2024年09月04日
浦幌森林公園キャンプ場

浦幌森林公園キャンプ場は、ほんとに北海道へ行くたびに使うキャンプ場だ。特に何が良いと言う特筆ところはないのだけど、すごく居心地が良い。
初めての浦幌は1990年代前半だったかな、道東スーパー林道に一番近いキャンプ場だった。「明日は道東スーパー林道を走破する!」と言う志しを持ちバンガロー(当時は1000円)があったのでテントの撤収などに時間が取られず済むのでうってつけだった。
まだ当時はこんな大きな公園ではなくバンガロー一棟とその周りの芝生だけの小さなキャンプ場で、管理人さんに「明日道東スーパー林道を走る」と宣言したら、関係者しか持っていない林業者負けの林道地図をコピーしてくれた。
当時のバイクの師匠が
「日本のスーパーとつく林道は全て走破した」
と言う一言にあこがれて、私も北海道に来たからには道東スーパー林道の走破は必須だった。
無事に60キロ走破したけど、当時は長いと言う事以外はそれほど難しい林道ではなかった、
今は道が荒れて、土砂崩れ、倒木、崩落など
通行止めになっていた。


留真温泉側からの入口まで行ったが、走る勇気はもうない。若い時は怖いもの知らずだったんだなぁと思う。


留真温泉は施設がすごくキレイになっていた。
実は浦幌の[健康の湯]が閉鎖になってしまい、浦幌キャンプ場でも一番近くのお風呂と言う事で浦幌の町の人たちで結構繁盛していた。
話を浦幌キャンプ場に戻すと、
まぁ、とにかくよく寄るキャンプ場。受付が遅くまで受け付けてくれるのも便利。市営の公共施設なので
トイレは水洗、町から依頼された近所の人が毎朝施設の掃除に来てくれるので常に整っている。夜間も照明があるので怖くないしあっち系の怖いやつの気配もない。芝生は完璧。
野趣溢れたと言うよりは完全なファミリーキャンプ場です。でも割にいつも空いているのでガチャガチャしていない。
帯広までは約50キロ片道1時間だけど、通い慣れるとそれほど遠くに感じない。
うさぎ小屋がある。
今朝もおじさんがうさぎのご飯を運んでいたので一緒についていった。

うさぎは(同世代の人はご存知、プレイボーイのロゴにもあるように)とても繁殖力が強く、どんどん増えてしまうらしい。ここでも『うさぎあげます」の張り紙があった。
昨夜はライダー3組とファミリーキャンプが一組だった、
チェックアウトは11:00なので、今回もギリギリまで居座り、わたしがチェックアウトする時はもうみんないなかった。
受付のおばさんに札を返却して挨拶して私も帰る。
整然としただだっ広い公園に(多分東京ドーム3個分ぐらい)他のお客さんは1人もいない、車一台もいない、いつ来るかもわからない、なのに管理の人がそこにポツンといるのがうら淋しく感じる。私営だったら適当に畑仕事でもするのだろうが公営なので、ちゃんとそこに居なければならない。
穂別から二風谷の道道の工事現場でも
ほんとに30kmの間2台しかすれ違わないような寂れた道路工事のために誘導の人が立っていた。
何十分もの間、たった一台のバイクを誘導するためにスマホゲームもせずにそこに立ち続けて任務をまっとうする。
北海道は観光が盛んで、最近はインバウンドも復活してずいぶん賑やかになったけど、
ところどころ、そんな寂しいところがたくさんある。
2024年08月26日
十勝岳登山

上富良野に着いた
上富良野は(地元の人はカミフと言う、中富良野の事はナカフと言う←通っぽい)
この辺りは地図で見るとわかるように直線だらけだ

北海道で直線道路というと、標津あたりばかりが取り沙汰されるけども
カミフや十勝平野もすごい直線なのだ
ただ二次元的な直線よりはアップダウンがある3次元的な直線の方がウケはいい(映えるっちゅうこっちゃ)
前出の絶賛十勝岳 白銀荘





今晩はここでキャンプして翌朝登山

出発前
自撮りしてたら親切な台湾の人が「僕が撮ってあげる」親切にも走り寄って来てくれた
目指す十勝岳

標高は2077m
とは言え 白銀荘がすでに1000mなので、実際に登るのは1000mぐらい

けっこうなザレ場歩きにくい。

少し登っただけでもうこのビューっ
かみふ なかふ 旭川まで見渡せますなぁ


活火山なので、迫力すごい


火口が何ヶ所もあります

頂上到着

変なんなった自撮り

下山したら今晩は雨らしいのでテントを撤収して白銀荘に泊まることにした
簡易ベットの部屋

食材持ち込み自由でガスや水道、レンジ食器冷蔵庫も自由に使えます

ビールも売ってる

このような寝台です。これで温泉も入り放題で3100円!!
寝台には電気と電源も付いてます。
2024年08月25日
帯広 インディアンカレー

足寄の道の駅に寄ったら
怪しい?集団に声をかけられた、例によって「どこから?いつまで」的な
彼らは地元のライダー仲間でツーリングの帰りらしい。4〜50代ぐらいでみんなリッターバイクだった。
しばらく話して、これから帯広に向かうと言ったら
みんなが
「じゃあインディアンカレーを食べなきゃ」
「インディアン、インディアン」と言う、どうやら帯広にしかないカレーのチェーン店で
静岡県の「さわやか」的なご当地名物みたい。
気が合ったので話しこんでしまった。
ご当地オヤジギャグ
①鹿にぶつかった「しかたない‥」→ホントに今日鹿とぶつかる交通事故にあったんだって)
②きつねと当たったらコーンと飛んでいった
③クマに会った 「くまった」
と、それはいいとして
そこまで言われたら今日は豚丼を食べる予定だったが、急遽インディアンカレーを検索。
キャンプ場に着いてから、カレーを食べに行った。


メニューはこんな感じ、CoCo壱みたいな?


アタシはチキンカレーをオーダーした。
次から次へとお客さんが来る、人気店みたい。
半分はテイクアウトのお客様
ルーだけとかもオーダーできるし、鍋などの持ち込みも可能でその場合は値引きもある。
辛さは5段階から選べる、私は上から2番目の大辛にした。
ひとつづオーダーのたびに小鍋に取り分けて味の調整をするらしい



これは!!
なかなかすごいカレーかも?!
実は私はカレーの違いがわからない女なのだが
これはもしかしたらもしかする!
辛さも大辛にして正解。辛さの中にも奥深い味と香るスパイス
「帯広で2番目にうまいカレー、(1番は奥さんとお母さんのカレーなので」
というフレーズもいいじゃないか
メニューをよく見ると、トッピングや具のバリエーションの他にルーも、インディアンルーとベーシックルー、野菜カレールーと3パターンあるとの事
違いを聞くと、インディアンルーは牛肉と玉ねぎを使っているのだとか、
アタシの食べたのはオリジナルルーのチキンカレーだったので、せっかくだからインディアンルーのカツのせをお願いしてテイクアウトにしてもらった

そしてキャンプ場に戻り早速一口食べてみた。


うん、こっちのインディアンカレーのほうが玉ねぎのマイルドな感じ、家庭のカレーっぽいか?
いや、アタシのバカ舌が言ってるので、あまり鵜呑みにしないでね
でも他のカレーとは香りが違う!
と、思う。
以上帯広インディアンカレーのレポでした。
#カツカレーのフラグ見て来た人、ごめんね
2024年08月23日
2020年 北海道 ダイジェスト
北海道はほぼ全道雨☂️
と、いうわけで2020年に下書きだけして放置した、2020年のレポをお届けしまーす。
なんて言ってもこの年はコロナ禍真っ最中。
人も少なく店も閉店状態、道もガラガラ
北海道のみならず日本全国がゴーストタウンみたいだったよね
Yeah!












お互いにゆっくり時速30キロぐらいで、お前抜けよ、イヤお前が抜けよと譲りあい。
他に対向車もなく数百m 野生の鹿とヤマハセローが雨の国道を並走するというカオス^ ^



えーと、
とにかく世の中にはマズイカツ丼がある事を知ってからは、かつやのカツ丼が500円でしかも
ちゃんとしたスタンダードなカツ丼である事をリスペクトしてやまない。










連日の雨キャンプで色んな物が湿っぽいし気持ちも萎えてきたので、旭川ではドーミーインに泊まって休養。ラーメンめぐりでもしますか^ ^










日の出では1番上のサイトを陣取り
若いカップルが「あら?あの小さいの何?」「1人用テントだろ」「きゃーステキね」という会話を聞き、うんうん、それアタシのテントなのと密かにほくそ笑む

と、いうわけで2020年に下書きだけして放置した、2020年のレポをお届けしまーす。
なんて言ってもこの年はコロナ禍真っ最中。
人も少なく店も閉店状態、道もガラガラ
北海道のみならず日本全国がゴーストタウンみたいだったよね


みんな元気だったーっ!?
アタシは相変わらず

バイクにキャンプに温泉、マラソン 山登り カツ丼 ラーメン ねこ

9月には 北海道にキャンツー行って来たんでダイジェストでレポしまーす
駆け足で行くから みんなしっかりついてきてね!


今回は 苫小牧から入って 道東 道央通って苫小牧に戻ってくる9日間
ところがさ、何故かスマホのSDカードのデータがとんでしまい、最初の3日間の写真が残ってないんだ
どんな仕組みかわからないけど、クラウドの写真もその期間だけぶっとんでしまっていて
苫小牧~帯広~釧路の写真がほぼない
とにかく 苫小牧から帯広に行く。
もともとその前の年に上陸直後雨に降られ、キャンプ場もホテルも民宿も見つからず難儀した、って言う辛い経験があったので、
ことしは帯広にホテルを予約しておいた
これが裏目。 台風の影響で苫小牧到着が3時間遅れた。
道東自動車道を使って130キロの移動だけど、雨だし霧だし真っ暗でほんとに走るのが辛かった。
霧で見えないからシールドを開けると雨がバチバチ目玉にあたり、高速なのに1車線なのですぐに後ろの車に追いつかれて、その都度 路肩に逃げる。出発直前に購入した、レイングローブカバーの圧着が剥がれてグローブが濡れて浸水、手先きから冷えてガチガチになりながら走った。ライダー人生で3番の指に入る苦行だった。
もともとその前の年に上陸直後雨に降られ、キャンプ場もホテルも民宿も見つからず難儀した、って言う辛い経験があったので、
ことしは帯広にホテルを予約しておいた
これが裏目。 台風の影響で苫小牧到着が3時間遅れた。
道東自動車道を使って130キロの移動だけど、雨だし霧だし真っ暗でほんとに走るのが辛かった。
霧で見えないからシールドを開けると雨がバチバチ目玉にあたり、高速なのに1車線なのですぐに後ろの車に追いつかれて、その都度 路肩に逃げる。出発直前に購入した、レイングローブカバーの圧着が剥がれてグローブが濡れて浸水、手先きから冷えてガチガチになりながら走った。ライダー人生で3番の指に入る苦行だった。
ガラガラの和商市場

勝手丼のオペレーション

今年のアタシの勝手丼
2500円
ウニ かんぱち つぶ貝 イクラ ほたて

別海町 ふれあいキャンプ場

バイクサイトがある(一部乗り入れ可)


別海町のいいところ
空がめちゃくちゃ広い
のどか
道がどこもかしこも真っ直ぐ

町の人がいい!キャンプ場からコンビニに歩いている、野球少年たちが何人もフェンスごしに『こんにちわ!」って挨拶してくるの!別海町、どれだけいい教育してんだ?児童全員優良児な町
温泉すぐ横にあります
モール温泉

今年もやってきました。
厚岸の コンキリエ
今年は ちゃんと定休日をはずしたぞー


きたきたーツ キターッ!
夢の 牡蠣三昧

牡蠣ステーキ丼に牡蠣フライ単品 と生ガキの単品も追加してやったぜ

いーじゃん、なんてたって2年の積年の牡蠣LOVEだもん

さらにこの後、厚岸の漁協「Aウロコ」に寄り
セルフ生牡蠣を3つ 念のために食べた。
今年は去年の勉強を生かして MY味ぽんを持ってきた。
太平洋ライン
2~30年前にも走っているはずだけど、
こんなに晴れたのは初めて、 根室 厚岸 霧多布はいつでも 曇りか雨か霧ばかりだったから
青い海と緑の海岸線 光る空
すれ違う車も 前にも後ろにも他の車もなく
D123貸し切り

そのまま 落石を経て根室へ
生さんま丼をあきらめて、根室で一番おいしい(らしい)
回転寿司 「花まる」へ

噂に違わない 極上寿司
まだ16:00と昼食でなく 夕飯には早い中途半端な時間だったせいか並ばずに入れた

今日も別海町の「ふれあいキャンプ場に戻ります
断然気に入った 温泉付きキャンプ場、管理人さんもいい人、バイク専用サイトもある、もうすでにここは私の第2の和琴半島だ!
翌朝、管理人さんと話し来年また来るーと約束して
雨の中 撤収
別海町 中標津 ・・・・・ さえぎる山もなし、 十勝平野みたく防風林も少ない
国道はしばらく ほんとどこもかしこもガラガラ、すれ違うライダー0人、貸しきりです
風蓮湖のあたりで鹿の防護策の切れ間から鹿が出てきた。横から出てきたのに向きを変えて私の斜め前あたりを先導するように走る、しばらく防護策が続くので鹿も森へ戻れずしばらく並走する
お互いにゆっくり時速30キロぐらいで、お前抜けよ、イヤお前が抜けよと譲りあい。
他に対向車もなく数百m 野生の鹿とヤマハセローが雨の国道を並走するというカオス^ ^
雨
・風がガンガン吹く
平野だね~



耐えて走り続けるしかない、萎えて停まったらもう二度と走りたくなるにちがいない

清里峠を越えてやっと天気が変わった、こっちはオホーツク海側になるのじゃ、
オホーツク高気圧バンザイ
神の子池も 間違いない神の子ブルー、

網走の近くまで来たので一安心
もぅ 15:30で今日はじめての食事。
TMでオシの バッティングセンター併設のレストラン

今日もよく がんばったアタシに カツ丼!


初見の人には 伝わりづらいかもしれないが、
実は わたくし・・・ライダーでもあり キャンパーでもあるが
じつはほんとの正体は 「カツ丼ハンター」なのだーっ! ジャーン!

って、ここで
話は反れるけど この前 ある地方都市に 例のごとく MYカツ丼レーダーを駆使して
これが私史上最高にマズいカツ丼で、どうやったらこんなにまずく作れるのだ?というレベル。有名なラーメン屋さん、1200円。なのだが肉が不味く、衣が変な味で揚げた油が臭いバサバサ、タレもしょっぱすぎで卵もカチカチ。間違って昨日の残りモノでも出したのか、老主人がボケたのか‥
とにかく世の中にはマズイカツ丼がある事を知ってからは、かつやのカツ丼が500円でしかも
ちゃんとしたスタンダードなカツ丼である事をリスペクトしてやまない。
ま、そんなこんなで
網走の呼人浦 です。
もう9月だから けっこう空いていた。
トイレがとてもキレイになっていたよー

ここまで なんとか必死に走ってきたのは
ここで夕日と三日月を眺めようと決めていたから。

はい、 黄昏れてからの~ 自撮り~

翌朝は 雨・・・・ またか・・・


ここで
今回の最大のプレゼンをさせていただきます。
出発前に 購入したレイングローブカバーでしたが、
初日の苫小牧⇒帯広で 霧と雨に見舞われ早速使用した
ものの
そんなに強い雨でもなかったが
グローブは圧着部分から避けて浸水、走ってるうちにどんなどんどん裂け目も広がる

コンビニで売っている材料でなんとか修理出来ないか、考えてガムテープや接着剤、ビニールなど考えていた。
網走の国道に「ワーク網走」という作業着やを見つけた。 とにかくさすが漁港の作業着屋さん、ワークマンよりもすごいのがゴム手袋の品揃え。
網走の国道に「ワーク網走」という作業着やを見つけた。 とにかくさすが漁港の作業着屋さん、ワークマンよりもすごいのがゴム手袋の品揃え。

これが 「ワーク網走」でゲットした ゴム手袋
たかがゴム手袋とあなどることなかれ

ゴム手袋で 手を守られると こんなにも気持ちはアガルものかと
上機嫌で カネ活渡辺水産 へ
とにかくカニが新鮮で安い!


実家やダンナさんの実家にカニを手配して
私はここで ホタテをいただくのだ
生け簀にタラバやホタテが入っていて、その場で食べられる(茹でてもらうには30分くらいかかるので、電話で予約がいい)
ちなみに カニは時価だがこの日はもう毛ガニの漁は終わっているので
生け簀にいるのは タラバやバラギガニ、大きさによってお値段は違うが
だいたい6000~15000円くらい
ホタテは 持ち帰りは50円、調理は1個100円!
食べるでしょ、そりゃ食べるよ 100円だもん、刺身で5個 &・・・


焼きで6個・・・!

ホタテ フルコースで1100円

いやぁ、一つのホタテを楽しみながらちびちび食べるのもキライじゃないけど
口の中 いっぱいにほおばるのも



網走から旭川へ移動
連日の雨キャンプで色んな物が湿っぽいし気持ちも萎えてきたので、旭川ではドーミーインに泊まって休養。ラーメンめぐりでもしますか^ ^
まずは旭川と言えば「青葉」

このザ、日本のしょうゆラーメン!

店主曰く、今、全国展開してる「青葉」は偽物?でいつもここに来ていたお客さんが勝手に屋号をつかって、味を真似て展開してるらしい。(未確認情報)
あと、旭川といえば
ゲソ丼の「花ちゃん」
ゲソ丼の「花ちゃん」

小さくて忙しいみせだった、おかみさんは忙しく働き無愛想かなと。おもったが
お勘定の時、レシピが聞きたくて、「ゲソに下味つけてるのですか」と聞いたら「下味はつけてないよ、バイク運転気をつけてね」って
私がバイクで来たのに気がついていてくれていたみたい。
お勘定の時、レシピが聞きたくて、「ゲソに下味つけてるのですか」と聞いたら「下味はつけてないよ、バイク運転気をつけてね」って
私がバイクで来たのに気がついていてくれていたみたい。

旭川といえばラーメン 山頭火の本店

山頭火


>日の出キャンプ場にきた
今や有料で、しかもファミリーキャンバー向けの高企画化していた!!
今や有料で、しかもファミリーキャンバー向けの高企画化していた!!



日の出では1番上のサイトを陣取り
若いカップルが「あら?あの小さいの何?」「1人用テントだろ」「きゃーステキね」という会話を聞き、うんうん、それアタシのテントなのと密かにほくそ笑む



最後は富良野の有名スープカレーの店 ふらのやによった。
これまたこの時は9月もシルバーウィークなので、コロナ禍とはいえ富良野にはたくさんの人がいた。ふらのやにも2〜30人の行列。しかもオーダー取ってから一つづつ作ります。と言われ予言通りすごく待ってからスープきた。
11:30 入店
11:40 オーダー
12:20着丼 フェリーに間に合わなくなるかとヒヤヒヤした。
みなさん「ふらのや」に行く時は時間に余裕を持ってね

日の出公園からバイクで吹上温泉へ
若い時ならいざ知らず、この年で混浴の露天風呂は少しためらわれ、隣の「白銀荘」へここの温泉がまた最高だった!
なんというか、大地のパワーがお湯になって溢れ出ているみたいな、「気」みたいな、地球は生きているみたいな、温泉だった。しかも隣はキャンプ場、標高1000mだから間違いなく星空も綺麗だろう。
次来る時は 絶対ここでキャンプしよう!と強く心に誓うのであった。
若い時ならいざ知らず、この年で混浴の露天風呂は少しためらわれ、隣の「白銀荘」へここの温泉がまた最高だった!
なんというか、大地のパワーがお湯になって溢れ出ているみたいな、「気」みたいな、地球は生きているみたいな、温泉だった。しかも隣はキャンプ場、標高1000mだから間違いなく星空も綺麗だろう。
次来る時は 絶対ここでキャンプしよう!と強く心に誓うのであった。

2024年08月21日
期間限定復活!

わっはは!びっくりした?
5年ぶりぐらいかな?
みんなよる年に負けず元気だった?
そりゃあ そろそろ身体のあちこちガタついてきても仕方ないお年頃の輩も多いでしょう
アタシもご多分に漏れず病気やケガなどして
「こりゃ、いつどうなるかわからんぞ」という事で
去年仕事を辞めて ツーリング 山登り キャンプ 猫 マラソン、やりたい事今やらねばと思い立った
今回は4年ぶりの北海道ツーリング
いよいよ上陸で-す
2019年12月20日
12月の道志事情
冬の晴天はほんとに気持ちがいい

青空の透明感が清々しく、ひんやりした空気に心が洗われる


こんな青空の日は なんでもできる気がする
。

連休だし、晴れてるし山登りに行くか キャンプに行くか迷ったが、
道志の森キャンプ場が 直火の焚火が今年いっぱいまでなので道志の森にキャンプに行くことにした。
道志の森から西丹沢の菰釣山に登るのはお得意のコースなのだ

「近場だし、焚火目的なのだから夕方までにつけばよいな」 とたかをくくり
例によって家を出発したのは2:00すぎだった。
いやいや、怠惰のせいだけではなく、「今晩はシチューとおでんの2トップだ!」と下準備もしてから出たのだ。
実は道志の森は今年のオンシーズンから 直火の焚火は一部区間を除き禁止になった。(焚火台を使えばOKです
)

そして、いよいよ今年の夏に 全面禁止が発令


禁止の理由は 主に焚火の後の灰や炭の放置。マナーの劣化。
今年いっぱいというのが 今シーズン中までかほんとに12月31日までかわからないが
(道志の森は毎年11月中旬で シーズンが終わる、それ以降もキャンプはできるのだけど水道と水洗トイレは 凍結防止処理されるので使えない)
電話で聞くのも無粋なので、とりあえず焚火台は持って行った
。

駄菓子菓子




秋の大雨や 台風19号により道志道はまたしても通行止めだった
。

去年の台風24号の崩落通行止めから なんとか復旧したところに、またまた数か所崩落したらしい
。

生活道路で利用している方々には度重なる災難で、来年のオリンピックの自転車レースのコースにもなっているのに
間に合うだろうか・・・



結局、20号から迂回することになる。
がっかりな遠回りだけど、三ケ木のあたりで「タカハシ」発見!

「タカハシ」は知らない人も多いと思うが東京・神奈川にある 洋服の激安ショップ。
わたしも噂には聞いていたけど入ったことがなかった。
実は、今日は焚火メイン
のキャンプを目論んでいたのに 上着がダウンにしてしまったのを後悔しながら走っていた。


「よし タカハシで安めのジャージとかダウンの上に羽織れるものを・・」
と早速寄ってみた


聞きしに勝る 爆安ぶり。390円とか 500円とか・・・・・


390円のジャージもあったけど、
ここはふんぱつ(?)して オッサン用のウインドジャッケット(内側ボアだ!) 980円を購入


これで 焚火の火の粉
も煙もどんと来いだ
。


そんな余計な寄り道をして R20から青根に入る。
こちら側から見ると
R412道志みちの工事個所が見れた。
ほんとに 山の斜面がズルリとはがれたみたいになっていて痛々しい
。



青根側の通行止め箇所

そんな迂回や寄り道で、結局道志の森についたのは 5:00すぎて山の中は真っ暗だった
道志の森に私が行くのは ほとんど平日ばかりで 受付に人がいることはまずない。
だいたい「ここに電話して」と書いてあるメモに電話して受付をするのだけど、
今日はそこに電話しても誰も出なかった。
場内は 3組くらいのファミリーキャンパーもいたけど、
電話が繋がらなければ 焚火のことも使える特設トイレのこと聞けない。急に寒くなってきたし・・・
ヘタレな私は さっさと道志の森のキャンプをあきらめて山中湖へ向かった

急いで すぐにシチューを作る。
野菜を家でカットしてきたので 牛肉と炒めてあとは煮込むだけだ



ビーフシチューというと なんとなく敷居が高いけど
カレーをつくるのとほぼ同じでルーがカレーかデミグラスかの違いだ

ほらね
。

あとは おでん!

これも イオンの温めるだけおでんに 自分の好きなちくわぶとタマゴを足しただけ



寒いから 芋焼酎のお湯割りで・・・・

ストーブに薪をくべて

安納芋の焼きいも


寒いだけあって、星空もすごくキレイだった。
天の川もよく見れた。

翌朝、
富士山は 朝日を受けて紅富士に

昨夜の食べきれなかった食材で朝ご飯
明け方まで飲んでいた芋焼酎。

お湯割りがよかった。ふわぁ~って干し芋みたいな香りがして・・
朝ご飯

スペアリブを持ってきたのを忘れていた、

昼過ぎに近場を走る
三国峠。
今日も晴天、寒い平日なのにライダーもたくさんいた。


道志の森に寄って帰ってきた。
やはり 水場は閉鎖されている。
だけど 管理棟のふたつの水道は出し放しになっていて そこで水は使える。

トイレはやはり特設のトイレのみ

今日も2組だけいた。
道志の森がこんな広々と使えるなんて 今の時期ならでは!

この前の大雨で 川沿いは沿岸がえぐられたり、木が根っこから崩れたりしてまだ爪痕が残っていた。

これは青根のキャンプ場、やはり川沿いが荒れたままだった。
両国橋のキャンプ場も 重機が入って調整中だった。
道志には数多くのキャンプ場があるけど、この前の大雨以来 そのまま閉鎖のところも多く、
ほんとに数十年に一度の大雨災害だったんだ。

青根の「いこいの湯」は営業していたので ひと風呂
浸かってきた







。
2019年11月15日
2019年 北海道ツーリング⑤
ま、こうなったら 十勝平野を満喫しよう

残り4日間を この界隈で過ごすことにした
十勝平野 大好き
広くて地平線の彼方まで どこまでも広くて 空が広くて 星空も宇宙も広い

食べ物がおいしい 防風林や畑が果て無く続き その大いなる大地の中を 大河 十勝川が流れる。


ハレヌレの木を見に来るのも もう27年ぶりくらいかも
「日立グループ」のTVのCMで有名になった「この木何の木 気になる木~」で有名になった あの木。
実際には あの木とは関係はないらしい。

こじゃれた レストハウスもできていた


ハルニレの木
四半世紀 経って、その木は一回り大きくなっているはずなのに
自分の目には 全然変わらず そこにあった

札内の道の駅
ここ十勝は 今、NHKの朝ドラの「なつぞら」オシ

そこから 10kmちょっとで ジンギスカンの「白樺 本店」


清川という 小さな町にある、
他には農協と 郵便局 小学校だけで民家も数件しかない
しかし そこだけ異様に道も駐車場も混んでいた。
店内 満席。昼時から少し外れた時間なのだけど、帯広市内からもわざわざ食べにくるみたい。


注文すると タレとトングがきました

そして 肉、頼んだラムがおもったより少なめの盛りだったので すかさずマトンも注文

ジ ジ ジンギスカーン(^^♪




この辺りはどこを走っても、十勝らしい景色が広がる


六花の森

六花亭の工場の横にある「六花の森」

園内は イングリッシュガーデン風(行ったことないけど・・・


オミナエシとか
ここで咲く花を描いたのが 画家 坂本直行(坂本隆馬の親戚)で六花亭のあのパッケージとなっている

ま、 ここまで来たら、幸福駅


いや、ここも30年ぶりだけど、
すっかり 様子が変わっていたー
帯広に戻り、まずは六花亭
帯広市内に六花亭は全部で10か所ほどあるけど

その中で ここ西三条店は 駐車場が広くて 入りやすい

店内も広くて、お土産もあの定番がまんべんなく販売されてる


二階はレストランになっていて、
こだわりメニューのごはんも食べられる

そして ここにはイートインコーナーもあるんだ


テーブルと コーヒー(無料)


店内の ショーウィンドウの中に並んだケーキたちをその場で選び

「こちらでいただきます」と言えば お皿に取り分けてくれる

おおおぉぉー


サクサクパイは 直営店限定

3時間 以内に食べないといけないのだ!
隣でお土産で購入の奥さんは「3時間以内に お召し上がりください」と手渡され 「それは出来ないかも・・・困ったワ・・・」
と悲しそうな表情
柏手焼きも(大判焼きみたいなやつ) ここで 注文してから(このイケメンが)焼いてくれるのだ


駐車場の印の鋲まで 「R」六花亭印


帯広でスイーツといえば、豊頃町の 「アメリカンドーナツ 朝日堂」
TMのイチオシ
初めに行った日は臨時休業だったので、翌日また行った

朝日堂の ラインナップ
有名はカスタードクリーム

店内には 著名人のサインがたくさんあった。
クリームがフッワフワ!帯広にいる間 2回通った。お店の人もすごくいい人たちだった。

十勝に来たら、やっぱり十勝川温泉。
十勝川温泉は 世界でも稀なモール温泉と言って、植物性の有機物が溶け込む温泉。
厳密には十勝川温泉とよべるのは 数件の温泉ホテルと旅館なのだが、前に来た時に寄った
かんぽの宿はもうなかった。
厳密な十勝川温泉じゃなくても 同じモール温泉でもいいんだけどな、
と、見つけたのが
札内ガーデン温泉


何かの施設をリニュアルさせたみたい。

うーん、建物だけみたら なんだか ラブホかパチンコ屋みたいな たたずまいだけど・・・


何かの施設をリニュアルさせたみたい。
広くてきれいな お風呂だった

ロビーも広いし、仮眠室(無料)も備えている

ローカールームもきれいだし、
入館料640円でバスタオルやフェイスタオル込み。

そうそう、この 茶色に濁った温泉が、モール温泉


あとは、R38号沿いの
「オベリベリ温泉 水光園」


こっちは、札内ガーデンより もさらに安かった!
440円!


こっちのお風呂もきれいだったし、もちろん 100%モール温泉!

こっちも ぬるりとした泉質で、これは美肌になりそう
な温泉

だけど、先の札内ガーデンに比べたら
安いせいか、子連れの多いファミリー向けか 大騒ぎして走り回る子供がおおくて
気は休まらなかった・・・
お母さんがいるのに 注意するのも気がひけるので あまりゆっくりはせず出てきた。

北海道は全体的に元気な子供が優先な気風がある


係りの人に
「オベリベリって、どうゆう意味ですか?」って聞いたら
「アイヌ語で 帯広の意味です」って教えてっくれた
うん なるほどね


チチヤスの炭酸発見! おいしー


野良の丹頂ツルがいた、

標茶にもいたけど、今時の北海道では普通のことなのか?

それから 25年ぶりにナイタイへ来た
ほんとは 「タウシュベツ」を目指したけど、行くてを雨に阻まれ進路を左に変えて ナイタイにした

ナイタイは 日本で一番広い 公共の牧場

東京ドーム350個分の広大な牧場


その広さもさることながら、 標高が800mという 十勝平野ビューにうって付けの高さ。
頂上に ナイタイテラスという レストハウスができていて

これが すごくカッコイイ建物。
たぶん 著名はデザイナーズだと思うセンスの良さ。
中はガラス張りで 寒さや風を凌ぎこの雄大な景色を満喫できる。


もともと こんなだっだ広い景色なのに、800mの標高から見渡すと、向こうに見えるのは
雌阿寒岳や雄阿寒岳
なによりも 空が広い 



前に来た時は、霧が深くて
景色も見えなかったし 展望台も整備されてなかった。
広すぎてガスケツになりそうで心配だったし、いい思い出はなかったのだが、
今回来たら すごいビュースポットになっていて、初めてきた場所みたいだった。
やっぱ20年も経ったら 改めて自分の今の目で見ないとダメだね


ナイタイから 帯広市内に戻ってきた。
北海道に入ってから ラーメンを1回しか食べていない。
「OK、グーグル」に 近くのラーメン屋さんを聞いたら
この「みすず」を教えてくれた



なんとなく聞いたことあるな、って思っていたら
その筋では有名なラーメン屋さんらしい。箱ラーメンも発売されていた、
そういえば 空港や北海道物産展で見たことがある。

ここは しょう油ラーメンと豚丼にぎり


有名人のサインが壁にびっしりとあった、やっぱり有名なお店なのね

ラーメンの美味しさももちろんだけど、
お店のお母さんが すごくいい人で 食べ終わったタイミングで
「狭い場所でご迷惑おかけして申し訳ありません」とわざわざ言いにきてくれた、(私のヘルメットを置く場所がきゅうくつだったのを知っていたのだ)
「いえいえ ごちそうさまでした」と一礼すると
彼女は更にふかく頭をさげて「ありがとうございました。」と言った
それから 帯広ではやはりTMおすすめの
食堂「ふじ膳」へ行った。
市場に併設されている 食堂らしく「朝定食」たおすすめらしいけど
わたしが行ったのはランチタイムだった

卸し市場の中にある、 入り口がこんなんだから なかなか分からなかった


広い卸し市場の一角 食品センターの二階にある

1階は一般人も買える市場だ

メニューは多岐にわたる


店内

ミックスフライ定食とTKG(たまごかけごはん)

入り口の目印。
R38から一本はずれたところで 解りにくい、この看板が目印

帯広を出て日勝峠

浦幌を出るときには、すかっり顔なじみになった管理人のおばさんや、おじさん。
公園の施設管理の人や 毎日散歩に来るおじさんと挨拶をして盛大に見送ってもらった。
テントを失くして 思いがけず長居したけど、あちこち回れてよかったよ。


日勝を越えて 日高、太平洋側に出た。
あとは フェリーの苫小牧まで戻るだけ



むかわのガソリンスタンドに寄って最後の給油
スタンドのオジサンは 「バイク寒いっしょ、大雪に雪積もったなぁ」と、
昨日 北海道 大雪に初雪が降ってうっすらと 冠雪したんだった。
「雪が降るまで北海道にいた、って自慢できるよ」って言ったら
オジサンはうれしそうに笑った

あっという間の9日間だったぁ・・・

フェリー乗船待機の列。
みんな、 思い出で 荷物いっぱいだね。


最後のビールも もちろんクラッシク



。。。
2019年10月31日
2019年 北海道ツーリング④
和琴を発ちまずは 多和平へ・・
なつかしぃなぁ・・ ・・15年か20年ぶりか・・


今日は天気がいいぞ
絶好の多和平日和


展望台や看板のレイアウトは変わったな。

前の多和平は今より看板は大きかった。デザインは継承しているみたい。


多和平は町営の牧場
景色は変わらない。
360° ぐるりと地平線


展望台はほとんど人がいなくて 貸し切りだった


多和平キャンプ場も 誰もいなかった。
ここは 370円でキャンプもできる、30年前は無料だったけど、今は370円らしい

この通りのサイトビューだから 断然星空がキレイだし、ほかの町の灯りも届かない、車の音も皆無の
ほんとに自然の中のポツンとしたキャンプができるのだ。
もっとも
昨夜は嵐だったから、この吹きさらしの丘ではキャンプは出来なかっただろうな



開陽台方面まで見渡せる

ほんとに 果てしなくうねる丘、 牧草地帯。
北海道は永遠と畑や農作物が続く景色もよくあるけど、 この辺りは酪農の牧草ばかり たぶん自然環境によって
農業だったり酪農だったりするのだろう
こっちは 弟子屈方面

釧路方面
地平線が果てしない
広いなぁ
。 人間は小さいな
。



多和平から、厚岸へ向かう。
厚岸へ来たのは もちろん牡蠣を食べるため

まずは厚岸の道の駅「厚岸グルメパーク」へ

だけど、定休日・・・
えーっ
!?道の駅って定休日があるのー?



でも大丈夫

道の駅から バイクで3分のところにある 漁協直営のAウロコへ


Aウロコ 店内はこんな感じ。道の駅よりも商売気はない

水槽に牡蠣 牡蠣 牡蠣


つぶ貝とか

お魚


牡蠣は 種類別になっていて いろいろ
単品売り、キロ売り、箱売りも


しかもその場で 店内で食べられるのだ



ここが 牡蠣のイートインコーナー

オイスターナイフや 醤油、 箸 おしぼり レンジ用トレーが備えてあります




私は、マルエモンという牡蠣とカキエモンという牡蠣を買った

まずは生で
、

生牡蠣いただきまーす


新潟の岩牡蠣なみに 大粒の牡蠣。
トロトロ、プリプリ、トゥルンという喉ごし
キャー幸せー



レモンかポン酢を持ってくればよかったなぁ。(今回の北海道ツーリングの有一の後悔・・?)


あっという間に完食

もっと食べたかったけど、この後 釧路でお寿司を食べたかったので この辺で牡蠣は勘弁してやった


使った容器を洗う流しもあって、ちゃんとみんなが分別して食べたあとの後片付けをしていた。いいね


次は釧路まで走って、回転寿司



なごやか亭は 北海道ではけっこう有名な回転寿司だ。
内地ではほとんど見ないけど、北海道ではいつも上位ランクインしている
うんと前に まだこの釧路店が(リニュアル前)できて間もないころ 地元の人に教えてもらった
当時では「さんまの握り」は革命的なことだったのだ

で、まずはさんまの握り
いいてみよーう



これは 今日のおすすめの「あじ」 絶品だ!
教訓、すし屋がオススメ、と二回以上言ったら とりあえず注文!

北海道なら ほたて サーモンは外してはいけない


・・・と、 北海道回転ずしを堪能して
今日の宿泊と目指す帯広へ・・・・
はじめて 道東自動車道を走った。無料区間が50kmくらいある。お得かと思ったが、
無料区間が長いとはいえ 、片側一車線なので とても走りにくかった・・

四国の高速道路みたい・・・、時速90km/hでは すぐ後ろの車が追い付き 煽られることはないのだが 走りづらい
釧路→音更なら 時短になってけど 釧路→浦幌だったら それほどでもなかった
帯広の手前jの池田ICで道東高速を降りる
この日予定していたのは士幌の「士幌高原ヌプカの里」だけど、池田ICを降りて16:45に電話をしたら
もうすでに今日の営業終了

池田いきがの森キャンプ場は閉鎖、急いで茂岩山キャンプ場へ走るも17;00すぎて受付け終了。
暗くなってきた。帯広のビジホ 「ぴあ7」に電話したら満室。
こうなったら アレしかない。 20km離れてるけど 浦幌だ。
浦幌なら。19:00まで受付のおじさんがいることを 知っているのだ。
十勝川沿いなのだから、 野宿する河原はいくらでもあるのだけど、
ホラ そこは私も女子なのでちゃんとキャンプ場でキャンプしたいのだよ

ちゃんと トイレと水道のあるところでね。
野宿だと 日の出前には起きないといけないし・・・

そして
浦幌に戻ってきた
結果的には、テントを失くしたのに気づいたのがココだったので 不幸中のサイワイ

。。。
https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e3267901.html
2019年10月22日
2019年 北海道ツーリング *スノーピークポロシリキャンプ場
*Snow Peak の北海道のキャンプ場は 十勝平野の 中札内から西に10キロ
日高山脈の十勝幌尻岳のふもと戸蔦別川近くにある
中札内と言っても 知っている人はあまりいないかな。
帯広から南に40キロくらいのところ、
帯広は片側3車線の道やビルも建ち並び国道には誰もが知っているチェーン店がたくさんある都会だ。
でもそこからほんの 20キロも走ると 地続きとは思えないほど違う景色になる
果てしない畑や防風林、地平線まで続く道
十数キロごとにあるちいさな町には ガソリンスタンドと郵便局とJA、数件の家が集まるくらい


初めて ここに来る人は、
ほんとに この先にキャンプ場や人里があるのだろうかと不安になるかもしれない

終わりがないんじゃないか、という 十勝平野を走りようやく久しぶりに見る小高い丘のような小さな山に突き当たると
戸蔦別川を渡る
そして、 「*Snow Peak Tokachi Porosiri」 キャンプ場」がある

ここは 水曜日が定休日。
だから、火曜からお客さんはキャンプはできません。
前述の通り、
この前日にモンベルのテントを落としてしまった私はキャンプが出来なので
キャンセル料の支払いのためと 次回の下見のために寄ってみた
はじめての人のためにここでかいつまんで話すと
北海道ーリング中にテントを落としてしまったの、普段はキャンツーで予約は入れず
現地申し込みだけど、さすがに人気のスノーピークキャンプ場なので、3日前に予約をいれた
ところがその翌日にテントを落とした。あと数日の北海道をテントでなく
バンガロー泊まりに変更した。で、スノーピークのキャンプは断念。
ネットで、キャンセルはできたけど 前日のキャンセル料は利用料の3割( 371円)は現地払いとあった。
ジンギスカンを食べに行ったついでにキャンセル料を払いに寄った
ところが、
係りのお姉さんはすまなそうに、「わざわざ来てもらったのにスミマセン」、と 申し訳なさそう。
「自動送信で行っちゃうんですけど、キャンセル料金 いただいていないんですよ…」
つまり、こう言うことかな?
キャンセル料金無料て、事にすると無計画な予約や
非常識なキャンセルが横行するので、建前上 キャンセル料は設定してるけど、実際には 徴収してない…ってこと?
非常識なキャンセルが横行するので、建前上 キャンセル料は設定してるけど、実際には 徴収してない…ってこと?

今日は火曜日なのでお客さんは誰もいない
常設テントと住箱
住箱は ここに来て知ったのだけど、デザイナーズの スノーピーク版のバンガローみたいなもの

HPより↓




この住箱(JYUBAKO)がチョーかっこいいい!

グランピングなみのハイセンス、で一泊13000円。
絶対 次はここに泊まりたい

オートサイトは 白樺の木がほどよく配置されている

新潟の スノーピークキャンプ場よりも 区画分けはかっちりしている

管理棟

管理棟内のサニタリー
キャンプ場のサイト内にも トイレ棟はある

「人生に、野遊びを。」 *snow peak

みんな もっと野遊びしなくちゃ

もちろん常設テントもある。

大きくて豪華。
かなり上等!


ひいき目だろうけど
なにもかもが 完璧に見える

例えば、この芝の長さ。
これ以上長いと 朝露がまとわりつくし、これより短いと芝のフンワリ感に欠けるだろう


あぁ、
炭捨て場まで なんだか かっこいい!


新潟のスノーピークキャンプ場も自然な地形や設備がかっこよかったけど、
十勝は もうちょっと硬派なカッコよさ。
今度来たら、星空がどれくらい見えるかチェックしなきゃ。
・・・
2019年10月11日
2019年 北海道ツーリング③
和琴半島に着いたのは 16:00くらい
三連休とあって、予想外にすごく 混んでいた。
大型のファミリーキャンプ用テントが 隙間なく設置されていた。
こんなキャンプ場ではなかったのだがなぁ~
、

どっちかというと 家族向けというよりは 硬派向けの
キャンプ場だったけど..


わたしが着いた時に和琴ミーティングのメンバーはすでに7~8人くらいいた。
実際 何人来るのか 誰が来るのか把握してる人は誰もいない
実際 何人来るのか 誰が来るのか把握してる人は誰もいない
テントを張ってから みんなの焚火
のところに戻るともう 20人くらい集まっていた、ホントに20年ぶりの懐かしい面々。夜になってから到着した人も入れて全部で25人くらい集まった。

顔だしNGの有名人もいるので 全体写真はなしね

初めて会った人もいた。
でも まるで 昨日も一昨日も一緒に焚き火したかのように みんなで、話して飲んで、
私はけっこう早めに寝落ちしていた…


翌朝、
いつもの見慣れた 和琴半島の朝
美幌にかかる朝もや 静かな湖面 カラスの鳴き声


朝早く起きたので 散歩がてら朝風呂
和琴半島の露天風呂(無料)

脱衣所はあるけど、お風呂に目隠しとはない、混浴です
だけど、地元の人も 観光客も キャンパーもみんな割とふつうにお風呂として浸かってます


朝ご飯はリンゴとラーメン


和琴半島は 周囲は2.5kmの散策路になっていて
歩けば1時間くらい
まずは 和琴神社の神さまにご挨拶

人の手があまり入っていない原生林で、地熱が高いので緑が鬱蒼と美しい

摩周湖ブルーと対比されるけど、摩周湖の青は深いコバルトブルー
屈斜路湖は スカイブルーと言われるけど、
私から言わせると、ブルーグリーンかな


クマゲラ、アガカゲラ、エゾリスも 辺りにたくさんいる

和琴の温泉に比べてあまり有名ではないけど、 「小屋の湯」があります
同じく無料で、熱めのお湯

脱衣所もあるし、
中から鍵をかけることもできる扉もあるので 貸し切りもできる(尤も、ここを入る人は あまり鍵はかけないけどね
)


基本、お湯はアツアツです。間違って入り込んだカエルが茹で上がって浮いていたりするので
、よりワイルド


その手のもの
が見える人には けっこう見えるらしく、鈍感な人向けです(夜遅くなければ大丈夫
)



カヌーをする親子

和琴にはキャンプ場は二つある
。

私たちが集うのは 民間営業のオトーチャンとオカーチャンが経営の「和琴半島 湖畔キャンプ場」
もうひとつは国営の 「和琴 野営場」

昔は こっちの国営は ただ区画してあるだけのキャンプ場で、 湖も見れないし分譲の墓場のようだと、言われていたけど
数年前にリニュアルしたらしく、
すごくキレイなキャンプ場になっていた
。

テント持ち込みのサイトもあるけど、グランピングのような 洒落た常設テントが完備されていた。

管理棟も ログハウスで出入りしやすく開放的。(フィールドハウスという、名前まで洒落てやがる)
無料wifiもあるし


炊事場もトイレも上等すぎる



常設テントにはそれぞれのサイトに パラソル付きのテーブル&チェア 焚火台

かっこいい
!

隣が 和琴湖畔キャンプ場じゃなければ 絶対泊まりたいキャンプ場!NO1!


一方、私の和琴キャンプは「和琴湖畔キャンプ場」(民営)
湖畔キャンプ場は その名の通り 湖に面している。
人間は 基本水辺を好むもので、フカフカの芝生よりも 超きれいなトイレよりも
水辺にある、というだけで圧倒的に人気なのだ


今日は 更に 隣の「三香温泉
」に行こうと決めていた。

ひなびた秘湯 という風情の 一軒宿
ここでも 風呂上りビールを堪能したいので 歩いて行くことにした。
バイクなら4分くらいで着くのだけどね
、


テクテク・・・ テクテク・・・

歩けば20分かかる・・



トウモロコシ畑を縦断すれば10分だけど・・・
ちゃんと 道路をテクテク歩いていく。

お、やっと「三香温泉」の入り口

一軒宿だけど、 日帰り温泉もやっている。500円

裏庭?に 温泉
はある


手前が男湯 奥が女湯

ソマツな小屋の脱衣所
。

これこれ、この風情がそそる~
夏でも寒い日はストーブに 火をいれてくれまーす

大きな露天風呂だよ

シャワーやカランはありません、(お嬢様、お姫様はご遠慮ください
)


周りの木には エゾリスや かわいい小鳥も

お風呂は 20年ま感じ、 仕事や人生に疲れたときに 「三香温泉に ゆっくり入りたいなぁ」と
度々、思いを馳せた温泉です
残念だったのはビール!
自販機は そこに変わらずあるのに 販売してなかった!!
くーっ!このために 歩いてきたのに・・・
宿の主曰く 「売ってないんです」と一言。機械の故障とかではなく 事情があるのだろう・・・・
そんな こんなで
一日中 ブラブラして一日終わる。
今日はバイクで1mmも走らなかった


今日は また格別に夕陽がキレイ




湖面に 焼けた雲が映る

誰もが 美しい夕日を堪能した。

今晩も 和琴ミーティング2日目。
今日もキャンプ場は激混みで ファミリーさいともバイクスペースもピチピチだった


翌朝、
どんよりとした朝、
ミーティングのメンバーは ほとんどみんな今日帰る。


昨夜は激混みだったけど、昼前には だいぶ空いてきた。

昨日、和商市場のイクラが 少なくなったという私の陳情を聞いた 和琴メンバーのツリシが
お手製のイクラをたっぷりとくれた。
自分で鮭(アキアジ?マス?)を釣りさばいて スジコを取り出し バラシて 味付けをしたもの。
みんな こんな風にミーティングのため 様々な食材を持ち寄っていた。
お酒はもちろん イクラ、天然マイタケ ジャガイモ ホタテ 高級なぶどう 鹿肉 アスパラ・・・
イクラはまだ1.5リットルの保存容器にまだ半分残っていた。

べんちゃんの持ってきた天然ののマイタケ
これは残った小さいほうで 今回は7kgの大株も持ってきてくれた、
このために、前の年から 舞茸の収穫ポイントを確保しておくらしい

今日も 和琴半島を散歩する


今晩から 嵐が来るらしい、嵐の前の静けさで 湖面は鏡のようだ、波 一つもない

手つかずの原生林は 立派な大木がたくさんある




さて、朝ごはん。
ゴハンを炊いて もらったイクラでイクラ丼にしよう


ご飯を埋め尽くす タップリイクラ


嵐が来るので、今日はキャンプ全面禁止になった。
「泊まりたい人は バンガローにはいってね」と
昼過ぎには もう誰もいなくなった

祭りの後の寂しさ・・かな

和琴メンバーも三々五々と帰っていく
今年の和琴ミーティングは これでおしまい


午後は最後に残った4人で
いつもの和琴のように茶をしばき どうでもよいことを話していた、
つまらないことでもガハガハと笑い、みんなまだ あの頃の20代みたい。

100人もいた昨夜とは うって変わって 静かになったキャンプ場。 遠慮していたリスも出てきて 走りまわっていた

このあとやまちゃんとべんちゃんも帰る(二人は弟子屈に住んでいる)
ノーベルさんと 見送った。
私といえば また夕方まで湖畔や半島を散歩したり、一番近くのセコマ(21km先)にビールを買いに走った。
夜は 和琴の露天風呂に入った。(ほかに誰もいないか 二人以上のひとが入っていたら入る)
北見から来た おじいちゃんとおばあちゃんの老夫婦が先に入っていたので おじゃました。
2人は 御年80過ぎながら、いまだに二人で日本中を旅しているんだって。(車で)
今年もすでに2か月くらいかけて 北海道
東京~伊勢~四国(88か所巡り)
九州一周~下関~日本海側を回って北海道に帰ってきた。


何年も 二人でそんな旅をして お遍路はもう8回も回ったとのことで、お話の一つひとつに含蓄がある。
いろんな事を達観してらして、言葉のひとつが興味深く、説得力に満ちていた。
この近く美幌に住んでらっしゃて、お二人が若い時には 時代も貧しく苦労なさったらしい、
お二人で旅(人生そのものが旅とも)をしてきた 彼らが言うのは 感謝の言葉ばかりだった。
仏に対する感謝、人からの施しに対する感謝 自分たちが生かされている自然に対する感謝。
そして自分たちも 恩返しのように少しでも 人に施すようにして生きていくのだと
すごい。そして羨ましい。
話が面白いので ついつい長風呂になってしまった、お風呂からあがり 「お話ありがとうございました」と心から感謝して
握手して別れた。
翌朝、
予報通り、10m以上の風が和琴に吹いた
荒れた湖は 海のようだった
。

何年か前に 珍しく北海道に台風が上陸した時も 和琴でキャンプしていたが、その時より湖は荒れていた。
雨は強くないが 風がすごい
。



今朝も イクラ。
さすがにイクラ丼に飽きたので 今朝はおにぎりにしてみた




そして、昼近くなって 風が弱くなった頃
私も 和琴を発った。
久しぶりの多和平や900平原を見に行こう。
。。。
2019年10月07日
2019年 北海道ツーリング スピンオフ


2019年 北海道ツーリングのレポートの途中ではありますが、
今日、 失くしたテントが 厚岸の警察から届いたので 報告しまーす

よかったー

警察からの お届け物なので、コピーのトナーの箱に入ってました


これまでの いきさつを簡単に言うと、多和平~厚岸、釧路~帯広の間で 走行中にテントを落としたらしいってこと。

https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e3267901.html
ポールだけ持っていても仕方ないので、 もう捨ててしまおうか、 モンベルに本体とフライだけで別注で注文しようか
念のため、最後に警察に電話で落とし物の問い合わせしてみた。
北海道警察はネットでの落とし物検索ができるHPがあるのだけど、それはほとんど機能していなかった。
最後にテントが確認できたのは 多和平、調べたら多和平は弟子屈警察の管轄なので 弟子屈警察に電話してみた
やはり届け出はないらしい・・・、
ダメもとだったので、あっさりあきらめようとしたら





と、しばらく向こうが黙るので 「あれ?なんだろ、他の落とし物してたかな?なんて思っていたら


実はテントを落としたのと同じ日に Bluetoothのイアホンを拾った、
近くに交番がなかったので 途中の標茶町に出たら、そこで届けようと思っていたのだけど、
そんなことすっかり忘れていて、浦幌に着いた時に
あ、届け忘れた!と気が付き次の日に郵便局から標茶の交番に手紙を付けて郵送したのだ。
どうやら それが標茶の交番から 弟子屈警察に届けられて落とし物係りのお巡りさんが 私の名前を憶えていた、という事だ。
そのお巡りさんがいい人で、はたまた その届け物のため私が好印象だったのか、

と私が言ったのを受けて

と。で、しばらくしたら 電話がかかってきて

本人からの申し出が必要なので 直接 厚岸警察に電話してみてください」
と、言うわけで その後の厚岸警察とのやりとりで (すごく詳細にわたるやりとりで、電話での確認も4~5回)
結局、どこで落としたのかは教えてもらえなかったが、どこを走ったのかとか 細かく聞かれたので 厚岸の道の駅からAウロコの間あたりだったみたい。
①テントはまだ ある 多和平

②この写真の駐車場にセローが写っていて、拡大で見ると まだある

③多和平、浮かれている場合ではない

④道道13号。つがいの鶴が横断 右に一羽 左に一羽。 横断に5分かかり 車1台 とバイク1台が渋滞?

⑤厚岸の漁協 Aウロコ。 ここではすでにポールのみだった。

ま、テントがないせいで 浦幌に停滞することになったけど、
そのおかげで、十勝平野を満喫できたしね



・・・また 続きは北海道ツーリングレポで

。。。
2019年10月03日
2019年 北海道ツーリング②
平取の 二風谷を発ち、富良野へ向かう
途中 国道を10kmほどはずれたところに 「とみうち」という 旧国鉄の廃線となった駅があるらしいので寄ってみる。
「とみうち」は 列車をライダーハウスにしているらしく 1泊500円ほどで泊まれるとのこと。

バイクを寄せると、1台の ホンダNC750が停まっていた。


とみうち駅は小さな電車博物館になっていて、 国鉄時代の古い備品などが数点展示されていた。
きれいにされていて、廃駅のみすぼらしさはないのだけど、どことなく 物悲しい。


「銀河鉄道999をイメージした 空への線路」 と、いうので来たけど
すごくはなかった・・・3mくらい?


ここは ツーリングマップルの表紙になったことがあるそうだ。
ライダーハウスになっている 列車から おっちゃんが出てきて 声をかけてくれた。
やはり 昨日の雨で 屋根を求めて飛び込んだらしい、
「でも 昨夜は一人でさみしかった・・・」
なんて 茶目っ気のあるオッチャンだ

退職して 九州から気ままに北海道を回っているとのこと。 うらやましい
私がこのNC750というバイクを見たことがなかったので、興味津々でいろいろ聞くと 少し自慢げに丁寧に教えてくれた
なんと タンクかと思ったら メットイン

その代わり、給油口が後ろにあるので、荷物を積んだりすると給油がたいへん。
シートの上に荷物が積めないので、サイドバッグを付けるフレームを別注して、なんだかんだで20万くらいかかったと・・・

セミオートマ・オートマ などが選べるので、見たことのないスイッチや計器がいろいろあった

「贅沢な道楽だね」と、笑う。
とみうちの町は静かで、数件の家とこのライダーハウスを管理する商店が1軒あったけど、
他には誰もいなかった。車も通らず 忘れられた町みたい。
廃線になった町の物悲しさを見たような・・・
R237に戻り、富良野へ

富良野には 思い出のあるキャンプ場もいろいろあったけど、
あえて 初めての
「星に手が届く丘キャンプ場」
バイクは先着13台というので、 念のため電話してから行った。
バイク1張り1000円。 北海道の中では高め。聞けば20年ぐらい前に出来たキャンプ場とのこと、
うん、確かにこんな名前の洒落たキャンプ場はなかった、
鳥沼から日の出に行く間くらいのところにあった。
なんと、 このキャンプ場には看板がなく、まぁ付近にはほかの建物もないし 他の人のテントがあるので
ここが、キャンプ場だなとかろうじてわかる、と言う次第。
でも 敷地の中には このように看板があって、場内で写真とか撮ると キャンプ場名が 映りこむという仕組み

高規格といのとはちがうのだけど、
ずいぶんとこだわりの感じられるキャンプ場。
受付をすると、 カートに乗せられて サイトに案内される。
バイクやフリーサイトの人も 指定された場所に張ることになる。 区画の線があるわけではない。

隣の人との間隔も適度にあるので 窮屈ではない。 バイクが乗り入れできるし。


しかも それぞれにひとつづつ 焚火用のかまどがついている。
テントを張って、荷物を降ろして
久しぶりの 富良野 美瑛を走りに出かけた。
ちょうど、夕暮れ時で 芦別岳に夕日が落ちる


ハイ、自撮り~ 黄昏れるぅ~

キャンプ場の施設 紹介
トイレ ログハウス調。男女1個室ずつ

中の様子。てともキレイです

炊事場も 小屋の中になっています

富良野の町は 先述した通り すごく新しくなっていうた。
建物が新しいくなっていたし 駅もきれいになってロータリーもできていた。
見慣れたチェーン店もたくさんあったし。人もたくさんいて賑わっている感じ。
「北の国から」の 特別編で 黒板五郎が 富良野の居酒屋でベロベロに酔っ払って
隣に座っていた 観光客のおばさんに絡むシーンがあった、
「えっ?富良野が思っていたより 栄えていてガッカリしたって? 」と
あれでさえ もう20年前だった、その時よりさらに 富良野は栄えていて、ここに黒板五郎がいたら、
もっと絡まなくてはならないな。
って、いうくらい違う町のようだった。
町でラーメンを食べて、早めに眠る。
キャンプ場のライダーサイトは13張り 満室だったけど、お互い挨拶程度でした
翌朝は キャンプ場中 深い霧だった。
まだ、日が昇らないうちにテントはそのままにキャンプ場を出て 美瑛へ走りに行った。

深山峠 付近
十勝連峰雲の上に浮いていて 美しい朝。

美瑛 通称ジェットコースターの道
この 写真だとわかりにくいけど、 アップダウンのストレートがずーっと遠くまで続いています。

美瑛の丘並みは ほんとに芸術的なほど

自然が作った なだらかな地形に 人間がパチワークのように耕したり、作物を植えたり

ほんとに 自然と人間の素晴らしい合同の傑作

就実の丘まで 足を延ばしたけど、ここはスゴく深い霧で 景色は全然見えなかった

富良野に戻り、 八幡丘界隈。
ふふふ・・・
ほんとの「北の国から」フリークは 麓郷にはいきません、

撮影舞台でよく使われたのは 八幡丘です。




富良野を見渡せる、ハートヒルパーク展望台
キャンプ場に戻ったのは チェックアウト11:00にギリギリの10:30!
やばっ、間に合うか?

って、やれば出来た!
25分でテントたたんで パッキング出来た! よかった、自己最高記録


R38
国道38号を走り 狩勝峠を越えて、帯広へ向かう

狩勝峠の頂上、かつてはお土産屋さんや軽食で賑わっていたけど 今や全て閉店状態だった

景色の素晴らしさは変わらない



狩勝峠を越えれば 十勝平野。
ただ広い 平らな平野に広い空と防風林。 十勝平野。
美瑛とかの広さとはまたちがう だっだぴろさ。

帯広といえば 豚丼。
[ぱんちょう」が有名だけど、駅前まで入っていくのがめんどうなので 国道沿いのこの店でテイクアウトを購入

注文を受けてから、 そのたびに 炭火で焼くので少し時間がかかるとのこだけど店内で待っていた。
思っていたより、分厚いロースを3枚焼いてくれた。
懐かしい、当時はここが道東スーパー林道に一番近いキャンプ場なので 93年と94年に来た

帯広は越えて 浦幌に キターーーーーー!
懐かしい、当時はここが道東スーパー林道に一番近いキャンプ場なので 93年と94年に来た

ほんとに 懐かしい25年ぶりに来た

25年前より すごく 広大な公園になっていた!

当時はバンガローは3棟しかなかったのだけど、 今や11棟になっていた
多目的広場や 野球場 スレチック広場 オートキャンプサイトなどが増えていた
係りのおじさんがここに張るといいよ、と受付の裏の芝生スペースを案内してくれた、
先にバイクでテントを張っている人が いたけど、たぶん一応「女子」なので
彼と離れたところをすすめてくれたのかな。

こんなモニュメントもできていた

申し遅れましたが、 ホクレンの フラッグゲット

富良野は 道央なので赤のフラッグ 帯広は道東なので緑のフラッグ
ちなみに道南は黄色 道北は青
更に抽選で 非売品のフラッグが当たる懸賞でスペシャルフラッグが当たるらしいので、せっせと
ホクレンのレシートを集めて応募しました


浦幌 基地 設置完了!(ホクレンフラッグ完備)


はい 設置完了で まずはカンパイ

受付でビール(もちろんクラッシック!)売ってます
。

ビールを買うときおじさんが「袋に入れるかい?」と聞くので 「すぐに飲んじゃうからいらないよ」って言ったら
おかしそうに笑っていた
更におかわりを買うべく、「おじさんは何時までここにいるの?」
と、聞いたら「7:00まで」と言う。
「遅くまでいるんだね」
「8月なら 10:00ぐらいまでいるよ」
「そんに 遅くにキャンプに来る人いるの?」
「うん、夏は9:00すぎもけっこういるんだよ」って、

はい、セローもカンパイ。おつかれさまー
豚丼もご一緒にカンパイ
バイクで揺られて グチャリして見えますが、タレがご飯にからんで これはこれでおいしいんです


そこそこ 飲んだら お風呂に行こう、※注意 健康湯はビール売ってません、牛乳は売ってます
キャンプ場から歩いて5分くらい


浦幌の健康湯は 温泉ではない。銭湯です 370円

今日は たくさん走って疲れた~
お風呂でまったり ゆったりして テントに戻りすぐに眠った

翌朝 おはよー
ツーリング 二回目の モーニングコーヒーで
おはよう!


いやいや
これは ほんとに どーでもいい話なんだけど、
昨夜 「健康湯」を出てから それはもう19:00もすぎて キャンプ場の売店ではビールが売っていない時間だったので
健康湯の前のこの草原を横切り 向こうにあるセコマにビールを買いに行こうと 思いたった
これは翌朝の写真なので 明るいけど、その時はけっこう暗くて持って行った街灯の灯りも遠く 月明かりだけで草原横断を試みた

真っ暗な草原を横切って

で、そこで 右足がズボッとはまった
この写真↓の 草の濃いところが実は1m幅くらいの用水路だったらしい。
草に覆われていて 見た目は草原だった。
片足だけとはいえ 風呂上りに膝上まで 泥水にはまり、もうビールを買いに行くきは失せた


とりあえず キャンプ場で泥にまみれたトレッキングパンツを洗う。
翌朝 浦幌の町のコインランドリーまで歩いていき、洗濯と乾燥機を使った。
浦幌のコインランドリー
小さな町なのに コインランドリーはすごく立派できれい。靴専用の乾燥機まであった。
トレッキングパンツを洗っている間や町へいく間は、穿くものがないので インナーダウンのジャケットを腰下に巻き袖のところでキュッと
縛ったら、ヤマガールが穿いている ダウンの膝上スカートみたくなって けっこう着こなしていた
さすが わたし


R38で浦幌から釧路へ
太平洋なのに 空も海もどんよりしていてうら寂しい。 街道沿いの 草も 寒風に耐える 下草ばかり
ここは通るたびにいつも曇っていて 寒い。
ここは ほんとに伊豆や沖縄と同じ たい太平洋なのかな

R38沿いある道の駅 「恋問」

ね、? 名前がすてき
「恋を 問う」なんて…☆

ほんとかよ~

ここ 恋問に 来たもう一つの理由

はい、スパカツですね~

アングルを変えて
スパカツでーす


ケンミンショーでおなじみの
B級
ご当地グルメ
味はまぁ、想像通りの ミートソースとトンカツの組み合わせでした~
それはそれとして
釧路で今晩の買い出し
はい、みんな大好きの「和商市場」だねー


正に、昔の「ライダーの聖地」が北海道ならば、
ここ 釧路の和商市場は、センターOF 聖地
魚介を中心に、北海道の美味しいもの てんこ盛り

カニ定番です。
ここから今回の旅の穴ウメとゴマすりのため、ダンナさんと ダンナさんの実家に カニを手配

で、勝手丼。
まずは 和商市場の外郭に 何軒かある ご飯やさんで 好みの大きさのご飯を購入

あとは市場の中をウロウロしながら 好きなお魚やおかずを乗っけてもらう。


しかし 今時の 1店舗で間に合うシステムに 店頭での 駆け引きや特別サービスをねだることもなく 便利だけど、物足りないシステマちっく

これが 私の勝手丼

あとは 北海道でしか
見たことがない
リンゴ「あかね」
紅玉に似た品種で 小ぶりで 酸味のあるリンゴ。

あかねが大好きになり、内地に戻って探したけど、ないんだよな
釧路を発ち
いよいよ
和琴へ・・・・・

和琴半島にはあと9キロ。

R237
を右折して
和琴への
真っ直ぐな道
その先に
見慣れた
駐車場

ずっと ここに来たかった

ただいま 和琴
おかえり 和琴半島
2019年09月27日
2019 北海道ツーリング①
じゃ、改めまして
今年の北海道ツーリングのまとめです

さぁ いよいよ 待ちに待った北海道ツーリングのはじまり!


うちから 茨城県の大洗港まで。 首都高はどこもかしこも渋滞だらけ
、

いつもなら 高速の渋滞はすり抜けるけど、
北海道に向かう大切な身体(?)なので 慎重に。すり抜けも自重気味にしていたので
大和市のうちから フェリーターミナルまで4時間近くかかった

フェリーターミナルの建物は新しくなったばかりみたい、すごくキレイだったし
オンラインであらかじめ支払いも済んでいるので 配信されたバーコードの読み取りだけで 発券もすぐにできた。

待ち合わせロビーも広々として、 無料Wifiも完備
三井商船の「さんふらわぁ号」は
ほぼ毎日 夕方出航と 深夜出航がある

夕方出航便は 一般のお客さんや観光客仕様になっていて、
深夜出航便は トラックドライバーとか 運搬 物流メインみたい。(客室の仕様とかがね)



バイクは
30台 くらい、 車も少なかった

ちょうど、夕焼けの時刻の乗船

美しい旅立ちの風景


船底の バイク 格納スペース。
この 独特の重油の臭いや ムッとする蒸し暑さ 上下全体に響く機会音、
これこれ、この感じが アガルぅ~


まだ 船が新しくて 船内はすごくキレイ!
これは コンフォートという寝台。
この コンフォート寝台と 400cc以下のバイクで22900円

寝台には シーツ 枕 上掛け(フランスベッド製) スリッパ イアホン テレビのリモコン
コンセント、 照明 換気口(開閉できます)


快適です。 テレビ
も 24インチくらいあるかな、32かな



トイレもすごくキレイ

パウダールーム

ロビー
ジュースやビールの自販機

コンビニ価格より20~50円高いくらい。
発泡酒35缶180円 ビール35缶240円 酎ハイ缶 160円

給湯室 電子レンジ、 ウォーターサーバーあります

船内 wifi あります。 不安定でした
、 エリアが限られて、部屋ではwifi使えないです。

だから ロビー界隈はネット難民で常にあふれていました(出航して海上に出ると 4Gはほぼ 通じない)

夕方便にはウイズペット という部屋もあり 甲板に ドッグランもありました
さて、いよいよ 出航
!

乗船から 出航まで2時間以上あったので、ビールを2本 酎ハイを2本飲んでしまい。
いつ出航したのかわからないまま の出発でした~


お風呂もきれい。備品もシャワーの水圧も充分です

翌朝、 レストランの朝食は バイキング式で1050円
洋食。和食。 種類もいろいろあって、 食材が少なくなれば すぐに補充されます。
観光ホテルの朝食バイキングくらいの 合格ラインです


んな、訳で 飲んで 寝て 食べてで、 もう苫小牧
。

18時間でついてしまい、しかも半分は寝ていたので ほんと 「あれ、もう着いちゃった」って感じ
天気は 雨・・・どんより
。


雨は強くはないのだけど、 しっかり シトシト降ってます・・・・
天気を検索した時 雨だというので 「じゃー今日は登別で温泉!
」という第一案もあったけど・・・


上陸したら やる気に満ちてしまい、「いやいや せっかくの北海道 防水は万全だし 走れるとこまで行こう
!」


雨だけど、走りながらヘルメットの中でニヤちゃう、
同じ船だった チャリダーの女の子がチャッチャッとヤッケを着て先に走りだしていった。
追い抜き際に「気をつけてー」と 北海道初のVサイン 「ありがとー」とかわいく手を振り返してくれた
で、1時間弱ほど走る。 道の駅 むかわに到着。
先述の通り、 ゴアテックスだと思っていた 靴がどうやらゴアテックスではなかったらしく 靴の中がタプタプと濡れ
グローブカバーも忘れてしまったので、手と足が冷たくなり すっかり気が萎えてしまった
。


フェリーでだいぶ厚着はしたのだけど 寒いし・・・

ほんとは 今日中に 南富良野の金山湖を目指していたけど、 これはもうムリ
。


で、ここ 道の駅へ飛び込む。
鵡川は 恐竜の町らしく、「むかわ竜」ってのが この辺で発掘されているらしい。
恐竜好きなんだけどなぁ、 それどころではない・・・


ここには 「四季の館」っていう 温泉付きのホテルがあるらしいので
早速 申し込むけど満室。
なんか人気宿みたい。あとでじゃらんで検索しても けっこう先まで満室だった
フロントのお姉さんに、近くで同じような宿はありませんかと聞くと「この町には ここしか宿泊がない」と言う
それほど近くはないけど 平取に2軒 あるというので そっちを検索してみた
やっぱりどっちも 満室。

まいったなぁ
、 寒いなぁ
、


苫小牧か千歳まで行けば 泊まるとこあるかもしれないけど・・・
初日 早々、行く末が決まらず途方に暮れる・・

しょんぼりしながら



ビジホも民宿もなく 地図で付近のキャンプ場を探す。
大沼キャンプ場はバンガローないみたい、平取の二風谷キャンプ場はバンガローがあって
電話したら 空いているとのことで 17:00までに来れば受付できるとのこと。
よかったー。
この際 屋根さえあれば

日高 平取町の二風谷キャンプ場に到着(にぶたにと読みます)
ぎり、16:30について 受付。
こんな天気の平日なので 広大なキャンプ場に シングルテントの人が一人と バンガローの人が1組だけでした

これが 私が借りたバンガロー 3000円


中はこんな感じ。
6畳くらいかな。

早速 濡れたものを干したり、
いやいや、快適です。
一安心して途中のセコマで買った ワインとカツ丼弁当で もう あっという間に幸せになってきちゃった


誰もいない オートサイト。
でも照明は点いていて、恐ろしくはない


それから、このキャンプ場の最大の魅力は この温泉「平取温泉
ゆから」が隣にあること! 



ここは 宿泊もできる温泉で、さっき むかわでお姉さんが紹介してくれたけど 満室で泊まれなかった
リゾートホテル。宿泊なら 15000円~ 安くはないけど・・・・
中は すごくキレイだけど、温泉だけなら 500円!

平取は 和牛が有名らしい
、 和牛肉の直売や ステーキが食べられるレストラン、窯焼きのピザとか

平取は 和牛が有名らしい

片田舎にしては(失礼!) 洒落た 施設。

なんと言っても お風呂がいい
!

なんと言っても お風呂がいい

なんだろう 泉質がいいのかしら? 雰囲気か? 自分の気持ち的なものか?
ちょうど 雨があがり 秋の虫が静かに鳴き始める露天風呂もよかった。
露天風呂の 間接照明に寄ってくる カゲロウのダンスを見て 感慨に耽る

混んでなかったのもよかったしね。
寒い思いをしてしょげていた一日だから この暖かさが 身に染みちゃった

しかし、 何よりも、
お風呂上りに飲む このクラッシック
! サッポロクラッシック!

ヤバイ!うますぎる
!

人生で飲んだ うまいビールランキング 5本の指に入るかも!

ま、うちでは 発泡酒ばかりだし、
一番オイシイビールは 何故か「ハートランド」と決めていたのが
この風呂上りのクラッシクは 美味しすぎた!
確認のため、 もう一度 15分ほどお風呂でアツアツになって もう一回「風呂上りクラッシク」を飲んでみたら
やっぱり 「スゲーうめーっ!
」 ってレベルだった!

この ゆからには グランピングがあった。
これが すごいステキで そしてお高い!(2万~3万) ホテルより高いかも・・?
2棟か3棟あったけど、もちろん満室。

ホテルからすこし離れた 木立の中にあって、 キャンプ場に戻る時に少し様子が垣間見れたけど、
蚊帳の前室みたいなスペースで 老夫婦がチェアーで 語らう ランタンの灯り。
いーなぁ

キャンプなんだけど、ホテルみたいな 時間と空間の贅を尽くした 感じ。
定年したら ダンナさんとグランピングの旅したい!
翌朝
やったー!爽やかな 朝です!


フリーサイトも区画のオートサイトも 行き届いたサイト

炊事棟、 燃えるごみは指定の袋で置いていくことができますが、空き缶は持ち帰りです

トイレ棟 水洗です

すごく 管理が行き届いた すばらしいキャンプ場です

チェックアウトの時間いっぱいまで
なんとか靴を乾かす。
中敷きを外すと 乾きが早い。

二風谷って、名前がすてき。
きっと 例によって アイヌ語の当て字だと思うけど
ふたつの風の谷なんて・・・


今日は この天気
いい予感しかしない。
富良野を目指そう
・・・
・・・
2019年09月03日
北海道1994年 クロニクル
1994年 北海道 クロニクル

横浜首都高 K3 大黒ふ頭PAまでMAが見送りに来てくれた。
彼は生粋のライダーで私の林道の師匠でもある
北海道ツーリングは今年で5回目だけど、やはり 出発はドキドキするし、弱気になったりもする
。

毎年、荷物満載で走る保土ヶ谷はトラックに煽られてヒヤヒヤするのだ。
見送りがあると「今年もやるぞ
!」と心強い

私も今年はモトパン・オフロード用のブーツ、 バシッとキメている

(2年前はセローに オンロードブーツだったものね
)


今年の 北海道は2週間。(さすがに3年連続で1か月超の長期休暇は取れなかった・・・
)

出発のメンバーは
もーりさん(XLR) と がんじ(AX-1)
社内の仲良し3人組。がんじとの北海道は’91年 ’92年に続き3回目

00:05出航
「ホタルのヒカリ」を聞きながら カンパイ!



ちょうど、今日 梅雨明け宣言がでた。このメンバーだもん、間違いなく 珍道中

「今年も行ってきまーす
!1994年北海道
」


今では もう廃止になってしまった、この近海郵船の有明~釧路
航路は 東京湾を出るのに6時間くらいかかる。

釧路に着くのは32時間後
。


今年に限っては7月なのに スゴイ暑い

甲板で ビールを何本も飲んで、昼寝したりして ピリピリに焼けてしまった


釧路ふ頭
到着

接岸時に 船長さんが船内アナウンスで「すばらしい天気です!何をするにもいい絶好の天気です!」と絶賛するほど
いい天気
。

こんなに天気の良い北海道に上陸するのは私もはじめて

なかなか シブくキめる 3人
「さぁ、ここから はじめよう
」


恒例の和商市場へ寄り、「かって丼」(ご飯だけ買って市場でイクラ・ウニ・イカ・活エビなどをその場で乗せてもらうヤツ)。
釧路湿原の展望台


去年(‘92年クロニクル)私が制覇した 釧路湿原グランドスラムの一角 「宮島岬」

宮島岬

二人にこれを見せてあげたかった

その日のうちに 標津・多和平と周る
多和平


(今 解ったけど 写真って フィルムの会社や 現像のやり方とかで 30年後の 色の具合が全然ちがうのね・・・
)

いい写真なのに これは残念なほうの フィルムらしい。
標津あたりの草原 だった広い草原、貸し切り、こーゆーところって一人だと心細くなるけど、
3人だと 貸し切り感 満喫


とりあえず 今日のキャンプ場へ、
どうしてそんなコースなのか 今では計り知れぬが、この日は 太平洋側までもどり
知床「セセキノ湯」
でキャンプ



夜ご飯は 初日なので豪華です
!

農家で分けてもらったキュウリ・標津の長崎屋で買った フィレ肉のステーキ いかのお刺身 まぐろのお刺身
ごはんを炊いて、ワンタンスープを作った。 3人だと一人で走る時よりも豪華になるし みんなで
「うまいっ!」 「おいしー」なんて言いながら食べると また一段とおいしいよね


一人分作るのは面倒だからと、はしょるとこも 3人分ならバカ話してるうちにもう一品って、なる

セセキノ湯 は海岸沿いに 露天風呂



初日にして上出来のキャンプごはん



知床を抜けて オホーツク海へ
羅臼では 海鮮丼を食べた。 ウニ イクラ つぶ貝 イカ カニがホカホカご飯の上にところ狭しと並んで1600円也

斜里の丘
二人を ここに連れてきてあげたかった パートⅡ


いい写真でしょ


網走監獄へも ひさしぶりに寄った。
3人だと 観光気分になるものだ





5人いるけれど 3人は身内 2人が人形

10人 いるけれど 、2人が人間 7人が人形

網走では最高気温 39度だった
。 半袖でも暑いくらい。

こんなに暑い北海道は 初めて

この日は 呼人浦キャンプ場。
他に人はいなくて 貸し切り状態。
今日も なかなか豪華にキャップごはん
シャケのムニエル そうめん モヤシ炒め 冷やしトマト。
夜になってもやっぱ スゴイ暑い
夕ご飯で茹でた ソーメンに 羽虫が
ドンドン特攻してきて 困った、 ソーメンなのに 具が羽虫・・のような・・・・

網走を3人で探索… 地図にない道が やっぱ すごかったりする



この日は午後から どんどん天気が崩れてきた。
雨がひどくなる前にスーパーでホタテやつぶ貝を買った。
今日はテントはやめて バンガローにしようという事になり 付近を探すと「丸瀬布キャンプ場」
ここに着く前に 雨はどんどんヒドくなった
。

しかも 私のこの新品のオフ用ジャケットは 防水が効かないことがわかった
。

どんどん浸水してきて ジャケットの中までずぶ濡れになり寒くなってしまい 意気消沈。
泣きたくなった
。

もーりさんが自販機で 暖かいコーヒーを買ってくれた。
私に渡すときに、オペラみたく 変な歌を歌いながら(一人で バリトンやソプラノ コーラスと声色を変えて、
「
♪ ♪ 寒くてかわいそー あぁかわいそー もうすぐだ それもうすぐだぁぁ がんばばばばろぉぉ;




さぁ あたたまれぇー♪ コーヒー飲んであたたまれぇ♪」



みたく 私が笑い出すまで 一人オペラを歌ってくれた

丸瀬布キャンプ場 3畳ほどの小さいバンガローは2000円
1人300円で 合計2900円

屋根付きの炊事場が 便利だった
。

薪も無料
。

翌日は 昨日の雨で濡れたものを 干しながら、 連泊したくなるような居心地の良さだ

それから
美瑛と 富良野 へ

美瑛は いい! やはり いい!


これ、去年来た時お友達になった 「佐藤さんちの丘」





この日は
芦別でキャンプ

昨日の丸瀬布では お風呂に入れなかったので 温泉
が身に染みた~



狩勝を越えて清水 鹿追経由で
パンケニコロベツ林道へ


47kmのロングダート

3人揃って パンケ制覇




曙橋を経て

更に曙橋~ヌプンまでは 13kmのダート
ヌプン到着


今年は あまり人もいなかった。
地元のおじさんが温泉たまごをくれた

1年ぶりの ヌプン



テントを張ってすぐ お風呂
!




星も




ヌプンは 谷あいの地形なので見える空は狭いのだけど、その狭い空いっぱいに 星に埋め尽くされた
夜更かしして 12:00すぎまで飲んで語った。
朝も 風呂
!


朝には このヌプンの谷あいいっぱいに 白いフワフワした綿毛が舞っていた。(ケセランパサランみたいなやつ)
夜は星の降る谷
朝は綿の降る谷
モーリさんが言った
「オレさ、 最初 北海道をオンナ一人でキャンプで周っているって、聞いた時、 正直ひいたけど、 こうゆうことだったんだな、 確かに このまま この写真を会社に送って、「会社には戻りません」って言いたくなるよな」だって

そうなの。だから 二人をここに連れてきたのだ
今日も 暑くって 男二人は 半裸状態で 河原で遊んでいた、
この自堕落な俗世から かけ離れた解放感。
だけど、昼過ぎにはゆっくりパッキングを始める。
これが 去年 「姫」が 汲みだしを免除された 新得の水です 


帯広で六花亭により、ケーキをたくさん食べて、ぱんちょうで 豚丼。
夕日を背に走る。
3人で走る 北海道の最後の夕日だ。
それから 阿寒の展望台。
ここに来ると、 人との出会い と別れをしみじみ想う、
この展望台は スキー場なので 傾斜がけっこうある、Uターンの時にはバイクごとひっくり返り 二回転、みんなでゲラゲラ笑った


足寄町へ

もぅ 今はないだろうなぁ
松山千春の実家


「めーぐるー めぐる季節の中で~」 3人熱唱
あ、 今思うとこの 歌詞も 意味深い
「巡る 巡る 季節の中で あなたは 何を思うのだろう?」

夜は3人で温泉街やアイヌコタンをブラブラ。

私を覚えていてくれていた。


阿寒のキャンプ場、バイクの乗り入れは禁止だけど、リヤカー貸してくれます

二人を 見送るべく 釧路のフェリーふ頭へ。
ガンジとモーリさんは フェリーの中で食べるための お弁当を和商市場で「かって丼」をしこんだので ニコニコ

ウニ ボタンエビ イカ マグロ イクラの豪華丼、 フタが閉まらなくなるほど 海鮮を盛って2000円

かって丼で始まり かって丼で終わる 北海道だった

2台が乗船 していくのを 見送る

私たちは仲良しだった。
でも 今年の夏、モーリさんは転職した。
ガンジも別の()ところへ 行ってしまった。
今回の ツーリングは いわば仲良しユニットの 解散ツーリングだったんだ

晴天である、別れを惜しむのにも 気恥ずかしいほどの快晴


ほどなくして 甲板に二人が出てきた、和商市場で買った カニとビールを掲げて見せびらかしていた。

向こう側から見た 私

「バイバーイ


去年のヤマチャン式に したがって バイクでふ頭の先まで フェリーを追いかけた。

インドネシアの貨物船が停泊するふ頭の先まで行き フェリーを見送った。
一週間の感謝をこめて・・・
そして これが 私たちのエピローグになる。
私が今回彼よりも 5日ずらして帰りのフェリーを予約したのは、私が彼を見送りたかったのだ。
私が留まって 彼が離れていくスタイル。
‘93年の北海道が私から彼を奪ったのなら、わたしは ここから彼を見送り そしてまた一人で走りだそうと決めていた。
フェリーが点なって見えなくなるまで見送っていた。
インドネシアの若い黒人が英語で話しかけてきた、
「Thank you, I‘m okay」
と笑ってみせて
それから私は走りだす
メットをかぶり グローブをはめ サイドスタンドを蹴りだし セルを回す
和琴へ
3人でいるのが当たり前だったので 寂しい気持ち・・・



道道284で 弟子屈まで、
R243で屈斜路湖へ。 ビラオ山が見えてた時は 懐かしくて胸がギュッ
となった。

そして 和琴に戻ってきた
。



今年は 職人さんはまだ来ていないらしい、
べんさんは4日前に出たとか。いくらちゃんも今日出たと・・
ヤマチャンは居た。ヤマチャンは和琴の顔である
。

売店のおじさん おばさんも私が戻ってきたと 喜んでくれた

翌日 早速
ヤマチャン 釣り師 ブヨーンさん しずかちゃんと 旧道の美幌峠に行こうという事になった。

旧道は第1ステージと 第2ステージとある、終点は 美幌峠の頂上付近だけど、けもの道みたくなった廃道、藪コギ、
熊笹やフキをかき分け進むのだ。クレバスも50cm 60cmの深い溝
その後、林道「アトレーユ」へ (ほんとの名前はないけど、喫茶店アトレーユのところから入る林道なのでそう呼んでいる)
道な道を行き 泥の中をすすみ、泥の壁 ヒルクライムのようなコースだった
。

和琴のみんなは こーゆう楽しい冒険の道を発見するのが すごく上手なのだ。(去年の釧路湿原グランドスラムもそうだけどね
)

あまりに みんなの バイクがドロドロなので 近くの河原に洗車。
洗車というのは 川の中を走ること
。

私のセローはヤマチャンが洗ってくれた。
ヤマチャンは CBRで この美幌の旧道も アトレーユのぬかったヒルクライムもこなす

天才的なライダーテクニックだ。



何もしなかったしなかったり、 一人で勝手知ったる標津や 小清水 エトンビ山スカイライン を走ったり。



何もしなかったしなかったり、 一人で勝手知ったる標津や 小清水 エトンビ山スカイライン を走ったり。
相変わらず、摩周湖や神の子池、虹別や チミケップ、津別 へ行ったり
のんびりと好きなことをして 和琴の日々を過ごした。
明日は出発だ、の日
ブヨーンさんと 釣り師が 「湖周林道 藻琴山 東陽林道」の 3点セットを走ろうと誘ってくれた。
湖周林道で 前の2人に追いつこうと80km/hでぶっ飛ばしていたら 小石に乗り上げ 10mほどぶっ飛んでしまった。
ミラーが両方砕けて メーターが割れて壊れた ウインカーも破壊されて カウルもズタズタに割れてしまった
本人は ひじを擦りむいたくらい。(記念撮影
)





自走できたので、 和琴に戻り ブヨーンさんが 修理できるとこは直してくれた

夜は毎晩 焚火



一升瓶が15本・・・・?


出発の朝、 ブヨーンさんとヤマチャン しずかちゃんが見送ってくれた

‘92 ‘93年を読んでくれた人は比べて解ると思うけど、3人で走ったり、キャンプすると あまり他の人
との出会いはない。
一人でいるときは駐車場でもキャンプ場でも食堂やお店、観光地、行く先々で いろんな人から声をかけてもらえるのだが
仲間で走ると、ほかのライダーとは挨拶くらいはするけど、一緒に飲みましょうとかにはならない。
逆に 自分が一人で走っている時に 家族やグループの人には話しかけないし・・
しかし 仲間と走ればそれはそれでいいことが たくさんある
。

なんと言っても、気心の知れているもの同士だから、気が楽だし。
どれくらいで走るかとか 食べ物とか 何日お風呂にはいらなくていいか 些細なことでも 価値観がわかりあえているのはすごく楽だ。
感動する景色や、例えば何時まで寝坊しても相手が不快になるか、ならないかもそう。
写真も仲間と言った時の方が多いし、自分の写真も撮ってもらえる。みんなとの食事のシーン1枚、でもそのシーンでの会話が見えるようだ。
美しい景色を 一緒に共感できる。 楽しいとか、寒いも暑いも、おいしいも。
「○○だね!」って言える仲間がいるって すごいこと
、 すばらしいこと
。


★★★
それは ライダーの聖地たる 北海道への憧れだった。
どこどこへ行ってみたい、何々な食べてみたい、こんな景色見てみたいって
それから 92年 93年を経て、
北海道をツーリングで走ることは 人との出会いこそが無限の資源だ。
と気付いた。
ひとりで走るのもいい
仲間で走るのもいい
どんなライダーのスタイルも受け入れてくれる北海道。
答えはその時の自分の中にだけある。
あー、95年のクロニクルを掲げる前に 今年の北海道の出発が迫る・・
間に合うかな・・・・?
。。。
2019年08月27日
北海道1993年 クロニクル
北海道1993年 クロニクル
※(先に言っておくけど、自分的にやけに盛り上がってしまい、スゴイ長文になっちゃいました
読んでくれるみなさんにおかれましては

律儀にイッキに読もうとはせず何回かに分けて読んでくださいね
)

今年も うまく長期休暇の取得に成功した
。

‘92年のロングツーリング体験を職場でも、おもしろがっている向きがあり「今年も行くのか?」なんて、行くのが当然の赴きで休みがとれた。

さぁ! 1993年北海道のはじまり!

自宅にて おばあちゃんとお母さんの見送りを受けて町田を出発。
やっぱりこの期に及んでも まだ、ほんとに今年も無事に走りきれるのだろうかと、少し弱気になりもする。
やっぱりこの期に及んでも まだ、ほんとに今年も無事に走りきれるのだろうかと、少し弱気になりもする。
狩場のICで、発券のおじさんが私の荷物を見て、「どこまで行くんだ?」と聞いた。
「北海道!」と答えたら、
「おおっ!がんばれ!」
「うん!がんばる!」と勇気をもらった

そうだった。きっと 今年も私の北海道にはきっと こーゆー事がイッパイあるのだ

釧路着
今年も ここ 池田の まきばの家 いきがいの丘から はじめよう。私は今日から40日間 私のためだけに生きるのだ


今年も 天気が悪くて、曇り・霧で寒いけど
もう 北海道の悪天候には慣れたもので さしてガッカリもしない

ここ、まきばの家には 自分で沸かす 五右衛門風呂があって、
管理人のおじさんが薪をくべたりするのを手伝ってくれた

一泊するともらえるステッカー、今年で2枚目


夜は、栃木のXLRさんとCBさんも 加わって、4人で飲みながら、色々語りあかした。
4人で 2連泊した。
山口のGPZ900の田中さん
宮城のハーレー、武山さん。
武山さんは 夜に着いて挨拶だけして寝てしまったので お話したのは翌朝
そんな風に それそれのスタンスで一人になったり 仲間になったりするのが キャンプのいいところ


十勝平野 あちらこちら走り回る。
どこを走っても、どの道でも地平線が広くて 空が広い。大好き

然別湖や糠平湖を走る、 糠平湖で地元の「牛飼い」の青年と知り合い、「帯広の牧場に牛を見に来て!」と誘ってくれた。
然別湖のキャンプ場では四国のフェザーと水戸のXLRがお酒に誘ってくれた。
霧と寒さで町まで買い出しに行くのが おっくうだったので助かった


ごちそうさまでした

そのままトムラウシを目指すつもりだったけど、相変わらずの雨・霧
寒さで 今日はあきらめた


狩勝を越えて、金山湖キャンプ場へ。 あそこなら暖かい温泉があるし
。

しかし、なんだかキャンプ場内はワラワラしていて 聞けば「明日、由紀さおり姉妹のコンサートが中央ステージであるらしい

ファミリーキャンパーだらけになり、囲まれちゃった。
朝は ファミリーキャンパーの子供たちが私のテントを取り囲み「なんだろう?これ」(ツーリングテントが小さいので テントとして認識されていないらしい)
などと 話しているのでテントのファスナーを開けて ぬっと出たら 「キャーっ!」と逃げて行った・・・

R237で 日高を越えて占冠 R234(今年開通!)で穂別。
丁未風致キャンプ場に着いた。(このキャンプ場 今はないらしい・・
)

あまりに人が少なく、ご夫婦1組しかいなかった。
ちょっとさみしいな、他に移ろうかなと、思いつつ うろうろしていると、 ダンナさんが、
ちょっとさみしいな、他に移ろうかなと、思いつつ うろうろしていると、 ダンナさんが、
「張るなら ここに張りなさーい、寂しいからさ」と、呼びかけてくれた。
そのうち FZRに乗った 自称おまわりさんも着いた

ここで、会った藤塚夫妻には、ホントにお世話になった

夕食のジンギスカンに呼んでくれて ビールやお菓子 味噌汁をご馳走してくれた

翌朝も呼んでくれて、朝ごはんをごちそうしてくれた。野菜炒め 目玉焼き、唐揚げ、うどん、ごはん 浅漬け!
思いがけず、超スゴイ豪華な朝ご飯になった
!

しかも お昼用にと おにぎりまで持たせてくれたのだ! 神か!?
丁未風致を出て、あちらこちらフラフラと走り、芦別に着いた。
ここは温泉が併設されているし どこからのアクセスもいいので行先に迷うと 寄るキャンプ場。


ここでも、地元のおっちゃんがフラフラと キャンプ場を散策していて、話しかけてきた。
少し話して、しばらくするとまた やってきた。会うのが2回目なら もう知り合いだ

お茶も入れてあげて、小1時間ほど 話していった。「明日は うちに寄ってけ」と5回くらい 連発していた

ほんとに こっちの人はそれが口ぐせなのか、「うち寄ってけ」っと言ってくれる。

美瑛についた。やっぱり 美瑛が一番好き。どこをどう走っても絵になる。
このロケーションなので、素人が撮ってもまるでポストカードのようないい写真が録れる

ほんとに 美瑛はどこを走っても素晴らしい。
今でこそ 北海道イチの観光名所だけど、 このころはまだ ガイドマップにチラホラ程度で 観光バスも
いない訳ではないけど、ちょっと穴場的なスポット。 美瑛の街も まだできたばかりだった。
車も建物も今より 少なくて、
少し国道を外れて 道道や農道に入れば たちまち自分だけのスゴイ景色が見つけることができた。
こんなに 広くて美しい景色に 私とセローだけがいて
空が 広くて青すぎて。 風の声だけが澄んで聞こえる。
こんな すごい景色、至極の喜び。
バイクに乗っていてよかったーっ
!

北海道に来てヨカッター
!


美瑛の「新栄の丘」にて、偶然 同じセロー 同じ年頃の女子3人が居合わせた

花巻市の佐藤さん


同じバイク・北海道ツーリング・女子 これだけの共通項で 充分。 姉妹みたいな気持ちになっちゃう


そして 鳥沼へ
今年の 富良野のへそ祭りに合わせて サル(こと井上カツオ、‘92年クロニクル参照))と鳥沼で会うことになっていた。
ヤツのテントは見つけたが、聞けば外出中とのこと、結局 一年ぶりに再会したのは へそ祭りの会場でだった。
ヤツのテントは見つけたが、聞けば外出中とのこと、結局 一年ぶりに再会したのは へそ祭りの会場でだった。

鳥沼では3泊した。
サルは すでに超連泊グループ(当時の言葉では良くも悪くも「ヌシ」と呼んでいた)の常連だったので
ここでは別々となり、
そこに居合わせた、ブロスの村山くん
福岡のスケベ 大原さん
DT125 佐藤さん
大阪 KLXまどかちゃん


このメンバーで ほんとによく飲んだ~

このメンバーも3~4日で三々五々と散っていく。
3日目はまどかちゃんと走り、富良野に買い物。 まどかちゃんは今日 日の出に移るという。
「一緒に行こう」と熱心に誘ってくれたけど、やんわり断る。それでも誘われて 「なら 日の出まで見送りしましょう」と並走した。
私も4日めにサルに 「今日 ここを出るよ」って 言って、私のテントに居ついていた 猫の親子 (仔猫の名前はフラノとビエイ)を託す。


二人の別れが湿っぽくならないように
最後は やはりコナカのポーズでキメた




すごくいい!
このひびきもいいし 右に原野 左に海が浮かぶ利尻富士 909号という 字づらすらかっこいい




利尻に渡るか礼文に渡るか 迷うところだ。
今日は 美深でキャンプして 明日 決めよう。
久しぶりに 晴れた。 昨夜はお話ししなかったけど、隣に張った ジュベルのさとみちゃんは もともと 奈良県に住んでいたけど、
北海道に魅せられ中標津に移住したんだって。そして こうしてバイクで周っているらいしい。
「礼文で会えるといいね」って別れた。
天気がいいので 洗濯がてら美深に連泊。荷物がないので 気軽に朱鞠内湖や名寄 士別を走った。
ここで お父さんと小学生の親子タンデムに会った。 カッコイイ!少し話してわかれたけど、このあと20日後にまた違うキャンプ場で再会することになる。
翌朝、礼文に渡るつもりだったけど
あまりにも晴天
!すごい晴天
!


サロベツ原野も宮ノ台展望台と辺りをユルユルと走る。
今日 オロロンから見る利尻富士の夕日はさぞかし素晴らしいだろう・・と思いついたので 結局今日も利尻・礼文には渡らず
兜沼キャンプ場にテントを張った
。

オロロンの夕日は想像以上に美しく、 サロベツ原野のキャンプは想像以上に風が冷たくふきすさび、そして満月の美しい夜だった

「ヌシ」化しつつある 愛知県のBAJAの山田さん、昨晩お酒に誘ってくれた。
やはり 日本100名山の 利尻富士を見たいので、敢えて対岸の礼文にしよう

稚内 フェリーターミナル

フェリーの船内で早速 ライダー仲間ができた
ゼファー1100 湯河原の 中村さん
ゼファー400 八幡浜の清水さん



礼文島! とうとう ここまでキターッ!



さっそく フェリーで会った ゼファー二人と
九種湖にそれぞれテントを張って3人でスカイ岬へ、 漢字では澄海岬と書く ステキでしょ


それから 「桃岩」 礼文の一番名所。
ここのユースホステルは、有名だよね
なんでもここのユースに泊まって 「桃岩 愛の八時間コース」を歩くと 必ず愛が芽生えるという いい伝え


ね、桃の形でしょ

おお、 利尻富士が 海の上の雲海に 浮かんでいる,美しい山だねぇ


3人で海岸におりて、小さなまき貝を拾った、 今晩のおかずに煮つけにしよう

アウトライダーに投稿したいほどいい写真

実際に ゼファー400のほうの清水さんは 写真がすごく上手で、「OUT RIDER」で受賞したり 地域特配員になったりしていた

九種湖キャンプ場に戻ると 兜沼にいたカップルライダーが張っていて 合流して5人で飲んだ。
ここ、近くに温泉
もあるのよ。


翌日はスズキDRの静岡の望月さんが加わる。
人懐こくて、青いキャップがカッコイイ チョー元気娘!
(実は、彼女の影響で 私も 本道に戻り、旭川ですぐにキャップを買った
)

4人で桃岩 猫岩 地蔵岩 礼文林道 スコトン岬 トド岩へ 船泊で
うに丼!
礼文は端から端まで20kmもない小さな島なので あちこち周ったように 書いたけど、半日かからないくらいです。


4人で飲むはずだったけど、 最北の島の北風は厳しくて酒宴は中止
。

8月5日
礼文を発つ。
昨夜の強風で 気づかなかったけど、九種湖キャンプ場に美深で会ったさとみちゃんがいた。
挨拶して 九種湖を出た。

稚内のフェリーターミナルでゼファー2台の二人と別れた
そして、また 道道909 オロロンライン

単調な景色なんだよ。
右は日本海 左は原野 道は真っすぐ、それだけで充分

初山別(驚くほど短い移動距離だけどね
)

今日はここらでキャンプ。
なんか、小学生の集団キャンプだかで たいへんな賑わいだった。「しまったっつ!」と気づいたときは 移動には遅すぎたので・・・・仕方ない

やはり 場違いなライダーキャンパーがチラホラいたけど。ここで小学生の林間学校に対抗することもない
と、覚悟を決めたころ 小学生や青少年たちがそのチラホラしているキャンパーに 「カレーいりませんかー」と配っていた。
お礼にお菓子をあげるというと、 恥ずかしそうに辞退していた。

昨日はろくに挨拶もしなかったけど、
そこにいたライダーはXLRで川崎市の人だった。 大泉さん。
私好みのイケメンライダー
同じ年だって、それからあちこち走り回っている旅の人。

お酒があれば 昨日酒盛りができたのザンネーン


2日目は 晴天
により連泊決定
。絵を描いたり 散歩したり 公園散策。


昨日の子供たちが、わたしの絵を見て 「上手い!すごくうまい!」と集まってきた(ホントはそれほど上手ではない・・)
そのうちその子の親たちが子供たちを迎えに来たのだけどそのうちの一人が 「私も絵が描きたい!」と親に絵具をねだり、買ってもらうことになった。女の子は大喜び。私もうれしい

バイクで付近を走る。川口遺跡とか 菜の花畑とか 北川口展望台 言問の松。
キャンプ場に戻り 日本海に沈む夕日。 どこかの少年と二人で眺めた。
翌朝 8月7日
移動しようと チャッちゃとパッキングして(慣れてきてるので30分でパッキングできるようになっていた
)さて出発。

って、とこで駐車場で ないわのおやじに声を掛けられ 話こむ。
その話が長くなり1時間30分。 報酬として缶詰2個をくれた
オロロンラインを下る。右にチラチラ 天売島 焼尻島
R239を経て北竜、雨竜 滝川。 キャンプ場を決めかねているうちに陽が落ち
「こうなれば 芦別だ」と またまた芦別に向かう。温泉あるしね

旭川で買い出し。(旭川にはICIや秀岳荘がある) キャンプ道具の買い足しとか 望月さんがかぶってたようなキャップとか、
コインランドリーもあるので 久しぶりに手洗いではない洗濯もできた
。

実は旭川界隈は美瑛に負けないくらい ロケーションがすばらしい


ま、 モデルさんがいいのかもね


私がこの写真を撮った時には まだ「メルヘンの丘」なんて 名前はついてなかったんだよー

いわば 私はメルヘンの丘の先駆者なのだよ
エッヘン


芦別から 網走湖の呼人浦キャンプ場。 ここも無料、だけどやけに居心地のよいキャンプ場で連泊。
去年来た時 景色が見れなった(霧で)幌岩山展望台も 今年は晴れて 北方領土まで見れる。
ダートにも慣れてきたので楽勝で展望台まで上がれた。(当時は展望台までけっこう長いダートだったのだ)
サロマ湖畔だから 魚介類が豊富
近くのスーパーでは 立派なホタテが1個65円
!

バーナーにそのまま ホタテを乗せる。 ホタテがパンっ!と開いたところで 日本酒としょう油を じゅーっ!
たまらんーっつ!
これだからツーリングはやめられない!!

8月11日 明日 上陸するみどりを迎えに行くため釧路を目指して移動。
北海道中 全道雨、雨である



釧路港にみどりが無事に着いた
。

今考えてみると、携帯もない この時代によく待ち合わせがうまくいくものだな。と感心する

開陽台へ
みどりとは北海道4回目だけど二人で開陽台に来たのは初めてだ

美瑛

足寄 ジャガイモ祭り

ジャガイモ無料で食べ放題フェスティバル
。

狩勝峠。二人で晴れた狩勝は実にあしかけ4年で 初めてだ


美瑛では
二人でゆったりと農道を走っていたら、
すごいコンバインが 私たちを追い抜きながら 「乗せてやるぞー、ついてこい!」と・・・・、何々?とついていく。

この コンバインは3000万もするらしい
、

「フェラーリより高いの?!*+★」と驚くと
オーナーの今野さんは自慢げである

フェラーリよりも高い コンバインで
ジャガイモ畑を2週づつ乗せてもらった。コンバインがグングン麦を刈ってどんどん脱穀していくのだ。

絶景 美瑛の真ん中で酒宴! なんて贅沢なんだ!
「これ食え、」「あれ食え」 「酒飲め」と色々 振る舞ってもらいました


この辺りの畑のオーナー 今野さん。
「秋にはジャガイモ送ってやるよ」 って言ってくれた。念のため 住所は置いてきたら その年 ほんとにジャガイモを送ってくれた
。

母曰く、「あんなに おいしいジャガイモ食べたことない」と、


今年も福々水産に寄ったので
例年通り、カニ食べ放題&お土産にカニ2ハイづつ、メロンまで持たせてくれた。

あからさまにすごい うれしそうでしょ


相変わらず、みどりはキャンプができないので、二人で走る間はペンションや国民宿舎に泊まっていた。
でも!今年のみどりは バンガローなら大丈夫、まで成長していた
。

ここ浦幌森林公園キャンプ場のバンガローは 去年ガンジと来た時に見つけたのだけど(道東スーパー林道の入口にある)
貸しロッジみたく チョー洒落たログハウスなのに 1泊2000えん!
。

キャンプ場の隣に 町営温泉「健康湯」もあるし

8月19日
釧路港でみどりを見送る

出航

そしてフェリーが離岸して ゆっくりと はなれていく・・・・
(※この景色覚えておいて! 巻末のヤマチャンのくだりに出てくる、ヤマチャン側から見た景色だから・・)

さて、ここから 後半戦
。セローよろしくね。

釧路でオイル交換した。(出発前に交換してから、上陸以来初めてのオイル交換 ここまで5000kmもオイル交換しなかったー! セローくんごめんねー
)



釧路を出て、「静内キャンプ場」へ
ここで、あの 朱鞠内湖にいた 親子ライダーと会った。
彼らは「今日が最終日なので」と 予備に持っていた ガソリンの缶詰を私にくれた。

山形からの 庄司さん親子
「行先は息子に 決めさせるんです。 交差点で 止まってね 「どっち行く」って聞くんですよ」
って、かっこよすぎ!!
羨ましいぞ!庄司さんの息子!


親子ライダー

これが 親子タンデム仕様のXLR!

それから また フラフラと予定も泊まるところも決めず走り回り・・・
浮島湿原へ・・・・
ここが 例の怖かったシリーズの キャンプ場・・・



詳しくしりたい人は↓↓へ・・・

https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e2176367.html



その話で1号バンガローの道内在住の岡田さん。
2号バンガローにいた 京都のライダーさんは
受付の時に「2号のライダーさんは 風邪かなにかで 3日も寝込んでいるんだよ」と言うのを聞いていたので
翌朝 おかゆを炊いて 海苔の佃煮ごはんですよと一緒に 差し入れてあげた。
彼は水ぼうそうにかかったみたいだというけど ワタシ的には「こんなに怖いキャンプ場なら 何か違う要因に違いない・・・・・・・・っ」て思ったけど、
あえて言わなかったけど・・・・

でも、それから この旅が終わって 東京も秋っぽくなってきたころ一通のハガキが届いた
。

夕焼け。寂れた廃線のどこかの駅で撮ったら京都ライダーさんの後ろ姿。
「一言お礼が言いたくて 売店のおじさんに無理を言って住所を伺いました」とのこと。
本人とは住所交換はしなかったのだけど、 無料バンガローを借りるときに記入する 記録ノートを見てハガキをくれたらしい。
これも なんか 旅のおまけ的なうれしいハガキだった
。

あぁ、昨日は怖かった・・・・といそいそと、 数日前に行き損ねた トムラウシを目指すことにした。
トムラウシは 会社のパイセンが「北海道に行くなら 絶対行け」とすすめてくれた、ちょっとした秘境。
そこにたどりつくのに、 新得 芽室町から約50km、最後の10kmはダートらしい
。

と、いう程 大変な道のりでもなく トムラウシ キャンプ場
に着いた

すぐ近くには 登山者のための国民宿舎もある。お風呂
はそこで借りられる。

その日 トムラウシキャンプ場 にいた ライダーは他二人。
折しも
豪雨に見舞れ 国民宿舎の露天風呂に行くのも躊躇するような雨だったけど、意を決し3人で風呂へ行く。


往々にして、こーゆー逆境は結束力を高めるものだ
。

たちまち仲良くなった。
KLXの岡田しゅんちゃん
TDRの佐々木くん

お風呂を出るころには 雨も上がり
酒宴、 みんなで「シェーッツ」をしているところ

翌朝、こんな気が合う3人なら 行動を共にしない理由が見当たらない!でしょ
?


三人で近くの林道を3~4本 制覇




崩落して 道が分断! なんてところもあった。

私は、まだまだ 林道走行 見習いレベルだったけど
しゅんちゃんと佐々木くんが
林道走行のコツとか奥義とかいろいろ教えてくれて 学びながら たくさん林道走行した。
パンケニコロベツ林道もユウトムラウシ林道 白雲台 、ヌプンに着くころには「だいぶ上手くなった」と褒められる


しゅんちゃんが
「この辺のにヌプントムラウシっていう温泉があるらしいよ、行ってみよう!」と言った。
TMを見ればある。 確かにヌプン峠の先にある温泉
マーク。

D718からヌプントムラウシ川沿いのダートを13kmほど走り
ヌプンに着いた。そこはじつは トムラウシ山の登山の避難小屋と温泉がある河原だ。
温泉は川を渡った向こうに 脱衣小屋と木でできたお風呂でなどがある。
管理自体は麓の町、新得町になっていた。もちろん無料!
そこはキャンプ場ではないのだけど、テントを張っている人が何人かいた。
車の人、バイクの人、登山の人などいろいろ。彼らと話しているうちに、「こっちに引っ越してきなよ」って話になって
私たちは トムラウシまでもどってテントをたたみ、ここヌプンにやってきた。

ヌプン 蒸気の上がっているところに玉子をおいておくと 温泉たまごができます


佐々木くんは先を急ぐので そこで去っていった。
ヌプンにいたのはファーブルさん(昆虫研究者)
えみちゃん (ゼファー750でヌプンの林道を走破してきたツワモノ)
オショロ(この川にまぼろしの魚オショロコマを釣りに来た)
黄色いCRMのショクニン大島くん。
軽のワンボックスで旅するオジサン
座間の日産シルビア しまださん
夜は、みんなで飲む。 夜になると帯広市内から お風呂に入りに来た地元の人も加わり、
飲んだり 温泉に入ったり、歌ったり♪ 温泉三昧。 山奥なので両脇に山がそびえるけど 広くない空も スゴイ星空だった

楽しい夜だった
。

ヌプンは 山奥だけど温泉が沸いているので 地熱が熱く、もうすぐ9月なのにシュラフなしでもいいくらい暖かいのだ


軽のおじさんは 大きなタープと ガスもプロパンをまるまる1本持っていた。
みんなが このオジサンのタープに集まる

オッチャんが作ってくれた ツナ缶の玉子焼きおいしかったー、
今でも 自分で時々作るんだ。
いろんな人がいた。人里から100kmはなれている、地図にもないような キャンプ場でもないところに集まるのだから
それなりのツワモノだらけ
。


キャンプ場ではないので水道はない。川はきれいだけど、北海道の川の水はご存じの通りエキノコックスがこわいので
川の水は飲めない。
5kmほど林道を走ると 「新得の水」という 湧き水があり 私たちの水はそこまで誰かが交代で汲みにいったりしていた。
翌朝、ファーブルさんと えみちゃんは移動していった。
残った私たちは 優雅に朝風呂してから、今日どうしようか 林道行こうか、なんてダラダラ過ごす。
しゅんちゃんとオショオロとしょくにんは50km先の町まで買い出しに行った。
「姫はいいよ」と言われ、(私はいつのまにかお姫様に昇格してた
いい気分) 私は 買い出しや水くみは免除してもらえた。

雨が強くなったけど おじさんのタープで絵を描いたりして過ごす。
すぐに夕方になったけど しゅんちゃんたちが買いだしてきた食材でおじさんが いろんな料理を作ってくれた、
みんなで6合のご飯を「うまい、うまい」とあっという間にたべてしまい、追加で4合炊いた。
私も みんなにいもだんごをみたらしで作ってあげたら、大好評で「お嫁さんになってくれ!」とみんなに言われていい気分

人生でイチバンのモテ期キターっ!

また飲んで、歌ったり お風呂に入って 最高に楽しい夜だった~



夜中にみんなで お風呂に行き 途中で源泉からお湯が出なくなってしまったので 寒くなってしまい
お風呂から出れないくらい、 そのうち源泉が復活しても温まるまで 風呂でしょくにんと人生を語ったり、しゅんちゃんが歌ったり
(しゅんちゃんが歌うのは 佐野元春のROCK`NROLL NIGHT
「たどり着くといつもそこには 川がよこたわっている
それは いつか幼い頃どこかで見たことのある川なのさ
夕べ彼女は傷ついた小鳥のように ここへ訪れた
そして同じ夜明けを迎えたのさ まるで昔からのように」
テントに戻ると 大雨で テントが水没していた・・・


みんなで協力して それぞれのテントを救出した

俗世からかけ離れた、桃源郷のようなヌプンでの日々、最高の仲間ができた

翌朝 私と しゅんちゃんとオショロ しょくにん大島はヌプンを出ることにした。
すごく名残惜しいけど
。

北海道をキャンプする 旅人の暗黙の了解、「どんなに 名残惜しくても 引き止めない」だ
これは私がこの2年で 自然に知りえた旅する者の
テッパンのルールだ。
4人で 鹿追まで走り そこで解散!
しゅんちゃんが「
姫
は今日 どちらへ?」なんて 言って私を喜ばせた




最高の仲間たち
! ここでさらば
!



ひさしぶりに 一人で走るのは 寂しいのか、気軽か・・混ざった気持ちで然別峡の 菅野温泉
へ

このキャンプ場は めずらしく 私と もう一人 ゆかちゃんという女の子のライダーキャンパーだけだった。

鹿の湯

川沿いの露天風呂です
貸切



そんなこんなで だいぶ度胸もついてきて 一人で林道にもドンドン入れるようになった



津別でキャンプ。
あまり人のいないキャンプ場なのだけど(無料! トイレがきれい! 芝生きれい!なのに何故か不人気、ってか認知が低い)
3年連続で行ったけど、いつもガラガラ
チャリダーの人と二人きりで 夜は二人で少し飲んだりしていた。
そしたら 夜の公園に 何人もの人がきて 通り過ぎ奥へ消えていく

これ、て・・またヤバイやつ?
勇気を出して 通る人に声をかけて 聞いてみたら、「この先にホタルがいるんですよ」って
教えてくれた


ホタルをひさしぶりに見た。
初めて見るわけではないけど 滅多に見るものでもない。
ホタルの光は 幻想的で弱々しくも ちから強くもある。 東京のイルミネーションや 空の星ともちがう
その点滅が妙。消えたり点いたりするのが 深い郷愁をさそう。

チミケップ湖で 去年和琴で一緒だった ローレンスに再会した!

今日もいろんな人から激励をうけた
キャンプ場のおばさん
ホクレンのおじさん
車から急にはなしかけてきたおじさん
キャンプ場でパターゴルフをしていたおじさん
ホタルを見に来ていた人たち
出会うひとみんなが 「がんばってね。」「すごいね 気をつけてね」っていろんな言葉をかけてくれる
ほんとに毎日 いろんな人から 激励やエールや優しさをもらえる
ありがたいよね。うれしいよね。
8月25日
そして、いよいよ 旅の終盤 和琴に戻ってきた

お盆も過ぎて、
夏のにぎわいもない。北海道はこよみ通りで、お盆を過ぎるともう秋の気配
。

去年に引き続き、知っている顔も・・・、管理人のおじさんとオカアチャンも覚えていてくれた
。

ベンちゃん イケチャン ヤマチャンがいた

和琴 温泉

無料ですが、去年は脱衣所も垣根もない&観光客がちょいちょい来る温泉に入る勇気はなかったけど
今年はだいぶ 度胸がついているので


職人さんとも1年ぶり


職人のたっての希望でお風呂にも付き合ってあげた


ここで、 ヌプンにいた しょくにん大島と再会した


和琴にベースを張ったので、荷も軽くして あちこち走る
小清水峠 清里 江南のオホーツクまで続くストレート!

摩周湖


今年は藻琴山の登山にも挑戦、
屈斜路湖を見るなら 「美幌 津別 藻琴山」 この3つを制さなければ 屈斜路湖を見たとはいえない
。


数日 台風が来たり ハチに刺されたり 斜里まで遠出して エトンビヤマスカイライン(ダート)に挑戦したり。
屈斜路湖周林道や池の湯林道も フラットダートなので ドンドン走れた。
津別にも毎朝のように 日の出を見るために林道を駆った。(当時はまだ酷いダートだったんだよ、でも朝行くと 鹿がたくさん見れるのだ
) 何回か転んだけどね


ライダーとして全うした
摩周湖の かみのこ





摩周湖の かみのこ


養老牛 あたりには大好きなポイントがたくさん

名もない牧草地の丘。お気に入り。 ヤブコギをして道がない所もガンガン入れる。
虹別林道もポンベツ林道ももう おちゃのこさいさいなのだ



夜は 嵐の日以外は毎晩 焚火して 飲んだり、誰かがギターを弾いて歌ったり・・みんなで語りあかしたり・・・・
そんな風に1週間和琴ですごした
ある日
和琴で イケチャンだか ヤマチャンだかが、「釧路湿原のグランドスラムに行かないか」と誘ってくれた

和琴で言う グランドスラムとは 釧路湿原にある 3つの岬 「山崎岬」「宮島岬」「キラコタン」のこと。
普段 和琴で ダラダラとお茶しばいてばかりいる「和琴ダラダラーズ」は実は 果敢なライダーだったのだ!
イケチャン ヤマチャン 谷さん ベンさん イクラちゃん まめっちと 私の7人でグランドスラムを目指す。

川だか 道だか トレッキングコースか けもの道か。砂状だったり 深いクレバスだったり
ほんとに 道なき道をすすむ。
誰かが水没すれば みんなで押し。泥でスタックすれば4人で 持ち上げた。
道の先がどうなっているかがわからない時は 一人が特攻して道を確かめてから みんなを手招きする

そして グランドスラムの一角
宮島岬

ここはバイクで来るのは大変だけど、トレッキングコースになっているらしく 岬には登山の人たちもいた

山崎岬も やはり 道なき道をすすみ、制覇。
ここで、私は明らかに足手まといなので この先のキラコタンは辞退を申し出たのだけど、
「このグランドスラムは 女子では前人未到だ」と言われ はりきる!
しばらく走り「斉藤牧場」が キラコタンの入り口である
私有地なので了解をとるべく ヤマチャンが斎藤さんちへ行っている間、みんでお茶を沸かして くつろぐ。

そして いよいよキラコタン。牧草地を走り抜け 林間になる。けものみちのような林道で木の根がむき出していて
何度も転ぶ。クレバスの深い泥道を抜け、台風の後なので 沼のような道を進む。泥の中をすすむようなものだ、
泥にはまり 停まって 走って 転んでを繰り返して やっと着いたキラコタン岬。
苦労のせいか、どの岬よりも すばらしい その広大な景色
グランドスラム制覇!

感慨深い!

その景色 雄一無二


そして 残り少ない 和琴の日々を ぐうたらと満喫する

こんな 毎日も もう少し終わり
これは 和琴のありふれた 景色。 職人は 自転車で集金や見回りをしていたなぁ

8月最後の日は
いつになく すごい夕焼けだった。

空が焼けているような、オレンジで湖面が同じ色に輝いていた

和琴に毎日いても 滅多に観られない荘厳な落日。
誰かが焚火の準備に シートを持ってきてそれを眺めている。と、
もう一人 もう一人と 集まってきて、みんなでそれを眺めていた。
いつも、バカばかり言っている面々だど 誰も何も言わず ただ ただそれをずっとみんなで見つめていた。



びっくりした!

こんな・・・ステキなサプライズが あるだろか






9月になると ほんとに 私たち以外 誰もいなくなってしまう。
イケチャンとベンちゃんを昨日 見送った。
そして 私も今日発つ。

出発の朝
職人 いくらちゃん 谷さん ヤマチャン かんなんちゃん ビラーゴさんが 早起きして 見送ってた
。

「じゃバイバイ、ってして
」 と言って シャッターをきる


釧路フェリーターミナルには あっという間に着いてしまった

そろそろ。出航。
甲板に出るつもりはなかったけど、 偶然にも隣のツーリストベッドが 昨日 弟子屈で会って話した、CBXの女子ライダーさん

彼女が 「甲板にいきませんか?」と誘ってくれたので、ビール片手に 二人で甲板にでた。
何気なく ふ頭を見下ろすと・・・

フェリーターミナルの もう全ての車とバイクが乗船したガランとした駐車スペースに バイクと一緒にポツンと座って ヤマチャンがいた!
船を見上げていた...

こんな・・・ステキなサプライズが あるだろか

フェリーが 出航すると
ヤマチャンは さらにバイクでふ頭の先まで フェリーを追いかけて走ってきてくれた







長々 書いちゃったけど、これは’93年の北海道ツーリングで体験したことの一部にすぎない。
書ききれなかったけど、もっとたくさんの人とも会ったし、楽しいこと ツライこと 怖いこと ツマラナイこと、無駄なこと クスッと笑っちゃうこと、もっと色々なことがあったの。小さな恋もした

もし、 今
北海道ツーリング やってみようかなとか、日本を旅してみようかな、とか 他にも自分がやったことない何かに挑戦しようかどうか
迷っている人がいたら
絶対にやってみるべきだと思う。
当時 私はこの大冒険に大成功して、 自分の可能性が無限だと思い込んだ。
自分がやりたければ 何でもできるんだと。
時が過ぎて、今 解るのは 可能性は無限ではない。やれるときに出来るときにやらなければ 成されることがない、
ということ。
旅での経験は いろんな事を教えてくれた。人への感謝 天気や自然への感謝 食べ物や 水のありがたみ。自分の強さ 弱さ、
賢さ 愚かさ。何かを成し遂げる達成感や敗北感。
「Go for BROKE」 (当ってくだけろ)
92年の出発の時 当時 付き合っていた彼が 私にくれた言葉だ。
93年の出発の時には
「出会う すべての人を師と仰げ」
と言われた。
果たして、‘92年も ‘93年も 私は 彼の言いつけ通り、
「go for broke」して
「出会う すべての人を師」と、思える 旅ができたと思う
だから 私も誰かの背中を押すことができたらな、と思う。んだ
。

。。
2019年08月20日
北海道1992年 クロニクル
有言実行だ
北海道1992年 クロニクル






帯広「ピア7」。
ここ、すごく安くて、居心地がいいので、そのまま足が治るまで2泊した。
みどりとは今年はここで別れた、みどりはあと2日の休日を室蘭の知り合いのところへ向かう。(みどりは虫の類が苦手で キャンプがNGなのだ)

女の子ひとりのキャンプだから、防犯の具合が心配でね
。
どんな人が と、ドキドキしてテントから顔も出さず 息を潜めていた。初めてのキャンプなので、こーゆー時のコミュニケーションがわからないのだ。

埼玉県のZZRの男性と、稚内の郵便配達のXLR
4人で それぞれ ご飯を食べた後、飲みながら いろんな話しをした。




南富良野の給油所では、ガソリンをいれただけなのに、おじさんが「チェーンにオイルをさしとくよ」とチェーンにオイルをしてくれた、
感謝しつつ「北海道の人って みんな親切ですよね」と、言うと
確かに北海道では 思わぬところで人の暖かさや親切があった
。
道を走っているだけで、「おい、荷台のジャガイモ持っていけー」とかトラクターから いきなり声をかけられたり
ラーメン屋さんでは ラーメンだけ頼んだのに 餃子をプレゼントしてくれたり
買い出しなどで駐車場に停まっていると、よく 声を掛けられた、話しているうちに だいたい 決まり文句のように、「うちに泊まっていけ」と、言われたのは 2度や3度ではない。
雨の狩勝峠を越えているとき、あまりの寒さにもう運転できないと、少しは雨が凌げる 雪シェルターみたいなところにパーキングして震えてしょんぼりしていたら、
「えっ?何で?」と、戸惑うと
「いやー、ライダーさんは大変だべさ」
って、私にお茶をくれると 車に戻っていった。そして お茶なしで車の中でお弁当を食べていた
。
いゃ~ホントに 連日
ステキな出会いやいい仲間に出会える 奇跡のような毎日。



太陽の里には二泊した。3日目にそこを発つとき社長がなかふ(中富良野のこと)まで送ってくれた。

天気は晴天続きとなり 半袖でも走れるくらい

XLR アルベイカーフルチューンのイワサキ
爆走モンキーズの石井とあつみちゃん
逗子のディグリーの阿部ちゃん
大阪なにわの兄弟2人、千葉のCBR鳥井くん、AX-1のオサムちゃん、紋別のカーボーイ
XLRイワサキがそこに集まったライダーにくまなく声をかけ
ほんと、みんなに声を掛けてくれた。今で言う 求心力とか 統率力とかって言うのか
あ、そうそう 池井戸潤の小説に出てくる町工場の社長みたいな感じ
めんどう見がいいというのかな
「世の中には人をまとめるのが上手な人がいるのだなぁ
、」とホントに感心した。
それぞれ食事の後に集まり、お酒を飲みながら 旅のことや 北海道のどこどこに行った、こんな温泉だった、通行止めだったとかいろいろ話す。















北海道1992年 クロニクル
バイクをVTから セローに乗り換えた
。

北海道はダートがまだまだ多くて、北海道を走るならこれの方が絶対いい、
。

会社にはクビも覚悟で36日間の休みを申請した



持っていた有給とその月の公休と翌月の公休を全部使い倒すとMAXで36日となった。
当時の上長がバイク乗りだったこともあり、ラッキー
にもクビにはならず 長期休暇が認められた



「行くぞ! 北海道 キャンプツーリング 36日間 1992 夏!」
有明フェリーターミナル、今年も みどりと有明から出発。

有明23:55発 釧路行き バイクと一人で20,600円
バイクはセローだけど、ブーツはオンロード仕様なところは まだまだ不慣れでご愛敬。


釧路に着くが、相変わらず天気は悪い、寒いし…
。


とりあえず釧路から 北へ向かう。
風連湖 映画「キタキツネ物語」に出ていた 風連のクマという犬の生まれ故郷、ずっと来たかったんだ。

上陸2日目で
根室にて家族に合流した。うちは家族で北海道好きなので、毎年のように車で北海道に来ているのだ。
とは言え、父は 私が心配で様子を見たかったらしい。


根室の福々水産

根室では3年連続で お世話になってます「福々水産」。
もともと みどりの知り合いから紹介されて、3年連続で寄らせてもらっている、カニの卸し屋さん.
格安でカニを本州に送れるのだ
しかも 花咲カニを「好きなだけ食べていけ」、とバケツいっぱいにカニを用意してくれるのだ。このためにに今年はマイかにハサミを持参してます
。

それからお土産にと、でかいカニを1パイづつ持たせてくれる。今年は ソバまでおごってくれた
。

「こんなにたくさんのカニ どこで獲ってくるの?」 「ん、ナイショ」って・・・」小型船にエンジンを二つ付けてスゴイところに獲りにいくんだって



その後 帯広 辺りへ。
買い出しの時に、バイクを倒して 縁石とバイクに足首を挟まれた
買い出しの時に、バイクを倒して 縁石とバイクに足首を挟まれた

骨折はしてないみたいだけど、かなり痛かった
。
走るにもだいぶ 痛かったので、帯広のビジネスホテルに泊まることにした。

走るにもだいぶ 痛かったので、帯広のビジネスホテルに泊まることにした。
帯広「ピア7」。
ここ、すごく安くて、居心地がいいので、そのまま足が治るまで2泊した。
この年以降も 帯広辺りでキャンプじゃない宿泊では 度々利用した。
ちょうど 帯広でお祭りがあって、ひやかしで見ていたら、ばったり 会社の課長に会ってビックリ
!
ちょうど 帯広でお祭りがあって、ひやかしで見ていたら、ばったり 会社の課長に会ってビックリ

「エーッツ?カチョー!?」 カチョーは 帯広出身で 地元のお祭りに合わせて里帰りしていたらしい。
みどりとは今年はここで別れた、みどりはあと2日の休日を室蘭の知り合いのところへ向かう。(みどりは虫の類が苦手で キャンプがNGなのだ)
そして、いよいよ 私の 北海道キャンプツーリングが始まった

キャンプ初日なので、あまり遠くへは行かず 帯広や十勝 愛国駅とか 幸福駅とか近場を回った。
途中で会った 渋川くんと言う学生ライダーと半日 一緒に走った
ハレヌレの木

今だと、笑っちゃうけど・・・・
装備としてはかなりムダなものも多くて、スゴい量の荷物。

女の子ひとりのキャンプだから、防犯の具合が心配でね

テントの内側から南京錠をかけたり、デカイ防犯ベルを2つ持って、ランボーが使うような (絶対銃刀法違反レベルの)サバイバルナイフとか持っていった
(もちろんそんなものは必要ないことがすぐに解り、翌年からは持っては行かなかったが・・)

はじめてキャンツー、、に選んだ キャンプ場は 池田町の
「いきがいの丘 まきばの家」 管理人さんがいて お風呂があって ファミリーキャンパー向けという
初心者キャンパー向けのキャンプ場を厳選したのだ。
(現在は名前も変わって、バンガロー営業のみになってしまっています)
これ以降は その日 その日で気ままにキャンプ場を選んだ
早めにテントを張る。テントの張りかたは家で練習したし、もともとモンベルのムーンライトはその設営がチョー簡単で有名、すぐに完成。
この、初めて 自分のテントを建てた感動!「
これで バンザイ!私はキャンパーだ
」
この、初めて 自分のテントを建てた感動!「


ねぇ? みんなは覚えている?初めてテントを設営した時の あのワクワクする感動
!

しばらくして けっこう 間近に ヤマハ フェザーのTHEC21仕様のバイクがきた。
どんな人が と、ドキドキしてテントから顔も出さず 息を潜めていた。初めてのキャンプなので、こーゆー時のコミュニケーションがわからないのだ。
そしたら向こうから 「こんにちはー」と声を掛けてくれた。意外にも 女の人だった。
彼女は福岡から来た かすみちゃんという。(翌年 鳥沼で再会した)
彼女は福岡から来た かすみちゃんという。(翌年 鳥沼で再会した)
「すみません。お風呂って どこですか」って、
なるほど、キャンプ場での ファーストアタックは こーゆーセリフなのだな。と学ぶ

たちまち 仲良くなれた
。

一緒にお風呂にいくことになり、キャンプ場に戻ったら他に2台のバイクがテントを張っていた。
埼玉県のZZRの男性と、稚内の郵便配達のXLR
4人で それぞれ ご飯を食べた後、飲みながら いろんな話しをした。
知らない人と一晩でこんなに盛り上がれるって、不思議。
結局 4人で2連泊した。

このキャンプ場の近くに ドリカムの吉田美和の実家の雑貨店があって、まだデビューして間もない頃だったので、
XLRさんが買い物に行ったら ドリカムの写真が飾ってあり 吉田美和のお父さんが気軽に対応してくれたって、
★

翌日は3人で しばらく走った。
しかし、運悪く、R292では、ネズミ取りをやっていた。3台とも停められる。 スピード違反。
北海道ではホントにスピード違反の取り締まりが多い。特に町の入り口とかでは 制限速度が60㎞/h から40km/hに変わるので 恰好の乱獲場となっていた。おまけに捕まった時に立ちごけして、クラッチを折り散々な結果
。

XLRさんは仕事が 配達なので、なんとかお巡りさんを3人で説得して?XLRさんだけはかんべんしてもらえた
。

みんなと別れて、その後一人で走り、好きなように 走る。
ナイタイ高原牧場とか 多和平とか 開陽台とか

望丘台

やはり 一番 いいのは 美瑛
北海道 に目覚めたのは ドラマ「北の国から」がきっかけだけど、
本場の富良野よりも 美瑛のほうが 「北の国から」っぽい 景観

南富良野の給油所では、ガソリンをいれただけなのに、おじさんが「チェーンにオイルをさしとくよ」とチェーンにオイルをしてくれた、
感謝しつつ「北海道の人って みんな親切ですよね」と、言うと
おじさんは「北海道の人間は親切だけが取り柄さ、頭は悪いし 気が小さいんだ」と謙遜した。
リアル 黒板五郎じゃー

確かに北海道では 思わぬところで人の暖かさや親切があった

道を走っているだけで、「おい、荷台のジャガイモ持っていけー」とかトラクターから いきなり声をかけられたり
ラーメン屋さんでは ラーメンだけ頼んだのに 餃子をプレゼントしてくれたり
買い出しなどで駐車場に停まっていると、よく 声を掛けられた、話しているうちに だいたい 決まり文句のように、「うちに泊まっていけ」と、言われたのは 2度や3度ではない。
雨の狩勝峠を越えているとき、あまりの寒さにもう運転できないと、少しは雨が凌げる 雪シェルターみたいなところにパーキングして震えてしょんぼりしていたら、
近くの車から 運転手さんが降りてきて、「はい、これ」って暖かい缶のお茶をくれた。
「えっ?何で?」と、戸惑うと
「いやー、ライダーさんは大変だべさ」
って、私にお茶をくれると 車に戻っていった。そして お茶なしで車の中でお弁当を食べていた

いゃ~ホントに 連日
ステキな出会いやいい仲間に出会える 奇跡のような毎日。

そのころ、
ライダーが富良野でキャンプ
と言えば 「鳥沼」だった

けど、 行ってみたら なんというか・・確かにライダーのキャンパーだらけなんだけど、 ちょっとした集団みたくなっていて
すごく入りずらい様子なので、ここでのキャンプにはちょっと 臆する。
それで 富良野の隣の山部にある(ドラマ 北の国から」では 黒板五郎がおりったた駅は山部だった!)
キャンプ場 「太陽の里 ゆうふれ公園」に来た、ここは 無料の芝生が美しく トイレ 炊事場完備のすばらしいキャンプ場!
ホクレンでもらった地図に載っていた(北海道にはこんな すばらしい無料のキャンプ場が いくらでもあった)

(ちなみに ホクレンのGSでチャリティーで買えるこの ホクレンマップは 北海道ライダーのマストアイテムです。100円で手に入る
北海道の最新道路情報と地域情報 満載です)
しかも、鳥沼みたく 混んんでなくて たしか この日は 私の他 4~5人くらい。
今度は、私から 挨拶して「すみません、この辺りて お風呂はありますか?」と声をかけてみた
千葉県の FTRの自称「社長」さんは 日本一周中。ゼファーに乗った千葉のBMWさん、宮城ナンバーのNSRさんチャリダーの人とかも加わり
私のキャンプ第2ポイントも無事に楽しかった。
出会う人 出会う人、一期一会でみんな いい人、
太陽の里

(社長とは 何年か年賀状もやり取りしていた、ある年 私が他のキャンパー向けに 石垣島のキャンプ場に送った年賀状が本人に届かず、近くの売店に貼ってあるのを 社長が見つけて、「届いてないよ」と教えてくれた


太陽の里には二泊した。3日目にそこを発つとき社長がなかふ(中富良野のこと)まで送ってくれた。
社長は この後も 日本を縦断を続けていた。

天気は晴天続きとなり 半袖でも走れるくらい

それから 旭川の東神楽のキャンプ場で2泊。 ここを拠点にして 旭川かいわいをめぐる。
週末だという事もあり ファミリーキャンパーばかり、ライダーも全然いなかった。
網走湖畔やサロマ湖畔を走り名所や展望台をめぐり 今日のキャンプ場は
三里浜キャンプ場
にした。

ここでも すばらしい出会いがあった


XLR アルベイカーフルチューンのイワサキ
爆走モンキーズの石井とあつみちゃん
逗子のディグリーの阿部ちゃん
大阪なにわの兄弟2人、千葉のCBR鳥井くん、AX-1のオサムちゃん、紋別のカーボーイ

「オマエ何食ってんだ?へーっ!」とか
「醤油ある? おい、こっちのネーチャン醤油あるって、オーイそこのなにわ、オマエ借りに来い」とか
「あなたは昨日 何処にいたの?」とか
ほんと、みんなに声を掛けてくれた。今で言う 求心力とか 統率力とかって言うのか
あ、そうそう 池井戸潤の小説に出てくる町工場の社長みたいな感じ

「世の中には人をまとめるのが上手な人がいるのだなぁ

それぞれ食事の後に集まり、お酒を飲みながら 旅のことや 北海道のどこどこに行った、こんな温泉だった、通行止めだったとかいろいろ話す。
(何度も言うが、このころはネットもスマホもないので こうした人とのコミュニケーションが重要な情報源なのだ
)

誰かが花火をもっていてみんなで花火をした
。
そのXLR (アルベイカーフルチューン←ここ、重要らしい)のイワサキが
「三里浜の灯台に星を見に行こう!」と、言う
その中の何人かが賛同。
私は 真っ暗な 砂岸のダートを走る自信がなかったので、イワサキの後ろに乗せてもらった。
生まれて二度目のタンデムである (一番は 弟のGPZ、そのタンデムでの経験が衝撃的に楽しくてすぐにバイクの免許を取りにいった)
間もなく 目指す灯台がボンヤリと浮かび上がる。
バイク3台は停まり、
そして エンジンを切る。
暗闇に目が慣れてくると、そこに見えてきてきたのは、星空などではなかった。
宇宙だ。 宇宙が目の前に広がっていた。
スゴいのだ、スゴいなんてチンプな表現だけど、本当にスゴい星だった。
しばらくの間、4人で 宇宙を見入る。
キャンプ場に戻っても興奮覚めやらず、アスファルトに寝そべって いくつもの 流れ星をみんなで数えいた。









三人で、穴を堀りカウルを埋めて 合掌。


















やっと 連日の雨が止んだ頃、







そのXLR (アルベイカーフルチューン←ここ、重要らしい)のイワサキが
「三里浜の灯台に星を見に行こう!」と、言う
その中の何人かが賛同。
私は 真っ暗な 砂岸のダートを走る自信がなかったので、イワサキの後ろに乗せてもらった。
生まれて二度目のタンデムである (一番は 弟のGPZ、そのタンデムでの経験が衝撃的に楽しくてすぐにバイクの免許を取りにいった)
ホントに 真っ暗と言うのは こーゆー事か、という 暗闇、2㎞ほど走った
回りは本当の闇で、見えるのは バイクのヘッドライトに切りとらえた10mほどの扇形の三角だけ。
バイクのエンジンの音も、闇の中では全く無力に感じた。
バイク3台は停まり、
そして エンジンを切る。
暗闇に目が慣れてくると、そこに見えてきてきたのは、星空などではなかった。
宇宙だ。 宇宙が目の前に広がっていた。
スゴいのだ、スゴいなんてチンプな表現だけど、本当にスゴい星だった。
しばらくの間、4人で 宇宙を見入る。
キャンプ場に戻っても興奮覚めやらず、アスファルトに寝そべって いくつもの 流れ星をみんなで数えいた。


翌朝 みんなスパッと解散。いい仲間といいリーダー スゴい星空。ホントにいいキャンプだった


ありがとう。
また ひとりになり 気ままに走ること数日


天気は
連日ますます 上々


ここまで来れば もう一人のキャンプも ちっともこわくはなかった えっへん


ここらで、会社の後輩 原ぼうと合流する。
原ぼうは 年下ながら 私よりバイク歴は長いけど、北海道は初めて。
なので私がここまで走って よかったところを 案内がてら おさらいしながら道東辺りを走った。
カムイワッカや野付半島 尾岱沼
北海道のライダーの聖地 開陽台

それから 斜里の丘 ここを忘れてはならない、すでに私のお得意の ポイントだ

「原ぼう よ、見ろ これが本物の地平線だ」

知床のウトロや 多和平でキャンプする。

この時 隣にテントを張った千葉県のライダーは「実はバイク事故で亡くなった友人のカウルを埋めに来た」という。
ライダーとしての 彼流の弔いだ。
三人で、穴を堀りカウルを埋めて 合掌。
原ぼう とつるんでも どこに行くとも決めず、阿寒湖にやって来た。
そこで また 妙な仲間ができた


阿寒湖の湖畔にスキー場があり オフロードバイクなら登れるくらいの 緩い傾斜で、頂上が展望台になっていた。
そこに なんとなく集まった5人と犬1匹。
京都から来た ハットリくんが ハチャメチャでみんなの笑いをドッとさらう。
あまりに 気が合うので そのまま 阿寒湖のキャンプ場に誘い込む。
日本一周中のKDX 井上 相模原のZX-4 福岡のゼファー金丸 と福岡のXLR大島
・この7人では なぜか 紳士服のコナカのポーズがトレンドになった

寄ると集まると 何でもないことをネタにゲラゲラ笑い合い、あまりに7人でふざけてばかりいて 2連泊した

3日めの朝、ユーノスやゼファーが去り。残った4人が彼らを見送るが その4人も昼過ぎには阿寒湖のはずれで解散。
最後に 阿寒湖の太郎湖と次郎湖を見ようと探したけど 見つからなかった。

この コナカメンバーで KDXは 井上かつおと いう
カツオは バイクブログでも結構有名なので 知っている人もいるかもしれない。のちにバイク旅の小説も書いていて出版もされた。
今では いっぱしの旅人ライターだが、この時はまだ日本一周のはしりだった。
原ぼうたちと別れて 多和平へこのKDX のカツオと走ることにしたが
カツオがR241の峠の下りでまさかの ガスケツ。
辺りにガソリンスタンドはなくて、しかたないので私が 弟子屈まで走り ガソリンを買ってきてあげた。
しかもその後、弟子屈の町で なぜかカツオのKDXのサイドスタンドが折れるというアクシデント。
町の工場を探して、溶接してもらった。

↑買ってきてもらった ガソリン注入の様子。
ほんとにこんな調子で日本一周ができるのだろうか?
カツオとは なんだか気が合って 、この後 多和平 和琴 知床と 流れキャンツーすることになる。
例えば 朝 起きて 炊事場で顔を合わせて 「今日 どうする?」 「和琴は ?」 「いいね。 」と言って パッキングを始める
なんというか、「あ ウン」の呼吸で しばらくは一緒に走ったり キャンプするのが 当たり前のように過ごした
キャラがサルっぽいので 私はカツオを「サル
」と呼んでいたが、 その仕返しにヤツも私を「サル」と呼んでいた。

お互いをサルだサルだとののしりあい、それはそのうちただの呼称になった。だから 二人の会話は
「オイ、サル。買いだしいくけど、なんか買ってきてあげようか」
「あ、サル 町に行くなら 焙炒つくり買ってきてよ」みたいな・・・

カツオは防衛大学を卒業しているので、サバイバルやキャンプについて 驚くほど博識だった。
例えば、ナイフの使い方や ロープのモヤイ結びや 時速と体感温度のこと、首にバンダナを巻くことはTシャツ1枚の保温に匹敵するとか。

多和平で二人でキャンプした時には、隣のシングルキャンパーが突然呪文のようなものを唱え始めて、マジ怖かったが、
隣に 知り合いがいれば心強い。
それから その夜は、さらに向こうに張っている テントの人が 夜中に突然どこからか戻ってきて テントを たたみ始めた。
二人でおそるおそる 「どうかしましたか?」(まだ呪文のキャンパーはそこにいたので・・)
「妻がさっき胆石で入院してしまって・・・」とのこと。

「これ、もういりませんから あげます」と、 ネギを私たちにくれた。
↑の写真はネギのお礼に 奥様の無事をお祈りしています、とお祈りの写真を撮っているところ。(ハイ、「こんなふざけた写真撮っている場合かってツッコむところですよー
)

それから さらに翌日、
この多和平に なんだか どんどん人が集まってきた。

何々と聞けば、 今日ここで 北海道の地元のバイク雑誌「DO BIKE!」の 撮影があるんだって

このバイク雑誌は毎月 表紙の撮影場所を予告して その集まったみんなを表紙にしてるんだって。
たまたま ラッキーにも私たちが居合わせたってこと


10月号になりました。
こんな風


すごい いい記念になった!
ダラダラとキャンプしてるばかりではなく、周辺も走った。
キャンプが連泊だと 空荷で身軽に走れるのがいい
硫黄岳

美幌峠

この後 サルことカツオとは
一度、和琴でキャンプした後、「じゃ、ここで」と別れた。「また来年 会おう!」と言ってサルとは別れたが・・・
その2日後にまた ウトロで会ってしまった( 実は ここでまた解散した後も 釧路でばったり会った)
ウトロでは連日 天気が悪くて しばらく停滞。
ウトロで 知り合ったヒゲがシャケを釣ってきて みんなでチャンチャン焼きしたり

とにかくウトロに入ってから連日の雨で
同じく停滞組のキャンパー10人弱と 仲間になって、 屋根のある受付棟に集まり、食材をもちよりおじやを作ったりした。
同じく停滞組のキャンパー10人弱と 仲間になって、 屋根のある受付棟に集まり、食材をもちよりおじやを作ったりした。
更に昼から酒盛り、 みんなで岩尾別温泉に行ったりもした。

私とサルの他、ヒゲ 開陽台からウトロに来た4人組、TTのライダー、パジェロの人。
この中の 二人は車だった。
彼らの車に分乗して近くの岩尾別温泉に行ったりした




温泉でもみんなで 飲みっぱなし

風呂あがりには アイスを食べて 一般観光っぽい


ウトロに居るときは 会社の友人も 訪ねて来てくれた。
キャンプ場ってものを知らない二人だったので、

ただ、私を訪ねるために 入場料を払って来てくれた。


やっと 連日の雨が止んだ頃、
再び カツオと別れて私は和琴に戻ることにした。

もう9月になると ぐっと人は少なくなっていて、
残っていたのは 池ちゃん アキちゃん 職人 ヤマチャン くまさん ムックりさん

わたしが戻ってきたので 「おかえり~」と言ってくれたのがテレくさくって うれしかった。
もう9月になると 和琴キャンプ場もシーズンオフ、キャンパーも閑散としている。

このキャンプ場のオーナーである オジサンをみんなで手伝い 観光用のボートの片づけや材木の整理をしたら、オジサンが
みんなにチャンチャン焼きを ふるまってくれた。

この黒いジャージのオッチャン、職人さんは 一年中(年末 年始以外) KATANAで旅をして日本を回っている。
夏はだいたい 日の出か和琴にいて、和琴に居るときはキャンプ場のヘルパーとして働いていた
和琴で、キャンパーの受付や 観光のボートの貸し出し、売店の店員や 場内の掃除とか

私が 和琴に戻ってきたら
あからさまに 喜んでくれた
。私が テントを張り終わる頃

「茶、淹れようか」とか 遠慮すると ほどなく「ランタン貸そうか?」とか
「お風呂 つれっててやろうか」とか 「燃料 たりてるか?」とかちょいちょい 声をかけてくれた
。

私を小娘扱いして、世話を焼きたがるのだ。
風邪をひいいたらしく、少しダウン気味
になり2日ばかり テントで引き籠る。

キロロのクマさんが カヌーを貸してくれたので 初めてカヌーに乗ってみた。

和琴では 毎晩のように みんなで 焚火をした。
夜になると なんとなくみんなワラワラと集まってくる。 ヤマチャンやムックリさんが 近くの林道に焚き木になりそうな木を
調達してくれるのだ。
職人さんが冗談ばかり言って 先に自分でガハハと笑ってしまう、 長渕剛を愛し「STAY GOLD」という歌をよく歌っていた。
ある朝、職人さんに朝4:00に起こされ「いいものを見せてあげよう」と連れて行ってくれたのは
日の出前の 摩周湖。 クマサンとあきちゃんと4人で行った。
摩周湖の 朝霧から昇る日の出を4人で眺めた。 オーケストラの音楽が奏でられるような 荘厳な朝だった。
たぶん 人生の中で一番 すごいSUN RISEだった。
それから 数日、和琴を起点にして あちらこちらよく走った。900草原・津別・美幌・もこと山・砂湯・川湯・女満別。
和琴は道東を回るにはちょうどいい場所なのだ。
林道も一人でドンドン走れるようになってきた
。

9月9日 今日は 和琴を発つ日。朝6:00に出発する。
いつもみんなは8:00すぎまで 起きてこないのに、今日は早起きをして 見送ってくれた。
なんて居心地のよい。 そこにいるヤツらが 家族みたいな。
ありがとう!必ず また戻ってきます

今年も去年に引き続きガンジが上陸した

しかし、またまた 悪天候。オンネトー、どんより

足寄 やっぱり 雨。
北海道で9月はもう かなり寒い、10℃を下回る日もあった。そしてこの雨で 毎日凍えるようだった

3日後にやっと晴れ間がでた

美瑛


ガンジがいた間、晴れたキャンプは2日くらい。 また 「太陽の里」へ行った、
この日はふんぱつして ステーキ!

狩勝峠もやっと晴れた景色を眺めることができた。
麓郷や 帯広 十勝を走る。

そしていよいよ 最終日は 「道東スーパー林道」
総距離 62.994km
走ってみたかったけど、さすがに林道初心者レベルで 62kmのロングダートは勇気がなかった。
今日はガンジがいるので チャレンジ!

自爆もクラッシュもなく 2時間45分で 走破した
。 ガンジは出口で一回転んだ


9月14日 釧路から 東京有明行きのフェリーに乗船。
今回は 道北や道南へは行かず 道央と道東ばかり走った。


全 走行距離は4348km

いろいろ 回った

職人が 焚火の時にこう言ったのを思い出した。
職「ミナちゃん、旅ってさ 行く時と帰る時 どっちがいいと思う?」
ミ「そりゃ、モチロン 行きがいいよ。 希望でいっぱい。帰りは あーぁ、終わっちゃう・・って寂しいよ」
職「でも、帰りには 行きの時には持ってなかった、思い出や経験が行きよりもたくさんあるんだぞ」
って、 20代の頃の私は そんなものかと聞き流していたが、 今ならその意味が良く解る


初めての ロングツーリングは大成功だった。
たくさんの人と出会った。
たくさんの道を走り、景色を見た。
いろんな 体験をした。
それまで生きてきた中で なによりも濃密な36日間だった。
思い出す 一つひとつのシーンを抱きしめたい気分。
出会った人は100人くらい、ピースサインを交わしたのは何百人だろう。
すべての出会った人々に感謝。感謝です。

「オンナをあげた」

そんな感じ。なんというか 新しいピカピカ
の勲章が胸に付いたような感じ。

次は1993年 クロニクルね

。。
2019年07月16日
discovery 伊豆
まずは・・・
伊豆で見た 気になる看板シリーズ

笑って Vサインの鬼

ワンコ専用 公衆トイレ

屋根の上の 明太子

「パンダもいるよ」 ← うそをつけ!いるかっ
!


西伊豆町の ご当地ナンバープレートは 夕焼けの景色

冒頭のCMが立て込みましたが
、

今回は 伊豆にキャンツーです


うちらの辺りで伊豆といえば、だいたい免許をとった時とか、ちょっと週末時間ができた時のドライブだとか、超定番中の定番のドライブコースなので
ある意味 もう バイクでも車でも行き尽くした感があり、東伊豆はともかく 西伊豆方面にはかれこれ15年は行ってないかも。
というわけで 急に西伊豆方面行こう
!と、おもいついた。ワケ
当初 絶景キャンプ場の達磨山へと、思っていたが、まさかの月火水休み。
しかたないので、土肥温泉の「さざ波キャンプ場」を目指す
というわけで 急に西伊豆方面行こう

当初 絶景キャンプ場の達磨山へと、思っていたが、まさかの月火水休み。
しかたないので、土肥温泉の「さざ波キャンプ場」を目指す
ダンナさんに「伊豆のさざ波キャンプ場に行ってくる」と言ったら
「あ、そこ オイラが上京してきたときに初めて行ったキャンプ場だよ」と言うのでますます楽しみになった

沼津ICで降りて、
道の駅に行くつもりなのに・・・
道の駅へ・・・
なのにその隣の巨大な明太子の重力にあがなえなかった・・・
惹きつけられる~

あの巨大明太子を見たら誰かもが 寄らずにはいられない
、

「かねふくめんたいパーク」
かねふくと言えば言わずと知れた、明太子の超老舗、博多のはずがなぜ 静岡県にテーマパーク?
かねふくと言えば言わずと知れた、明太子の超老舗、博多のはずがなぜ 静岡県にテーマパーク?

店内はモチロン 明太子だらけ

デパートやスーパーでおなじみの あの「かねふく」が
静岡に巨大な明太子のテーマパークを作っていた

ショーケースはもちろん明太子だらけ、試食だって スーパーのそれみたくチマチマしてない、およそ半腹をドーンって、試食できるのだ❗️
デパートとかで通常販売している明太子って普通は冷凍して運搬しているんだって、
でもここの明太子は一度も冷凍していない「生明太子」ってのがウリ


工場併設で、見学できます

青い大きな トレーすべて 明太子!

明太子ミュージアム、明太子の成り立ち、明太子のゲーム、明太子のアート、明太子のフォトジェニック
明太子、明太子、明太子
よく 明太子だけで これだけ ふくらませられるな


明太子のおにぎりは350円、その場で握っているのでご飯がほんのり暖かく もちろん 生明太子なので、抜群にうまいっ!


めんたいこパーク、みんな寄ってみてね


で、 土肥温泉




今日は ライダー3人のみ

受付、「年に一度か二度くらい、いるなぁ、バイクの女の人の1人って、」と、おじさんは面白そうに笑った
「じゃあ、私 その年に一度か二度のレアキャラなのね」と笑った
おじさんと一時間くらい話こんだ。付近の案内や行くべきでないお店を教えてくれた
おじさんは若い頃、この片田舎がいやで、東京へ飛び出し就職したんだって、
定年近くになりこのキャンプ場をやっていた彼のおばあちゃんが亡くなり
土肥温泉に戻ってきてこのキャンプ場を継いだのだそうだ。
今、この町は町民が当時の半分になってしまい
若い人も かつての自分のように
高校を卒業すると この町を離れてしまう、と言っていた。
「いいところなのに」と観光客のわたしが無責任にいうけど、「仕事がないんだよ」と、いう。


設営して早速、海岸を散歩。
海まで徒歩1分
、まだ海開きしてないから 海水浴はできないけど・・



海浜公園もある

キャンプ場から一番近い (徒歩5分)公共温泉「屋形温泉」は休業中
町のHPには 休業とはなかったけど、キャンプ場のおじさん情報でしばらくここはやっていないと聞いていた。
受付けの人手がないそうだ、オンシーズンになれば 営業するかな?

しかたないのいで、楠の湯 温泉へ、バイクなら5分足らずだけど歩いたら20分くらいかかる

いかにも、町の公共温泉って感じの風情がいいね


券売機で券を買って、中の番台さんのおじさんに出すのだ 大人400円

あまり大きくないけど 思ったより近代的な設備
洗い場 3つ
内湯 3畳くらい

小さな露店風呂も


「湯の宿の しずかなるかも この土地に
めずらしき今朝の 寒さにあひて」 牧水
若山 牧水の歌が壁に書いてあった、そういえば 土肥温泉の海岸沿いにも
若山牧水の銅像があったので、どうやら彼のゆかりの土地らしい。

キャンプ場に戻り 飲みながら浜辺を散歩、すぐ近くにセブンがあるので冷たいビール
がすぐ飲めるのがいい。


猫も散歩




猫がくつろぐ様子はそれだけで 平和の象徴

夜ごはん準備

このキャンプ場は 目の前にセブンがあるし
歩いて5分のところに イオンもあるよ
3分でつくった モヤシのナムル

肉を焼くぞ

肉売り場でもらえる 牛脂が便利です

ジューっ!

肉がほぼ焼けたら・・・・
まいたけ投入

レタスとか パプリカとか、野菜を付け合わせれば
ジャーン!


夜は セブンへたびたび(4回ぐらい・・?)ビールや酎ハイを買いに行って飲みつぶれていつのまにか眠った。
暑い夜だったので、ダウンのシュラフは使わず、インナーシュラフだけで充分だった
起きたら朝だった・・当たり前だ

けっこう暑い、この季節なら やっぱり木陰が良かったな、暑さで目が覚めたけど、
もう他のライダー二人はいなかった。

場内には夏みかん や

ビワもたわわに実る

トイレは 外見よりも 中はキレイで、手入れや掃除は行き届いていた。(ウオシュレット!
)


ここさざ波キャンプ場は 高規格ではないけど、基本は行き届き 安いし、セブンが目の前。
いいキャンプ場だった!
おっちゃん 次にアタシが来るまで元気に営業していてね


それから、西伊豆 南伊豆を回って帰ろうと思う。
伊豆を走ると、「ジオパーク ジオパーク」と
とにかく 伊豆のオシはジオパークである
ジオパークってのは 地球規模の自然科学的遺産と認定されたものらしく
日本列島の中で 何故か伊豆半島だけが フィリピン海プレートに乗っかっているらしい。
何千万年前には フィリピンの沖にあったものが地殻変動を繰り返し 日本列島の端っこにピョコッとくっついてしまったので
伊豆半島はそこだけ 他の日本にはないものが地科学的にあり、特異なのだそうだ。言われてみれば海岸線とかも
いかにもよそから来たような荒々しい造形美がある

特に 西伊豆は岩がゴツゴツしてたり 島々がまだまだ活動中な感じがある
ここは堂ヶ島

ここはトンボロという現象で
半年間の干潮時だけ、 海が割れている 三四郎島へ渡ることができるんだって、

半年間の干潮時だけ、 海が割れている 三四郎島へ渡ることができるんだって、
珍しい現象らしい。(入り口に自慢気な解説板があったし)
地元民とおぼしき皆さんがしゃがみこみしきりと石をめくっていた

小さなカニを見つけてバケツにどんどんほうりこんでいる、どうやら地元ではこのカニを食べるらしい


海岸の
国道沿いに走ると「露天風呂・公園」という 案内を発見!

沢田公園

おおよそ 顧客の安全よりも 体験を重視した 崖っぷち散策コース
いいね



特別に翠色の入り江もキレイ
そして。。。
今回の ツーリングの 一番発見に 認定した
「沢田露天風呂」

お風呂からの景色!ジャーン!

伊豆なら 熱川の 黒根岩風呂が海沿いで「アメリカが見える露天風呂」で有名。男風呂と女風呂の境がルーズな感じだけど、よく行く。今回も 黒根岩風呂に寄るつもりだったのだけど、この沢田公園もなかなかのひなびた具合、海が目の前でしかも高い所にあるので視界が広い!
お風呂は小さくて、カランもひとつしかないけど
この風流はすばらしい
お風呂は小さくて、カランもひとつしかないけど
この風流はすばらしい

時間のせいか、ラッキーなのか、もとからそーゆう所なのか、ずっと1人で貸し切りだったー♪

まっぱで 太平洋に仁王立ち!


沢田温泉付近の
漁協
直営食堂「沖あがり食堂」

看板メニューは「イカ様丼」

メニュー

店内
今日は空いていた
他 ライダーが二人いた。 TMに掲載されているから ライダーにも有名ポイントかな?
聞けば、土日とかだと 店の外にも行列ができる人気店らしい


イカ様丼

イカもツヤツヤ、酢飯がポイント


食堂を出て、国道沿いに 見つけた 神社で休憩

この神社でも おじさんが「どこからきた?」と話しかけてくれて、30分ほど話した
石田の棚田

ここから 棚田と小さな漁村を経て富士山が見られるらしいのだけど、今日はこんな感じ。
神社のお隣さん同士

王子神社と八幡神社がすぐお隣にあった

風力発電も・・

山の上でグングン発電中、風力発電 大好き

「明日 伊豆にキャンプ行ってきまーす」と上司に言ったら
「なら 絶対ここには寄れ」と言われたのが
このお店

「見須」さん
ところてん とヒジキの店 らしい・・

店内はこんな様子、
大きな囲炉裏のある席に座ると、
お母さんが、「ところてんは黒蜜と酢醤油どっち?」と聞かれて、「じゃあ黒蜜で!」と、答えると
じゃ、とりあえずと、ひじきが出てきた。
何処から来たの、とか何で来たのとか、
「これも食べてきな」と、頼みもしないのに 酢醤油のところてんも出てきた


ひじき。 ところてん 黒蜜。。 ところてん 酢醤油。

黒蜜のところてんは、ここのおかあさんが 山梨の大月出身なので
信玄もちをヒントに考案したんだって、ところてんが弾力のあるんでもっちりと 黒蜜に合う~


ひじきがすごくて、太くて長い!歯ごたえも抜群!特別なのを仕入れて 自家製釜で炊いているんだって。
ここのひじきは 水でもどすだけ、洗ったり 煮たりせずに砂糖と醤油で和えるだけなんだ。しかもそれをマヨネーズで食べるのさ


口コミを見てもお母さんの人柄とおいしいひじき・ところてんのことばかり

見須のおかあさんと、色々お話した、家族のことやこの土地の事やお母さんの故郷の山梨の事や、すっかり仲良くなって
「今度 来るときは電話してからきてよ、お弁当作っておくから!」
って言ってくれた

ここで頂いた ひじきところてんはサービスでした!代金を払おうとしても「こんな遠くまでヒジキ買いにきてくれたのに 料金なんてもらえないよ」と きっぷのよいお母さん!
ありがとうございます! また必ず来ます!
この ツーリングの走行距離
372km
久々にジオパーク 伊豆半島をちゃんと一周したツーリングだった


おしまい
2018年12月03日
ふもとっぱら 3年ぶりぐらいかなぁ~?
<

キャンプのベストシーズン!!



彼らはキャビンに泊まるらしい。
そこでも









インスタ用 富士山

30年前に北海道のキャンプツーリングで知り合いになり、
彼はもう 80も越える御年だが たまに息子さんとツーリングにも行くそうだ、
そんな彼の身近な方がなくなり「燃やしてくれ」と何枚かの写真を預かったのだ。


風が吹き消したり、印画紙に燃え移らなかったり…
10分ほど、点けたり、風の向きを変えたりしてやっと火がつく。しばし合掌。
でも一度 燃え上がると パッっと燃えちゃう




それで 我慢の結果、翌日 膀胱炎になって 涙が出るほどの痛い目にあった。
新しくトイレができていた










3年ぶり、4回目のふもとっぱらに行ってきた。
いやぁ~ 来ましたね!


連日 見事な秋晴れ



ヒンヤリして澄んだ空気、きれいな雲 紅葉の山。こんな日にキャンプに行かないなら
キャンパーやめちまえっ!て言うくらいのステキな空!



年賀状に良さそうな構図を探して
やはりインスタ映えNO1の ふもとっぱらか
と、朝霧高原へと向かう。
ふもとっぱらは ほんと3年ぶり。この間 2~3回きたけど、フェスや予想外の激混みとか 荒天とかフラ続けてやっと来れた。
ふもとっぱらの手前には セブンとファミマのふたつのコンビニがある、
家を出たのが 例によって 昼過ぎだったから お腹がすいてセブンでワインとセブンチキンを購入。

けっこう充実の品ぞろえです。
ここセブンで 計画的に酒と小腹アイテムを仕込んでバイクに戻ると、
駐車スペースにいた ワゴン車のおじさんが嬉しそうに駆け寄ってきた。
「すごーい!すごーい!、おひとりですか?」
「はい
。」

「すごーい!すごーい。
どこから~?ー」
「
近くです。神奈川県の大和市ってところ・・

「近くないじゃないですか、 ボクは葉山からです。
キャンプですか?」」
「はい、そこのふもとっぱらへ



「同んなじ、 僕たちも今から ふもとっぱらです、よかったら来てください、あの車です。」
って、
すごく人懐こい たぶん同年代の男子から 声をかけてもらった
。

この後、ふもとっぱらの受付で また会っった。
彼らはキャビンに泊まるらしい。
そこでも
「すごーい、すごーい、羨ましいなぁ、慣れていそうですね」
「はい、こんなことばかりもう30年もやってます、てへっ
」
「いいな、うらやましいっ!僕もそーゆのやりたいなぁ、でも家族を置いてはいけないしな」
って。
私からしたら 葉山に住んで ウィークデイに 家族とカッコいいキャンピングカー風の車だって 充分 うらやましいですよ~
「はい、こんなことばかりもう30年もやってます、てへっ

「いいな、うらやましいっ!僕もそーゆのやりたいなぁ、でも家族を置いてはいけないしな」
って。
私からしたら 葉山に住んで ウィークデイに 家族とカッコいいキャンピングカー風の車だって 充分 うらやましいですよ~
おなかペコペコで
設営直後 すぐのすぐでワインとから揚げ


隊長! おつまみの波状攻撃 第二弾<投入します/






真っ暗。。











二度寝を決めててから 起きたら・・

舞茸のバター炒め
準備完了しました! 
今日は これくらいの 混み具合(あるいは空き具合)

たしか、5年くらい前に来た時にはテントは3~5張りくらいで
3年に同じくらいの時期にきたとき テントは15もなかった
今年は30張りくらいか?

二週間前に来たトモちゃん情報では週末は激混みだったらしい
どんより 曇った空だけど
富士山の山頂には日が当たって 雪に反射してピカピカ光っていた

一方その頃・・・
舞茸 バター炒めは

こんな季節はあっと言う間に 暗くなる
闇鍋状態で
じゃ、おでん !いってみよー

なんて、一人キャンパーは どんどん飲んで・・・・
気づいたら 夜の帳は・・・・すっかり落ちて
真っ暗。。
。。

ポツポツと 草原に浮かぶ みんなの ランタンの灯り
気温は0度の予報だったけど。

マイナス3度まで下がった。
モンベル スパイラルダウンハガー#0番、
凍える夜ではなかった
夜明け前、フライも凍ってる

下草も凍っちゃうもの

ほら、夜が明けるよ




何億回も繰り返してきたであろう夜明け
でも、いつでも 今日の夜明けがいつも一番
シートも凍っちゃった、何か被せておいてあげればよかった


おはよう 

どうやら、昨晩 赤と白 2本とも飲んでしまったらしい・・・・


起きたの9:00すぎ・・だった

朝ご飯に ブロッコリーを茹でた

あと
昨夜 食べきれなかった グッドモーニングおでん


前に来た時は 場内の下草はもっと長くて、明け方歩こうものなら
朝露で びちょびちょになったけど、今は下草も適度に刈られて、道もたてよこにできていて歩きやすくなっていた。
あと 場内の動物のウンコもほとんどなくなっていた。(たぶん鹿とかテンみたいな野生動物の・・・)
ふもとっぱらの 名物 逆さ富士の池

富士山より 枯れ木がいい感じ

受付け横の イチョウも 青空に光る黄色

みんな 早いのね・・
10:00すぎには ほとんどテントなくなって広々


インスタ用 富士山

実は 今日 富士山にキャンプにきたのは
ひとつ やるべきことがあった
30年前に北海道のキャンプツーリングで知り合いになり、
以来年賀状やバレンタインのやり取りを続けている北海道の知り合いの方がいる。
彼はもう 80も越える御年だが たまに息子さんとツーリングにも行くそうだ、
そんな彼の身近な方がなくなり「燃やしてくれ」と何枚かの写真を預かったのだ。
なんとなく、自分ちの庭とかよりも 霊峰 富士山の近くで燃やすのがいいのではないかなと・・・

ふもとっぱらは直火禁止です、
アマゾンでぽちった 10cmのミニ卓上 コンロ

写真って、 ドラマではすぐ燃えるのに 実際はなかなか燃えない、と知った。
風が吹き消したり、印画紙に燃え移らなかったり…
10分ほど、点けたり、風の向きを変えたりしてやっと火がつく。しばし合掌。
でも一度 燃え上がると パッっと燃えちゃう
ふもとっぱらの施設
受付け

炊事場

場内には 小さな炊事場が

トレーラーのトイレ

簡易トイレも 4~5箇所
実は、前に来た時に、もっとトイレは簡素だった。
この際 がまんしてしまおう、というレベル。
この際 がまんしてしまおう、というレベル。
それで 我慢の結果、翌日 膀胱炎になって 涙が出るほどの痛い目にあった。
ジャーん!




受付で「女性の方なら ここがいいですよ
と、教えてくれてた
中は 寒くないし、ウオシュレット完備・ペーパーはエンボス・ステンドグラス風の窓

ありがとう!ふもっとぱら!
これで もうトイレをガマンして 膀胱炎になることもない!

チェックアウト 制限時間のPM2:00ぎり
ポツンサイトになった。
そろそろ 今晩のチェックインのキャンパーさんが 入ってきた


帰りは例によって山崎精肉店 に寄った
ここで ダンナさんの好きなハムカツを買ってお土産にすれば、うちは円満です


帰りに 小山の道の駅で
こんにゃくイモが売っていた。へーこんにゃくイモ初めて見た。

同じ 小山の道の駅
キンタロー (モノマネ芸人じゃないほうの)が富士の夕焼をご覧ください。と

ここ 銘水が汲み放題です
キンタロー自慢の 小山からの富士山
雲が 光ってキレイ・・・・




じゃ、またねー

☆
2018年11月03日
中津川 田代運動公園野営場
実るほど頭を垂れる稲穂かな

人の生き方も こうありたいものです


道志道(R413)といえば 山中湖へ向かう大動脈なのに・・・
青根の手前あたりで 9月の土砂崩れで年内通行止めらしい。
その日は仕方ないので国道20号で迂回して 相模湖のクイーンエリザベス石庭(古っ!)から秋川街道に入ろうとしたけど、
後ろのヤンキー車(これまた古っ!)に煽られたりして すっかり気が萎えてしまい やめてしまった。
とはいえ、すっかり寒くなり秋晴れの続く今日 この頃、 おでんとかモツ煮込みとかシチューとか…、
中津川 田代公園キャンプ場へ行ってきた。




ここ、すごく硬くて ペグは石で固定


人の生き方も こうありたいものです


秋だねぇ


先週、青根にキャンプに行こうとしたら途中で通行止めになっていた
道志道(R413)といえば 山中湖へ向かう大動脈なのに・・・
青根の手前あたりで 9月の土砂崩れで年内通行止めらしい。
その日は仕方ないので国道20号で迂回して 相模湖のクイーンエリザベス石庭(古っ!)から秋川街道に入ろうとしたけど、
後ろのヤンキー車(これまた古っ!)に煽られたりして すっかり気が萎えてしまい やめてしまった。
とはいえ、すっかり寒くなり秋晴れの続く今日 この頃、 おでんとかモツ煮込みとかシチューとか…、
とにかくグツグツ煮込むキャンプがしたくて、チョー近場キャンプ場の
中津川 田代公園キャンプ場へ行ってきた。

中津川は あの有名な長野県の中津川じゃなくて、神奈川県相模川の支流の中津川

↑こんな感じのトコ
R412沿いにある河原のキャンプ場

正確には、ちゃんとした炊事場がないので「野営場」というらしい
町営で、無料です。直火も可。石の囲炉裏があちこちにあります。
無料だから 当たり前だけど、ゴミと火の後始末はキッチリ自己責任で!

R412を走ると 夏のトップシーズンなどはBBQやタープ テント 川遊びファミリーでぎっしりです。
いつも 「ここ混んでるなー」と思いつつ通り過ぎるだけでしたが、今回初めて行ってみた。
今回は久々に モンベル ムーンライトⅠ
かれこれ30年愛用のテント。 未だに使用に不都合はない タフさ
。この信頼がモンベルブランド



とにかく 名前の通り 「月明りだけでも設営できる」がウリ、
実際に ペグダウンをしなければ5分くらいで設営できます。
ここ、すごく硬くて ペグは石で固定

よし、早速 煮込むぞ!
メニューはビーフシチューだ

材料
ジャガイモ、牛肉、タマネギ、マッシュルーム。(人参はあまり好きではないので入れない
)


まず、 肉に塩コショウして ニンニクと炒めます。
あ、↓これ ホムセンで見つけた 一人用すき焼き鍋。
取っ手が出っ張らないし深さもちょっとあり、キャンプ用鍋の一回り大きいので鍋がスッポリはまり収納もいい。
けっこう便利で、自分的には 「キャンプ用品売り場以外で見つけたキャンプにちょうど良いものNO1」です


タマネギ投入
炒めて、炒めて

水を入れて、煮込む

はい、 奥さ~ん。 アクすくってねー

ある程度煮込んだら、この保温ポーチ。 (これはお弁当用保冷袋なんだけどね)
これに入れて放っておくと ゆっくりじっくり火が通ります。

その間、おつまみに今日はアボカド。

ハーフカットにして 皮をそのまま入れ物にして ・・・
醤油をたらして・・・

はい、オオトロの味~

しかし、天気はどんより曇ってきた・・・・


近くの運動公園を散歩しながら 1時間保温ポーチ さらにポーチをシュラフで包み保温調理。
さーて・・
いい具合に出来上がりました。

ビーフシチュー

今日のフルコース


シチューとワインと アボカドとチーズベーグル

あーあ。
とうとう 雨が・・・

ここは 正式名称は
愛川田代運動公園
この日は平日で オッサンの一人キャンパーとかが何人かいたけど、
土日はファミリーキャンパーが多いです。


前述の通り 炊事場はありません。
運動公園の水飲み場にひとつの蛇口があるくらい
洗い物もできないので
キッチンペーパーとか持っていくといいよ、あと水も事前に準備が必要だ

トイレはキレイだった

ウオシュレット完備の水洗。
トイレットペーパーも備わっている

入り口の町に 作り酒屋がありました

ひやおろしや原酒もありました


おしまい
★
2018年10月15日
富士裾野市 大野路キャンプ場

「みなみかぜは バイクを降りたらしい・・・・、」とか「すでにキャンパーではないらしいぞ・・・」とか
まことしやかに 言ってる人は?
いやいや、ちょっと ブログの更新をさぼっただけですって

近場でいいから キャンプがメインのツーリング キャンプツーリングに行こう!

ちなみに ツーリングがメインなキャンプは ツーリングキャンプ。と自分の中ですみ分けている。
早起きはせずゆっくり起きてから パッキングをはじめる
パッキングしながら 行先を考える。
これから出るとは言え、道志の森か青根は 毎度すぎるし//

富士 ふもとっぱらか朝霧ジャンボリーか・・・

田貫湖か本栖湖 洪庵・・・
なんて、思案してると もう昼過ぎになったので 近場の御殿場 「やまぼうし」にしようと決めた,
東名使えば 2時間もかからずに着くし
決めてから ネットサイトを確認すると やまぼうしったら、火・水が定休日とは・・・

で、 行ったことのない 「大野路キャンプ場」にした。「やまぼうし」から10分と離れていない
以前から国道467号を走ると 国道沿いにある このキャンプ場は前から目に止っていた。
ナニナニ?検索したら
ここは オートキャンプの発祥の地。 日本ではじめて 車でキャンプの地であるらしい。
しかも お風呂もあるらしい。
で、ブーンと走り 着きました

こっちは キャンプ場内にある受付けだけど、平日は無人で・・
受付は 同じ経営の国道沿いにある旅館の側らの売店とのこと

受付したら、地図付きの受付表をもらいました
楽しみにしていた 露天風呂は平日はやっていないらしい。
近くの温泉施設かここの旅館のお風呂を紹介された


今日は私と、もう一組だけなので 使用エリアはNO4・6・7とのこと。
エリアNO7 だけでも一般的なキャンプ場一つ分、 貸し切りです

バイクとおばさん一人で 2160円

広いキャンプ場で一人だと、なんとなく 端っこ・・・とか 木の下・・・を選ぶのだけど、 あまりに何もないので
あえて今回は真ん中に陣取ります
まずはサンダルに履き替え
裸足でもいいくらいのいい芝生
裸足でもいいくらいのいい芝生





炊事場、いたって普通です


トイレです

最新ではないけど
お掃除は行き届いています

場内には何か所か トイレがあって
中には 最も古めかしいものもあります。
そこにこだわる人は 張る前に要チェック


じゃ、もう 飲んじゃう?

うん


手っとリ早く ベビーチーズと ワイン

それと・・
途中の道の駅で買った 「生落花生」を茹でます。 なまっ落花生

塩水から 20分くらい茹でると・・・・
こんな 感じ
生の 落花生は今の季節限定です。
いわゆる煎ってある 乾燥した落花生とは違って、 茹でると シャキシャキした食感で すごい新鮮な美味しさ!
とにかく あのポリポリ食べるピーナッツとは 全く別物なので 八百屋さんとかで もし、売ってたら 是非食べてみて。
何度も言うが 今の季節限定です


お、
富士山出てきたよ


雪はまだ 積もってないね。

ここ バイクも車も乗り入れ可なのに 芝がすごくいい。
最初に行こうとした「やまぼうし」も芝生が 気持ちよくて好きなのだけど
ここもいいぞー。

富士山と反対側は 箱根の山々が見られます

それから
場内に 「ほろほろ鳥牧場」なるものがあった。






ほろほろ鳥 はじめて見た

デカイ うずらみたいな、中国のお土産の人形みたいな 妙なバランスの鳥

にわとりのふたまわりくらい大きい

はっきり言って かなりのブサイクキャラ
でも鳴き声が、ピヨピヨと、いうかチヨチヨというか小鳥みたいな声で、初めはどこかにヒヨコがいるのかも、と探してしまった

その辺に生えて草をあげるとすごく喜んで食べた。
もっとおかわり!と、ねだられて 何度も草をあげた
。
もっとおかわり!と、ねだられて 何度も草をあげた

柵ごしに 草をねだりついてくるので 可愛くなってきたー
日本昔話 BY 市原悦子(←知ってる人は知っている
)

題して・・「ほろほろ鳥の恩返し」

たくさんの 雑草を摘んであげたので
ほろほろ鳥、曰く・・・・「たくさんの草をありがとう・・お礼にこの羽をさしあげます・・・」と、
きれいな羽をもらえた

テントに戻り 夕食の準備

サーロインでっす

肉!にーく! NIKU! ニクぅ!
で、塩 胡椒して 焼き初めて気が付いた・・・・

醤油とか タレとか持って来なかった!
その道の 食通なら たぶん肉は塩だけで味付け なんてのもアリだろうが
アタシは庶民なので やっぱり何かしらの 醤油とかソース的な味付けがないと・・・・、なぁ・・
で、持っていたのは 肴のブラックペッパーチーズ とミックスナッツ 


ミックスナッツの中にあったクルミと チーズで
ソースを 作った。

さっすが アタシ

名づけて「サーロインのざくざくクルミのチーズソース」
ほらね

それらしい名前をつけちゃえば こっちのモンよ

それと 鍋っす
御殿場のイオンに寄ったら もうカットされている 鍋用野菜(ほんと便利になったよね~)
豚肉と プチっと鍋 シメジ エノキ

カット野菜には 白菜 ネギ にら 人参 ダイコン

これは あと 豚肉 のせて火にかけるだけ。
おやおや ちょっと暗くなってきた・・・
じゃ。ランタンに灯りをいれましょう・・・・

って。ここでまさかの ランタン電池切れ!
LEDって 消費電力が低くすぎて、忘れたころにバッテリー切れ。ぬかったぜ!

で~もぉ~大丈夫!

この、大野路キャンプ場には徒歩5分のコンビニがあるのだ!
プラプラ 散歩しながら 電池を買いに行き ついでに飲み尽くしてしまったお酒のおかわりも 買えた



テントに戻ると 「ニャー」と猫の声が

ここにもいるのね ニャンコちゃん
急いで肉を焼き 進展するもバーナーの音に警戒したのか なかなか食べにきてくれなかった・・

そのまま気持ちよく ヘリノックのチェアでウトウト 寝落ちしたらしい





雨粒が 手に落ちてフト目が覚めた、
そのまま うつらうつらしてテントに入りこむ、シュラフに潜り込むとますます 雨の音が大きくなってきた
バーナーは テントの前室にひきこんだかな、 食材 出しっぱなしじゃなかったかな、とか眠りに落ちながら心配しながらも
眠いにあがなえず・・ 眠りに落ちた
夜半に 目が覚めた。時計を見たらAM2:00すぎ
もう 雨は止んだらしい。
外に出たら 空気が雨で洗われたらしい 見事な星空だった。
きれいな星空を眺めるのは久しぶりです

南の空にはまだ少し雲があり 時折カミナリでピカピカと光る。遠雷は大好き

明け方まで空を眺めて また テントにもぐりこんで眠った。
寒くも 暑くもない、すごく不幸でも とても幸せでもない ちょうど良い 眠りにゆっくり落ちる←詩人調



朝。
コーヒーからだね

昨夜 食べなかった、キムチ鍋で朝ごはん
(乗せるはずの 肉は 夜のうちに 誰か
に持っていかれたらしい・・)


雲が多いけど、雨は降らなさそう

ここで 大野路キャンプ場の施設紹介
昨日のほろほろ鳥牧場の他
露天風呂

チャレンジひろば (と、いう名の ミニアスレチック)手作り感 満載です


BBQ設備

お茶畑まで

お茶って 椿の木だったんだ! て、 お茶の木の花を見て 初めて知った!


ゴミ捨て場 缶・瓶・燃えるゴミ の3分別

隣のエリアは このシーズンは ゲートボール場らしい。
9:00すぎから ワラワラと紳士&淑女の皆さまが・・・

一人のオバチャン淑女が テントに近づいてきて 声をかけてくれた。
「バイクできてるの?一人で? どこから?」 と、
話してわかったのだが、 これは ゲートボールではなくて 「グラウンドゴルフ」というらしい。

ゲートボールとは違う クラブと靴に とくべつな ボールホルダー。
カッキィー

うちの隣の綾瀬市から 来たんだって、ここ 大野路キャンプ場はほんとに多角経営で
20人集まると マイクロバスで迎えに来てくれるんだって。
パッキング開始。
アマゾンでぽちった このグラウンドシートがなかなかよい(1000円)
軽い・薄い・コンパクト、 防水・丈夫で この濃いグレーと赤の組み合わせがいい。

パッキング中 (多角経営の)おじさんが 什器を使て場内の木の植え替えや整備をしていた。
おじ「枝、持っていくかい?」
私 「何の枝?」
おじ「ツルウメモドキ っていうんだ」
私「なになに?食べれるの?」
おじ「いや 飾るんだよ」
って、初め 食べられもしないものをくれる意味が分からなかったけど、
この枝には 小さな赤い実がついて(小さなほおづきみたいな)お花を飾る時の添えにするらしい。
いやいや、風流。
もらうもの=食べ物をいう 卑しさを反省。
せっかくなので ひと枝もらった。


R469
秋には必ず走る ススキの道

見渡す限り のすすき野原


ここを 走らなければ あたしの秋は来ない、くらい 好きな道。
近くでは 箱根の仙石原もススキで有名だけど
絶対 こっちのほうが 圧巻のススキ野原だと信じている

ここは自衛隊の演習場なので ほんとは 入ってはいけないことになっている、
演習場も奥の方は絶対に入ってはいけない みたいな感じだけど このあたりは緩い。
地元の人が 山菜採りに入ったり、(訓練のない土日に許可がでるらしい)
この前 甲府で会ったKDXのライダーさんも 「明日、仲間と演習場を走る」と言っていた

実際に 今日もここで
宙ぶらりん訓練をしていた


6人もの隊員を 宙ぶらりんにして グルグル回って、着地する訓練
楽しそうだなぁ・・


御胎内温泉


ここ (名前が変だけど)すごくいい温泉
なのだ

露天風呂

2年前に来た時と様子がちがうので リニュアルしたみたい

これで500円(3時間)

お湯もいいし、設備も整っているの。
まぁ、強いて難点を言えば 近くの演習場から 時折すごい 大砲の音が響きわたる。
ドーン、ドーンとけっこうな轟で おおきなカミナリぐらい
それから ここまで来たら恒例の御殿場 「さわやか」

静岡県にしかない 超有名ステーキ・ハンバーグのファミレス
ここ御殿場は 都内から一番近い「さわやか」なので いつもすごく混んでいる
この日も平日のもう15:00なのに
待ち時間は1時間以上と告げられた・・・・
受付に2次元バーコードを渡されて それで自分の順番や時間がわかるという活気的なシステムだけど
★

1時間30分以上あるので その間にバイクで10分の
山崎精肉店

ここいつも すごい人気で 車がたくさん停まっているし 観光バスものりつけていたり
土日には行列もできていることもある
ググって、みたら
馬刺し ハムが有名。
だいたい 御殿場は 町全体が 肉加工品で有名だけど、ここは ずば抜けた名店らしい。

一番人気は 馬刺し

牛肉や豚肉 鳥肉などの お肉も お求めやすい価格。
BBQでこれから焼肉!なんて時に寄るといいかも


実は 馬刺しは苦手なので・・
アタシ のイチオシはお惣菜コーナー
コロッケ とんかつ ハムカツ。
このハムカツ(¥110)を ハムカツ好きのダンナさんのお土産にしたら 大絶賛だった!
厚さが1cm以上ある ボリュームです

そして「さわやか」に戻って
やっと さわやかのハンバーグ

期待に沿って 相変わらずすごく美味しかったけど・・・
結局 待ち時間はトータル1時間50分 オーダーしてから料理が来るまで25分
さすがに 2時間15分は長い・・・

1時間かけて次に近い 沼津店や長泉店に行く方がいいかも・・(ネットで各店の待ち時間が見られる)他の店舗は
それほどウェイティングしてないらしい・・
おしまい
。