクをモチーフにした「オガノ」の文字



レスキューバイクも２台ありました。


町の中にはバイクの専用駐車場も。








「バイクの森」というミュージアムもあるらしいのだが　長期閉館中。やっぱライダーは金を落とさないから　「バイクで町興し」は苦しいのかも。





町には「バイクで町興し」に協賛した飲食店もいくつかあって、ライダーならば割引や特典もあり、

秩父源次郎ワインも協賛店


 




 
このタンクから　直接買えるのかと思ったら、ワインは奥の売店で売っていた。




秩父といえばアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」　略して「あの花」の舞台で有名。
　
何年か前に深夜ＴＶでやっていたアニメで、　数年前に亡くなった少女が幽霊のように現れる友情と結束がテーマのお話。

たまたま　つけたテレビで見てハマリ、最終回は感動でむせび泣いた。

そのアニメが　秩父市内を細部にわたって忠実に町並みを描写していて、商店街や看板・自販機・ホテル　駅　お寺など　そのものが実際の風景と変わらず描かれているのがおもしろかった。

当時は　「あの花」ファンの中で巡礼と称して　この秩父の町を巡るのがちょっとした観光ブームだった。（秩父にはもともと３４観音巡礼という正式な巡礼があります）
　

 
これが「あの花」で象徴的な　旧秩父橋




アタシも同じアングルで一枚




 

なんのタイミングか　同じ写真の　橋の橋脚とワイヤーがグニャリと曲がった写真、これ怖い事じゃないでしょうね？

 



小鹿野から大滝温泉の間に林道御岳山線がある。
「バイク旅行」という雑誌で紹介されていた　総長１４ｋｍの絶景林道　って事で前から来たかったんだ。
ここが起点　


　
勇んで突入したものの、ここ連日の雨のせいで　序盤は　ガレガレで急こう配の登り坂、上がれば上がるほど　霧が濃くなってきた。
こんなところでコケたら　絶対に起こせない、と　ヒヤヒヤのビビリで進む。どんどん霧が濃くなって　戻りたくなったけど　Ｕターンポイントが見つからないまま、濃い霧のせいで絶景も拝めず　もー早く終点についてくれーと弱気の極みだった。




 
晴れていればこの絶景だったらしい。

 
ヘタレの極みでやっと　終点。後半はわりに走りやすいフラットダートだった。今度は晴れたときに来よう。２回目ならもう少し余裕で走れるかな？








 
Ｒ１４０にある　「大滝食堂」




バイク弁当って？


 

ノーマル⇒ボアアップ⇒Ｒバージョン⇒フルチューンだって 、でも　このお店も長期閉店中だった。





関東屈指のパワースポット「三峯神社」
Ｒ１４０からけっこう奥に入る　相当な山奥にある。
公共交通機関ならば　ローカル線の終着駅からさらにバスで１時間。
でもすごい人気スポットなので　土日ともなれば　相当渋滞するらしく、「この先渋滞します、トイレはここで」みたいな案内が道沿いにいくつもあった。
この日は平日のもう夕方なので渋滞はなく　駐車場も閑散としていた、観光バスが何台か入っていた


立派な楼門 、比較の人間がいないけど　すごく大きいのだ




日本中でも相当めずらしい「三つ鳥居」、ここの　狛犬は犬じゃなくて「狼」なんだよ、かっこいい！


 

境内では「ポケモン禁止」　時代だな～



 





かっこいい　狼もよだれかけをされて　バツが悪そうだった、（ヨダレかけじゃなくて正式名称があるのかな？） 




恋愛成就に絶対的な　パワーの夫婦杉だぞ、



 




青銅の鳥居 



 
極彩色の本殿　こりゃみごとだ！




 
こーゆー屋根の端っこのアングルが好き




 
樹齢８００年の杉の木が「御神木」　三回　深呼吸をしてから触れると　あらゆる願いが叶うって。
人間の欲で木肌が削られてます・・・ごめんね　杉の木。





「日本武」（やまとたける）の銅像、３～４ｍくらいある大きいの、日本の創始者のわりには　気さくな感じで　片手を揚げて「やぁ」と言ってるようだ。
日本屈指のパワースポットで、「どんな鈍感さんもビンビンそのパワーを感じます」というふれこみだったけど、あまりビンビン来なかった・・・。　私は鈍感以下なのかもしれない・・・。

 


秩父市内に戻って、もう一か所パワースポットめぐり 「秩父今宮神社」
三峯神社よりスケールはだいぶ小さいけど


木の洞に　観音様


 


龍を従えて　美しい佇まい。
 


御神木は　樹齢１０００年のケヤキ。こんな立派なケヤキ　初めて見た。
 



周囲９ｍ　の貫禄、まさに神々しい。
この木のどこかに　ハート型の洞があって　それを携帯の待ち受け画面にするとイイことがあるらしいのだけど、この時点でもう夕方６：３０過ぎて暗くなり　見つけられなかった。
 


 　この「清龍の滝」　ってのが　ものすごいらしく、これでお金を洗うと１万倍にあるんだって、１００円が１００万円！
指輪や貴金属も洗うと浄化されます、とのこと　洗い用のザルも完備。
お風呂に一滴入れるだけで　身も心も浄化されるって！

ほんとに万倍になるかどうかは別として　名水１００選に選ばれた水なのです。秩父　武甲山の伏流水なのです。味は確かにまろやか～でした。
三峯神社よりマイナーだけど、こっちのほうが　おまじない的なものがいろいろあって好きかも


秩父　最後は定食や「悦楽苑」　←別にヤラシイ店ではない・・
ツーリングマップで紹介　されていてデカ盛りで有名な店



個人経営のラーメン　定食のお店で、御主人が　バイクと釣りを愛する人らしい。

店の一角　ビンテージなホンダＦ３とか　たくさんの釣り道具が飾られてあった。
店内ポスターもバイクや釣りばかり。

 


 ここはミソラーメンの　もやしの盛りが有名で、普通のみそラーメンがこれくらい、６５０円


大盛りは１００円増しでもやしの高さ２０ｃｍになるらしい。
大盛りに挑戦したかったが、昼のわらじカツがまだ消化してないので、大盛りはやめた。
　
でも普通盛りのモヤシも　密度が濃くてさすがのアタシも「これはヤバイかも・・・」という　限界の手前までいったが、意地でなんとか完食、大盛りにしなぃでホント　良かった！



（参考画像　ミソラーメン大盛り）


ここは　トンカツや　チャーハンの大盛りもすごいらしいよ。その筋の方、是非チャレンジしてみてね。 
　
お店のオッチャンはガラガラ声で気さくないい方だった


ギリギリ完食。


すっかり遅くなった。
帰りは　どうしても正丸トンネルを越えなければいけない。
ここが怖い　トンネルで　その手の話が盛りだくさん。
アタシが怖い　関東の３大トンネル！（鎌倉の小坪トンネル　秦野の善波トンネル　秩父の正丸トンネル）


 

これは行きに撮った写真だから　明るいけど、帰りは真っ暗でトンネル延長１９００ｍ。
前後に他の車はなくて　対向車も３台だけだった、　ここでヤツらに出てこられて　壁ドンでもされたらと想像してしまい、ダメダメと他の事を考えながら走るよう努めた。
トンネルの　中ほどで　何もない数百ｍ先を白いモノが横切った　動物だろうか？　その地点まで行くと動物も人間もいない、（当たり前だけど・・）。目をつぶって走るわけにもいかず　息を止めて出口に向かった。

何もいなかったけど、怖かったー！
トンネルじゃなくて　峠道のほうはもっとヤバイらしい、みなさんお気をつけて・・・・。夜の８；００には　すっかり車がいなくなるからね。