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2019年08月27日

北海道1993年 クロニクル

北海道1993年 クロニクル


※(先に言っておくけど、自分的にやけに盛り上がってしまい、スゴイ長文になっちゃいましたテヘッ 読んでくれるみなさんにおかれましては
律儀にイッキに読もうとはせず何回かに分けて読んでくださいねにっこり

今年も うまく長期休暇の取得に成功したあはは

‘92年のロングツーリング体験を職場でも、おもしろがっている向きがあり「今年も行くのか?」なんて、行くのが当然の赴きで休みがとれた。  



北海道1993年 クロニクル


さぁ! 1993年北海道のはじまり!
 
北海道1993年 クロニクル



自宅にて おばあちゃんとお母さんの見送りを受けて町田を出発。

やっぱりこの期に及んでも まだ、ほんとに今年も無事に走りきれるのだろうかと、少し弱気になりもする。

狩場のICで、発券のおじさんが私の荷物を見て、「どこまで行くんだ?」と聞いた。

「北海道!」と答えたら、

「おおっ!がんばれ!」

「うん!がんばる!」と勇気をもらったにんまり

そうだった。きっと 今年も私の北海道にはきっと こーゆー事がイッパイあるのだにっこり








釧路着 

今年も ここ 池田の まきばの家 いきがいの丘から はじめよう。私は今日から40日間 私のためだけに生きるのだニコッ


北海道1993年 クロニクル


今年も 天気が悪くて、曇り・霧で寒いけど

もう 北海道の悪天候には慣れたもので さしてガッカリもしない雨




ここ、まきばの家には 自分で沸かす 五右衛門風呂があって、

管理人のおじさんが薪をくべたりするのを手伝ってくれた温泉

一泊するともらえるステッカー、今年で2枚目ちょき

北海道1993年 クロニクル


夜は、栃木のXLRさんとCBさんも 加わって、4人で飲みながら、色々語りあかした。

4人で 2連泊した。


山口のGPZ900の田中さん
宮城のハーレー、武山さん。

武山さんは 夜に着いて挨拶だけして寝てしまったので お話したのは翌朝

そんな風に それそれのスタンスで一人になったり 仲間になったりするのが キャンプのいいところフフフ


北海道1993年 クロニクル



十勝平野 あちらこちら走り回る。

どこを走っても、どの道でも地平線が広くて 空が広い。大好き

北海道1993年 クロニクル


然別湖や糠平湖を走る、 糠平湖で地元の「牛飼い」の青年と知り合い、「帯広の牧場に牛を見に来て!」と誘ってくれた。

然別湖のキャンプ場では四国のフェザーと水戸のXLRがお酒に誘ってくれた。

霧と寒さで町まで買い出しに行くのが おっくうだったので助かったあはは



北海道1993年 クロニクル

ごちそうさまでしたビール

そのままトムラウシを目指すつもりだったけど、相変わらずの雨・霧雨 寒さで 今日はあきらめたガーン

狩勝を越えて、金山湖キャンプ場へ。 あそこなら暖かい温泉があるし温泉

しかし、なんだかキャンプ場内はワラワラしていて 聞けば「明日、由紀さおり姉妹のコンサートが中央ステージであるらしいガーン

ファミリーキャンパーだらけになり、囲まれちゃった。

朝は ファミリーキャンパーの子供たちが私のテントを取り囲み「なんだろう?これ」(ツーリングテントが小さいので テントとして認識されていないらしい)
 
などと 話しているのでテントのファスナーを開けて ぬっと出たら 「キャーっ!」と逃げて行った・・・あはは


R237で 日高を越えて占冠 R234(今年開通!)で穂別。

丁未風致キャンプ場に着いた。(このキャンプ場 今はないらしい・・ウワーン


あまりに人が少なく、ご夫婦1組しかいなかった。
ちょっとさみしいな、他に移ろうかなと、思いつつ うろうろしていると、 ダンナさんが、

「張るなら ここに張りなさーい、寂しいからさ」と、呼びかけてくれた。

そのうち FZRに乗った 自称おまわりさんも着いた

北海道1993年 クロニクル

ここで、会った藤塚夫妻には、ホントにお世話になったハート

夕食のジンギスカンに呼んでくれて ビールやお菓子 味噌汁をご馳走してくれたにんまり

翌朝も呼んでくれて、朝ごはんをごちそうしてくれた。野菜炒め 目玉焼き、唐揚げ、うどん、ごはん 浅漬け!

思いがけず、超スゴイ豪華な朝ご飯になったビックリ

しかも お昼用にと おにぎりまで持たせてくれたのだ! 神か!?

丁未風致を出て、あちらこちらフラフラと走り、芦別に着いた。

ここは温泉が併設されているし どこからのアクセスもいいので行先に迷うと 寄るキャンプ場。 

北海道1993年 クロニクル


北海道1993年 クロニクル

ここでも、地元のおっちゃんがフラフラと キャンプ場を散策していて、話しかけてきた。

少し話して、しばらくするとまた やってきた。会うのが2回目なら もう知り合いだニコニコ

お茶も入れてあげて、小1時間ほど 話していった。「明日は うちに寄ってけ」と5回くらい 連発していたにっこり

ほんとに こっちの人はそれが口ぐせなのか、「うち寄ってけ」っと言ってくれる。ハート






美瑛についた。やっぱり 美瑛が一番好き。どこをどう走っても絵になる。


このロケーションなので、素人が撮ってもまるでポストカードのようないい写真が録れる


北海道1993年 クロニクル

ほんとに 美瑛はどこを走っても素晴らしい。

今でこそ 北海道イチの観光名所だけど、 このころはまだ ガイドマップにチラホラ程度で 観光バスも
いない訳ではないけど、ちょっと穴場的なスポット。 美瑛の街も まだできたばかりだった。 

車も建物も今より 少なくて、

少し国道を外れて 道道や農道に入れば たちまち自分だけのスゴイ景色が見つけることができた。

こんなに 広くて美しい景色に 私とセローだけがいて

空が 広くて青すぎて。 風の声だけが澄んで聞こえる。

こんな すごい景色、至極の喜び。

バイクに乗っていてよかったーっあはは

北海道に来てヨカッターあはは

北海道1993年 クロニクル

美瑛の「新栄の丘」にて、偶然 同じセロー 同じ年頃の女子3人が居合わせたニコニコ

八王子の完山さん。
花巻市の佐藤さん

北海道1993年 クロニクル


北海道1993年 クロニクル

同じバイク・北海道ツーリング・女子 これだけの共通項で 充分。 姉妹みたいな気持ちになっちゃうにっこり 


北海道1993年 クロニクル






そして 鳥沼へ

今年の 富良野のへそ祭りに合わせて サル(こと井上カツオ、‘92年クロニクル参照))と鳥沼で会うことになっていた。

ヤツのテントは見つけたが、聞けば外出中とのこと、結局 一年ぶりに再会したのは へそ祭りの会場でだった。



北海道1993年 クロニクル

鳥沼では3泊した。

サルは すでに超連泊グループ(当時の言葉では良くも悪くも「ヌシ」と呼んでいた)の常連だったので

ここでは別々となり、

そこに居合わせた、ブロスの村山くん
福岡のスケベ 大原さん
DT125 佐藤さん
大阪 KLXまどかちゃん
 

北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル


このメンバーで ほんとによく飲んだ~



北海道1993年 クロニクル

このメンバーも3~4日で三々五々と散っていく。

3日目はまどかちゃんと走り、富良野に買い物。 まどかちゃんは今日 日の出に移るという。

「一緒に行こう」と熱心に誘ってくれたけど、やんわり断る。それでも誘われて 「なら 日の出まで見送りしましょう」と並走した。

私も4日めにサルに 「今日 ここを出るよ」って 言って、私のテントに居ついていた 猫の親子 (仔猫の名前はフラノとビエイ)を託す。




北海道1993年 クロニクル

北海道1993年 クロニクル


二人の別れが湿っぽくならないように

最後は やはりコナカのポーズでキメたあはは

北海道1993年 クロニクル




ピンクの星オロロンラインは いい!ピンクの星

すごくいい!ドキッ このひびきもいいし 右に原野 左に海が浮かぶ利尻富士 909号という 字づらすらかっこいいドキッ



北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル


利尻に渡るか礼文に渡るか 迷うところだ。

今日は 美深でキャンプして 明日 決めよう。

久しぶりに 晴れた。 昨夜はお話ししなかったけど、隣に張った ジュベルのさとみちゃんは もともと 奈良県に住んでいたけど、
北海道に魅せられ中標津に移住したんだって。そして こうしてバイクで周っているらいしい。

「礼文で会えるといいね」って別れた。

天気がいいので 洗濯がてら美深に連泊。荷物がないので 気軽に朱鞠内湖や名寄 士別を走った。

ここで お父さんと小学生の親子タンデムに会った。 カッコイイ!少し話してわかれたけど、このあと20日後にまた違うキャンプ場で再会することになる。

翌朝、礼文に渡るつもりだったけど

あまりにも晴天晴れ!すごい晴天晴れ! 

サロベツ原野も宮ノ台展望台と辺りをユルユルと走る。

今日 オロロンから見る利尻富士の夕日はさぞかし素晴らしいだろう・・と思いついたので 結局今日も利尻・礼文には渡らず

兜沼キャンプ場にテントを張ったドームテント

 
オロロンの夕日は想像以上に美しく、 サロベツ原野のキャンプは想像以上に風が冷たくふきすさび、そして満月の美しい夜だった
 

北海道1993年 クロニクル

「ヌシ」化しつつある 愛知県のBAJAの山田さん、昨晩お酒に誘ってくれた。



やはり 日本100名山の 利尻富士を見たいので、敢えて対岸の礼文にしよう 


北海道1993年 クロニクル


稚内 フェリーターミナル

北海道1993年 クロニクル



フェリーの船内で早速 ライダー仲間ができた

ゼファー1100 湯河原の 中村さん
ゼファー400 八幡浜の清水さん



北海道1993年 クロニクル




北海道1993年 クロニクル





北海道1993年 クロニクル

礼文島! とうとう ここまでキターッ!あははグー




さっそく フェリーで会った ゼファー二人と
九種湖にそれぞれテントを張って3人でスカイ岬へ、 漢字では澄海岬と書く ステキでしょチュッ



北海道1993年 クロニクル


それから 「桃岩」 礼文の一番名所。


ここのユースホステルは、有名だよね
なんでもここのユースに泊まって 「桃岩 愛の八時間コース」を歩くと 必ず愛が芽生えるという いい伝えハート



北海道1993年 クロニクル

ね、桃の形でしょりんご


おお、 利尻富士が 海の上の雲海に 浮かんでいる,美しい山だねぇ山



北海道1993年 クロニクル

3人で海岸におりて、小さなまき貝を拾った、 今晩のおかずに煮つけにしよう


北海道1993年 クロニクル


アウトライダーに投稿したいほどいい写真ニコニコ

実際に ゼファー400のほうの清水さんは 写真がすごく上手で、「OUT RIDER」で受賞したり 地域特配員になったりしていた


北海道1993年 クロニクル


九種湖キャンプ場に戻ると 兜沼にいたカップルライダーが張っていて 合流して5人で飲んだ。

ここ、近くに温泉温泉もあるのよ。ニコッ

翌日はスズキDRの静岡の望月さんが加わる。

人懐こくて、青いキャップがカッコイイ チョー元気娘!

(実は、彼女の影響で 私も 本道に戻り、旭川ですぐにキャップを買ったテヘッ


4人で桃岩 猫岩 地蔵岩 礼文林道 スコトン岬 トド岩へ 船泊で
うに丼!

礼文は端から端まで20kmもない小さな島なので あちこち周ったように 書いたけど、半日かからないくらいです。 
にっこり




アウトライダーの特別賞 決定でしょう


北海道1993年 クロニクル

4人で飲むはずだったけど、 最北の島の北風は厳しくて酒宴は中止えーん


8月5日

礼文を発つ。

昨夜の強風で 気づかなかったけど、九種湖キャンプ場に美深で会ったさとみちゃんがいた。
挨拶して 九種湖を出た。




北海道1993年 クロニクル




稚内のフェリーターミナルでゼファー2台の二人と別れた

そして、また 道道909 オロロンラインキラキラ

単調な景色なんだよ。

右は日本海 左は原野 道は真っすぐ、それだけで充分ウィンク
 



初山別(驚くほど短い移動距離だけどねシーッ

今日はここらでキャンプ。

なんか、小学生の集団キャンプだかで たいへんな賑わいだった。「しまったっつ!」と気づいたときは 移動には遅すぎたので・・・・仕方ないガーン 
やはり 場違いなライダーキャンパーがチラホラいたけど。ここで小学生の林間学校に対抗することもない

と、覚悟を決めたころ 小学生や青少年たちがそのチラホラしているキャンパーに 「カレーいりませんかー」と配っていた。

お礼にお菓子をあげるというと、 恥ずかしそうに辞退していた。ニコニコ



昨日はろくに挨拶もしなかったけど、

そこにいたライダーはXLRで川崎市の人だった。 大泉さん。

私好みのイケメンライダードキッ  同じ年だって、それからあちこち走り回っている旅の人。

お酒があれば 昨日酒盛りができたのザンネーンテヘッ



北海道1993年 クロニクル

2日目は 晴天晴れにより連泊決定あはは。絵を描いたり 散歩したり 公園散策。

昨日の子供たちが、わたしの絵を見て 「上手い!すごくうまい!」と集まってきた(ホントはそれほど上手ではない・・)

そのうちその子の親たちが子供たちを迎えに来たのだけどそのうちの一人が 「私も絵が描きたい!」と親に絵具をねだり、買ってもらうことになった。女の子は大喜び。私もうれしいあはは


バイクで付近を走る。川口遺跡とか 菜の花畑とか 北川口展望台 言問の松。

キャンプ場に戻り 日本海に沈む夕日。 どこかの少年と二人で眺めた。



翌朝 8月7日

移動しようと チャッちゃとパッキングして(慣れてきてるので30分でパッキングできるようになっていたニコニコ)さて出発。

って、とこで駐車場で ないわのおやじに声を掛けられ 話こむ。

その話が長くなり1時間30分。 報酬として缶詰2個をくれた

オロロンラインを下る。右にチラチラ 天売島 焼尻島
R239を経て北竜、雨竜 滝川。 キャンプ場を決めかねているうちに陽が落ち 

「こうなれば 芦別だ」と またまた芦別に向かう。温泉あるしね温泉 






旭川で買い出し。(旭川にはICIや秀岳荘がある) キャンプ道具の買い足しとか 望月さんがかぶってたようなキャップとか、

コインランドリーもあるので 久しぶりに手洗いではない洗濯もできたテヘッ



実は旭川界隈は美瑛に負けないくらい ロケーションがすばらしい



北海道1993年 クロニクル




北海道1993年 クロニクル

ま、 モデルさんがいいのかもねテヘッ 

北海道1993年 クロニクル


私がこの写真を撮った時には まだ「メルヘンの丘」なんて 名前はついてなかったんだよーニコニコ

いわば 私はメルヘンの丘の先駆者なのだよシーッエッヘン

北海道1993年 クロニクル



芦別から 網走湖の呼人浦キャンプ場。  ここも無料、だけどやけに居心地のよいキャンプ場で連泊。


去年来た時 景色が見れなった(霧で)幌岩山展望台も 今年は晴れて 北方領土まで見れる。

ダートにも慣れてきたので楽勝で展望台まで上がれた。(当時は展望台までけっこう長いダートだったのだ) 

サロマ湖畔だから 魚介類が豊富

近くのスーパーでは 立派なホタテが1個65円ビックリ

バーナーにそのまま ホタテを乗せる。 ホタテがパンっ!と開いたところで 日本酒としょう油を じゅーっ!

たまらんーっつ!

これだからツーリングはやめられない!!へへん




8月11日 明日 上陸するみどりを迎えに行くため釧路を目指して移動。

北海道中 全道雨、雨である雨雨


釧路港にみどりが無事に着いた船

今考えてみると、携帯もない この時代によく待ち合わせがうまくいくものだな。と感心するへへん


開陽台

みどりとは北海道4回目だけど二人で開陽台に来たのは初めてだ



北海道1993年 クロニクル


美瑛


北海道1993年 クロニクル

足寄 ジャガイモ祭り

北海道1993年 クロニクル

ジャガイモ無料で食べ放題フェスティバルクラッカー


狩勝峠。二人で晴れた狩勝は実にあしかけ4年で 初めてだあはは


北海道1993年 クロニクル


美瑛では 
二人でゆったりと農道を走っていたら、

すごいコンバインが 私たちを追い抜きながら 「乗せてやるぞー、ついてこい!」と・・・・、何々?とついていく。



北海道1993年 クロニクル


この コンバインは3000万もするらしいビックリ

「フェラーリより高いの?!*+★」と驚くと

オーナーの今野さんは自慢げである


北海道1993年 クロニクル

 
フェラーリよりも高い コンバインで
 
ジャガイモ畑を2週づつ乗せてもらった。コンバインがグングン麦を刈ってどんどん脱穀していくのだ。

あはは、そのあと、地元の仲間が 6人ぐらい集まり ドカシーを広げて 酒をもちより宴会みたくなった。

絶景 美瑛の真ん中で酒宴! なんて贅沢なんだ!

「これ食え、」「あれ食え」 「酒飲め」と色々 振る舞ってもらいましたハート

北海道1993年 クロニクル

この辺りの畑のオーナー 今野さん。

「秋にはジャガイモ送ってやるよ」 って言ってくれた。念のため 住所は置いてきたら その年 ほんとにジャガイモを送ってくれたびっくり

母曰く、「あんなに おいしいジャガイモ食べたことない」と、にっこり


北海道1993年 クロニクル


今年も福々水産に寄ったので

例年通り、カニ食べ放題&お土産にカニ2ハイづつ、メロンまで持たせてくれた。

北海道1993年 クロニクル


あからさまにすごい うれしそうでしょあはは


北海道1993年 クロニクル

相変わらず、みどりはキャンプができないので、二人で走る間はペンションや国民宿舎に泊まっていた。

でも!今年のみどりは バンガローなら大丈夫、まで成長していたあはは

ここ浦幌森林公園キャンプ場のバンガローは 去年ガンジと来た時に見つけたのだけど(道東スーパー林道の入口にある)

貸しロッジみたく チョー洒落たログハウスなのに 1泊2000えん!あはは

キャンプ場の隣に 町営温泉「健康湯」もあるし温泉






8月19日


釧路港でみどりを見送る

北海道1993年 クロニクル


出航


北海道1993年 クロニクル


そしてフェリーが離岸して ゆっくりと はなれていく・・・・

(※この景色覚えておいて! 巻末のヤマチャンのくだりに出てくる、ヤマチャン側から見た景色だから・・) 


北海道1993年 クロニクル



さて、ここから 後半戦黄色い星。セローよろしくね。

 釧路でオイル交換した。(出発前に交換してから、上陸以来初めてのオイル交換 ここまで5000kmもオイル交換しなかったー! セローくんごめんねーテヘッ


北海道1993年 クロニクル

ピンクの星後半戦 スタート


釧路を出て、「静内キャンプ場」へ

ここで、あの 朱鞠内湖にいた 親子ライダーと会った。

彼らは「今日が最終日なので」と 予備に持っていた ガソリンの缶詰を私にくれた。


北海道1993年 クロニクル

山形からの 庄司さん親子

「行先は息子に 決めさせるんです。 交差点で 止まってね 「どっち行く」って聞くんですよ」

って、かっこよすぎ!!にっこり 羨ましいぞ!庄司さんの息子!あはは 
 


親子ライダー

北海道1993年 クロニクル





これが 親子タンデム仕様のXLR!

北海道1993年 クロニクル

 

それから また フラフラと予定も泊まるところも決めず走り回り・・・

浮島湿原へ・・・・

ここが 例の怖かったシリーズの キャンプ場・・・おばけ 

ガーン浮島ウキウキランドキャンプ場どくろ


詳しくしりたい人は↓↓へ・・・ガーン

https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e2176367.html

北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル




北海道1993年 クロニクル

その話で1号バンガローの道内在住の岡田さん。

2号バンガローにいた 京都のライダーさんは

受付の時に「2号のライダーさんは 風邪かなにかで 3日も寝込んでいるんだよ」と言うのを聞いていたので

翌朝 おかゆを炊いて 海苔の佃煮ごはんですよと一緒に 差し入れてあげた。

彼は水ぼうそうにかかったみたいだというけど ワタシ的には「こんなに怖いキャンプ場なら 何か違う要因に違いない・・・・・・・・っ」て思ったけど、

あえて言わなかったけど・・・・やべー

でも、それから この旅が終わって 東京も秋っぽくなってきたころ一通のハガキが届いたもみじ01

夕焼け。寂れた廃線のどこかの駅で撮ったら京都ライダーさんの後ろ姿。

「一言お礼が言いたくて 売店のおじさんに無理を言って住所を伺いました」とのこと。

本人とは住所交換はしなかったのだけど、 無料バンガローを借りるときに記入する 記録ノートを見てハガキをくれたらしい。

これも なんか 旅のおまけ的なうれしいハガキだったキラキラ





あぁ、昨日は怖かった・・・・といそいそと、 数日前に行き損ねた トムラウシを目指すことにした。

トムラウシは 会社のパイセンが「北海道に行くなら 絶対行け」とすすめてくれた、ちょっとした秘境。

そこにたどりつくのに、 新得 芽室町から約50km、最後の10kmはダートらしい汗


と、いう程 大変な道のりでもなく トムラウシ キャンプ場ドームテントに着いた

すぐ近くには 登山者のための国民宿舎もある。お風呂温泉はそこで借りられる。

その日 トムラウシキャンプ場 にいた ライダーは他二人。

折しも雷雨 豪雨に見舞れ 国民宿舎の露天風呂に行くのも躊躇するような雨だったけど、意を決し3人で風呂へ行く。
 
往々にして、こーゆー逆境は結束力を高めるものだフフフ

たちまち仲良くなった。

KLXの岡田しゅんちゃん

TDRの佐々木くん

北海道1993年 クロニクル

お風呂を出るころには 雨も上がり

酒宴、 みんなで「シェーッツ」をしているところあはは

翌朝、こんな気が合う3人なら 行動を共にしない理由が見当たらない!でしょニコニコ

北海道1993年 クロニクル

三人で近くの林道を3~4本 制覇ちょき


北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル

崩落して 道が分断! なんてところもあった。
北海道1993年 クロニクル


私は、まだまだ 林道走行 見習いレベルだったけど

しゅんちゃんと佐々木くんが

林道走行のコツとか奥義とかいろいろ教えてくれて 学びながら たくさん林道走行した。


パンケニコロベツ林道もユウトムラウシ林道 白雲台 、ヌプンに着くころには「だいぶ上手くなった」と褒められるにんまり


北海道1993年 クロニクル


しゅんちゃんが

「この辺のにヌプントムラウシっていう温泉があるらしいよ、行ってみよう!」と言った。

TMを見ればある。 確かにヌプン峠の先にある温泉温泉マーク。

D718からヌプントムラウシ川沿いのダートを13kmほど走り

ヌプンに着いた。そこはじつは トムラウシ山の登山の避難小屋と温泉がある河原だ。

温泉は川を渡った向こうに 脱衣小屋と木でできたお風呂でなどがある。

管理自体は麓の町、新得町になっていた。もちろん無料!

そこはキャンプ場ではないのだけど、テントを張っている人が何人かいた。

車の人、バイクの人、登山の人などいろいろ。彼らと話しているうちに、「こっちに引っ越してきなよ」って話になって

私たちは トムラウシまでもどってテントをたたみ、ここヌプンにやってきた。


北海道1993年 クロニクル



ヌプン 蒸気の上がっているところに玉子をおいておくと 温泉たまごができますフフフ 

北海道1993年 クロニクル






佐々木くんは先を急ぐので そこで去っていった。

ヌプンにいたのはファーブルさん(昆虫研究者)

えみちゃん (ゼファー750でヌプンの林道を走破してきたツワモノ)

オショロ(この川にまぼろしの魚オショロコマを釣りに来た)

黄色いCRMのショクニン大島くん。

軽のワンボックスで旅するオジサン

座間の日産シルビア しまださん


夜は、みんなで飲む。 夜になると帯広市内から お風呂に入りに来た地元の人も加わり、

飲んだり 温泉に入ったり、歌ったり♪ 温泉三昧。 山奥なので両脇に山がそびえるけど 広くない空も スゴイ星空だった星

楽しい夜だったハート

ヌプンは 山奥だけど温泉が沸いているので 地熱が熱く、もうすぐ9月なのにシュラフなしでもいいくらい暖かいのだ


北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル



軽のおじさんは 大きなタープと ガスもプロパンをまるまる1本持っていた。

みんなが このオジサンのタープに集まる

北海道1993年 クロニクル

オッチャんが作ってくれた ツナ缶の玉子焼きおいしかったー、

今でも 自分で時々作るんだ。


いろんな人がいた。人里から100kmはなれている、地図にもないような キャンプ場でもないところに集まるのだから 

それなりのツワモノだらけフフフ。  


北海道1993年 クロニクル


キャンプ場ではないので水道はない。川はきれいだけど、北海道の川の水はご存じの通りエキノコックスがこわいので

川の水は飲めない。

5kmほど林道を走ると 「新得の水」という 湧き水があり 私たちの水はそこまで誰かが交代で汲みにいったりしていた。




翌朝、ファーブルさんと えみちゃんは移動していった。

残った私たちは 優雅に朝風呂してから、今日どうしようか 林道行こうか、なんてダラダラ過ごす。

しゅんちゃんとオショオロとしょくにんは50km先の町まで買い出しに行った。

「姫はいいよ」と言われ、(私はいつのまにかお姫様に昇格してたドキッいい気分) 私は 買い出しや水くみは免除してもらえた。
 

雨が強くなったけど おじさんのタープで絵を描いたりして過ごす。

すぐに夕方になったけど しゅんちゃんたちが買いだしてきた食材でおじさんが いろんな料理を作ってくれた、

みんなで6合のご飯を「うまい、うまい」とあっという間にたべてしまい、追加で4合炊いた。

私も みんなにいもだんごをみたらしで作ってあげたら、大好評で「お嫁さんになってくれ!」とみんなに言われていい気分あはは

人生でイチバンのモテ期キターっ!にんまり

また飲んで、歌ったり お風呂に入って 最高に楽しい夜だった~ハートハート

夜中にみんなで お風呂に行き 途中で源泉からお湯が出なくなってしまったので 寒くなってしまい

お風呂から出れないくらい、 そのうち源泉が復活しても温まるまで 風呂でしょくにんと人生を語ったり、しゅんちゃんが歌ったり

(しゅんちゃんが歌うのは 佐野元春のROCK`NROLL NIGHT

「たどり着くといつもそこには 川がよこたわっている
 それは いつか幼い頃どこかで見たことのある川なのさ

夕べ彼女は傷ついた小鳥のように ここへ訪れた

そして同じ夜明けを迎えたのさ まるで昔からのように」

テントに戻ると 大雨で テントが水没していた・・・

注目何度も言うが・・逆境は結束力を強めるびっくり

みんなで協力して それぞれのテントを救出したニコニコ 

俗世からかけ離れた、桃源郷のようなヌプンでの日々、最高の仲間ができたにっこり



翌朝 私と しゅんちゃんとオショロ しょくにん大島はヌプンを出ることにした。

すごく名残惜しいけどめそめそ

北海道をキャンプする 旅人の暗黙の了解、「どんなに 名残惜しくても 引き止めない」

これは私がこの2年で 自然に知りえた旅する者の
テッパンのルールだ。


4人で 鹿追まで走り そこで解散!

しゅんちゃんが「 キラキラキラキラは今日 どちらへ?」なんて 言って私を喜ばせたにっこり

北海道1993年 クロニクル


最高の仲間たちキラキラ!  ここでさらばパー

北海道1993年 クロニクル




ひさしぶりに 一人で走るのは 寂しいのか、気軽か・・混ざった気持ちで然別峡の 菅野温泉温泉

このキャンプ場は めずらしく 私と もう一人 ゆかちゃんという女の子のライダーキャンパーだけだった。

北海道1993年 クロニクル


鹿の湯温泉
 
川沿いの露天風呂です

貸切にんまり


北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル



そんなこんなで だいぶ度胸もついてきて 一人で林道にもドンドン入れるようになったにっこり

北海道1993年 クロニクル



北海道1993年 クロニクル



津別でキャンプ。

あまり人のいないキャンプ場なのだけど(無料! トイレがきれい! 芝生きれい!なのに何故か不人気、ってか認知が低い)

3年連続で行ったけど、いつもガラガラ

チャリダーの人と二人きりで 夜は二人で少し飲んだりしていた。

そしたら 夜の公園に 何人もの人がきて 通り過ぎ奥へ消えていくガーン

これ、て・・またヤバイやつ?

勇気を出して 通る人に声をかけて 聞いてみたら、「この先にホタルがいるんですよ」ってニコッ教えてくれたキラキラ
  
 
ホタルをひさしぶりに見た。

初めて見るわけではないけど 滅多に見るものでもない。

ホタルの光は 幻想的で弱々しくも ちから強くもある。 東京のイルミネーションや 空の星ともちがう

その点滅が妙。消えたり点いたりするのが 深い郷愁をさそう。



北海道1993年 クロニクル


チミケップ湖で 去年和琴で一緒だった ローレンスに再会した!

北海道1993年 クロニクル

今日もいろんな人から激励をうけた

キャンプ場のおばさん
ホクレンのおじさん
車から急にはなしかけてきたおじさん
キャンプ場でパターゴルフをしていたおじさん
ホタルを見に来ていた人たち

出会うひとみんなが 「がんばってね。」「すごいね 気をつけてね」っていろんな言葉をかけてくれる

ほんとに毎日 いろんな人から 激励やエールや優しさをもらえる
ありがたいよね。うれしいよね。



8月25日
そして、いよいよ 旅の終盤 和琴に戻ってきた


北海道1993年 クロニクル


お盆も過ぎて、

夏のにぎわいもない。北海道はこよみ通りで、お盆を過ぎるともう秋の気配もみじ01

去年に引き続き、知っている顔も・・・、管理人のおじさんとオカアチャンも覚えていてくれたにんまり

ベンちゃん イケチャン  ヤマチャンがいた

北海道1993年 クロニクル


和琴 温泉温泉

無料ですが、去年は脱衣所も垣根もない&観光客がちょいちょい来る温泉に入る勇気はなかったけど


今年はだいぶ 度胸がついているのでにんまり

北海道1993年 クロニクル


職人さんとも1年ぶりへへん

北海道1993年 クロニクル


職人のたっての希望でお風呂にも付き合ってあげたあはは
 

北海道1993年 クロニクル


ここで、 ヌプンにいた しょくにん大島と再会したあはは

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和琴にベースを張ったので、荷も軽くして あちこち走る

小清水峠  清里  江南のオホーツクまで続くストレート!

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摩周湖
北海道1993年 クロニクル



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今年は藻琴山の登山にも挑戦、


屈斜路湖を見るなら 「美幌 津別 藻琴山」 この3つを制さなければ 屈斜路湖を見たとはいえないシーッ

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数日 台風が来たり ハチに刺されたり 斜里まで遠出して エトンビヤマスカイライン(ダート)に挑戦したり。

屈斜路湖周林道や池の湯林道も フラットダートなので ドンドン走れた。 

津別にも毎朝のように 日の出を見るために林道を駆った。(当時はまだ酷いダートだったんだよ、でも朝行くと 鹿がたくさん見れるのだ目) 何回か転んだけどねテヘッ

ライダーとして全うしたあはは

摩周湖の かみのこ

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養老牛 あたりには大好きなポイントがたくさん


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名もない牧草地の丘。お気に入り。 ヤブコギをして道がない所もガンガン入れる。 

虹別林道もポンベツ林道ももう おちゃのこさいさいなのだあはは

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夜は 嵐の日以外は毎晩 焚火して 飲んだり、誰かがギターを弾いて歌ったり・・みんなで語りあかしたり・・・・

そんな風に1週間和琴ですごした


ある日

和琴で イケチャンだか ヤマチャンだかが、「釧路湿原のグランドスラムに行かないか」と誘ってくれた


北海道1993年 クロニクル


和琴で言う グランドスラムとは 釧路湿原にある 3つの岬 「山崎岬」「宮島岬」「キラコタン」のこと。

普段 和琴で ダラダラとお茶しばいてばかりいる「和琴ダラダラーズ」は実は 果敢なライダーだったのだ!

イケチャン ヤマチャン 谷さん ベンさん イクラちゃん まめっちと 私の7人でグランドスラムを目指す。

北海道1993年 クロニクル

川だか 道だか トレッキングコースか けもの道か。砂状だったり 深いクレバスだったり

ほんとに 道なき道をすすむ。

誰かが水没すれば みんなで押し。泥でスタックすれば4人で 持ち上げた。

道の先がどうなっているかがわからない時は 一人が特攻して道を確かめてから みんなを手招きする


北海道1993年 クロニクル

そして グランドスラムの一角 

宮島岬

北海道1993年 クロニクル


ここはバイクで来るのは大変だけど、トレッキングコースになっているらしく 岬には登山の人たちもいた

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山崎岬も やはり 道なき道をすすみ、制覇。

ここで、私は明らかに足手まといなので この先のキラコタンは辞退を申し出たのだけど、

「このグランドスラムは 女子では前人未到だ」と言われ はりきる!

しばらく走り「斉藤牧場」が キラコタンの入り口である

私有地なので了解をとるべく ヤマチャンが斎藤さんちへ行っている間、みんでお茶を沸かして くつろぐ。



キラコタン入り口

北海道1993年 クロニクル


そして いよいよキラコタン。牧草地を走り抜け 林間になる。けものみちのような林道で木の根がむき出していて

何度も転ぶ。クレバスの深い泥道を抜け、台風の後なので 沼のような道を進む。泥の中をすすむようなものだ、

泥にはまり 停まって 走って 転んでを繰り返して やっと着いたキラコタン岬。
 

苦労のせいか、どの岬よりも すばらしい その広大な景色



グランドスラム制覇!

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感慨深い!

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その景色 雄一無二

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そして 残り少ない 和琴の日々を ぐうたらと満喫する
 


北海道1993年 クロニクル


こんな 毎日も もう少し終わり

これは 和琴のありふれた 景色。 職人は 自転車で集金や見回りをしていたなぁ


北海道1993年 クロニクル



8月最後の日は

いつになく すごい夕焼けだった。


北海道1993年 クロニクル



空が焼けているような、オレンジで湖面が同じ色に輝いていた


北海道1993年 クロニクル

和琴に毎日いても 滅多に観られない荘厳な落日。

誰かが焚火の準備に シートを持ってきてそれを眺めている。と、

もう一人 もう一人と 集まってきて、みんなでそれを眺めていた。

いつも、バカばかり言っている面々だど 誰も何も言わず ただ ただそれをずっとみんなで見つめていた。   

9月になると ほんとに 私たち以外 誰もいなくなってしまう。 

イケチャンとベンちゃんを昨日 見送った。

そして 私も今日発つ。

北海道1993年 クロニクル


出発の朝

職人 いくらちゃん 谷さん ヤマチャン かんなんちゃん ビラーゴさんが 早起きして 見送ってためそめそ


「じゃバイバイ、ってしてニコッ」 と言って シャッターをきる
 


北海道1993年 クロニクル


釧路フェリーターミナルには あっという間に着いてしまった




北海道1993年 クロニクル

そろそろ。出航。


甲板に出るつもりはなかったけど、 偶然にも隣のツーリストベッドが 昨日 弟子屈で会って話した、CBXの女子ライダーさんびっくり

彼女が 「甲板にいきませんか?」と誘ってくれたので、ビール片手に 二人で甲板にでた。

何気なく ふ頭を見下ろすと・・・
 
びっくりびっくりした!

フェリーターミナルの もう全ての車とバイクが乗船したガランとした駐車スペースに バイクと一緒にポツンと座って ヤマチャンがいた!

船を見上げていた...


北海道1993年 クロニクル


こんな・・・ステキなサプライズが あるだろかえーん


フェリーが 出航すると

ヤマチャンは さらにバイクでふ頭の先まで フェリーを追いかけて走ってきてくれたえーん

北海道1993年 クロニクル



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北海道1993年 クロニクル



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北海道1993年 クロニクル






北海道1993年 クロニクル



長々 書いちゃったけど、これは’93年の北海道ツーリングで体験したことの一部にすぎない。

書ききれなかったけど、もっとたくさんの人とも会ったし、楽しいこと ツライこと 怖いこと ツマラナイこと、無駄なこと クスッと笑っちゃうこと、もっと色々なことがあったの。小さな恋もしたハート

もし、 今

北海道ツーリング やってみようかなとか、日本を旅してみようかな、とか 他にも自分がやったことない何かに挑戦しようかどうか

迷っている人がいたら 

絶対にやってみるべきだと思う。
 


当時 私はこの大冒険に大成功して、 自分の可能性が無限だと思い込んだ。

自分がやりたければ 何でもできるんだと。

時が過ぎて、今 解るのは 可能性は無限ではない。やれるときに出来るときにやらなければ 成されることがない、

ということ。  

旅での経験は いろんな事を教えてくれた。人への感謝 天気や自然への感謝 食べ物や 水のありがたみ。自分の強さ 弱さ、

賢さ 愚かさ。何かを成し遂げる達成感や敗北感。

「Go for BROKE」 (当ってくだけろ) 

92年の出発の時  当時 付き合っていた彼が 私にくれた言葉だ。

93年の出発の時には

「出会う すべての人を師と仰げ」

と言われた。

果たして、‘92年も ‘93年も 私は 彼の言いつけ通り、
「go for broke」して
「出会う すべての人を師」と、思える 旅ができたと思う

だから 私も誰かの背中を押すことができたらな、と思う。んだにっこり



















。。





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この記事へのコメント
こんにちは

みなみかぜさんのようなスケールで動けないのですが
ワタシなりに旅する勇気を改めてもらいました

ありがとうございます

ほんとに「やれるときにやっとかなくちゃ」、って思います
Posted by fielderfielder at 2019年08月27日 04:44
fielderさん。
早速 長文を読んでくれてありがとうございますm(__)m
私も当時ほどは身軽ではなくなりました。私の方こそ、今の自分が出来ること もうできないことを見極める年になり
自分の事ながら あの頃の自分がうらやましいです。
来月 北海道に行ったら、もう少し 何が出来るか わかるかもしれません。
Posted by ÅみなみかぜÅÅみなみかぜÅ at 2019年08月27日 13:28
は~い!こんばんわ♪

長編執筆、お疲れ様です! - 出発準備大丈夫か? 笑

笑 ワタクシはー 
1993年は 8月31日 自宅千葉出発 仙台→苫小牧行きフェリーに乗り
9月1日 11時半ごろ北海道上陸! 笑  いつも基本9月ですんで 笑

あぁ~ら、みなみかぜさんと そんな位置関係だったんですネ 笑
 - 鳥沼も美瑛もその他 重なるところ多数 走りました 笑
 - 然別湖の野営場に フクロウが いたのが うれしかった 
    & 翌朝は 霧の湖だった 笑 

出発準備 がんばってネ 

 ー クマよけに はちみつ入りの瓶を携帯 万が一の時 まいて 
   気をそらせている間に逃げる とイイって 大阪の人言ってたけど 
   それはウソです!笑

あと ついでに ワタクシも アウトライダーフォトコン入選者でーす! 汗 笑

道中、お気をつけて ご安全に!良い旅になりますように!
Posted by 田中ちゃん at 2019年08月27日 20:03
田中ちゃーん(^^)
やっぱり かぶるとこ多々ですね!
たぶん、知り合いの知り合い辺りに田中ちゃんはきっといますね!
長文 読んでくれてありがとうございまっす!なんか、今年のTM見ると 全然 道とか違うんですが、新しい気持ちで走って来ます!
あの頃はビンボーライダーで外食もほとんどしなかったんで(それでも炊きたてのご飯と缶詰めだけでもご馳走だったけどね)美味しいものもたくさん食べて来ます♪
ルルルン♪
Posted by ÅみなみかぜÅÅみなみかぜÅ at 2019年08月27日 22:19
うわぁ〜 良いなあ
長文一気に読みきってしまいました(w
久しぶりにカキコしちゃいます。

93年は…オイラ21歳でバイクなんて持てないボンビーな学生でした。
二輪の免許だけは限定解除してましたけど(^◇^;)

24で結婚して中古でCB1000買って「北海道⁉︎」と思う間も無く都内で追突されて「バイク厳禁」となり復活したのが四年前…
みなみかぜ さんとニアミスした「鰐塚の桜」の頃はまだまだ「中年ヨチヨチライダー」 でした。
(バイクには若葉マーク貼ってました(^^;) )

一昨年前、渡道する知人の誘いに家内と二台で「ホッカイダー」の端くれに成ったのは、このブログに触発されてだったりします。
(でも知人のキャンプに居候なチャッカリ北海ダーでした(//∇//) )
来なくカキコ見て、
キャンプも出来ず酒も吞めないバンガロー泊な軟弱ライダーのくせに、是非ソロで再訪したいなぁと羨ましく思ってます。

気をつけて行って来て下さいませ。
お土産話のブログも楽しみにしてますね。
Posted by ♪まぃと♪ at 2019年08月28日 05:59
♪まいとさん、お久しぶりです(^^)
かぶらの桜並木、教えてもらった翌年に行ったけど、その年は全国的に開花が早くて もう葉桜でした~(;_;)
奥様と北海道に行ったんですね!いいじゃないですかー!ちゃっかりでもうっかりでも!ツーリングに正解なんてないのですから、それぞれのスタイルで 楽しめれば\(^^)/
私、自分のキャンプ旅が一番!みたく威張って書いてるけど、
民宿で地元のお母さんとふれあうとか、ライダーハウスで仲間をふやすとか、バンガローで荷物軽くして回るとか、果てはバイクじゃなくても自転車やJR 徒歩の人、いろんな旅人がいました。
全部 アリだと思います!
これからも お互い マイペースで楽しく走りましょう!(^^)v
Posted by ÅみなみかぜÅÅみなみかぜÅ at 2019年08月28日 10:40
気の合う三人が出来て、その三人でトムラウシに向かい、そこでも新たな出会いがあり キャンプ地を引っ越しする。そしてそこには温泉もあるし、地熱で暖かい!
あ、温泉玉子も良いなあ

なんて素敵な 非日常なんでしょう
Posted by たろ at 2019年08月28日 20:14
たろさん(^^)
そーなんですよ。今になると、この時間や経験がどれだけ贅沢だったのか 解ります。
もし タイムマシーンがあったら。この時間に戻って ビデオで撮ったり、もっと写真を撮ったり 交わした会話の一つひとつを ちゃんと覚えておくように 自分に教えてあげたいな。同じ場所には行けるけど、同じ経験はもう出来ないものなぁ…
Posted by ÅみなみかぜÅÅみなみかぜÅ at 2019年08月29日 01:46
旅自体の素晴らしさもさることながら、クロニクルにまとめたことに賞賛です! 私も昔の写真を見直して、PCに取り込んでおこうと思いました。その写真のなかに姫が写ってないかちゃんと見ておきますね♪ おかげで自分のあの頃もいろいろと思い出していまさらながら多くの出会いに感謝をしている次第です。私は長くても10日間くらいなもんでしたが、リタイヤ後長旅ができる体力を維持しておきたいもんだなあとひしひしと感じました。北海道、気を付けて楽しんできてくださいね~~
ワタクシはこれから会社の後輩の結婚式に参列してまいります!  
Posted by reiko at 2019年08月31日 09:56
reikoさーん
やだぁ~reikoさんまで
姫なんて(*^^*)ウフフ。
ホントに、人間の記憶なんてけっこうあいまいなもので、私も今回ブログにあの頃の北海道を残そうと思い、アルバムやノートをめくっていて思い出したことが多々あります。なんでこんないいこと忘れていたんだろう 私のバカバカ!なんて。
当時は夢中で分からなかったけど、大人目線で振り替えると その価値は絶大です。きっと、あの頃の北海道を走った誰しもにあるタカラモノ…☆
Posted by ÅみなみかぜÅÅみなみかぜÅ at 2019年08月31日 12:30
 
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