2015年07月07日
飯坂温泉 鯖湖湯
福島飯坂温泉へ行きました。
キャンプではないので悪しからず…
鯖湖湯は
飯坂温泉の中でも一番 古くからある温泉、木造の情緒溢れる 温泉です。
今の建物は復元らしいのだけど 旅情を誘うには充分です。
大人200円
天井が鯖のお腹にいるみたいな かまぼこ型ドームで板の模様が鱗みたい。
番台のおばちゃんに入浴券を渡し、引き戸を開けて脱衣場。
脱衣場とお風呂に境の壁がなくて 床の間と御影石の浴場に段差があるだけ
この造りが 粋ですなー
お湯は源泉かけ流し、51℃。とにかく 熱いっ!
私は 負けず嫌いのガンバリ屋さんなので (←自分で言うな)多少 熱くても我慢して わざと平気そうに入ります。(←誰も見ちゃいない
)
カランやシャワーもありません、8畳ぐらいの浴槽と2ヶ所の上がり湯のみ
地元のオバチャンとおぼしきご婦人が5人ほどいらっしゃいました。
皆さん 湯桶で浴槽からお湯を汲んで体や髪を洗います。お二人ほど湯船に浸かっております。
一応 源泉のほかに水道がひいてあり水を引き込んでいます。「観光客が湯めぐりしてますので水をいれてうめてあげましょう」的な張り紙がありますが 地元の方々 「あら~水道開けちゃっててるわぁ~」「いいんじゃない、閉めちゃって」キュツキュツ、と 容赦なく水栓を閉めております。
入ってくる方同士挨拶をしたり、声を掛け合ったり。 地元の方が多いようです。
軟派な観光客だと思われてはいけない、私は硬派なライダーなのだから・・・と、ヤセガマンして 熱々の湯船に足から入ります
しかしホントに熱い! 上島竜平もびっくりの熱さ。ここで「きゃっ、熱い☆!」などと、足を引っ込めるわけにはいきません。
更にガマンを重ねてヘソに力をこめて 息を止めて 肩までつかります。(心の中で事実上の勝利宣言)
しかし 普段 長風呂の私も5分ですっかり茹で上がりました、湯船から出ると 身体が真っ赤。
みなさんと同じように 湯船から湯桶でお湯を汲んで 髪を洗い、上がり湯を浴びて出ようか、と言う時に
「ちょっと、アンタ!上がり湯に湯桶を入れないでっ」と注意されました。
そうなんです、上がり湯の脇に手桶が置いてあり 上がり湯はそれで汲むのがルールのようです。(特に書いてはいながローカルルールのようです。)
「あ、知らなくて・・スミマセン・・」と完全アウェイの雰囲気でしょんぼり謝りました。
張り紙にはよくありがちな「タオルをつけるな」とか「体を洗ってから入れ」的なことは書いてあるのですが、湯桶は湯船 上がり湯は手桶のみ
なんて どこにも書いてなんだもの・・
これまで いろんな所の温泉や共同浴場に行きましたが、手桶がないお風呂屋さんもあり ここまで使い分けしているお風呂屋さんは初めて。(と、いろいろ心で言い訳・・)
「んな事、どこにも書いてないじゃんかっ!」という反感の気持ちを静めて、仕切りなおしてまたアツアツのお湯に浸かります。 「こうなったらあのオバチャンより長く浸かってやる」と、言う理由のわからない 無言の抗議でがんばりましたが、すぐに 茹であがってしまいグロッキー
7分で完敗。戦線離脱。
お風呂から 上がるときにブラシを浴場の床に落としたら さっき私を注意した方とはちがうご婦人が 「アラ、洗いましょうか」と言ってくれました。
ま、先のオバチャンは「ダメオヤジ」のオニババを想像してください、あとのご婦人は「天才バカボン」のママを想像してくれて良いです
ま、地元色たっぷりのアツアツ温泉 クセになりますよ。
飯坂温泉街
無料の足湯もあります。
他に8箇所の共同浴場があります
もう一箇所、波来湯(はこゆ)にもはしごしました。
こちらは 外観は古めかしいのですが、中は今風のお風呂屋さんです、番台ではなく受付があって、ロッカーもあり シャワーもあります。お湯は源泉48℃なので やはりアツアツですが、水でうめて温度調整された湯船もありました。
こっちも 先に4人が入っていましたが、 お互いに関知することもなく ごく普通のお風呂屋さんの感じでした。
他にも泊まったホテル「じゅらく」の温泉も
露天風呂の景色
内風呂の造りが一本柱でかっこいい
雨の露天も 風流なり
内風呂は3段階の熱さに調整されています。
湯量はふんだんに沸いています
女子にうれしい シャンプーバイキング 約25種のシャンプーが選べます
夜も間接照明で雰囲気たっぷり
ところで 温泉といえば・・ 道後温泉!
来る四国ツーリングに向けて 道後温泉もはずせない、と決定しております。
「みなみかぜ なかなか四国に出発しないなぁ」と危惧してるみなさん心配しないでください。。ちゃくちゃくと準備はすすんでおります、「四国イクイク詐欺」ではありません
新しいテントも買いましたー。今度 インプレするねー(^^)/~