2017年03月18日
まだ寒かった・・・・残念の房総半島

このポカポカ陽気~(^^)もう春だわー
日本には三寒四温という美しい言葉があるね、
どうも そろそろ 春みたい

ならば 春が早い 房総半島へ
昨年、はじめてアクアラインを走り
千葉県の近さは 折り込みずみ

湾岸線の浮島JCTから海底トンネル。
約10㎞の直線トンネルは近未来的でカッコイイ!
地平線ならぬトンネル平線の彼方までずっと続いていく・・・
そして見よ!


通常料金の1/4だよ


ETC料金が通常で その他は4倍と考えるほうが正しいかも…?

「別に 千葉県に行きたいわけじゃなくて、海ホタルに行きたいのだ」
と、いう人のために 海ホタルSAの中にUターンゾーンがあって、

ここでUターンすれば片道料金でいいんだって。

川崎側の人はひたすらトンネルの中だけだけど、木更津側の人なら 海の道を片道料金で往復できて いいなぁ


海の道。
アクアラインを金田で降りて、地図も見ずに県道を走っていると、「江川海岸こっち」の看板が 乱立していた。

江川海岸って、確か 「日本のウニユ湖」と呼ばれてブームになり、観光客や無法者が押し寄せて荒れてしまい。閉鎖になったと、聞いていたけど…?

日本のウニユ湖と言われている江川海岸の写真(借りてきた写真)

こっちは本物のウニユ湖(借りてきた写真)
こんなに立て看板でオシてるなら再開したのかな?
と、見に寄ってみることにした。
どうやら、江川海岸は潮干狩りの海岸で
今年も開園するらしい、だけど3月28日からだとのこと。

駐車場はまだ閉鎖していたけど、
立ち入り禁止にはなってなかった。

なるほど、ここが日本のウニユ湖だ。
遠くの工場のシルエットと 半分水没した電信柱が点々と続き ステキなかんじ



アタシが行ったときはちょうど ド干潮の時刻でけっこう海底が出ていたけど、
もう少し潮が満ちてきたら もっと鏡のように 空や景色を映して 美しいに違いない。
でも 逆にそんな中途半端な時間帯なので 他には 2~3組しか人がおらず、静かな海だった。

潮干狩りの時には このゲートで重さチェックやカバンチェックをするらしい。
1㎏ 900円って、そんなには安くないな


富津の漁港を通り。

富津岬展望台へ。
この 松葉の形の展望台は有名でバイクの雑誌にもたびたび 掲載されているけど、今まで来たことがなかったのだ。
今回のメイン!

なのに…

ガーン( ̄▽ ̄;) 工事中で立ち入り禁止!ですと?

「28年12月3日から29年3月25日まで補修工事」 だそうです・・・

周りを工事中の壁が取り囲み、潜り込めなくもないが、大人なので我慢する


ま、ぐるりと視界の広いところなので 展望台に登らなくても 遠方までイイ景色が見渡せます。
さっき走った アクアラインが遠くに見えます

日鉄の工場のシルエットも美しい

先月 行った三浦半島。観音埼と城ヶ島。
天気が良ければ ここから東京湾ごしに 富士山がドーン! らしいけど 今日は見られなかった。

すぐ近くの海岸は 水もきれいで 貝もたくさんあった。
私は貝殻を拾い集めるのが 大好きなので 放っておくと 何時間でも 貝殻拾いをしてしまうのだ。
今日は やめとく。


富津岬の公園は大きくて いろんな施設があった。
キャンプ場もあったけど、ちょっと荒れた感じ?
持ち込みテントは1人 800円。
ここ富津岬公園の食堂の貝柱丼も目当てだったけど、今日は定休日だった。残念っ!



TM(ツーリングマップル)でもオシの「ばんや」
地元の 保田漁協 直営の食堂で、
安い !うまい !早い!
という。

さすが 漁協の食堂。入口も飾り気がないな。


中に生けす、
さすが漁協食堂。接客も客に媚びていない、(愛想がないとも言う


注文が 変わっていて、テーブルにあるメモにテール番号と注文を自分で書いて渡す。
メニューはテーブルにはなく、壁にある品書きをみんながメモ用紙片手に見上げているのが妙な感じ。

アタシは海鮮丼を注文した。
1100円。その日 捕れたお魚によって お任せなので、決まってはいないらしい。
今日のは ブリ(系?)鯛 アジ 玉子焼き
魚たちは 全く臭みがなく、身もぷりぷりで美味しかった!
でも お魚が少なかった-.
3種8切れとは残念っ!

アタシが漁協長ならこの海鮮丼なら800円とするな、だって漁協直営だもん

ところで、房総に来たら フラワーラインは絶対に外してはいけないと言う言い伝えがある。
フラワーラインを走るのはもう20年ぶり。その時はヤマハのSRX400だった。
(その時の写真を掲載すべく 探したけど見つからなかった・・・後日・・・・)

富津岬から急いで館山まで走りもう5時過ぎた

(なんと言っても 今日うちを出たのはもう10時すぎていたのだ・・)
なんとか日が暮れる前にフラワーラインの起点に着いた!


何もない!花がない!

なんとちょうど植え替えのタイミングに当たってしまったようだ。
アタシの一番好きな菜の花が終わりポピーだか何だかを植えるらしく、小さな苗ばかりだった‥‥

ほんの ちょっぴり 菜の花があった


フラワーラインから見える大島はとても大きい。伊豆や三浦半島からと距離はあまり変わらないのにね。
外房側になると、海は荒れていた

ザバーン ザバーン

東映の映画がはじまりそうな荒々しい海。
いつもこうなのだろうか?
貝柱丼 富津岬の展望台 フラワーライン とフラれっぱなしのアタシにはもう 勝浦タンタン麺!
途中 「かんぽの宿」の案内が目にはいる。
いっそのこと ここで素泊まりにして明日の朝帰ろうか、明日は遅番だから 8:00に出れば充分間に合う、
でも ダメだ、うちの猫たちのご飯を積んできてない、(ダンナさんは今日 泊まりの勤務で帰ってこないし)
邪念を振り払い走り続けた。






ゴー ゴー
東映の映画がはじまりそうな荒々しい海。
いつもこうなのだろうか?
貝柱丼 富津岬の展望台 フラワーライン とフラれっぱなしのアタシにはもう 勝浦タンタン麺!
しかなかった
。

かくなる上は勝浦のタンタンメンを食べて帰ろうと、勝浦を目指すことにした。
GO!GO! タンタンメン号!
しかし、これがまちがいだった・・・

館山から勝浦はけっこう距離があって、おりしも日も暮れてどんどん寒くなっきた。日中はダウンがいらないほどのポカポカ陽気だったけど日が落ちたら もう5℃も下回った。
R128は通行量も少なく寂しい道だった。
ところによっては建物や街灯もない暗い道が続いていた。
寒くて悲しくなってきた、「なんでもっと早く家を出なかったんだろう、なんで館山で引き返さなかったのかったのだろう、なんでもう一枚防寒着を持ってないんだ、タンタンメンは別に今日じゃなくても 勝浦じゃなくてもよかったんじゃないの」と アタシのバカバカ!と弱気の極みだった。
途中 「かんぽの宿」の案内が目にはいる。
いっそのこと ここで素泊まりにして明日の朝帰ろうか、明日は遅番だから 8:00に出れば充分間に合う、
でも ダメだ、うちの猫たちのご飯を積んできてない、(ダンナさんは今日 泊まりの勤務で帰ってこないし)
邪念を振り払い走り続けた。
それでも 鴨川をすぎて勝浦まであと10キロのところまで来たら、少し気も楽になった。街並みも明るい。コンビニもある
ここでコンビニのコーヒーで少しだけ暖まり勝浦のタンタンメン店を検索。
がーん

バイク屋で勧められた 江がわ」も 下馬票の高い「こだま」も もう やってませんっ!(18:40現在)営業終了の時間
もういい、近くで営業していてくれればいい、勝浦タンタンンでありさえすれば どこでもいいっ!
と探すも、19:00でやっているお店はすでに ほとんどなかった・・・・

絶望的な気持ちで10キロ走り 勝浦市内へ・・
ネットに載ってなくても あのノボリがあれば・・と暗いR128を走った。

そして・・・あった!
この のぼり


「ニュー福屋」
よく 正体のわからないお店だけど、営業中のようだ。 なんだろう、このカタカナ表記のニュー、NEWだろうか?
あぁ、でもいい、 アタシを入れてくれるみせなら この際ニューでも にゅうでもなんでも・・・
躊躇なく 店に入った。
ふだんは 初めての店に入るなら、食べログをチェックしたり、外のメニューを確認したりを怠らないが 今回はそんな猶予はなかったた。ここがボッタクリタンタンメンでも とにかく暖かいところに・・・

店の扉をあけると 店の主人らしき人が テーブルに座り テレビを見ていた。
「いいですか?」と入ってきた ヨレヨレの妙齢ライダーにぎょっとした様子。他のお客さんは皆無だった

メニューも見ずに「タンタンメンください・・・・」
「へい、タンタンメンね」 と主人は奥の厨房へ入って行った。
もう あまりの寒さに凍えていたので ここのタンタンメンがたとえ5000円でもよいと思っていた。
お店の中は ガンガンに暖房の効いた暖かいお店だった。
しばらくして この店の奥さんとおぼしき御婦人が運んできてくれたタンタンメン・・

勝浦タンタンメンは 普通のタンタンメンとはちがって ラー油と 唐辛子と 炒め玉ねぎのラーメン
ここのはひき肉も少しだけ入っていた。 私好みの 細縮れ麺 堅め。
そして 5000円ではなく630円だった

お店の名は「ニュー 福屋」さんです。
オトーチャン オカーチャン ひと時の温もりをありがとう
。

とても キレイとは言えないもののボカポカのお店と 身体暖まるタンタン麺
それに ほとんど まばらな交通量にも関わらず、この時間 (後で見たら このお店は22:00までの営業だった)まで お店を開けてくれている 生真面目さ。
ホッコリと暖かくなって、気を執り直してきた。
ここから 自宅、と、Googleで検索すれば
意外にも 2時間。と出た。
Googleマッブはミニマムの時間表示だから 多く見積もっても 2時間半ぐらいで着くのか。
相変わらず、寒いけど 芯が暖かくなっていたし、泣いてもあと2時間という 区切りが読めたのでだいぶ 気分的には楽になった。
一路 自宅へ

房総円周まわりとは違い半島を横切る 勝浦 ~木更津アクアラインは1時間だった
帰りも海ホタルで暖を取り直し帰宅。
帰りは 「おうちに帰ったら、アツアツのお風呂に 温州みかんの酎ハイを持ち込んで長湯しよう」と夢見て走る。
23:00前に無事帰宅
予定通り アツアツのお風呂に温州みかんの酎ハイ、「(ツラかったけど )行ってよかった…また行こ」 と、不覚にも呟いてしまった
