2017年09月03日
四国キャンプツーリング⑦ 恐怖のマグロカツ
橘の丘キャンプ場
2泊お世話になりました
2泊お世話になりました

ほんとに 環境 施設文句なしの無料キャンプ場
、

まだ暑くならないうちにと、いつもより ちょっぴり早く起きて コーヒー飲んでだり絵を描いたり
。

ご近所の方が ワンコの散歩で通りかかり声をかけてくれます。
もう ご定年を迎えて 悠々自適なご夫婦。
このワンコも このキャンプ場に捨てられていた子を保護したそうです。
無口でニコニコしているダンナさんと、ダンナさんのぶんまでよくしゃべる奥さんという よくあるご夫婦です(うちもそうだけど・・
)

「えっ、女の人なのにおひとりで?神奈川県から? こんなおおきなバイクで・・・?やだ~オトーサン、このひと 一人で来たんですって、なんかうらやましいわね、フェリーですか?高速で?いや、私たちも橋ができてからほんと便利になったんよ、瀬戸大橋は明石に比べて高いけどさ・・・・でも、天気が良くてよかったワ、いやこんなに暑くなったのはここ2~3日なんよ、云々・・・・」
ダンナさんがポツリと、「オレもオートバイで旅に出たい・・・」
「いーわね! いや この人オートバイの免許は持ってるんですよ、じゃ私が後ろに乗って、日本海とか走ってさ・・・・云々・・」
どうやら ダンナさんのイメージとちがうところに着陸しているようだけど・・

ところで このキャンプ場にはアリがたくさんいた。 蟻です。
普通 アタシがアリと認識するのが 7mmくらいの黒いアリ、(子供のころ春先に 佐藤じゃなくて砂糖を 蟻の巣に撒いていました。)
その次によく見る 茶色い3mmくらいのヤツ、そのほか1.5cmくらいの黒い大きいヤツもいたけど
このキャンプ場にたくさんいたのは 1mmくらいの 超小さいヤツ、あまりに小さくてテントの防虫ファスナーの隙間から入ってくるぐらい小さいの。
実害はないのだけど 安泰なはずのテントの中に 無数のアリがかっ歩するのは 落ち着かない
。

今回も もしキャンプ場に猫
がいたらと 思い キャットフードを一掴み はなれたとこに置いてみたら 翌朝 キレイになくなっていた。

「やっぱり このキャンプ場にも猫いるんだ
」

と思っていた。 でも 一粒も残さないネコなんておかしいな と思い テント撤収の時 もう一度 キャットフードを置いてみたら
キャットフードを食べていたのは アリさんだった。
一掴みのキャットフードを2時間もせず 全部 巣に運んだり 土の砂粒で埋めていた。
蟻 すげー
(夏休み 自由研究か?)

ま、そんなこんなで 橘の丘キャンプ場に別れを告げる。





出発は うどん「がもう」の開店時間に合わせていたのだ!

2年前にも 来た さぬきうどんの 基本のキのお店。

うどん150円です。

すばらしき 日本が誇るリーズナブル& ソウルフルなファーストフード!
出汁の味はもちろん うどんのモチモチも そのシンプルさも魅力。 麺を茹でる 店主のこだわりもスゴイ!数秒を見極めて麺を茹でている
職人の域です。

それから 丸亀に移動。
さぬき地方を去る前に もう一軒 押さえておかなければいけないのが
「長田in香の香 」
「長田in香の香 」

釜揚げうどんの真髄。
なんか のれん分けとか 複雑な事情があったらしいけど・・、


ここも 行列が有名だけど、列は店内だけだった。
オーダーを受けてからつくるので 5分ほど 待った。お持ち帰りの販売もしていてけっこうそっちも売れていた
オーダーを受けてからつくるので 5分ほど 待った。お持ち帰りの販売もしていてけっこうそっちも売れていた

シンプルに茹でた うどんに、濃いめダシをチョンチョンと浸けて頂きます。
名前の通り 小麦の味を楽しむには やはりこの食べ方に行き着くのだろう。
それから さぬき地方に別れを告げ いっきに鳴門へ・・・
鳴門で行きたかったのは
この 漁協直営の「うずしお」

ここには すごいランチがあるらしい。
その すごい サービスランチが目当てだったけど、夏期はやってないいんだと・・・・


でも、大丈夫! 他にも目玉のメニューはいろいろ


海鮮丼なんて、1000円~3500円まで あります。 期待できますねぇ

ちょうど昼時で満席、外には10組程度のお客さんが 待っていたけど 「おひとり様」なので 比較的早く着席できた。
ここは 「まかない丼」という 1000円のその日のお任せドンブリと ミックスフライをお願いした。

まかない丼は いろんなお刺身定食の 切れ端やその日たくさんとれたお魚の刺身の丼。

もちろん鮮度 抜群。 マグロやハマチやあとは名前がわからなけど おいしいお魚、満載です
それと ミックスフライ。
やっぱ 揚げ物だよね~、お魚は もちろん生や 焼きもいいけど 揚げ物はまた別物
。


この フライ化して 何だかわからないところもワクワクする。
(メニューには ミックスフライとしか書いてないので、何フライかは その日の漁獲によるお任せらしい
)

お皿には5つのフライが乗ってます。
いやん
フライ 5つも食べられるかしら


まず1つ目「あ、マグロね!自分ではカジキのソテーは作るけど マグロを揚げることはないから 新鮮だわぁ~へぇ
なるほど」

2つ目、「あれ? またマグロ? 種類がちがうのかな?いや同じか・・・、あ、マグロ×2 白身魚×2 &イカフライか・・
」

3つ目「キャっ、これまたマグロぉ~?なんだろ、この一抹の嫌な予感・・・ちょっとこれは重くなってきたかも・・・
」

4つ目 嫌な予感は確信へと変わる・・・・ また・・・ もうこの大きなマグロカツが攻撃的な物体に見えてきた・・・

5つ目 やはり・・・そうだ
。 ミックスフライ 5つ目はもはや苦行、 隣の席でミックスフライを注文している人に教えてあげたい!

「それはミックスではなく マグロカツの5連チャンですよ!」と、

それでも、なんでも 意地でも!完食。よくがんばった!アタシ!

しかも!お会計をしてみたら 「まかない丼」はメニユーよりお安い800円だった!
どうやら その日の内容で安くなるときもあるみたい! あんなにお魚乗ってたのにラッキー!

よし こうなったら、(どうなったら?)
ナルト!
ナルト!
鳴門の渦! あのラーメンに入っているナルト、アニメのナルトの母体とも言える 渦潮の鳴門!、いや鳴門の渦潮!
今まで 見たことなかったんだよ。
ここでは毎日 うずうず
しているのに、同じ日本にいて見ないで死ねない。


鳴門への道「四方見展望台」付近。
この空へダイブするような直線。 素晴らしい 


瀬戸内の海 小豆島が見えます。

点々と 何かの漁の仕掛けや船がたくさん


鳴門の展望台。
ここに来るまで知らなかったけど、 鳴門の渦潮は いつもクルクルしてるのではなくて、干潮と満潮の時を挟んだ3~4時間だけ巻くんだって、 月が真上の時と ま反対の時が満潮で 月が真東 が真西にあるときが干潮なので一日4回のイベントだけど、 橋の営業時間を鑑みると 一日2回ほどの イベントとなるワケ。
橋の料金を払う前に「満潮時間と干潮時間のお知らせ」があります。


橋の入り口

満潮まで 2時間 あったので、近くの山に登って 景色を眺めたりして 時間をつぶしました。
鳴門大橋や うずうずを見下ろすのにいい 小山だった。10分くらいで登れます。

これが、「渦の道」
鳴門大橋の下に作られた、歩道です。
海の上を歩く道、 ところどころ 強化ガラス、約50mの下は海なので ガラスに踏み出す初めの一歩はコワイかんじ。
一歩踏み出すと 浮いているみたいで おもしろい感じ。


一応 体重制限はない。

鳴門の渦潮は世界一の規模で、
春の大潮の時は直径20mの大渦にもなるらしい、
↓こんな感じに。

だいたいの人間は 回るものを眺めるのが好きだ(と、アタシは思っている、洗濯機とかさ意味もなく眺めたりしない?)

でも 今日の渦潮は この程度だった・・・

やはり自然現象なので、毎日 あのポスターのようには営業しないらしい。
直径 3mくらいの小さいのがそこいらで うずうずしてあっという間に消えていく感じだった
。


もともと、渦潮は 潮が 干潮 満潮に合わせて 狭い海峡を流れるため起こる現象だということなんだけど、
ほんとに 下の海が川の濁流のようにすごい勢いで流れていくのが面白い。

鳴門大橋から 淡路島を経て 明石海峡大橋を渡るのだけど、明石海峡大橋は 東京タワーより大きいんだって。
帰りに その 明石海峡大橋を渡って帰ってきた。
ほんとに立派な橋。
優美さでは瀬戸大橋。 景色はしまなみ海道。 明石海峡大橋は貫禄だね、渡るころはもう夜だったので 神戸の夜景と橋のライトアップが すごかった!
人間が作った 景観美の中では一番だね。

淡路島 「室津PA」より 夕日を眺めて 四国ツーリング2017 終幕です。


鳴門を出発して 一晩中 山陽~中国~名神~東名阪~伊勢湾~東名と走りつなぎ 600km
ツラカッタ・・・
前の四国の時も自走でつらかったので もう自走はすまいと思っていたのだけど

のんびり行こう、途中で高速降りてもいいや、 と、ついつい・・またまたいっきに走ってしまった。
これまた マグロカツにつづく苦行だった。



全走行は2012km でした。
ところで、セローの製産がいよいよ中止になった
60歳になったとき 「まだ乗るぞ!」と思ったら いったいどのバイクを買えばいいのか・・・今から 憂慮している・・・


。
この記事へのコメント
セローは、排ガス規制対応で生き残るらしい、という情報あります
ヤマハのトレードマーク、稼ぎ頭みたいなモンですからなくなることはないと思いますよ
帰りの600キロも、全行程2000キロもスゴいですね
おしりをしっかりお休めくださいね^^
ご無事でなにより
ヤマハのトレードマーク、稼ぎ頭みたいなモンですからなくなることはないと思いますよ
帰りの600キロも、全行程2000キロもスゴいですね
おしりをしっかりお休めくださいね^^
ご無事でなにより
Posted by fielder
at 2017年09月04日 00:52

fielderさん、ただいまー(^^)
セロー生き残り情報 ホントに?だとしたら 一縷の望み。SRすら絶版って言うので ヤマハはバイク業界から降りて ピアノだけにに賭けるのかと 心配です。(ウソです)
どっちにしても 「今のオーナーさんは 大切に乗って下さいね」なんて広報が言うので 一日600㎞なんて やってる場合じゃありません!
上手に大切に乗って、人類で最後までセローにのり続けた女になるような レジェンド目指す!(^o^)v
セロー生き残り情報 ホントに?だとしたら 一縷の望み。SRすら絶版って言うので ヤマハはバイク業界から降りて ピアノだけにに賭けるのかと 心配です。(ウソです)
どっちにしても 「今のオーナーさんは 大切に乗って下さいね」なんて広報が言うので 一日600㎞なんて やってる場合じゃありません!
上手に大切に乗って、人類で最後までセローにのり続けた女になるような レジェンド目指す!(^o^)v
Posted by ÅみなみかぜÅ
at 2017年09月04日 02:10

四国ツーリング終っちゃいましたねぇ。
自分も22年前に四国、九州とツーリングしました。半袖で瀬戸大橋を渡り水ぶくれになりました(T_T) 懐かしい思いで読ませていただきました。また次なるツーレポ楽しみにしております。
自分も22年前に四国、九州とツーリングしました。半袖で瀬戸大橋を渡り水ぶくれになりました(T_T) 懐かしい思いで読ませていただきました。また次なるツーレポ楽しみにしております。
Posted by コマぐんぐん at 2017年09月04日 15:09
こまぐんさん、こんにちは(^^)
そーそー、バイクだと風が当たるので陽射しが強くても気づかないくらい 日焼けしちゃってるんですよね(^^;
私は まだ九州には行ったことないんです。行ってみたいなぁ。
今年は 秋が早そうですね、暑い所ばかり走っていたから いつもは苦手な寒くて凍えるツーリングが今から楽しみです。
そーそー、バイクだと風が当たるので陽射しが強くても気づかないくらい 日焼けしちゃってるんですよね(^^;
私は まだ九州には行ったことないんです。行ってみたいなぁ。
今年は 秋が早そうですね、暑い所ばかり走っていたから いつもは苦手な寒くて凍えるツーリングが今から楽しみです。
Posted by ÅみなみかぜÅ
at 2017年09月04日 15:53
