2019年09月08日
富士山
北海道の前に 富士山に登ることになっていた


私は 富士山に登るの3回目なんだけど、
登山経験のない会社の後輩二人が 急に「富士山に登りたい!」と、いうので
「よっしゃ、あたしが連れってたる」と請け負い今回の運びとなった

須走ルートから朝日とともにスタート


須走駐車場から5合目の登山口まで乗ったタクシーの運転手さんは
「ほんとに 今日は1年に何回もない 絶好の富士山日和ですよ!」って言ってくれた


樹林帯を抜けるころには 眼下に朝霧を漂わせた 御殿場市街、箱根の山々
富士山と言う山は 近くで見ると 全然ちがう山のようだ

6時間ほどの行程で頂上到着。
シンボルの鳥居の前の狛犬。 青空に映えます


今日は ほんとに天気に恵まれて、三浦半島まで見渡せた。
3人そろって 無事に下山。
後輩二人も達成感!
曰く、「もう 富士山に登りたいとは言わないよ
」

往々にして、一度富士山に登った人は もう一度登りたい!と思う人の方が少ないと思う
はっきり言って 苦行です




そんで
いよいよ、北海道なんだけど この台風で予定していたフェリー
が欠航・・・


せっかくなんで今日は出発の前に
オイル ブレーキパッド プラグを交換しました~


じゃ、ほんとに行ってきまーす

※(北海道イクイク詐欺)→北海道にツーリングに行く行くと言って、なかなか行かず 読者を呼び込む悪徳商法
ではありません

。。。
2019年09月03日
北海道1994年 クロニクル
1994年 北海道 クロニクル

横浜首都高 K3 大黒ふ頭PAまでMAが見送りに来てくれた。
彼は生粋のライダーで私の林道の師匠でもある
北海道ツーリングは今年で5回目だけど、やはり 出発はドキドキするし、弱気になったりもする
。

毎年、荷物満載で走る保土ヶ谷はトラックに煽られてヒヤヒヤするのだ。
見送りがあると「今年もやるぞ
!」と心強い

私も今年はモトパン・オフロード用のブーツ、 バシッとキメている

(2年前はセローに オンロードブーツだったものね
)


今年の 北海道は2週間。(さすがに3年連続で1か月超の長期休暇は取れなかった・・・
)

出発のメンバーは
もーりさん(XLR) と がんじ(AX-1)
社内の仲良し3人組。がんじとの北海道は’91年 ’92年に続き3回目

00:05出航
「ホタルのヒカリ」を聞きながら カンパイ!



ちょうど、今日 梅雨明け宣言がでた。このメンバーだもん、間違いなく 珍道中

「今年も行ってきまーす
!1994年北海道
」


今では もう廃止になってしまった、この近海郵船の有明~釧路
航路は 東京湾を出るのに6時間くらいかかる。

釧路に着くのは32時間後
。


今年に限っては7月なのに スゴイ暑い

甲板で ビールを何本も飲んで、昼寝したりして ピリピリに焼けてしまった


釧路ふ頭
到着

接岸時に 船長さんが船内アナウンスで「すばらしい天気です!何をするにもいい絶好の天気です!」と絶賛するほど
いい天気
。

こんなに天気の良い北海道に上陸するのは私もはじめて

なかなか シブくキめる 3人
「さぁ、ここから はじめよう
」


恒例の和商市場へ寄り、「かって丼」(ご飯だけ買って市場でイクラ・ウニ・イカ・活エビなどをその場で乗せてもらうヤツ)。
釧路湿原の展望台


去年(‘92年クロニクル)私が制覇した 釧路湿原グランドスラムの一角 「宮島岬」

宮島岬

二人にこれを見せてあげたかった

その日のうちに 標津・多和平と周る
多和平


(今 解ったけど 写真って フィルムの会社や 現像のやり方とかで 30年後の 色の具合が全然ちがうのね・・・
)

いい写真なのに これは残念なほうの フィルムらしい。
標津あたりの草原 だった広い草原、貸し切り、こーゆーところって一人だと心細くなるけど、
3人だと 貸し切り感 満喫


とりあえず 今日のキャンプ場へ、
どうしてそんなコースなのか 今では計り知れぬが、この日は 太平洋側までもどり
知床「セセキノ湯」
でキャンプ



夜ご飯は 初日なので豪華です
!

農家で分けてもらったキュウリ・標津の長崎屋で買った フィレ肉のステーキ いかのお刺身 まぐろのお刺身
ごはんを炊いて、ワンタンスープを作った。 3人だと一人で走る時よりも豪華になるし みんなで
「うまいっ!」 「おいしー」なんて言いながら食べると また一段とおいしいよね


一人分作るのは面倒だからと、はしょるとこも 3人分ならバカ話してるうちにもう一品って、なる

セセキノ湯 は海岸沿いに 露天風呂



初日にして上出来のキャンプごはん



知床を抜けて オホーツク海へ
羅臼では 海鮮丼を食べた。 ウニ イクラ つぶ貝 イカ カニがホカホカご飯の上にところ狭しと並んで1600円也

斜里の丘
二人を ここに連れてきてあげたかった パートⅡ


いい写真でしょ


網走監獄へも ひさしぶりに寄った。
3人だと 観光気分になるものだ





5人いるけれど 3人は身内 2人が人形

10人 いるけれど 、2人が人間 7人が人形

網走では最高気温 39度だった
。 半袖でも暑いくらい。

こんなに暑い北海道は 初めて

この日は 呼人浦キャンプ場。
他に人はいなくて 貸し切り状態。
今日も なかなか豪華にキャップごはん
シャケのムニエル そうめん モヤシ炒め 冷やしトマト。
夜になってもやっぱ スゴイ暑い
夕ご飯で茹でた ソーメンに 羽虫が
ドンドン特攻してきて 困った、 ソーメンなのに 具が羽虫・・のような・・・・

網走を3人で探索… 地図にない道が やっぱ すごかったりする



この日は午後から どんどん天気が崩れてきた。
雨がひどくなる前にスーパーでホタテやつぶ貝を買った。
今日はテントはやめて バンガローにしようという事になり 付近を探すと「丸瀬布キャンプ場」
ここに着く前に 雨はどんどんヒドくなった
。

しかも 私のこの新品のオフ用ジャケットは 防水が効かないことがわかった
。

どんどん浸水してきて ジャケットの中までずぶ濡れになり寒くなってしまい 意気消沈。
泣きたくなった
。

もーりさんが自販機で 暖かいコーヒーを買ってくれた。
私に渡すときに、オペラみたく 変な歌を歌いながら(一人で バリトンやソプラノ コーラスと声色を変えて、
「
♪ ♪ 寒くてかわいそー あぁかわいそー もうすぐだ それもうすぐだぁぁ がんばばばばろぉぉ;




さぁ あたたまれぇー♪ コーヒー飲んであたたまれぇ♪」



みたく 私が笑い出すまで 一人オペラを歌ってくれた

丸瀬布キャンプ場 3畳ほどの小さいバンガローは2000円
1人300円で 合計2900円

屋根付きの炊事場が 便利だった
。

薪も無料
。

翌日は 昨日の雨で濡れたものを 干しながら、 連泊したくなるような居心地の良さだ

それから
美瑛と 富良野 へ

美瑛は いい! やはり いい!


これ、去年来た時お友達になった 「佐藤さんちの丘」





この日は
芦別でキャンプ

昨日の丸瀬布では お風呂に入れなかったので 温泉
が身に染みた~



狩勝を越えて清水 鹿追経由で
パンケニコロベツ林道へ


47kmのロングダート

3人揃って パンケ制覇




曙橋を経て

更に曙橋~ヌプンまでは 13kmのダート
ヌプン到着


今年は あまり人もいなかった。
地元のおじさんが温泉たまごをくれた

1年ぶりの ヌプン



テントを張ってすぐ お風呂
!




星も




ヌプンは 谷あいの地形なので見える空は狭いのだけど、その狭い空いっぱいに 星に埋め尽くされた
夜更かしして 12:00すぎまで飲んで語った。
朝も 風呂
!


朝には このヌプンの谷あいいっぱいに 白いフワフワした綿毛が舞っていた。(ケセランパサランみたいなやつ)
夜は星の降る谷
朝は綿の降る谷
モーリさんが言った
「オレさ、 最初 北海道をオンナ一人でキャンプで周っているって、聞いた時、 正直ひいたけど、 こうゆうことだったんだな、 確かに このまま この写真を会社に送って、「会社には戻りません」って言いたくなるよな」だって

そうなの。だから 二人をここに連れてきたのだ
今日も 暑くって 男二人は 半裸状態で 河原で遊んでいた、
この自堕落な俗世から かけ離れた解放感。
だけど、昼過ぎにはゆっくりパッキングを始める。
これが 去年 「姫」が 汲みだしを免除された 新得の水です 


帯広で六花亭により、ケーキをたくさん食べて、ぱんちょうで 豚丼。
夕日を背に走る。
3人で走る 北海道の最後の夕日だ。
それから 阿寒の展望台。
ここに来ると、 人との出会い と別れをしみじみ想う、
この展望台は スキー場なので 傾斜がけっこうある、Uターンの時にはバイクごとひっくり返り 二回転、みんなでゲラゲラ笑った


足寄町へ

もぅ 今はないだろうなぁ
松山千春の実家


「めーぐるー めぐる季節の中で~」 3人熱唱
あ、 今思うとこの 歌詞も 意味深い
「巡る 巡る 季節の中で あなたは 何を思うのだろう?」

夜は3人で温泉街やアイヌコタンをブラブラ。

私を覚えていてくれていた。


阿寒のキャンプ場、バイクの乗り入れは禁止だけど、リヤカー貸してくれます

二人を 見送るべく 釧路のフェリーふ頭へ。
ガンジとモーリさんは フェリーの中で食べるための お弁当を和商市場で「かって丼」をしこんだので ニコニコ

ウニ ボタンエビ イカ マグロ イクラの豪華丼、 フタが閉まらなくなるほど 海鮮を盛って2000円

かって丼で始まり かって丼で終わる 北海道だった

2台が乗船 していくのを 見送る

私たちは仲良しだった。
でも 今年の夏、モーリさんは転職した。
ガンジも別の()ところへ 行ってしまった。
今回の ツーリングは いわば仲良しユニットの 解散ツーリングだったんだ

晴天である、別れを惜しむのにも 気恥ずかしいほどの快晴


ほどなくして 甲板に二人が出てきた、和商市場で買った カニとビールを掲げて見せびらかしていた。

向こう側から見た 私

「バイバーイ


去年のヤマチャン式に したがって バイクでふ頭の先まで フェリーを追いかけた。

インドネシアの貨物船が停泊するふ頭の先まで行き フェリーを見送った。
一週間の感謝をこめて・・・
そして これが 私たちのエピローグになる。
私が今回彼よりも 5日ずらして帰りのフェリーを予約したのは、私が彼を見送りたかったのだ。
私が留まって 彼が離れていくスタイル。
‘93年の北海道が私から彼を奪ったのなら、わたしは ここから彼を見送り そしてまた一人で走りだそうと決めていた。
フェリーが点なって見えなくなるまで見送っていた。
インドネシアの若い黒人が英語で話しかけてきた、
「Thank you, I‘m okay」
と笑ってみせて
それから私は走りだす
メットをかぶり グローブをはめ サイドスタンドを蹴りだし セルを回す
和琴へ
3人でいるのが当たり前だったので 寂しい気持ち・・・



道道284で 弟子屈まで、
R243で屈斜路湖へ。 ビラオ山が見えてた時は 懐かしくて胸がギュッ
となった。

そして 和琴に戻ってきた
。



今年は 職人さんはまだ来ていないらしい、
べんさんは4日前に出たとか。いくらちゃんも今日出たと・・
ヤマチャンは居た。ヤマチャンは和琴の顔である
。

売店のおじさん おばさんも私が戻ってきたと 喜んでくれた

翌日 早速
ヤマチャン 釣り師 ブヨーンさん しずかちゃんと 旧道の美幌峠に行こうという事になった。

旧道は第1ステージと 第2ステージとある、終点は 美幌峠の頂上付近だけど、けもの道みたくなった廃道、藪コギ、
熊笹やフキをかき分け進むのだ。クレバスも50cm 60cmの深い溝
その後、林道「アトレーユ」へ (ほんとの名前はないけど、喫茶店アトレーユのところから入る林道なのでそう呼んでいる)
道な道を行き 泥の中をすすみ、泥の壁 ヒルクライムのようなコースだった
。

和琴のみんなは こーゆう楽しい冒険の道を発見するのが すごく上手なのだ。(去年の釧路湿原グランドスラムもそうだけどね
)

あまりに みんなの バイクがドロドロなので 近くの河原に洗車。
洗車というのは 川の中を走ること
。

私のセローはヤマチャンが洗ってくれた。
ヤマチャンは CBRで この美幌の旧道も アトレーユのぬかったヒルクライムもこなす

天才的なライダーテクニックだ。



何もしなかったしなかったり、 一人で勝手知ったる標津や 小清水 エトンビ山スカイライン を走ったり。



何もしなかったしなかったり、 一人で勝手知ったる標津や 小清水 エトンビ山スカイライン を走ったり。
相変わらず、摩周湖や神の子池、虹別や チミケップ、津別 へ行ったり
のんびりと好きなことをして 和琴の日々を過ごした。
明日は出発だ、の日
ブヨーンさんと 釣り師が 「湖周林道 藻琴山 東陽林道」の 3点セットを走ろうと誘ってくれた。
湖周林道で 前の2人に追いつこうと80km/hでぶっ飛ばしていたら 小石に乗り上げ 10mほどぶっ飛んでしまった。
ミラーが両方砕けて メーターが割れて壊れた ウインカーも破壊されて カウルもズタズタに割れてしまった
本人は ひじを擦りむいたくらい。(記念撮影
)





自走できたので、 和琴に戻り ブヨーンさんが 修理できるとこは直してくれた

夜は毎晩 焚火



一升瓶が15本・・・・?


出発の朝、 ブヨーンさんとヤマチャン しずかちゃんが見送ってくれた

‘92 ‘93年を読んでくれた人は比べて解ると思うけど、3人で走ったり、キャンプすると あまり他の人
との出会いはない。
一人でいるときは駐車場でもキャンプ場でも食堂やお店、観光地、行く先々で いろんな人から声をかけてもらえるのだが
仲間で走ると、ほかのライダーとは挨拶くらいはするけど、一緒に飲みましょうとかにはならない。
逆に 自分が一人で走っている時に 家族やグループの人には話しかけないし・・
しかし 仲間と走ればそれはそれでいいことが たくさんある
。

なんと言っても、気心の知れているもの同士だから、気が楽だし。
どれくらいで走るかとか 食べ物とか 何日お風呂にはいらなくていいか 些細なことでも 価値観がわかりあえているのはすごく楽だ。
感動する景色や、例えば何時まで寝坊しても相手が不快になるか、ならないかもそう。
写真も仲間と言った時の方が多いし、自分の写真も撮ってもらえる。みんなとの食事のシーン1枚、でもそのシーンでの会話が見えるようだ。
美しい景色を 一緒に共感できる。 楽しいとか、寒いも暑いも、おいしいも。
「○○だね!」って言える仲間がいるって すごいこと
、 すばらしいこと
。


★★★
それは ライダーの聖地たる 北海道への憧れだった。
どこどこへ行ってみたい、何々な食べてみたい、こんな景色見てみたいって
それから 92年 93年を経て、
北海道をツーリングで走ることは 人との出会いこそが無限の資源だ。
と気付いた。
ひとりで走るのもいい
仲間で走るのもいい
どんなライダーのスタイルも受け入れてくれる北海道。
答えはその時の自分の中にだけある。
あー、95年のクロニクルを掲げる前に 今年の北海道の出発が迫る・・
間に合うかな・・・・?
。。。
2019年08月27日
北海道1993年 クロニクル
北海道1993年 クロニクル
※(先に言っておくけど、自分的にやけに盛り上がってしまい、スゴイ長文になっちゃいました
読んでくれるみなさんにおかれましては

律儀にイッキに読もうとはせず何回かに分けて読んでくださいね
)

今年も うまく長期休暇の取得に成功した
。

‘92年のロングツーリング体験を職場でも、おもしろがっている向きがあり「今年も行くのか?」なんて、行くのが当然の赴きで休みがとれた。

さぁ! 1993年北海道のはじまり!

自宅にて おばあちゃんとお母さんの見送りを受けて町田を出発。
やっぱりこの期に及んでも まだ、ほんとに今年も無事に走りきれるのだろうかと、少し弱気になりもする。
やっぱりこの期に及んでも まだ、ほんとに今年も無事に走りきれるのだろうかと、少し弱気になりもする。
狩場のICで、発券のおじさんが私の荷物を見て、「どこまで行くんだ?」と聞いた。
「北海道!」と答えたら、
「おおっ!がんばれ!」
「うん!がんばる!」と勇気をもらった

そうだった。きっと 今年も私の北海道にはきっと こーゆー事がイッパイあるのだ

釧路着
今年も ここ 池田の まきばの家 いきがいの丘から はじめよう。私は今日から40日間 私のためだけに生きるのだ


今年も 天気が悪くて、曇り・霧で寒いけど
もう 北海道の悪天候には慣れたもので さしてガッカリもしない

ここ、まきばの家には 自分で沸かす 五右衛門風呂があって、
管理人のおじさんが薪をくべたりするのを手伝ってくれた

一泊するともらえるステッカー、今年で2枚目


夜は、栃木のXLRさんとCBさんも 加わって、4人で飲みながら、色々語りあかした。
4人で 2連泊した。
山口のGPZ900の田中さん
宮城のハーレー、武山さん。
武山さんは 夜に着いて挨拶だけして寝てしまったので お話したのは翌朝
そんな風に それそれのスタンスで一人になったり 仲間になったりするのが キャンプのいいところ


十勝平野 あちらこちら走り回る。
どこを走っても、どの道でも地平線が広くて 空が広い。大好き

然別湖や糠平湖を走る、 糠平湖で地元の「牛飼い」の青年と知り合い、「帯広の牧場に牛を見に来て!」と誘ってくれた。
然別湖のキャンプ場では四国のフェザーと水戸のXLRがお酒に誘ってくれた。
霧と寒さで町まで買い出しに行くのが おっくうだったので助かった


ごちそうさまでした

そのままトムラウシを目指すつもりだったけど、相変わらずの雨・霧
寒さで 今日はあきらめた


狩勝を越えて、金山湖キャンプ場へ。 あそこなら暖かい温泉があるし
。

しかし、なんだかキャンプ場内はワラワラしていて 聞けば「明日、由紀さおり姉妹のコンサートが中央ステージであるらしい

ファミリーキャンパーだらけになり、囲まれちゃった。
朝は ファミリーキャンパーの子供たちが私のテントを取り囲み「なんだろう?これ」(ツーリングテントが小さいので テントとして認識されていないらしい)
などと 話しているのでテントのファスナーを開けて ぬっと出たら 「キャーっ!」と逃げて行った・・・

R237で 日高を越えて占冠 R234(今年開通!)で穂別。
丁未風致キャンプ場に着いた。(このキャンプ場 今はないらしい・・
)

あまりに人が少なく、ご夫婦1組しかいなかった。
ちょっとさみしいな、他に移ろうかなと、思いつつ うろうろしていると、 ダンナさんが、
ちょっとさみしいな、他に移ろうかなと、思いつつ うろうろしていると、 ダンナさんが、
「張るなら ここに張りなさーい、寂しいからさ」と、呼びかけてくれた。
そのうち FZRに乗った 自称おまわりさんも着いた

ここで、会った藤塚夫妻には、ホントにお世話になった

夕食のジンギスカンに呼んでくれて ビールやお菓子 味噌汁をご馳走してくれた

翌朝も呼んでくれて、朝ごはんをごちそうしてくれた。野菜炒め 目玉焼き、唐揚げ、うどん、ごはん 浅漬け!
思いがけず、超スゴイ豪華な朝ご飯になった
!

しかも お昼用にと おにぎりまで持たせてくれたのだ! 神か!?
丁未風致を出て、あちらこちらフラフラと走り、芦別に着いた。
ここは温泉が併設されているし どこからのアクセスもいいので行先に迷うと 寄るキャンプ場。


ここでも、地元のおっちゃんがフラフラと キャンプ場を散策していて、話しかけてきた。
少し話して、しばらくするとまた やってきた。会うのが2回目なら もう知り合いだ

お茶も入れてあげて、小1時間ほど 話していった。「明日は うちに寄ってけ」と5回くらい 連発していた

ほんとに こっちの人はそれが口ぐせなのか、「うち寄ってけ」っと言ってくれる。

美瑛についた。やっぱり 美瑛が一番好き。どこをどう走っても絵になる。
このロケーションなので、素人が撮ってもまるでポストカードのようないい写真が録れる

ほんとに 美瑛はどこを走っても素晴らしい。
今でこそ 北海道イチの観光名所だけど、 このころはまだ ガイドマップにチラホラ程度で 観光バスも
いない訳ではないけど、ちょっと穴場的なスポット。 美瑛の街も まだできたばかりだった。
車も建物も今より 少なくて、
少し国道を外れて 道道や農道に入れば たちまち自分だけのスゴイ景色が見つけることができた。
こんなに 広くて美しい景色に 私とセローだけがいて
空が 広くて青すぎて。 風の声だけが澄んで聞こえる。
こんな すごい景色、至極の喜び。
バイクに乗っていてよかったーっ
!

北海道に来てヨカッター
!


美瑛の「新栄の丘」にて、偶然 同じセロー 同じ年頃の女子3人が居合わせた

花巻市の佐藤さん


同じバイク・北海道ツーリング・女子 これだけの共通項で 充分。 姉妹みたいな気持ちになっちゃう


そして 鳥沼へ
今年の 富良野のへそ祭りに合わせて サル(こと井上カツオ、‘92年クロニクル参照))と鳥沼で会うことになっていた。
ヤツのテントは見つけたが、聞けば外出中とのこと、結局 一年ぶりに再会したのは へそ祭りの会場でだった。
ヤツのテントは見つけたが、聞けば外出中とのこと、結局 一年ぶりに再会したのは へそ祭りの会場でだった。

鳥沼では3泊した。
サルは すでに超連泊グループ(当時の言葉では良くも悪くも「ヌシ」と呼んでいた)の常連だったので
ここでは別々となり、
そこに居合わせた、ブロスの村山くん
福岡のスケベ 大原さん
DT125 佐藤さん
大阪 KLXまどかちゃん


このメンバーで ほんとによく飲んだ~

このメンバーも3~4日で三々五々と散っていく。
3日目はまどかちゃんと走り、富良野に買い物。 まどかちゃんは今日 日の出に移るという。
「一緒に行こう」と熱心に誘ってくれたけど、やんわり断る。それでも誘われて 「なら 日の出まで見送りしましょう」と並走した。
私も4日めにサルに 「今日 ここを出るよ」って 言って、私のテントに居ついていた 猫の親子 (仔猫の名前はフラノとビエイ)を託す。


二人の別れが湿っぽくならないように
最後は やはりコナカのポーズでキメた




すごくいい!
このひびきもいいし 右に原野 左に海が浮かぶ利尻富士 909号という 字づらすらかっこいい




利尻に渡るか礼文に渡るか 迷うところだ。
今日は 美深でキャンプして 明日 決めよう。
久しぶりに 晴れた。 昨夜はお話ししなかったけど、隣に張った ジュベルのさとみちゃんは もともと 奈良県に住んでいたけど、
北海道に魅せられ中標津に移住したんだって。そして こうしてバイクで周っているらいしい。
「礼文で会えるといいね」って別れた。
天気がいいので 洗濯がてら美深に連泊。荷物がないので 気軽に朱鞠内湖や名寄 士別を走った。
ここで お父さんと小学生の親子タンデムに会った。 カッコイイ!少し話してわかれたけど、このあと20日後にまた違うキャンプ場で再会することになる。
翌朝、礼文に渡るつもりだったけど
あまりにも晴天
!すごい晴天
!


サロベツ原野も宮ノ台展望台と辺りをユルユルと走る。
今日 オロロンから見る利尻富士の夕日はさぞかし素晴らしいだろう・・と思いついたので 結局今日も利尻・礼文には渡らず
兜沼キャンプ場にテントを張った
。

オロロンの夕日は想像以上に美しく、 サロベツ原野のキャンプは想像以上に風が冷たくふきすさび、そして満月の美しい夜だった

「ヌシ」化しつつある 愛知県のBAJAの山田さん、昨晩お酒に誘ってくれた。
やはり 日本100名山の 利尻富士を見たいので、敢えて対岸の礼文にしよう

稚内 フェリーターミナル

フェリーの船内で早速 ライダー仲間ができた
ゼファー1100 湯河原の 中村さん
ゼファー400 八幡浜の清水さん



礼文島! とうとう ここまでキターッ!



さっそく フェリーで会った ゼファー二人と
九種湖にそれぞれテントを張って3人でスカイ岬へ、 漢字では澄海岬と書く ステキでしょ


それから 「桃岩」 礼文の一番名所。
ここのユースホステルは、有名だよね
なんでもここのユースに泊まって 「桃岩 愛の八時間コース」を歩くと 必ず愛が芽生えるという いい伝え


ね、桃の形でしょ

おお、 利尻富士が 海の上の雲海に 浮かんでいる,美しい山だねぇ


3人で海岸におりて、小さなまき貝を拾った、 今晩のおかずに煮つけにしよう

アウトライダーに投稿したいほどいい写真

実際に ゼファー400のほうの清水さんは 写真がすごく上手で、「OUT RIDER」で受賞したり 地域特配員になったりしていた

九種湖キャンプ場に戻ると 兜沼にいたカップルライダーが張っていて 合流して5人で飲んだ。
ここ、近くに温泉
もあるのよ。


翌日はスズキDRの静岡の望月さんが加わる。
人懐こくて、青いキャップがカッコイイ チョー元気娘!
(実は、彼女の影響で 私も 本道に戻り、旭川ですぐにキャップを買った
)

4人で桃岩 猫岩 地蔵岩 礼文林道 スコトン岬 トド岩へ 船泊で
うに丼!
礼文は端から端まで20kmもない小さな島なので あちこち周ったように 書いたけど、半日かからないくらいです。


4人で飲むはずだったけど、 最北の島の北風は厳しくて酒宴は中止
。

8月5日
礼文を発つ。
昨夜の強風で 気づかなかったけど、九種湖キャンプ場に美深で会ったさとみちゃんがいた。
挨拶して 九種湖を出た。

稚内のフェリーターミナルでゼファー2台の二人と別れた
そして、また 道道909 オロロンライン

単調な景色なんだよ。
右は日本海 左は原野 道は真っすぐ、それだけで充分

初山別(驚くほど短い移動距離だけどね
)

今日はここらでキャンプ。
なんか、小学生の集団キャンプだかで たいへんな賑わいだった。「しまったっつ!」と気づいたときは 移動には遅すぎたので・・・・仕方ない

やはり 場違いなライダーキャンパーがチラホラいたけど。ここで小学生の林間学校に対抗することもない
と、覚悟を決めたころ 小学生や青少年たちがそのチラホラしているキャンパーに 「カレーいりませんかー」と配っていた。
お礼にお菓子をあげるというと、 恥ずかしそうに辞退していた。

昨日はろくに挨拶もしなかったけど、
そこにいたライダーはXLRで川崎市の人だった。 大泉さん。
私好みのイケメンライダー
同じ年だって、それからあちこち走り回っている旅の人。

お酒があれば 昨日酒盛りができたのザンネーン


2日目は 晴天
により連泊決定
。絵を描いたり 散歩したり 公園散策。


昨日の子供たちが、わたしの絵を見て 「上手い!すごくうまい!」と集まってきた(ホントはそれほど上手ではない・・)
そのうちその子の親たちが子供たちを迎えに来たのだけどそのうちの一人が 「私も絵が描きたい!」と親に絵具をねだり、買ってもらうことになった。女の子は大喜び。私もうれしい

バイクで付近を走る。川口遺跡とか 菜の花畑とか 北川口展望台 言問の松。
キャンプ場に戻り 日本海に沈む夕日。 どこかの少年と二人で眺めた。
翌朝 8月7日
移動しようと チャッちゃとパッキングして(慣れてきてるので30分でパッキングできるようになっていた
)さて出発。

って、とこで駐車場で ないわのおやじに声を掛けられ 話こむ。
その話が長くなり1時間30分。 報酬として缶詰2個をくれた
オロロンラインを下る。右にチラチラ 天売島 焼尻島
R239を経て北竜、雨竜 滝川。 キャンプ場を決めかねているうちに陽が落ち
「こうなれば 芦別だ」と またまた芦別に向かう。温泉あるしね

旭川で買い出し。(旭川にはICIや秀岳荘がある) キャンプ道具の買い足しとか 望月さんがかぶってたようなキャップとか、
コインランドリーもあるので 久しぶりに手洗いではない洗濯もできた
。

実は旭川界隈は美瑛に負けないくらい ロケーションがすばらしい


ま、 モデルさんがいいのかもね


私がこの写真を撮った時には まだ「メルヘンの丘」なんて 名前はついてなかったんだよー

いわば 私はメルヘンの丘の先駆者なのだよ
エッヘン


芦別から 網走湖の呼人浦キャンプ場。 ここも無料、だけどやけに居心地のよいキャンプ場で連泊。
去年来た時 景色が見れなった(霧で)幌岩山展望台も 今年は晴れて 北方領土まで見れる。
ダートにも慣れてきたので楽勝で展望台まで上がれた。(当時は展望台までけっこう長いダートだったのだ)
サロマ湖畔だから 魚介類が豊富
近くのスーパーでは 立派なホタテが1個65円
!

バーナーにそのまま ホタテを乗せる。 ホタテがパンっ!と開いたところで 日本酒としょう油を じゅーっ!
たまらんーっつ!
これだからツーリングはやめられない!!

8月11日 明日 上陸するみどりを迎えに行くため釧路を目指して移動。
北海道中 全道雨、雨である



釧路港にみどりが無事に着いた
。

今考えてみると、携帯もない この時代によく待ち合わせがうまくいくものだな。と感心する

開陽台へ
みどりとは北海道4回目だけど二人で開陽台に来たのは初めてだ

美瑛

足寄 ジャガイモ祭り

ジャガイモ無料で食べ放題フェスティバル
。

狩勝峠。二人で晴れた狩勝は実にあしかけ4年で 初めてだ


美瑛では
二人でゆったりと農道を走っていたら、
すごいコンバインが 私たちを追い抜きながら 「乗せてやるぞー、ついてこい!」と・・・・、何々?とついていく。

この コンバインは3000万もするらしい
、

「フェラーリより高いの?!*+★」と驚くと
オーナーの今野さんは自慢げである

フェラーリよりも高い コンバインで
ジャガイモ畑を2週づつ乗せてもらった。コンバインがグングン麦を刈ってどんどん脱穀していくのだ。

絶景 美瑛の真ん中で酒宴! なんて贅沢なんだ!
「これ食え、」「あれ食え」 「酒飲め」と色々 振る舞ってもらいました


この辺りの畑のオーナー 今野さん。
「秋にはジャガイモ送ってやるよ」 って言ってくれた。念のため 住所は置いてきたら その年 ほんとにジャガイモを送ってくれた
。

母曰く、「あんなに おいしいジャガイモ食べたことない」と、


今年も福々水産に寄ったので
例年通り、カニ食べ放題&お土産にカニ2ハイづつ、メロンまで持たせてくれた。

あからさまにすごい うれしそうでしょ


相変わらず、みどりはキャンプができないので、二人で走る間はペンションや国民宿舎に泊まっていた。
でも!今年のみどりは バンガローなら大丈夫、まで成長していた
。

ここ浦幌森林公園キャンプ場のバンガローは 去年ガンジと来た時に見つけたのだけど(道東スーパー林道の入口にある)
貸しロッジみたく チョー洒落たログハウスなのに 1泊2000えん!
。

キャンプ場の隣に 町営温泉「健康湯」もあるし

8月19日
釧路港でみどりを見送る

出航

そしてフェリーが離岸して ゆっくりと はなれていく・・・・
(※この景色覚えておいて! 巻末のヤマチャンのくだりに出てくる、ヤマチャン側から見た景色だから・・)

さて、ここから 後半戦
。セローよろしくね。

釧路でオイル交換した。(出発前に交換してから、上陸以来初めてのオイル交換 ここまで5000kmもオイル交換しなかったー! セローくんごめんねー
)



釧路を出て、「静内キャンプ場」へ
ここで、あの 朱鞠内湖にいた 親子ライダーと会った。
彼らは「今日が最終日なので」と 予備に持っていた ガソリンの缶詰を私にくれた。

山形からの 庄司さん親子
「行先は息子に 決めさせるんです。 交差点で 止まってね 「どっち行く」って聞くんですよ」
って、かっこよすぎ!!
羨ましいぞ!庄司さんの息子!


親子ライダー

これが 親子タンデム仕様のXLR!

それから また フラフラと予定も泊まるところも決めず走り回り・・・
浮島湿原へ・・・・
ここが 例の怖かったシリーズの キャンプ場・・・



詳しくしりたい人は↓↓へ・・・

https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e2176367.html



その話で1号バンガローの道内在住の岡田さん。
2号バンガローにいた 京都のライダーさんは
受付の時に「2号のライダーさんは 風邪かなにかで 3日も寝込んでいるんだよ」と言うのを聞いていたので
翌朝 おかゆを炊いて 海苔の佃煮ごはんですよと一緒に 差し入れてあげた。
彼は水ぼうそうにかかったみたいだというけど ワタシ的には「こんなに怖いキャンプ場なら 何か違う要因に違いない・・・・・・・・っ」て思ったけど、
あえて言わなかったけど・・・・

でも、それから この旅が終わって 東京も秋っぽくなってきたころ一通のハガキが届いた
。

夕焼け。寂れた廃線のどこかの駅で撮ったら京都ライダーさんの後ろ姿。
「一言お礼が言いたくて 売店のおじさんに無理を言って住所を伺いました」とのこと。
本人とは住所交換はしなかったのだけど、 無料バンガローを借りるときに記入する 記録ノートを見てハガキをくれたらしい。
これも なんか 旅のおまけ的なうれしいハガキだった
。

あぁ、昨日は怖かった・・・・といそいそと、 数日前に行き損ねた トムラウシを目指すことにした。
トムラウシは 会社のパイセンが「北海道に行くなら 絶対行け」とすすめてくれた、ちょっとした秘境。
そこにたどりつくのに、 新得 芽室町から約50km、最後の10kmはダートらしい
。

と、いう程 大変な道のりでもなく トムラウシ キャンプ場
に着いた

すぐ近くには 登山者のための国民宿舎もある。お風呂
はそこで借りられる。

その日 トムラウシキャンプ場 にいた ライダーは他二人。
折しも
豪雨に見舞れ 国民宿舎の露天風呂に行くのも躊躇するような雨だったけど、意を決し3人で風呂へ行く。


往々にして、こーゆー逆境は結束力を高めるものだ
。

たちまち仲良くなった。
KLXの岡田しゅんちゃん
TDRの佐々木くん

お風呂を出るころには 雨も上がり
酒宴、 みんなで「シェーッツ」をしているところ

翌朝、こんな気が合う3人なら 行動を共にしない理由が見当たらない!でしょ
?


三人で近くの林道を3~4本 制覇




崩落して 道が分断! なんてところもあった。

私は、まだまだ 林道走行 見習いレベルだったけど
しゅんちゃんと佐々木くんが
林道走行のコツとか奥義とかいろいろ教えてくれて 学びながら たくさん林道走行した。
パンケニコロベツ林道もユウトムラウシ林道 白雲台 、ヌプンに着くころには「だいぶ上手くなった」と褒められる


しゅんちゃんが
「この辺のにヌプントムラウシっていう温泉があるらしいよ、行ってみよう!」と言った。
TMを見ればある。 確かにヌプン峠の先にある温泉
マーク。

D718からヌプントムラウシ川沿いのダートを13kmほど走り
ヌプンに着いた。そこはじつは トムラウシ山の登山の避難小屋と温泉がある河原だ。
温泉は川を渡った向こうに 脱衣小屋と木でできたお風呂でなどがある。
管理自体は麓の町、新得町になっていた。もちろん無料!
そこはキャンプ場ではないのだけど、テントを張っている人が何人かいた。
車の人、バイクの人、登山の人などいろいろ。彼らと話しているうちに、「こっちに引っ越してきなよ」って話になって
私たちは トムラウシまでもどってテントをたたみ、ここヌプンにやってきた。

ヌプン 蒸気の上がっているところに玉子をおいておくと 温泉たまごができます


佐々木くんは先を急ぐので そこで去っていった。
ヌプンにいたのはファーブルさん(昆虫研究者)
えみちゃん (ゼファー750でヌプンの林道を走破してきたツワモノ)
オショロ(この川にまぼろしの魚オショロコマを釣りに来た)
黄色いCRMのショクニン大島くん。
軽のワンボックスで旅するオジサン
座間の日産シルビア しまださん
夜は、みんなで飲む。 夜になると帯広市内から お風呂に入りに来た地元の人も加わり、
飲んだり 温泉に入ったり、歌ったり♪ 温泉三昧。 山奥なので両脇に山がそびえるけど 広くない空も スゴイ星空だった

楽しい夜だった
。

ヌプンは 山奥だけど温泉が沸いているので 地熱が熱く、もうすぐ9月なのにシュラフなしでもいいくらい暖かいのだ


軽のおじさんは 大きなタープと ガスもプロパンをまるまる1本持っていた。
みんなが このオジサンのタープに集まる

オッチャんが作ってくれた ツナ缶の玉子焼きおいしかったー、
今でも 自分で時々作るんだ。
いろんな人がいた。人里から100kmはなれている、地図にもないような キャンプ場でもないところに集まるのだから
それなりのツワモノだらけ
。


キャンプ場ではないので水道はない。川はきれいだけど、北海道の川の水はご存じの通りエキノコックスがこわいので
川の水は飲めない。
5kmほど林道を走ると 「新得の水」という 湧き水があり 私たちの水はそこまで誰かが交代で汲みにいったりしていた。
翌朝、ファーブルさんと えみちゃんは移動していった。
残った私たちは 優雅に朝風呂してから、今日どうしようか 林道行こうか、なんてダラダラ過ごす。
しゅんちゃんとオショオロとしょくにんは50km先の町まで買い出しに行った。
「姫はいいよ」と言われ、(私はいつのまにかお姫様に昇格してた
いい気分) 私は 買い出しや水くみは免除してもらえた。

雨が強くなったけど おじさんのタープで絵を描いたりして過ごす。
すぐに夕方になったけど しゅんちゃんたちが買いだしてきた食材でおじさんが いろんな料理を作ってくれた、
みんなで6合のご飯を「うまい、うまい」とあっという間にたべてしまい、追加で4合炊いた。
私も みんなにいもだんごをみたらしで作ってあげたら、大好評で「お嫁さんになってくれ!」とみんなに言われていい気分

人生でイチバンのモテ期キターっ!

また飲んで、歌ったり お風呂に入って 最高に楽しい夜だった~



夜中にみんなで お風呂に行き 途中で源泉からお湯が出なくなってしまったので 寒くなってしまい
お風呂から出れないくらい、 そのうち源泉が復活しても温まるまで 風呂でしょくにんと人生を語ったり、しゅんちゃんが歌ったり
(しゅんちゃんが歌うのは 佐野元春のROCK`NROLL NIGHT
「たどり着くといつもそこには 川がよこたわっている
それは いつか幼い頃どこかで見たことのある川なのさ
夕べ彼女は傷ついた小鳥のように ここへ訪れた
そして同じ夜明けを迎えたのさ まるで昔からのように」
テントに戻ると 大雨で テントが水没していた・・・


みんなで協力して それぞれのテントを救出した

俗世からかけ離れた、桃源郷のようなヌプンでの日々、最高の仲間ができた

翌朝 私と しゅんちゃんとオショロ しょくにん大島はヌプンを出ることにした。
すごく名残惜しいけど
。

北海道をキャンプする 旅人の暗黙の了解、「どんなに 名残惜しくても 引き止めない」だ
これは私がこの2年で 自然に知りえた旅する者の
テッパンのルールだ。
4人で 鹿追まで走り そこで解散!
しゅんちゃんが「
姫
は今日 どちらへ?」なんて 言って私を喜ばせた




最高の仲間たち
! ここでさらば
!



ひさしぶりに 一人で走るのは 寂しいのか、気軽か・・混ざった気持ちで然別峡の 菅野温泉
へ

このキャンプ場は めずらしく 私と もう一人 ゆかちゃんという女の子のライダーキャンパーだけだった。

鹿の湯

川沿いの露天風呂です
貸切



そんなこんなで だいぶ度胸もついてきて 一人で林道にもドンドン入れるようになった



津別でキャンプ。
あまり人のいないキャンプ場なのだけど(無料! トイレがきれい! 芝生きれい!なのに何故か不人気、ってか認知が低い)
3年連続で行ったけど、いつもガラガラ
チャリダーの人と二人きりで 夜は二人で少し飲んだりしていた。
そしたら 夜の公園に 何人もの人がきて 通り過ぎ奥へ消えていく

これ、て・・またヤバイやつ?
勇気を出して 通る人に声をかけて 聞いてみたら、「この先にホタルがいるんですよ」って
教えてくれた


ホタルをひさしぶりに見た。
初めて見るわけではないけど 滅多に見るものでもない。
ホタルの光は 幻想的で弱々しくも ちから強くもある。 東京のイルミネーションや 空の星ともちがう
その点滅が妙。消えたり点いたりするのが 深い郷愁をさそう。

チミケップ湖で 去年和琴で一緒だった ローレンスに再会した!

今日もいろんな人から激励をうけた
キャンプ場のおばさん
ホクレンのおじさん
車から急にはなしかけてきたおじさん
キャンプ場でパターゴルフをしていたおじさん
ホタルを見に来ていた人たち
出会うひとみんなが 「がんばってね。」「すごいね 気をつけてね」っていろんな言葉をかけてくれる
ほんとに毎日 いろんな人から 激励やエールや優しさをもらえる
ありがたいよね。うれしいよね。
8月25日
そして、いよいよ 旅の終盤 和琴に戻ってきた

お盆も過ぎて、
夏のにぎわいもない。北海道はこよみ通りで、お盆を過ぎるともう秋の気配
。

去年に引き続き、知っている顔も・・・、管理人のおじさんとオカアチャンも覚えていてくれた
。

ベンちゃん イケチャン ヤマチャンがいた

和琴 温泉

無料ですが、去年は脱衣所も垣根もない&観光客がちょいちょい来る温泉に入る勇気はなかったけど
今年はだいぶ 度胸がついているので


職人さんとも1年ぶり


職人のたっての希望でお風呂にも付き合ってあげた


ここで、 ヌプンにいた しょくにん大島と再会した


和琴にベースを張ったので、荷も軽くして あちこち走る
小清水峠 清里 江南のオホーツクまで続くストレート!

摩周湖


今年は藻琴山の登山にも挑戦、
屈斜路湖を見るなら 「美幌 津別 藻琴山」 この3つを制さなければ 屈斜路湖を見たとはいえない
。


数日 台風が来たり ハチに刺されたり 斜里まで遠出して エトンビヤマスカイライン(ダート)に挑戦したり。
屈斜路湖周林道や池の湯林道も フラットダートなので ドンドン走れた。
津別にも毎朝のように 日の出を見るために林道を駆った。(当時はまだ酷いダートだったんだよ、でも朝行くと 鹿がたくさん見れるのだ
) 何回か転んだけどね


ライダーとして全うした
摩周湖の かみのこ





摩周湖の かみのこ


養老牛 あたりには大好きなポイントがたくさん

名もない牧草地の丘。お気に入り。 ヤブコギをして道がない所もガンガン入れる。
虹別林道もポンベツ林道ももう おちゃのこさいさいなのだ



夜は 嵐の日以外は毎晩 焚火して 飲んだり、誰かがギターを弾いて歌ったり・・みんなで語りあかしたり・・・・
そんな風に1週間和琴ですごした
ある日
和琴で イケチャンだか ヤマチャンだかが、「釧路湿原のグランドスラムに行かないか」と誘ってくれた

和琴で言う グランドスラムとは 釧路湿原にある 3つの岬 「山崎岬」「宮島岬」「キラコタン」のこと。
普段 和琴で ダラダラとお茶しばいてばかりいる「和琴ダラダラーズ」は実は 果敢なライダーだったのだ!
イケチャン ヤマチャン 谷さん ベンさん イクラちゃん まめっちと 私の7人でグランドスラムを目指す。

川だか 道だか トレッキングコースか けもの道か。砂状だったり 深いクレバスだったり
ほんとに 道なき道をすすむ。
誰かが水没すれば みんなで押し。泥でスタックすれば4人で 持ち上げた。
道の先がどうなっているかがわからない時は 一人が特攻して道を確かめてから みんなを手招きする

そして グランドスラムの一角
宮島岬

ここはバイクで来るのは大変だけど、トレッキングコースになっているらしく 岬には登山の人たちもいた

山崎岬も やはり 道なき道をすすみ、制覇。
ここで、私は明らかに足手まといなので この先のキラコタンは辞退を申し出たのだけど、
「このグランドスラムは 女子では前人未到だ」と言われ はりきる!
しばらく走り「斉藤牧場」が キラコタンの入り口である
私有地なので了解をとるべく ヤマチャンが斎藤さんちへ行っている間、みんでお茶を沸かして くつろぐ。

そして いよいよキラコタン。牧草地を走り抜け 林間になる。けものみちのような林道で木の根がむき出していて
何度も転ぶ。クレバスの深い泥道を抜け、台風の後なので 沼のような道を進む。泥の中をすすむようなものだ、
泥にはまり 停まって 走って 転んでを繰り返して やっと着いたキラコタン岬。
苦労のせいか、どの岬よりも すばらしい その広大な景色
グランドスラム制覇!

感慨深い!

その景色 雄一無二


そして 残り少ない 和琴の日々を ぐうたらと満喫する

こんな 毎日も もう少し終わり
これは 和琴のありふれた 景色。 職人は 自転車で集金や見回りをしていたなぁ

8月最後の日は
いつになく すごい夕焼けだった。

空が焼けているような、オレンジで湖面が同じ色に輝いていた

和琴に毎日いても 滅多に観られない荘厳な落日。
誰かが焚火の準備に シートを持ってきてそれを眺めている。と、
もう一人 もう一人と 集まってきて、みんなでそれを眺めていた。
いつも、バカばかり言っている面々だど 誰も何も言わず ただ ただそれをずっとみんなで見つめていた。



びっくりした!

こんな・・・ステキなサプライズが あるだろか






9月になると ほんとに 私たち以外 誰もいなくなってしまう。
イケチャンとベンちゃんを昨日 見送った。
そして 私も今日発つ。

出発の朝
職人 いくらちゃん 谷さん ヤマチャン かんなんちゃん ビラーゴさんが 早起きして 見送ってた
。

「じゃバイバイ、ってして
」 と言って シャッターをきる


釧路フェリーターミナルには あっという間に着いてしまった

そろそろ。出航。
甲板に出るつもりはなかったけど、 偶然にも隣のツーリストベッドが 昨日 弟子屈で会って話した、CBXの女子ライダーさん

彼女が 「甲板にいきませんか?」と誘ってくれたので、ビール片手に 二人で甲板にでた。
何気なく ふ頭を見下ろすと・・・

フェリーターミナルの もう全ての車とバイクが乗船したガランとした駐車スペースに バイクと一緒にポツンと座って ヤマチャンがいた!
船を見上げていた...

こんな・・・ステキなサプライズが あるだろか

フェリーが 出航すると
ヤマチャンは さらにバイクでふ頭の先まで フェリーを追いかけて走ってきてくれた







長々 書いちゃったけど、これは’93年の北海道ツーリングで体験したことの一部にすぎない。
書ききれなかったけど、もっとたくさんの人とも会ったし、楽しいこと ツライこと 怖いこと ツマラナイこと、無駄なこと クスッと笑っちゃうこと、もっと色々なことがあったの。小さな恋もした

もし、 今
北海道ツーリング やってみようかなとか、日本を旅してみようかな、とか 他にも自分がやったことない何かに挑戦しようかどうか
迷っている人がいたら
絶対にやってみるべきだと思う。
当時 私はこの大冒険に大成功して、 自分の可能性が無限だと思い込んだ。
自分がやりたければ 何でもできるんだと。
時が過ぎて、今 解るのは 可能性は無限ではない。やれるときに出来るときにやらなければ 成されることがない、
ということ。
旅での経験は いろんな事を教えてくれた。人への感謝 天気や自然への感謝 食べ物や 水のありがたみ。自分の強さ 弱さ、
賢さ 愚かさ。何かを成し遂げる達成感や敗北感。
「Go for BROKE」 (当ってくだけろ)
92年の出発の時 当時 付き合っていた彼が 私にくれた言葉だ。
93年の出発の時には
「出会う すべての人を師と仰げ」
と言われた。
果たして、‘92年も ‘93年も 私は 彼の言いつけ通り、
「go for broke」して
「出会う すべての人を師」と、思える 旅ができたと思う
だから 私も誰かの背中を押すことができたらな、と思う。んだ
。

。。
2019年08月20日
北海道1992年 クロニクル
有言実行だ
北海道1992年 クロニクル






帯広「ピア7」。
ここ、すごく安くて、居心地がいいので、そのまま足が治るまで2泊した。
みどりとは今年はここで別れた、みどりはあと2日の休日を室蘭の知り合いのところへ向かう。(みどりは虫の類が苦手で キャンプがNGなのだ)

女の子ひとりのキャンプだから、防犯の具合が心配でね
。
どんな人が と、ドキドキしてテントから顔も出さず 息を潜めていた。初めてのキャンプなので、こーゆー時のコミュニケーションがわからないのだ。

埼玉県のZZRの男性と、稚内の郵便配達のXLR
4人で それぞれ ご飯を食べた後、飲みながら いろんな話しをした。




南富良野の給油所では、ガソリンをいれただけなのに、おじさんが「チェーンにオイルをさしとくよ」とチェーンにオイルをしてくれた、
感謝しつつ「北海道の人って みんな親切ですよね」と、言うと
確かに北海道では 思わぬところで人の暖かさや親切があった
。
道を走っているだけで、「おい、荷台のジャガイモ持っていけー」とかトラクターから いきなり声をかけられたり
ラーメン屋さんでは ラーメンだけ頼んだのに 餃子をプレゼントしてくれたり
買い出しなどで駐車場に停まっていると、よく 声を掛けられた、話しているうちに だいたい 決まり文句のように、「うちに泊まっていけ」と、言われたのは 2度や3度ではない。
雨の狩勝峠を越えているとき、あまりの寒さにもう運転できないと、少しは雨が凌げる 雪シェルターみたいなところにパーキングして震えてしょんぼりしていたら、
「えっ?何で?」と、戸惑うと
「いやー、ライダーさんは大変だべさ」
って、私にお茶をくれると 車に戻っていった。そして お茶なしで車の中でお弁当を食べていた
。
いゃ~ホントに 連日
ステキな出会いやいい仲間に出会える 奇跡のような毎日。



太陽の里には二泊した。3日目にそこを発つとき社長がなかふ(中富良野のこと)まで送ってくれた。

天気は晴天続きとなり 半袖でも走れるくらい

XLR アルベイカーフルチューンのイワサキ
爆走モンキーズの石井とあつみちゃん
逗子のディグリーの阿部ちゃん
大阪なにわの兄弟2人、千葉のCBR鳥井くん、AX-1のオサムちゃん、紋別のカーボーイ
XLRイワサキがそこに集まったライダーにくまなく声をかけ
ほんと、みんなに声を掛けてくれた。今で言う 求心力とか 統率力とかって言うのか
あ、そうそう 池井戸潤の小説に出てくる町工場の社長みたいな感じ
めんどう見がいいというのかな
「世の中には人をまとめるのが上手な人がいるのだなぁ
、」とホントに感心した。
それぞれ食事の後に集まり、お酒を飲みながら 旅のことや 北海道のどこどこに行った、こんな温泉だった、通行止めだったとかいろいろ話す。















北海道1992年 クロニクル
バイクをVTから セローに乗り換えた
。

北海道はダートがまだまだ多くて、北海道を走るならこれの方が絶対いい、
。

会社にはクビも覚悟で36日間の休みを申請した



持っていた有給とその月の公休と翌月の公休を全部使い倒すとMAXで36日となった。
当時の上長がバイク乗りだったこともあり、ラッキー
にもクビにはならず 長期休暇が認められた



「行くぞ! 北海道 キャンプツーリング 36日間 1992 夏!」
有明フェリーターミナル、今年も みどりと有明から出発。

有明23:55発 釧路行き バイクと一人で20,600円
バイクはセローだけど、ブーツはオンロード仕様なところは まだまだ不慣れでご愛敬。


釧路に着くが、相変わらず天気は悪い、寒いし…
。


とりあえず釧路から 北へ向かう。
風連湖 映画「キタキツネ物語」に出ていた 風連のクマという犬の生まれ故郷、ずっと来たかったんだ。

上陸2日目で
根室にて家族に合流した。うちは家族で北海道好きなので、毎年のように車で北海道に来ているのだ。
とは言え、父は 私が心配で様子を見たかったらしい。


根室の福々水産

根室では3年連続で お世話になってます「福々水産」。
もともと みどりの知り合いから紹介されて、3年連続で寄らせてもらっている、カニの卸し屋さん.
格安でカニを本州に送れるのだ
しかも 花咲カニを「好きなだけ食べていけ」、とバケツいっぱいにカニを用意してくれるのだ。このためにに今年はマイかにハサミを持参してます
。

それからお土産にと、でかいカニを1パイづつ持たせてくれる。今年は ソバまでおごってくれた
。

「こんなにたくさんのカニ どこで獲ってくるの?」 「ん、ナイショ」って・・・」小型船にエンジンを二つ付けてスゴイところに獲りにいくんだって



その後 帯広 辺りへ。
買い出しの時に、バイクを倒して 縁石とバイクに足首を挟まれた
買い出しの時に、バイクを倒して 縁石とバイクに足首を挟まれた

骨折はしてないみたいだけど、かなり痛かった
。
走るにもだいぶ 痛かったので、帯広のビジネスホテルに泊まることにした。

走るにもだいぶ 痛かったので、帯広のビジネスホテルに泊まることにした。
帯広「ピア7」。
ここ、すごく安くて、居心地がいいので、そのまま足が治るまで2泊した。
この年以降も 帯広辺りでキャンプじゃない宿泊では 度々利用した。
ちょうど 帯広でお祭りがあって、ひやかしで見ていたら、ばったり 会社の課長に会ってビックリ
!
ちょうど 帯広でお祭りがあって、ひやかしで見ていたら、ばったり 会社の課長に会ってビックリ

「エーッツ?カチョー!?」 カチョーは 帯広出身で 地元のお祭りに合わせて里帰りしていたらしい。
みどりとは今年はここで別れた、みどりはあと2日の休日を室蘭の知り合いのところへ向かう。(みどりは虫の類が苦手で キャンプがNGなのだ)
そして、いよいよ 私の 北海道キャンプツーリングが始まった

キャンプ初日なので、あまり遠くへは行かず 帯広や十勝 愛国駅とか 幸福駅とか近場を回った。
途中で会った 渋川くんと言う学生ライダーと半日 一緒に走った
ハレヌレの木

今だと、笑っちゃうけど・・・・
装備としてはかなりムダなものも多くて、スゴい量の荷物。

女の子ひとりのキャンプだから、防犯の具合が心配でね

テントの内側から南京錠をかけたり、デカイ防犯ベルを2つ持って、ランボーが使うような (絶対銃刀法違反レベルの)サバイバルナイフとか持っていった
(もちろんそんなものは必要ないことがすぐに解り、翌年からは持っては行かなかったが・・)

はじめてキャンツー、、に選んだ キャンプ場は 池田町の
「いきがいの丘 まきばの家」 管理人さんがいて お風呂があって ファミリーキャンパー向けという
初心者キャンパー向けのキャンプ場を厳選したのだ。
(現在は名前も変わって、バンガロー営業のみになってしまっています)
これ以降は その日 その日で気ままにキャンプ場を選んだ
早めにテントを張る。テントの張りかたは家で練習したし、もともとモンベルのムーンライトはその設営がチョー簡単で有名、すぐに完成。
この、初めて 自分のテントを建てた感動!「
これで バンザイ!私はキャンパーだ
」
この、初めて 自分のテントを建てた感動!「


ねぇ? みんなは覚えている?初めてテントを設営した時の あのワクワクする感動
!

しばらくして けっこう 間近に ヤマハ フェザーのTHEC21仕様のバイクがきた。
どんな人が と、ドキドキしてテントから顔も出さず 息を潜めていた。初めてのキャンプなので、こーゆー時のコミュニケーションがわからないのだ。
そしたら向こうから 「こんにちはー」と声を掛けてくれた。意外にも 女の人だった。
彼女は福岡から来た かすみちゃんという。(翌年 鳥沼で再会した)
彼女は福岡から来た かすみちゃんという。(翌年 鳥沼で再会した)
「すみません。お風呂って どこですか」って、
なるほど、キャンプ場での ファーストアタックは こーゆーセリフなのだな。と学ぶ

たちまち 仲良くなれた
。

一緒にお風呂にいくことになり、キャンプ場に戻ったら他に2台のバイクがテントを張っていた。
埼玉県のZZRの男性と、稚内の郵便配達のXLR
4人で それぞれ ご飯を食べた後、飲みながら いろんな話しをした。
知らない人と一晩でこんなに盛り上がれるって、不思議。
結局 4人で2連泊した。

このキャンプ場の近くに ドリカムの吉田美和の実家の雑貨店があって、まだデビューして間もない頃だったので、
XLRさんが買い物に行ったら ドリカムの写真が飾ってあり 吉田美和のお父さんが気軽に対応してくれたって、
★

翌日は3人で しばらく走った。
しかし、運悪く、R292では、ネズミ取りをやっていた。3台とも停められる。 スピード違反。
北海道ではホントにスピード違反の取り締まりが多い。特に町の入り口とかでは 制限速度が60㎞/h から40km/hに変わるので 恰好の乱獲場となっていた。おまけに捕まった時に立ちごけして、クラッチを折り散々な結果
。

XLRさんは仕事が 配達なので、なんとかお巡りさんを3人で説得して?XLRさんだけはかんべんしてもらえた
。

みんなと別れて、その後一人で走り、好きなように 走る。
ナイタイ高原牧場とか 多和平とか 開陽台とか

望丘台

やはり 一番 いいのは 美瑛
北海道 に目覚めたのは ドラマ「北の国から」がきっかけだけど、
本場の富良野よりも 美瑛のほうが 「北の国から」っぽい 景観

南富良野の給油所では、ガソリンをいれただけなのに、おじさんが「チェーンにオイルをさしとくよ」とチェーンにオイルをしてくれた、
感謝しつつ「北海道の人って みんな親切ですよね」と、言うと
おじさんは「北海道の人間は親切だけが取り柄さ、頭は悪いし 気が小さいんだ」と謙遜した。
リアル 黒板五郎じゃー

確かに北海道では 思わぬところで人の暖かさや親切があった

道を走っているだけで、「おい、荷台のジャガイモ持っていけー」とかトラクターから いきなり声をかけられたり
ラーメン屋さんでは ラーメンだけ頼んだのに 餃子をプレゼントしてくれたり
買い出しなどで駐車場に停まっていると、よく 声を掛けられた、話しているうちに だいたい 決まり文句のように、「うちに泊まっていけ」と、言われたのは 2度や3度ではない。
雨の狩勝峠を越えているとき、あまりの寒さにもう運転できないと、少しは雨が凌げる 雪シェルターみたいなところにパーキングして震えてしょんぼりしていたら、
近くの車から 運転手さんが降りてきて、「はい、これ」って暖かい缶のお茶をくれた。
「えっ?何で?」と、戸惑うと
「いやー、ライダーさんは大変だべさ」
って、私にお茶をくれると 車に戻っていった。そして お茶なしで車の中でお弁当を食べていた

いゃ~ホントに 連日
ステキな出会いやいい仲間に出会える 奇跡のような毎日。

そのころ、
ライダーが富良野でキャンプ
と言えば 「鳥沼」だった

けど、 行ってみたら なんというか・・確かにライダーのキャンパーだらけなんだけど、 ちょっとした集団みたくなっていて
すごく入りずらい様子なので、ここでのキャンプにはちょっと 臆する。
それで 富良野の隣の山部にある(ドラマ 北の国から」では 黒板五郎がおりったた駅は山部だった!)
キャンプ場 「太陽の里 ゆうふれ公園」に来た、ここは 無料の芝生が美しく トイレ 炊事場完備のすばらしいキャンプ場!
ホクレンでもらった地図に載っていた(北海道にはこんな すばらしい無料のキャンプ場が いくらでもあった)

(ちなみに ホクレンのGSでチャリティーで買えるこの ホクレンマップは 北海道ライダーのマストアイテムです。100円で手に入る
北海道の最新道路情報と地域情報 満載です)
しかも、鳥沼みたく 混んんでなくて たしか この日は 私の他 4~5人くらい。
今度は、私から 挨拶して「すみません、この辺りて お風呂はありますか?」と声をかけてみた
千葉県の FTRの自称「社長」さんは 日本一周中。ゼファーに乗った千葉のBMWさん、宮城ナンバーのNSRさんチャリダーの人とかも加わり
私のキャンプ第2ポイントも無事に楽しかった。
出会う人 出会う人、一期一会でみんな いい人、
太陽の里

(社長とは 何年か年賀状もやり取りしていた、ある年 私が他のキャンパー向けに 石垣島のキャンプ場に送った年賀状が本人に届かず、近くの売店に貼ってあるのを 社長が見つけて、「届いてないよ」と教えてくれた


太陽の里には二泊した。3日目にそこを発つとき社長がなかふ(中富良野のこと)まで送ってくれた。
社長は この後も 日本を縦断を続けていた。

天気は晴天続きとなり 半袖でも走れるくらい

それから 旭川の東神楽のキャンプ場で2泊。 ここを拠点にして 旭川かいわいをめぐる。
週末だという事もあり ファミリーキャンパーばかり、ライダーも全然いなかった。
網走湖畔やサロマ湖畔を走り名所や展望台をめぐり 今日のキャンプ場は
三里浜キャンプ場
にした。

ここでも すばらしい出会いがあった


XLR アルベイカーフルチューンのイワサキ
爆走モンキーズの石井とあつみちゃん
逗子のディグリーの阿部ちゃん
大阪なにわの兄弟2人、千葉のCBR鳥井くん、AX-1のオサムちゃん、紋別のカーボーイ

「オマエ何食ってんだ?へーっ!」とか
「醤油ある? おい、こっちのネーチャン醤油あるって、オーイそこのなにわ、オマエ借りに来い」とか
「あなたは昨日 何処にいたの?」とか
ほんと、みんなに声を掛けてくれた。今で言う 求心力とか 統率力とかって言うのか
あ、そうそう 池井戸潤の小説に出てくる町工場の社長みたいな感じ

「世の中には人をまとめるのが上手な人がいるのだなぁ

それぞれ食事の後に集まり、お酒を飲みながら 旅のことや 北海道のどこどこに行った、こんな温泉だった、通行止めだったとかいろいろ話す。
(何度も言うが、このころはネットもスマホもないので こうした人とのコミュニケーションが重要な情報源なのだ
)

誰かが花火をもっていてみんなで花火をした
。
そのXLR (アルベイカーフルチューン←ここ、重要らしい)のイワサキが
「三里浜の灯台に星を見に行こう!」と、言う
その中の何人かが賛同。
私は 真っ暗な 砂岸のダートを走る自信がなかったので、イワサキの後ろに乗せてもらった。
生まれて二度目のタンデムである (一番は 弟のGPZ、そのタンデムでの経験が衝撃的に楽しくてすぐにバイクの免許を取りにいった)
間もなく 目指す灯台がボンヤリと浮かび上がる。
バイク3台は停まり、
そして エンジンを切る。
暗闇に目が慣れてくると、そこに見えてきてきたのは、星空などではなかった。
宇宙だ。 宇宙が目の前に広がっていた。
スゴいのだ、スゴいなんてチンプな表現だけど、本当にスゴい星だった。
しばらくの間、4人で 宇宙を見入る。
キャンプ場に戻っても興奮覚めやらず、アスファルトに寝そべって いくつもの 流れ星をみんなで数えいた。









三人で、穴を堀りカウルを埋めて 合掌。


















やっと 連日の雨が止んだ頃、







そのXLR (アルベイカーフルチューン←ここ、重要らしい)のイワサキが
「三里浜の灯台に星を見に行こう!」と、言う
その中の何人かが賛同。
私は 真っ暗な 砂岸のダートを走る自信がなかったので、イワサキの後ろに乗せてもらった。
生まれて二度目のタンデムである (一番は 弟のGPZ、そのタンデムでの経験が衝撃的に楽しくてすぐにバイクの免許を取りにいった)
ホントに 真っ暗と言うのは こーゆー事か、という 暗闇、2㎞ほど走った
回りは本当の闇で、見えるのは バイクのヘッドライトに切りとらえた10mほどの扇形の三角だけ。
バイクのエンジンの音も、闇の中では全く無力に感じた。
バイク3台は停まり、
そして エンジンを切る。
暗闇に目が慣れてくると、そこに見えてきてきたのは、星空などではなかった。
宇宙だ。 宇宙が目の前に広がっていた。
スゴいのだ、スゴいなんてチンプな表現だけど、本当にスゴい星だった。
しばらくの間、4人で 宇宙を見入る。
キャンプ場に戻っても興奮覚めやらず、アスファルトに寝そべって いくつもの 流れ星をみんなで数えいた。


翌朝 みんなスパッと解散。いい仲間といいリーダー スゴい星空。ホントにいいキャンプだった


ありがとう。
また ひとりになり 気ままに走ること数日


天気は
連日ますます 上々


ここまで来れば もう一人のキャンプも ちっともこわくはなかった えっへん


ここらで、会社の後輩 原ぼうと合流する。
原ぼうは 年下ながら 私よりバイク歴は長いけど、北海道は初めて。
なので私がここまで走って よかったところを 案内がてら おさらいしながら道東辺りを走った。
カムイワッカや野付半島 尾岱沼
北海道のライダーの聖地 開陽台

それから 斜里の丘 ここを忘れてはならない、すでに私のお得意の ポイントだ

「原ぼう よ、見ろ これが本物の地平線だ」

知床のウトロや 多和平でキャンプする。

この時 隣にテントを張った千葉県のライダーは「実はバイク事故で亡くなった友人のカウルを埋めに来た」という。
ライダーとしての 彼流の弔いだ。
三人で、穴を堀りカウルを埋めて 合掌。
原ぼう とつるんでも どこに行くとも決めず、阿寒湖にやって来た。
そこで また 妙な仲間ができた


阿寒湖の湖畔にスキー場があり オフロードバイクなら登れるくらいの 緩い傾斜で、頂上が展望台になっていた。
そこに なんとなく集まった5人と犬1匹。
京都から来た ハットリくんが ハチャメチャでみんなの笑いをドッとさらう。
あまりに 気が合うので そのまま 阿寒湖のキャンプ場に誘い込む。
日本一周中のKDX 井上 相模原のZX-4 福岡のゼファー金丸 と福岡のXLR大島
・この7人では なぜか 紳士服のコナカのポーズがトレンドになった

寄ると集まると 何でもないことをネタにゲラゲラ笑い合い、あまりに7人でふざけてばかりいて 2連泊した

3日めの朝、ユーノスやゼファーが去り。残った4人が彼らを見送るが その4人も昼過ぎには阿寒湖のはずれで解散。
最後に 阿寒湖の太郎湖と次郎湖を見ようと探したけど 見つからなかった。

この コナカメンバーで KDXは 井上かつおと いう
カツオは バイクブログでも結構有名なので 知っている人もいるかもしれない。のちにバイク旅の小説も書いていて出版もされた。
今では いっぱしの旅人ライターだが、この時はまだ日本一周のはしりだった。
原ぼうたちと別れて 多和平へこのKDX のカツオと走ることにしたが
カツオがR241の峠の下りでまさかの ガスケツ。
辺りにガソリンスタンドはなくて、しかたないので私が 弟子屈まで走り ガソリンを買ってきてあげた。
しかもその後、弟子屈の町で なぜかカツオのKDXのサイドスタンドが折れるというアクシデント。
町の工場を探して、溶接してもらった。

↑買ってきてもらった ガソリン注入の様子。
ほんとにこんな調子で日本一周ができるのだろうか?
カツオとは なんだか気が合って 、この後 多和平 和琴 知床と 流れキャンツーすることになる。
例えば 朝 起きて 炊事場で顔を合わせて 「今日 どうする?」 「和琴は ?」 「いいね。 」と言って パッキングを始める
なんというか、「あ ウン」の呼吸で しばらくは一緒に走ったり キャンプするのが 当たり前のように過ごした
キャラがサルっぽいので 私はカツオを「サル
」と呼んでいたが、 その仕返しにヤツも私を「サル」と呼んでいた。

お互いをサルだサルだとののしりあい、それはそのうちただの呼称になった。だから 二人の会話は
「オイ、サル。買いだしいくけど、なんか買ってきてあげようか」
「あ、サル 町に行くなら 焙炒つくり買ってきてよ」みたいな・・・

カツオは防衛大学を卒業しているので、サバイバルやキャンプについて 驚くほど博識だった。
例えば、ナイフの使い方や ロープのモヤイ結びや 時速と体感温度のこと、首にバンダナを巻くことはTシャツ1枚の保温に匹敵するとか。

多和平で二人でキャンプした時には、隣のシングルキャンパーが突然呪文のようなものを唱え始めて、マジ怖かったが、
隣に 知り合いがいれば心強い。
それから その夜は、さらに向こうに張っている テントの人が 夜中に突然どこからか戻ってきて テントを たたみ始めた。
二人でおそるおそる 「どうかしましたか?」(まだ呪文のキャンパーはそこにいたので・・)
「妻がさっき胆石で入院してしまって・・・」とのこと。

「これ、もういりませんから あげます」と、 ネギを私たちにくれた。
↑の写真はネギのお礼に 奥様の無事をお祈りしています、とお祈りの写真を撮っているところ。(ハイ、「こんなふざけた写真撮っている場合かってツッコむところですよー
)

それから さらに翌日、
この多和平に なんだか どんどん人が集まってきた。

何々と聞けば、 今日ここで 北海道の地元のバイク雑誌「DO BIKE!」の 撮影があるんだって

このバイク雑誌は毎月 表紙の撮影場所を予告して その集まったみんなを表紙にしてるんだって。
たまたま ラッキーにも私たちが居合わせたってこと


10月号になりました。
こんな風


すごい いい記念になった!
ダラダラとキャンプしてるばかりではなく、周辺も走った。
キャンプが連泊だと 空荷で身軽に走れるのがいい
硫黄岳

美幌峠

この後 サルことカツオとは
一度、和琴でキャンプした後、「じゃ、ここで」と別れた。「また来年 会おう!」と言ってサルとは別れたが・・・
その2日後にまた ウトロで会ってしまった( 実は ここでまた解散した後も 釧路でばったり会った)
ウトロでは連日 天気が悪くて しばらく停滞。
ウトロで 知り合ったヒゲがシャケを釣ってきて みんなでチャンチャン焼きしたり

とにかくウトロに入ってから連日の雨で
同じく停滞組のキャンパー10人弱と 仲間になって、 屋根のある受付棟に集まり、食材をもちよりおじやを作ったりした。
同じく停滞組のキャンパー10人弱と 仲間になって、 屋根のある受付棟に集まり、食材をもちよりおじやを作ったりした。
更に昼から酒盛り、 みんなで岩尾別温泉に行ったりもした。

私とサルの他、ヒゲ 開陽台からウトロに来た4人組、TTのライダー、パジェロの人。
この中の 二人は車だった。
彼らの車に分乗して近くの岩尾別温泉に行ったりした




温泉でもみんなで 飲みっぱなし

風呂あがりには アイスを食べて 一般観光っぽい


ウトロに居るときは 会社の友人も 訪ねて来てくれた。
キャンプ場ってものを知らない二人だったので、

ただ、私を訪ねるために 入場料を払って来てくれた。


やっと 連日の雨が止んだ頃、
再び カツオと別れて私は和琴に戻ることにした。

もう9月になると ぐっと人は少なくなっていて、
残っていたのは 池ちゃん アキちゃん 職人 ヤマチャン くまさん ムックりさん

わたしが戻ってきたので 「おかえり~」と言ってくれたのがテレくさくって うれしかった。
もう9月になると 和琴キャンプ場もシーズンオフ、キャンパーも閑散としている。

このキャンプ場のオーナーである オジサンをみんなで手伝い 観光用のボートの片づけや材木の整理をしたら、オジサンが
みんなにチャンチャン焼きを ふるまってくれた。

この黒いジャージのオッチャン、職人さんは 一年中(年末 年始以外) KATANAで旅をして日本を回っている。
夏はだいたい 日の出か和琴にいて、和琴に居るときはキャンプ場のヘルパーとして働いていた
和琴で、キャンパーの受付や 観光のボートの貸し出し、売店の店員や 場内の掃除とか

私が 和琴に戻ってきたら
あからさまに 喜んでくれた
。私が テントを張り終わる頃

「茶、淹れようか」とか 遠慮すると ほどなく「ランタン貸そうか?」とか
「お風呂 つれっててやろうか」とか 「燃料 たりてるか?」とかちょいちょい 声をかけてくれた
。

私を小娘扱いして、世話を焼きたがるのだ。
風邪をひいいたらしく、少しダウン気味
になり2日ばかり テントで引き籠る。

キロロのクマさんが カヌーを貸してくれたので 初めてカヌーに乗ってみた。

和琴では 毎晩のように みんなで 焚火をした。
夜になると なんとなくみんなワラワラと集まってくる。 ヤマチャンやムックリさんが 近くの林道に焚き木になりそうな木を
調達してくれるのだ。
職人さんが冗談ばかり言って 先に自分でガハハと笑ってしまう、 長渕剛を愛し「STAY GOLD」という歌をよく歌っていた。
ある朝、職人さんに朝4:00に起こされ「いいものを見せてあげよう」と連れて行ってくれたのは
日の出前の 摩周湖。 クマサンとあきちゃんと4人で行った。
摩周湖の 朝霧から昇る日の出を4人で眺めた。 オーケストラの音楽が奏でられるような 荘厳な朝だった。
たぶん 人生の中で一番 すごいSUN RISEだった。
それから 数日、和琴を起点にして あちらこちらよく走った。900草原・津別・美幌・もこと山・砂湯・川湯・女満別。
和琴は道東を回るにはちょうどいい場所なのだ。
林道も一人でドンドン走れるようになってきた
。

9月9日 今日は 和琴を発つ日。朝6:00に出発する。
いつもみんなは8:00すぎまで 起きてこないのに、今日は早起きをして 見送ってくれた。
なんて居心地のよい。 そこにいるヤツらが 家族みたいな。
ありがとう!必ず また戻ってきます

今年も去年に引き続きガンジが上陸した

しかし、またまた 悪天候。オンネトー、どんより

足寄 やっぱり 雨。
北海道で9月はもう かなり寒い、10℃を下回る日もあった。そしてこの雨で 毎日凍えるようだった

3日後にやっと晴れ間がでた

美瑛


ガンジがいた間、晴れたキャンプは2日くらい。 また 「太陽の里」へ行った、
この日はふんぱつして ステーキ!

狩勝峠もやっと晴れた景色を眺めることができた。
麓郷や 帯広 十勝を走る。

そしていよいよ 最終日は 「道東スーパー林道」
総距離 62.994km
走ってみたかったけど、さすがに林道初心者レベルで 62kmのロングダートは勇気がなかった。
今日はガンジがいるので チャレンジ!

自爆もクラッシュもなく 2時間45分で 走破した
。 ガンジは出口で一回転んだ


9月14日 釧路から 東京有明行きのフェリーに乗船。
今回は 道北や道南へは行かず 道央と道東ばかり走った。


全 走行距離は4348km

いろいろ 回った

職人が 焚火の時にこう言ったのを思い出した。
職「ミナちゃん、旅ってさ 行く時と帰る時 どっちがいいと思う?」
ミ「そりゃ、モチロン 行きがいいよ。 希望でいっぱい。帰りは あーぁ、終わっちゃう・・って寂しいよ」
職「でも、帰りには 行きの時には持ってなかった、思い出や経験が行きよりもたくさんあるんだぞ」
って、 20代の頃の私は そんなものかと聞き流していたが、 今ならその意味が良く解る


初めての ロングツーリングは大成功だった。
たくさんの人と出会った。
たくさんの道を走り、景色を見た。
いろんな 体験をした。
それまで生きてきた中で なによりも濃密な36日間だった。
思い出す 一つひとつのシーンを抱きしめたい気分。
出会った人は100人くらい、ピースサインを交わしたのは何百人だろう。
すべての出会った人々に感謝。感謝です。

「オンナをあげた」

そんな感じ。なんというか 新しいピカピカ
の勲章が胸に付いたような感じ。

次は1993年 クロニクルね

。。
2019年08月16日
北海道1990~91年の クロニクル

今年の 夏は山登りばかりだ。

と、言っても
丹沢とか 奥多摩とか近場の1000~1500m級のばかりだけどね

一人で登るのは危険なことに3年ほどまえから気付いて、
ちょいちょいダンナさんに付き合ってもらっている

晴天ばかりではないけど、真夏の暑い山道を 汗をダクダクかいて 水をゴクゴクのんで身体をいじめぬいて歩くと登頂した時の達成感はひとしお なのだ。(←どMだから
)


里山には 野生のキジもめずらしくはない、丹沢でも 鹿とかサルもいる。

丹沢の6月から7月は 特にヒルが多い

ちょっと 山に入ると いつの間にか 靴下にヒルがついていたりする(靴下についていた2cmほどのヒル)
丹沢を登るときは、あらかじめ 塩水を作ってスプレー瓶に入れてあるので(予防にも退治にもなる)
そのヒルにかけたら ヒルのやつは悶絶してグハっと 血を吐き出して辺りが血だらけ・・・


頂上では二人の両足を合わせて 6匹のヒルがついていた
丹沢のヒルは靴下の上からでも結構 血を吸う。
中には気づかないうちにスパッツに入っているやつもいて、いつの間にかこんなことになっている。

「スタンドミバイミー」みたいー

ヒルに噛まれた後は
2週間経っても 痒さがぶりかえして 傷口もなかなかふさがらない、噛まれた傷口も大きくなっていく。

ところで、 来月の北海道ツーリングに向けて
セローのローーダウンを試みた
。


リアタイアの前にあるこの骨みたいな 部品を変えるだけ

どんな仕組みかはよくわからないが このパーツを ちょっと長めのこっちに変えると車高が3cmほど低くなるらしい
担当は お馴染みの 「T`sガレージ」のトヨピー


さてさて、その 効果は
改変前
足つきに注目して↓

改変後↓

べた着き!?

いや~、3cmってスゴイ!
まるで 違うバイクみたい!はじめは 3cmなんて いくらでもないだろうとタカをくくっていたけど、
この経験したことのない ベタ着き感!
私の身長は159cm。たぶん日本女子としたら 極めて標準的な身長だと思う。でもセローもその前に乗っていたSRXもVTも
足がベタ着きになることはなかったの
はじめてハイヒールを履いた時の 衝撃を同じくらいの世界観が変わった!
ところで パート2
来月は いよいよ 久々のぉ~
北海道ツーリング!
和琴ミーティング 30周年だ!


いそいそ ワクワクして 最新のツーリングマップ 北海道2019を購入!

いやいや、30年まえの 「TM 北海道」って・・

縮尺は1/28万 サイズはB6
(ちなみに 今のTMは 縮尺1/20万 サイズはA5)

こんなだったのよ、表紙も大きさも違うし 何故か当時の地図は 右開きなんだよ
内容も (TMのいいところはいいところは 実走に基づいたレポートのようなコメントだけど、 コメントも少ない!)
これは 1990年
蛍光ペンで色がついているのは自分で実走したところ、 「パンケニコロベツ林道」は名前もついていない白線だった。

こっちが 今年の
パンケニコロベツ林道もペンケニコロベツ林道も 名前がついてオススメ林道として紫色の道になっている


私は、こーみえても(どー見えて?) 結構マメなところが随所にあるのだ
。

毎年 北海道ツーリングのことを ノートに収めていた(1990年~1998年くらいまで)
計画や出発前の友人のコメント チケットや箸袋を貼ったり その日の出来事 感想 収支をせっせと書き込み
出会った人たちからコメントをもらったり 住所をもらったり、その日ピースサインを交わしたライダーの人数とか(ホッカイダー全盛期はには一日100人も当たり前だった
)


タイトルは「誰もが北へ向かう夏19××」 これは当時のバイク雑誌 アウトライダーからパクったもの

何年んかぶりの北海道ツーリングを前にこのノートを読み返して また行きたいとこや懐かしいところ 行けなかった所、新しい所を確認しておこうと思った。
和琴半島 30周年ミーティングが今回のメインイベントだけど、
ちょうど 私の勤労30年の永年勤続でいつもより長い夏休みがもらえるので、たっぷり北海道を堪能するつもり

1990年は初めて北海道にバイクで行った年だ。
それまでに 家族旅行や電車では 北海道に行ったことがあったけど、
初めての北海道ツーリングは
1990年
7月27日~8月4日 (+2日で8月6日) 11日間 (走行距離2550km)

当時 乗っていいたのは ホンダのVT、一緒走ったのは 高校時代からの親友のみどり 彼女のバイクはカワサキGPX

いや 恰好や様子が昔だけどね ソバージュに太めの眉ですね


とにかく 初めてバイクで走る北海道は 何もかもが新鮮で感動的で衝撃的で驚嘆と歓喜の連続

道がまっすぐなだけで こんなに感動するものなのか、草原の広さや空の高さ、星空の美しさ、そして何を食べても美味しい。
ライダー同士なら 出会った瞬間から仲間!という北海道ならではの連帯感、すれ違うときのVサイン。

この年は観光地を巡る 正統派の北海道ツーリング、宿泊も民宿とかライダーズハウスだった。
カメラはまだデジカメですらないので 写真はあまりたくさん残っていない
苫小牧から 富良野 美瑛 旭川 層雲峡 美幌 屈斜路湖 摩周湖 斜里 知床 根室 釧路 帯広 日勝峠 占冠 富良野

あらかじめ決めていたわけではなく、行き当たりばったりでこんな風に回った。
宿も夕方くらいになったら、ちかくの町をみつけて 観光協会に探してもらったり、駅があれば看板の案内を探して電話したり、
公衆電話にある電話帳から 泊まるところを探したりした。携帯もネットもないのに それでも「今日泊まるところない!」
なんて事態にはならず、なんとかなっていた。
初めての北海道ツーリングは とにかく寒かった
。

雑誌などの情報から 半袖で青空の下を走る様子を想像していたが、
どこに行っても 気温は20℃に届かず、毎日寒かった
。

十勝平野で、 自分のイメージで撮った写真。 ノースリーブなんて 絶対あり得ない寒さだったのでこれは撮影用だろう
。


初めてライダーハウスというのにも泊まった
斜里の「じゃがいも亭」

じゃがいも亭は この牛舎の中で 焼酎の麦茶割りが飲み放題だった。
夜中までみんなで飲んで騒いで、
知らないもの同士が集まり、バイクや北海道のことについて語る。
当時はネットがないので、旅の情報や観光の案内などこうしたクチコミが貴重な情報源なのだ。
じゃがいも亭の 酋長こと福岡の 大川くん 元気かなぁ

「じゃがいも亭」で知り合った 迫ちゃんに教えてもらって 斜里の国道のはずれにある、ダートの丘にみんなで行った。
(ちなみにこの時一緒に斜里の丘に行った 迫ちゃんは名古屋の迫田さんだが、6年後ぐらいに浜名湖SAで知り合いになった
女性ライダーの 地元のライダー友達だった!それと 同じく一緒にこの丘を走った BAJAの知世ちゃんは2年後に和琴で再会
今回の和琴ミーティングの メンバーだ、北海道ライダーは案外 こんな事が多くて ライダー仲間の知り合いは知り合いだった。
みたいなことが 何度もあった。)

ね、すごいでしょ? 地平線の彼方まで 真っすぐに伸びた道。
ここは この後 北海道に行くたびに寄った「とっておきのポイント」だったが
今回の ツーリングのために、購入した 北海道ツーリングガイドで 巻頭カラーで紹介されていた
。


苦労して上がった ガレたダートだったが、舗装されている・・・・うれしいような 悲しいような。。。

名前もない ダートのどん詰まりだったが、今年のTMには 「展望台」とオススメマークまでついていた・・
この1990年の 帰還は大変だった

フェリーに乗船して苫小牧から翌日には東京有明に着くはずだったが、折しも 台風10号が直撃して、船はしばらく青森に停泊したあと翌日には苫小牧に戻って来てしまった

みどりはまだバイクに乗り始めたばかりなので、「とても自走では帰れない」と 言うことで バイクは船便で贈る手配をして電車で帰ることにした。
私は「 なにがなんでも走って帰るぞ!

しかし、想像以上に函館までの道のりは遠く、(300kmくらいあった・・・)夜も更け、国道なのに 街灯もない。
前にも後ろにも車1台もない。
果てしない 道が続く。霧が出て 寒くなり泣きたくなるほど心細くなってしまう。いつまで続くのかわからない真っ暗な道だった。
それでも夜10:00すぎにやっと函館のフェリーターミナル 着いた。
青函連絡船 フェリーの予約はしていなかったので、キャンセル待ちとなる。2時間に1本くらい出ていたと思うが
それから5時間待っても 自分の番号は呼ばれず、眠くて辛くて しょんぼりしていた。
他のキャンセル待ちの人が ベンチを占領して横になっているので 道路わきに座っていると 次の4:00の便に乗る予定の
栃木のGPZ750のライダー がキャンプマットを敷いてくれて半分どうぞと分けてくれた。
「4:00の便はキャンセル待ちをしなくても 乗れますよ」と、受付の人に言われていたので そのころ窓口に行ったら「もう ダメです」
と断られ、「6:00に予約を入れなおすように」と言われた。
栃木のGPZの彼は 6:00の便になる私を青森で待っていてくれると言った、長い東北道を一緒に走ってくれるというのだ。
マットも次の便が来るまで使っていてと。
感謝の気持ちでいっぱい!なんていい人なんだ!
GPZが乗船してそのまま 路肩に座っていたら、 目の前をチャリのオジサンが通りすぎた
「何時の便に乗るんだ?」
「6:10」
「いや、4:00の便はまだ 空きがあるはずだぞ。」といって 事務所に聞きに行ってくれた。どうやら関係者らしい。
なぜか 事務所を通さず 「こっちから乗れ」と乗船口まで誘導してくれた。
「え?お金払ってないよ?
」 って言ったら 「じゃ3000円」っていうので 直接おじさんに払って乗せてもらえた。

たしか 正規の料金より安かったと思う。 密航かもしれないが おじさんに感謝!
GPZの彼とは東北自動車道を 青森から那須まで一緒に走ってくれた。朝9:00ごろ青森を出発。
私のペースに合わせてスピードも控えてくれた(250ccのVTと750ccのGPZでは
さぞかしフラストレーションがあっただろうに・・・・)それからSAごとに休憩をとってくれた。
ICの合流の手前では 合流の車がいなくても必ず右車線に移動する。
青森から 那須高原まで560kmを一緒に走ってくれた。 前の日にすでに300km走っていて、一人での 東北道はさぞかし辛かっただろう。(この頃は まだ車がチェーンだったので、轍が深いの)
ライダーの人はわかると思うけど、バイクって人に付いていくのって 一人で走るよりもすごく楽なんだよね。
ほんとに感謝 感謝です
別れ際には もう日も暮れていたが、最後に記念撮影。

黒磯市のGPZ750の ケンさんです。
ほんとうにありがとうございました
!

結局、無事に町田の自宅に着いたのは 翌日未明の1:00ごろ、
苫小牧を出たのが5日の16:00ごろだったので33時間かかって 1000kmの道のりをやっと戻ってきたことになる
。

1991年は
8月2日~8月11日 走行距離1600km

‘90年のみどり に加えて ‘91年はAX-1のがんじと3人旅

釧路 厚岸 霧多布 根室 納沙布 多和平 斜里 知床 カムイワッカ 網走 紋別 稚内 宗谷岬 サロベツ 深川 北竜
富良野 美瑛 日高 支笏湖
前年とおなじく 観光っぽいツーリングで 相変わらず宿も 民宿やライダーハウスだった

あいかわらず 寒い日ばかりで 雨ばかり・・・・

じゃがいも亭にも モチロン行った。
顔見知りの連泊者も何人か・・・
さっきの斜里の丘にも もちろん寄った、当時はただの丘の頂上だった

宗谷岬とか、観光っぽいけどね


最後の2日は 3人バラバラにそれぞれで走った。
一人で走った方が見えてくる景色もちがって また おもしろい。
当時の 小説で
佐々木譲の「振り返れば地平線」

まだ 開陽台が 開陽台という名前もついていない頃、ライダーが「8月の開陽台に集まり満月を見よう」
と約束して 北海道を走るというバイクの小説です→この小説で 開陽台が有名になり 当時は観光スポット、ライダーの聖地となった
今では、どうなっているだろうか・・
この小説と今回一緒に走った がんじの四国お遍路ツーリングの話に感化されて、
「
よし、私も来年は 北海道をキャンプでツーリングするぞ!」決めた ワケです

翌年から 北海道キャンプツーリングとなりまーす
。


日高 沙流川の河口にある フエハップ海浜公園。
私とがんじはよくケンカをしたので、 あらかじめ 「ケンカ別れをしても いいように集合場所を決めておこう」と、
きめたのが 地図上で「フエハップ海浜公園」だった。 案の定、ケンカして プイ、と別れた。
行ってみたら 全然公園ではなく 看板もなく、 でも落ち合うことはできた。
「コレじゃわからないよね~ 」とゲラゲラ笑った
じゃ、次回は 私の人生の最大イベント 1992年の北海道ツーリングのクロニクルね~

。。
2019年07月16日
discovery 伊豆
まずは・・・
伊豆で見た 気になる看板シリーズ

笑って Vサインの鬼

ワンコ専用 公衆トイレ

屋根の上の 明太子

「パンダもいるよ」 ← うそをつけ!いるかっ
!


西伊豆町の ご当地ナンバープレートは 夕焼けの景色

冒頭のCMが立て込みましたが
、

今回は 伊豆にキャンツーです


うちらの辺りで伊豆といえば、だいたい免許をとった時とか、ちょっと週末時間ができた時のドライブだとか、超定番中の定番のドライブコースなので
ある意味 もう バイクでも車でも行き尽くした感があり、東伊豆はともかく 西伊豆方面にはかれこれ15年は行ってないかも。
というわけで 急に西伊豆方面行こう
!と、おもいついた。ワケ
当初 絶景キャンプ場の達磨山へと、思っていたが、まさかの月火水休み。
しかたないので、土肥温泉の「さざ波キャンプ場」を目指す
というわけで 急に西伊豆方面行こう

当初 絶景キャンプ場の達磨山へと、思っていたが、まさかの月火水休み。
しかたないので、土肥温泉の「さざ波キャンプ場」を目指す
ダンナさんに「伊豆のさざ波キャンプ場に行ってくる」と言ったら
「あ、そこ オイラが上京してきたときに初めて行ったキャンプ場だよ」と言うのでますます楽しみになった

沼津ICで降りて、
道の駅に行くつもりなのに・・・
道の駅へ・・・
なのにその隣の巨大な明太子の重力にあがなえなかった・・・
惹きつけられる~

あの巨大明太子を見たら誰かもが 寄らずにはいられない
、

「かねふくめんたいパーク」
かねふくと言えば言わずと知れた、明太子の超老舗、博多のはずがなぜ 静岡県にテーマパーク?
かねふくと言えば言わずと知れた、明太子の超老舗、博多のはずがなぜ 静岡県にテーマパーク?

店内はモチロン 明太子だらけ

デパートやスーパーでおなじみの あの「かねふく」が
静岡に巨大な明太子のテーマパークを作っていた

ショーケースはもちろん明太子だらけ、試食だって スーパーのそれみたくチマチマしてない、およそ半腹をドーンって、試食できるのだ❗️
デパートとかで通常販売している明太子って普通は冷凍して運搬しているんだって、
でもここの明太子は一度も冷凍していない「生明太子」ってのがウリ


工場併設で、見学できます

青い大きな トレーすべて 明太子!

明太子ミュージアム、明太子の成り立ち、明太子のゲーム、明太子のアート、明太子のフォトジェニック
明太子、明太子、明太子
よく 明太子だけで これだけ ふくらませられるな


明太子のおにぎりは350円、その場で握っているのでご飯がほんのり暖かく もちろん 生明太子なので、抜群にうまいっ!


めんたいこパーク、みんな寄ってみてね


で、 土肥温泉




今日は ライダー3人のみ

受付、「年に一度か二度くらい、いるなぁ、バイクの女の人の1人って、」と、おじさんは面白そうに笑った
「じゃあ、私 その年に一度か二度のレアキャラなのね」と笑った
おじさんと一時間くらい話こんだ。付近の案内や行くべきでないお店を教えてくれた
おじさんは若い頃、この片田舎がいやで、東京へ飛び出し就職したんだって、
定年近くになりこのキャンプ場をやっていた彼のおばあちゃんが亡くなり
土肥温泉に戻ってきてこのキャンプ場を継いだのだそうだ。
今、この町は町民が当時の半分になってしまい
若い人も かつての自分のように
高校を卒業すると この町を離れてしまう、と言っていた。
「いいところなのに」と観光客のわたしが無責任にいうけど、「仕事がないんだよ」と、いう。


設営して早速、海岸を散歩。
海まで徒歩1分
、まだ海開きしてないから 海水浴はできないけど・・



海浜公園もある

キャンプ場から一番近い (徒歩5分)公共温泉「屋形温泉」は休業中
町のHPには 休業とはなかったけど、キャンプ場のおじさん情報でしばらくここはやっていないと聞いていた。
受付けの人手がないそうだ、オンシーズンになれば 営業するかな?

しかたないのいで、楠の湯 温泉へ、バイクなら5分足らずだけど歩いたら20分くらいかかる

いかにも、町の公共温泉って感じの風情がいいね


券売機で券を買って、中の番台さんのおじさんに出すのだ 大人400円

あまり大きくないけど 思ったより近代的な設備
洗い場 3つ
内湯 3畳くらい

小さな露店風呂も


「湯の宿の しずかなるかも この土地に
めずらしき今朝の 寒さにあひて」 牧水
若山 牧水の歌が壁に書いてあった、そういえば 土肥温泉の海岸沿いにも
若山牧水の銅像があったので、どうやら彼のゆかりの土地らしい。

キャンプ場に戻り 飲みながら浜辺を散歩、すぐ近くにセブンがあるので冷たいビール
がすぐ飲めるのがいい。


猫も散歩




猫がくつろぐ様子はそれだけで 平和の象徴

夜ごはん準備

このキャンプ場は 目の前にセブンがあるし
歩いて5分のところに イオンもあるよ
3分でつくった モヤシのナムル

肉を焼くぞ

肉売り場でもらえる 牛脂が便利です

ジューっ!

肉がほぼ焼けたら・・・・
まいたけ投入

レタスとか パプリカとか、野菜を付け合わせれば
ジャーン!


夜は セブンへたびたび(4回ぐらい・・?)ビールや酎ハイを買いに行って飲みつぶれていつのまにか眠った。
暑い夜だったので、ダウンのシュラフは使わず、インナーシュラフだけで充分だった
起きたら朝だった・・当たり前だ

けっこう暑い、この季節なら やっぱり木陰が良かったな、暑さで目が覚めたけど、
もう他のライダー二人はいなかった。

場内には夏みかん や

ビワもたわわに実る

トイレは 外見よりも 中はキレイで、手入れや掃除は行き届いていた。(ウオシュレット!
)


ここさざ波キャンプ場は 高規格ではないけど、基本は行き届き 安いし、セブンが目の前。
いいキャンプ場だった!
おっちゃん 次にアタシが来るまで元気に営業していてね


それから、西伊豆 南伊豆を回って帰ろうと思う。
伊豆を走ると、「ジオパーク ジオパーク」と
とにかく 伊豆のオシはジオパークである
ジオパークってのは 地球規模の自然科学的遺産と認定されたものらしく
日本列島の中で 何故か伊豆半島だけが フィリピン海プレートに乗っかっているらしい。
何千万年前には フィリピンの沖にあったものが地殻変動を繰り返し 日本列島の端っこにピョコッとくっついてしまったので
伊豆半島はそこだけ 他の日本にはないものが地科学的にあり、特異なのだそうだ。言われてみれば海岸線とかも
いかにもよそから来たような荒々しい造形美がある

特に 西伊豆は岩がゴツゴツしてたり 島々がまだまだ活動中な感じがある
ここは堂ヶ島

ここはトンボロという現象で
半年間の干潮時だけ、 海が割れている 三四郎島へ渡ることができるんだって、

半年間の干潮時だけ、 海が割れている 三四郎島へ渡ることができるんだって、
珍しい現象らしい。(入り口に自慢気な解説板があったし)
地元民とおぼしき皆さんがしゃがみこみしきりと石をめくっていた

小さなカニを見つけてバケツにどんどんほうりこんでいる、どうやら地元ではこのカニを食べるらしい


海岸の
国道沿いに走ると「露天風呂・公園」という 案内を発見!

沢田公園

おおよそ 顧客の安全よりも 体験を重視した 崖っぷち散策コース
いいね



特別に翠色の入り江もキレイ
そして。。。
今回の ツーリングの 一番発見に 認定した
「沢田露天風呂」

お風呂からの景色!ジャーン!

伊豆なら 熱川の 黒根岩風呂が海沿いで「アメリカが見える露天風呂」で有名。男風呂と女風呂の境がルーズな感じだけど、よく行く。今回も 黒根岩風呂に寄るつもりだったのだけど、この沢田公園もなかなかのひなびた具合、海が目の前でしかも高い所にあるので視界が広い!
お風呂は小さくて、カランもひとつしかないけど
この風流はすばらしい
お風呂は小さくて、カランもひとつしかないけど
この風流はすばらしい

時間のせいか、ラッキーなのか、もとからそーゆう所なのか、ずっと1人で貸し切りだったー♪

まっぱで 太平洋に仁王立ち!


沢田温泉付近の
漁協
直営食堂「沖あがり食堂」

看板メニューは「イカ様丼」

メニュー

店内
今日は空いていた
他 ライダーが二人いた。 TMに掲載されているから ライダーにも有名ポイントかな?
聞けば、土日とかだと 店の外にも行列ができる人気店らしい


イカ様丼

イカもツヤツヤ、酢飯がポイント


食堂を出て、国道沿いに 見つけた 神社で休憩

この神社でも おじさんが「どこからきた?」と話しかけてくれて、30分ほど話した
石田の棚田

ここから 棚田と小さな漁村を経て富士山が見られるらしいのだけど、今日はこんな感じ。
神社のお隣さん同士

王子神社と八幡神社がすぐお隣にあった

風力発電も・・

山の上でグングン発電中、風力発電 大好き

「明日 伊豆にキャンプ行ってきまーす」と上司に言ったら
「なら 絶対ここには寄れ」と言われたのが
このお店

「見須」さん
ところてん とヒジキの店 らしい・・

店内はこんな様子、
大きな囲炉裏のある席に座ると、
お母さんが、「ところてんは黒蜜と酢醤油どっち?」と聞かれて、「じゃあ黒蜜で!」と、答えると
じゃ、とりあえずと、ひじきが出てきた。
何処から来たの、とか何で来たのとか、
「これも食べてきな」と、頼みもしないのに 酢醤油のところてんも出てきた


ひじき。 ところてん 黒蜜。。 ところてん 酢醤油。

黒蜜のところてんは、ここのおかあさんが 山梨の大月出身なので
信玄もちをヒントに考案したんだって、ところてんが弾力のあるんでもっちりと 黒蜜に合う~


ひじきがすごくて、太くて長い!歯ごたえも抜群!特別なのを仕入れて 自家製釜で炊いているんだって。
ここのひじきは 水でもどすだけ、洗ったり 煮たりせずに砂糖と醤油で和えるだけなんだ。しかもそれをマヨネーズで食べるのさ


口コミを見てもお母さんの人柄とおいしいひじき・ところてんのことばかり

見須のおかあさんと、色々お話した、家族のことやこの土地の事やお母さんの故郷の山梨の事や、すっかり仲良くなって
「今度 来るときは電話してからきてよ、お弁当作っておくから!」
って言ってくれた

ここで頂いた ひじきところてんはサービスでした!代金を払おうとしても「こんな遠くまでヒジキ買いにきてくれたのに 料金なんてもらえないよ」と きっぷのよいお母さん!
ありがとうございます! また必ず来ます!
この ツーリングの走行距離
372km
久々にジオパーク 伊豆半島をちゃんと一周したツーリングだった


おしまい
2019年06月17日
四半世紀ぶりに!? グループツーリング!
高校生時代のクラスの仲間は今でも仲が良くて、今でも10数名で飲み会で集まったり、一昨年は温泉旅行も行った。
この前の飲み会の時、その中の何人かはまだライダー現役で「じゃー、今度 みんなでツーリング行こう!」という話になり、
かくして 酔っ払いの戯言は有言実行となった。
グループで走るのは、20代の最後のほうに 林道ツーリングで、「デストロン狂会」で何回か呼んでもらったのが最後なのでほんとに25年ぶりぐらい。
何日も前から楽しみで、ワクワク
この前の飲み会の時、その中の何人かはまだライダー現役で「じゃー、今度 みんなでツーリング行こう!」という話になり、
かくして 酔っ払いの戯言は有言実行となった。
グループで走るのは、20代の最後のほうに 林道ツーリングで、「デストロン狂会」で何回か呼んでもらったのが最後なのでほんとに25年ぶりぐらい。
何日も前から楽しみで、ワクワク


バイクのメンバーは4人、&車 1人の計5人
バイクは
私のセローと、ヤマハXSR900が2台とT-MAX。
4台揃って ヤマハとは珍しい

小田厚のPAで待ち合わせ。
天気もまぁまぁ良し。
PAに着くと、もうみんな着いていた。
早速、そのまま
箱根ターンパイクへ向かう、ターンパイクを走るのももう20年ぶり!だって高いんだもん(現在520円/15km)

標高が上がると、どんどん気温が下がり、小雨も降ってきた

ひさびさのグループツーリング うれしいけど寒い!


予想以上に寒い!

集合写真もそこそこにさっさと 海沿いに降りることにする

そのまま伊豆スカイラインに入り、ワインディングの向こうに 少しの晴れ間を見つけた時はほっとした。


車のドライブみたく 走っている時は 話せないけど、
同じ状況で寒いとか、晴れ間を見つけてうれしいとか
話せなくても、テレパシーみたく感じるシンパシー

ライダー同志ならではの共感がそこにあるのだ。
伊豆スカイラインを降りると、気温はどんどん暖かくなった。
宇佐美のライダー御用達の食堂
ふしみ食堂

入ってみたら、テーブル席が2つだけの小さな店内


地元定食 1000円
みんなでこれを注文した、
干物もお刺身もおいしかった
!
干物もお刺身もおいしかった

私たちはみんな50過ぎたおじん オバンライダーなので、一日の走行距離 100キロそこそこで終了して、宿へ。
温泉に入って

夜は 伊東の 居酒屋へ飲みに出た。


地元のお魚中心に美味しいものたくさんの「まるげん」へ

こぃでさんが座った席には「この席は 藤原紀香様が座った席ですので 特別席料1000万円申し受けます」
と書いてあった、「なにこれ!?やべっ!」と席から腰を浮かすとお店のオバチャンが冗談だよ、って笑った
お店の ポスターにも「あまりおすすめしません{ふつうの焼き鳥}500円」とか「この店のことは覚えておかないでね、そしたら忘れることもないから」とか おもしろいポスターがいろいろ貼ってあった

アジフライ がおいしかった!
肉厚でさ、カリッとしていて
新鮮なアジを フライにしちゃうとこんなに美味しいのねぇ~


うずわ
「解禁」って書いてあったから、季節限定のものらしい、
「うずわって何ですか?」って聞いたら、カツオのことなんだって


うずわ たたき 青唐辛子といっしょにたたいた「なめろう」のようなもの
醤油でちびちびと・・・焼酎とか日本酒にあうね


うずわ 茶漬け

だし汁でお茶漬け、 真鶴とかの「まご茶漬け」に似ている。
かくして、ひさしぶりのツーリングはいつもの飲み会に様を呈する・・・

翌日朝
伊東温泉街 ブラブラ


海岸を散歩

これが アタシの誇らしい仲間たち 高校生以来からの仲良し


街では お祭り

伊東の東海館
この日は川の上に特設舞台が設置されていて 狂言が催されていた

伊東と言えば
福福亭のラーメン

あの、ラーメン鬼 「佐野実」のお弟子さんがやっているラーメンやさん。
アタシが初めて来たのは5年くらい前だけど、口コミや食べログで 年々お客さんが増えて 今では 週末ともなればいつも行列ができるお店になっていた。

ここのラーメンは塩か醤油
塩

醤油

そのだと醤油

初めて気が付いたが、醤油と 塩では麺の細さがちがうのだった。
どちらもストレートな細麺だけど、塩のほうが より細い麺だった。
アタシのおすすめは断然、塩!
厨房でラーメンをつくるのは大将一人で、絶え間なく入る注文にひとつづつ丁寧に麺を茹で 湯切りし 盛り付けて、を繰り返していた
その一連の動作がすごく美しくて、クラシックの音楽に合わせて舞っているようだった

解散は 小田原のセブンイレブンの駐車場
やっと晴れた


結局 みんなで走ったのはちょっぴりだったけど、楽しかった!
「また秋に走ろう」と約束した

恒例の山中湖マラソン
今年も、兄弟、従妹、姪らと共に走った。

今年は、シューズをいいやつに変えて、記録更新を狙ったが・・・

結局去年より 3分遅くなって1時間9分。 13位だった・・(去年は9位だったのだ)

今年は この 背中がガバっと開いたナイキのトップスで、カッコよくキメたのだけどな


おしまい
2019年05月15日
ひたち海浜公園 ネモフィラ
わたしは ダメな女だ・・・・
「よし、明日の休みは、走りにいくぞ!」
と、決めても 朝 起きなかったり、起きても二度寝をして惰眠をむさぼり二度目に起きたらもう昼だったりする
そんなことが2度続き これでは半年前から楽しみにしていた「ネモフィラ」のシーズンが終わってしまう。
GWの間もさんざんワイドショーやニュースのトピックスでやってたから
みんな知ってると思うけど、茨城県日立市にある 「ひたち海浜公園のネモフィラ」は超有名でしょ
ほんとに 今週中に行かねばまた来年まで見られなくなっちゃう。



と、いうわけでいいことを思いついた
前の日に仕事が終わったらそのまま 行けるところまで行ってしまい、ビジネスホテルにでも泊まり翌日朝から活動する!という作戦
会社からつくば市あたりのホテルを検索し予約した。
仕事は遅番だったので 22:00すぎに横浜を出てつくばに着いたのは24:00すぎだった。


区画割りがしっかりしていて道路がまっすぐ伸びている。
街が新しく、近代的というよりも未来チック
学校や企業の研究機関 エキスポとか斬新なデザインの建物が並び 未来社会を描いた映画に出てくる町みたい。













スズメたちも 慣れたもので 人間が来るとパンのおこぼれがもらえると知っていて























海沿いに砂丘のゾーンとかもあるし、ほんとは1日かけてゆっくり回りたい 広大な公園だった。























「よし、明日の休みは、走りにいくぞ!」
と、決めても 朝 起きなかったり、起きても二度寝をして惰眠をむさぼり二度目に起きたらもう昼だったりする

そんなことが2度続き これでは半年前から楽しみにしていた「ネモフィラ」のシーズンが終わってしまう。
GWの間もさんざんワイドショーやニュースのトピックスでやってたから
みんな知ってると思うけど、茨城県日立市にある 「ひたち海浜公園のネモフィラ」は超有名でしょ

ほんとに 今週中に行かねばまた来年まで見られなくなっちゃう。



と、いうわけでいいことを思いついた

前の日に仕事が終わったらそのまま 行けるところまで行ってしまい、ビジネスホテルにでも泊まり翌日朝から活動する!という作戦

会社からつくば市あたりのホテルを検索し予約した。
仕事は遅番だったので 22:00すぎに横浜を出てつくばに着いたのは24:00すぎだった。

つくば市は何回か来たことがある。 つくばマラソンでも来た。
周りに山や丘がないので 地平線まで平らな街、まさに関東平野~ってかんじ。有一の山、筑波山がどこからでも見られる。
そんな平らな土地の有一の山だから つくば山から眺める関東平野の夜景はそりゃみごと。

つくばの街って
街が新しく、近代的というよりも未来チック
学校や企業の研究機関 エキスポとか斬新なデザインの建物が並び 未来社会を描いた映画に出てくる町みたい。
ホテルにあった、タウン誌につくばのパン屋さんの特集があった。
つくば市って、パン文化が盛んな街で全国で名立たる有名店もある。街でパンコンテストなるものもあるらしい。

行ってみたい店だらけで困る

これは・・・ ひたち海浜公園の前に寄ってみるべきチェックポイント!

急遽、ひたち海浜公園ツーリングは つくばパン屋さん探索ツーリングに作戦変更!
ところで、泊まったホテルは「ホテル ルートつくば」だった・・・

私は 「ルートインホテル」が好きで、 (朝ご飯がおいしいし、チェーン店だからどこにでもあって設備やサービスが安定しているから)
ネットで予約した時は 「ルートイン」に予約したつもりだったけど・・・・

着いたら、ルートインとは 全然別のホテルだった・・

確かに値段がルートインより安かった。いや、しかし 昔からあるホテルらしいので 「ルートイン」に名前をわざと似せてというよりは
ルートインより先にここにあったのかもしれない。
チェックアウトして お目当てのパン屋さんへ
ホテルからバイクで5分くらいのところにある
クローンヌさん

超有名店で 土日ともなれば 県内外からのお客さんで行列ができるほどらしい。
今日は行列はなかったが、店はひっきりなしにお客さんが入ってきていた

店内に大きな 石釜があって、ほんとにそこから次々焼きたてのパンがでてくる。

惣菜パンもいろんな種類があって どれもスゴイおいしそう!

それぞれ バター や小麦粉 素材にこだわりがみられます

一番 おすすめがこの 「究極のソーセージフランス」
長さ50~60CMあるロングパン


これ、ダンナさんのお土産に買って後から食べたけど すごくおいしかった!
究極の名前はダテじゃない、
ソーセージにこだわっていて 天然羊腸を使っていて、パンも固すぎず
両者のバランスが絶妙。

「ご満足いただけなかったら返金します」って、すごいでしょ
コーヒーが無料でいただけます。

外にテラスの席があって、そこで焼きたてパンとコーヒーがいただけるのです。



どんどん寄ってきます。

焼きたての極みクリームパンと ブルーベリーチーズパンをテラスでいただきました


クリームパンは 中のクリームが濃厚でポッタリとしちゃて、 もうクリームパンというよりは もはや クリームそのものに周りがかろうじてパンて感じ!
クローンヌさん、すばらしい
!

パンの味も 種類も 値段も サービスやホスピタリティもこだわりや石釜も 何もかもスンバラヒーっ
!

こんなパン屋さんが近所にあるつくば市民 羨ましすぎるっ!。
次のパン屋さんへ走りながら、
美味しいパン屋さんがある町は それだけで豊かな街ってきがするなぁ、と感慨にふける
次に寄らせてもらったのは
「トレイルベーカリー&ベイクショップ」

私はもともと ハード系パン というジャンルが好きで、バケットやバタール カンパーニュとかドイツパンが好き。
ここはそのハード系パンの専門店らしい。
さっきのホテルのタウン誌に掲載されていたのだけど、
このお店が まさに隠れ家的な立地でなかなか見つけられなかった

ほんとに目の前がこの景観。田畑の中にポツンとその店はあった。
しかも 一見お店とはわからない店構え。誰かのお家みたいな。IN看板もほとんど見逃しそうな小ささ。

入り口もお家の玄関みたい。
実はこのお店は店内撮影がNGで、
ほんとにパンはもうビジュアル的には垂涎ものパンだらけだけど、、お見せできないのが残念。
この写真は お家に帰ってから撮ったのだけど、「くるみクランベリーチェリー」のバトン とパンド・ムール(石挽の小麦粉 ライ麦の3日間熟成パン) オニオンチーズのベーグル

これも どれもこれもおいしかった!

外はパリパリ 中はしっとりもちもちして小麦の味がこくて 噛めばかむほど味がでる~。
もう 1軒行きたいパン屋さんがあったけど
もうお腹もいっぱいだし、時間もおしてきたので 「つくばパン屋さんめぐり」はnext time!
と、そこに
「つくば宇宙センター」

いやー、実は 星とか銀河とか宇宙とかが大好きなんだよ~、むしろパンやお花よりも好きなんだよなぁ~

って、わけで
つくば宇宙センター

JAXA

H-2ロケットの実機が展示してあります


スペースドーム、

中に 日本が開発、また活躍している人工衛星の模型が展示・解説している。

撮影可 入場無料

さすがJAXA!
バイク置き場のスタンドゾーンだけ アスファルトに硬化セメントが施してあります

中の展示状、中央に国際宇宙ステーションの 「きぼう」の実物大モデル。


日本の歴代 打ち上げロケット

「きぼう」の船内模型

この手の展示やプラネタリウムが好きで、近場では 相模原のJAXAや お台場の日本科学未来館も行く
つくばの展示は 相模原やお台場のと似てるのもあるけど 規模が大きくて何もかも かっこよかった!
やっと ひたち海浜公園
そんなこんなで、結局 つくば市を出たのはもう昼もうんと過ぎた頃となってしまった。 常磐道を使って移動したけど、 ひたち海浜公園に着いたのは 14:30になっちゃった
。

GWには長蛇の列だったらしい、 西駐車場 ICまでずっと 渋滞していたんだって、
さすがに GW明けの午後の遅い時間なので、今日はすんなり入れた。
バイクは260円 車は510円
それでも巨大な駐車場はたくさんの車でいっぱい。


バイクは 一番奥に駐輪スペースがあって 入り口に近いところで停めることができるた
券売機で入場券を購入 大人は450円。小学生は無料。

やっと待望のネモフィラの入り口にたどり着いよ~


ひたち海浜公園というと、ネモフィラとか秋はコキアとかが有名だけど
じつはそれ以外も充実した広大な公園でした

森林公園もあるし

水場では アオサギが羽を乾かしていたり
海沿いに砂丘のゾーンとかもあるし、ほんとは1日かけてゆっくり回りたい 広大な公園だった。

そして いよいよ 念願の ネモフィラの丘へ

おーっ!

ネモフィラ~

なるほど、 もし 天国ってとこがあるとしたら、こんな感じにちがいない。
花畑にいる人たちはみんなが幸せそう
450万本の花が4,5ヘクタールに咲いてます。
って、ヘクタールってよくわからない。アメリカの農場とか広い土地を表現してるのはわかるけど。
調べてみたら1ヘクタールは100m×100mだって、
花畑にいる人たちはみんなが幸せそう
450万本の花が4,5ヘクタールに咲いてます。
って、ヘクタールってよくわからない。アメリカの農場とか広い土地を表現してるのはわかるけど。
調べてみたら1ヘクタールは100m×100mだって、

ワンコも 見惚れる 一面のネモフィラ

ほんとは このまま 北関東自動車道でで栃木県足利の 「足利フラワーパーク」へ 移動して 藤の花も見るぞ!という野望があったのだけど、早々にあきらめた。
結局 17:00の閉園時間までひたち海浜公園にいた。
この時間では、足利は無理だねぇ
ま、これも 次回の課題で持ち越しか

ここ ひたち海浜公園で売っていた 「焼きサバ寿司弁当」ってのがあって 帰りに買って帰ろーと思っていたが
帰るころには 売り切れていた。
なーんだ、て思いながら帰途に着き 勝田駅経由で 水戸へ向かう途中に
その「焼きサバ寿司」の製造工場 直売所を発見した!

その 「焼きサバ寿司」は ここ株式会社マエハマで売っていた。
茨城県のお土産大賞の金賞を受賞したんだって
商品名は「またべぇ」


入り口から入ると 無人の階段ホールにポツンと 試食品のドームとレジスターと呼び鈴
「ご用の方は鳴らしてください」
って、茨城県民 、どこまで無防備なんだ
!


呼び鈴を鳴らすと,事務員風のオネーサンが二階からおりてきて、「またべぇ」を売ってくれた。
海浜公園では 焼きサバ寿司だけだったけど、工場直販では 焼きサバ寿司の照り焼きバージョンもあって
これもおいしかった(^^♪
それから 水戸まで走って、次の目当ては このだるま食品

なぜ ここを目指したかと言うと、 ひたち海浜公園へ来ようとツーリングマップをめくると
このページに いつ貼ったのかわkらないけど「茨城 大粒 だるま食品 黒豆納豆」という付箋が貼ってあった
おそらく、何かのテレビとかで紹介されていたのを いつか行こうと付箋を貼ったのだろう。
こんな思い付きで貼った付箋はあちらこちらにあるので いつ貼ったのかはわからないけど、
これは過去の私からの「ここへ行け」の指令である。 無視はできない。

で、水戸市の「だるま食品」

です。
お店に入ると 大きくはない ショウケースにいろんな納豆が
ワシャワシャ並んでいた


ワラの納豆、経木の納豆 大粒納豆 キムチ納豆・・・・・・etc(←エトセトラと読むキャー古ーっ
)

ここで 付箋の命令通りに黒豆納豆を買った
6号を下りながら 帰途につく
筑波山が 夕日に映える


筑波山カッコイイな、
22:00前に帰宅した、ぴったり24時間のツーリングだったてことになる

工場直販で買った 「焼きサバ寿司またべぇ」


さっそく、ダンナサンとすみれに振る舞いましょう

つくばで買い集めたおいしいパンたち

だるま食品で買ってきた いろんな納豆

これこれ、 これが黒豆大粒納豆

黒豆大粒納豆は ほんとに粒が大粒で食べ応え抜群。200円
ねばねばは納豆だけど、味は 納豆独特のにおいが少なく食べやすい。
豆の味が濃い!
さくらの「おかえり」

今日もお家に帰ると いつものように さくらが 階段の上からのぞいて
おかえりなさいとニャーと鳴く、さくらは滅多に2階から降りてこない。 いつも私が帰るとこんな風にちょこんと顔だけ出して
「にゃー」と言う

おしまい
2019年04月08日
焼津へ 大井川と銘酒「磯自慢」




20年くらい前には、静岡の焼津が好きで
毎年遊びに行っていた最近、行ってないなぁ~と、

思い立ち 東名を南下

焼津港
一番の目当ては・・・
漁協の食堂
。

20年ぶりに行ったら ビックリするほどきれいになっていた!
当時はほんとに漁協関係者しかいない 漁協の二階にある食堂だったのに
いまや こんなに立派な建物で観光名所かっ!?

壁 一面にメニューの写真
そそるー



売り上げ番付
定食の部の横綱は「魚河岸定食」¥1000
丼ものの横綱は「海鮮丼」¥1000

どっちも 食べたい
!!


元気なおかあさんたちが厨房をきりもりしてます、
絶えず 元気な掛け声が響いてました
海鮮丼を いただきます。
その日によって お魚な変わるらしいけど
10種類のお刺身がドーン!とノッちゃってます


いいもの
見つけた!

静岡県の「漁協食堂マップ」

県内の漁協直営の食堂のガイドマップ!
今年は、この掲載店を制覇する!


焼津から 大井川へ出た。
「箱根七里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」

やじさん、きたさんの時代は 東海道の難所として有名な大河
実は 大井川を間近で見るのが初めてだ。
東名や 国道一号で越すことはあったけど、川沿いを走るの初めて。

大きい川が好きで、日本中でいろんな川を見てきたが、
これは屈指の 堂々たる川である

大井川には ギネスに登録されている 世界一長い木造の橋があると・・・
TM(ツーリングマップ)に書いてあり、早速 見に行く。

「蓬莱橋」という。名所らしく道路案内もあり 迷わず着けた。
時代劇の撮影にもよく使われるんだって、今は なんだか真ん中で壊れてしまったらしく 途中までしか渡れない。
急いで修理してます、って


蓬莱橋から見ると、小高い丘が川岸向こうに広がっていた。
あの辺りまで上がれば 大井川が見下ろせそうだと当たりを付けて上がってみた
茶のしまだ 「島田市」だ

思った通り
、茶畑越しに 大いなる大井川の景色




この辺り 一帯は 永遠に茶畑が広がっていた

どこをどう走っても 茶畑ばかり!


お茶では 腹は満たされないぞ!?
っていうくらい、お茶畑ばかり・・・・

果てしなく 広がる茶畑に 防霜ファンの数もハンパない

地平線まで 茶畑と防滴ファンが広がる。
島田市から 大井川上流を目指す。
鉄道素人のアタシでも知ってる 大井川鉄道はSLが走ることで有名。
「蒸気機関車 たまたま走ってたらいいなぁ、
と、思いながら国道473号を 上がってみた

そんな 運良く SLが走ってるわけもなく

夕方も近づき 途中でUターンしてR473を大井川沿いに下る。
地図もナビも見なくても そのうち R1か東名と交差するだろう
と、フラフラ走っていたら
大井川鉄道の始発駅「新金谷駅」の裏側 に出たらしい。

SL広場 という 児童公園。
大井川鉄道の いろんな車両があった。



後で会社の「鉄男」にこの写真を見せて、 これは○○のお古の車両で これはどこどこのナニナニ、
この駅員が持っている エンブレムは 旧国鉄のブルートレインの特急さくら で、大井川鉄道はこの
さくらの季節だけ

このヘッドマークを付けて走ることがあるんだって。

って、突然 「ポッー」と音がした

大井川鉄道 普通車の向こうから 蒸気機関車が走ってきた。
ほんとに蒸気で走る!
その向こうには石炭の山積みも

私はそんなに 鉄道ファンではないけど、
その「ポーッ!」っていう汽笛には やはり ジーンと感じるもの、
どうやら、走行時間ではないけど 車庫入れかなにかののため100mほど走ったみたい
ラッキー

その後、裏側じゃなくて 新金谷駅」の表側に回り様子を見に来た。
蒸気機関車は 平日なら一日一回走っているらしい。
前出の鉄男に聞いたのだが、さっきの蒸気機関車を 真っ青にペイントして トーマスの顔をつけたり
999のエンブレムを付けて走るんだって

大井川を渡る 鉄橋。「大井川橋」 すごく立派。

焼津方面を目指して戻る。
ふと 見ると蓮華畑が そこここに、

ねぇ・・・知ってる?(マメシバ風に)
蓮華って、 お米を作る 土のために人間がわざわざ種を撒いて咲かせるんだよ。
蓮華って 土に栄養を呼ぶ花なんだって

焼津に着いて ICを目指すのに 何故か焼津駅前に迷い込んだ

そしてそこで発見した

いや、発見というより、奇跡の出会いだ!
磯自慢の看板! (このブログの五十路マンとは全く関係はございません、悪しからず)
いや~、この磯自慢の話をすると長くなるのですが・・
簡単に説明すると、
とにかく アタシが二十年以上前から 恋焦がれていた日本酒なんだよ~


前号で 話した 「和琴」のキャンプ仲間で 一番!最高の日本酒とされている
かれこれ 二十年前に飲んだ時は 「え?静岡の酒?」(当時は 越の寒梅とか 上善水如とかがトレンドだった

和琴で常連のキャンパーの一人が「すごい酒が手に入ったぞ」とみんなにふるまってくれた
それが磯自慢
みんなが絶賛する おいしい日本酒、

美味しかった記憶しかなく
北海道から戻り、すぐに静岡に買いに走った。
しかし、静岡ならどこでも売ってるわけでもないらしく、立ち寄った酒屋にはどこにもなかった

それから、静岡に帰省する友達に頼んだりしたけど、結局見つけられず・・・・、

当時はネットもないので どこで買えるかわからないまま 月日が過ぎた

3年前のノリチャン(和琴メンバーの重鎮)の年賀状は磯自慢の酒瓶4本という シンプルなものだったけど、
私たちの中で 「磯自慢」のステイタスが それでわかるでしょ?

↓ 「磯自慢」自慢の年賀状

その存在も忘れていた このタイミングで 劇的な再会!

小躍りして店に入った♪
磯自慢には本醸造とか吟醸とか大吟醸とか 実は色々な種類があった。
同じ磯自慢でも原料のお米や工程が全然ちがうんだって、
店主に聞けば 醸造元の酒蔵はこの近くらしいけど、それでも希望の数は卸してもらえないらしい。

もっとも 定番の一升瓶を購入。
もー、そうしたら
一刻も早くお家に帰って飲みたい!!

急いで帰りたいけど、とっぷり日も暮れてすっかり暗く寒くなった
そーんなだよ。桜の季節のツーリングは夜 絶対に寒くなる!
もちろん 見越して、インナーダウンも着てきたけど、30分も走ると どんどん気温が下がり寒さが肌に染みてきた

昼間はなー、暑いくらいだったんだけどナー
ヤバイ・・このまままでは、絶対凍える・・・
急遽、清水の「MARKS」と言う 巨大なショッピングモールへ 飛び込む。

目指すはユニクロ。
店内はもう春の装いだが 、はじっこに冬物のコーナーを見つけて ヒートッテック とメリノウールを購入!

冬ものバーゲンを終わった、最終売り尽くし価格らしく
なんと、メリノウールのセーターが980円!
これまたラッキー!


100%ウール!
最後の1枚をゲット!やった、これで凍えず帰れるぞ

そして 清水ICから東名に乗り帰途に着く。
あぁ、でも思い残すのは静岡に来たのに、桜エビを食べていない・・・

由比のPAの桜エビ丼はもう閉店していた

なんとしてでも 桜エビのかき揚げ丼が食べたくなり
富士川SAへ

富士川SAフードコートオーダーストップ5分前に滑り込み

無事 桜エビのかき揚げ丼!
おまけに シラス丼!

980円
SAの 食事がまずくて高い、という アタシの先入観を覆す 美味しさだった!
今まで 疑ってゴメンね

さて、お家に帰って

お楽しみの磯自慢


ヤベーっ

やっぱ 磯自慢は うまかった!
さらりとした、クセのない飲み口。 甘すぎず辛すぎず、日本酒独特の臭さがなくて
酸味のない白ワインのような 何もかもがちょうどいい!
うーん、これは私のボキャブラリーでは表現できないので、みなさん機会があったら飲んでみて。
現代なら ネットでも買えるみたい

2019年03月08日
沖縄の おにポー
HEY!
みんな元気?
















内地では毎年 静岡県あたりで集まっていたらしいのだが、私はこちらにはほとんど参加したことがなくて、今年の30周年ミーティングに何人くらい集まるのかも全然わからない、5人くらいは確定だけど もしかしたら50人くらい集まるかも?今からチョー楽しみ!
会社に長期休みを画策中(^o^)

みんな元気?
あまりに更新がなくて 「みなみかぜ、いよいよ引退か・・?」のちまたの噂を覆すこのタイミングでの更新でっす

さぼって ゴメンネー

もうすぐ 春やね~

本格的に春になる前に 冬の間の忘備録
1月に沖縄に行った。

最近沖縄ご当地名物の
ポークおにぎり、知ってる?
いわゆる、 おにぎらずで中身がスパムと玉子焼き。
名前が どうも統一されていないのか
店によって 呼び方がちがっていた。

ポークたまごおにぎりとか
ポーたま とか
おにポー とか呼ばれていた

道の駅でも、高速のSAでも定番化している


那覇空港の専門店は 行きも帰りも行列だった

どこでも その場で注文を受けてから作るといのが セオリーらしい。


作っている間 少し待つのだけど 出来立てはほんのり暖かくて、そこが美味しいのだ
。

普通のおにぎりだと 冷たいご飯でも何か塩気のあるものでちょうどいい、ポークおにぎりはこのほんのり暖かいごはんとスパムの組み合わせが 絶妙においしいの


値段は250~400円くらい

スパム 玉子焼きにプラスして 肉みそ・高菜・明太子・魚フライ・エビフライなどいろんなバリエーションが
ある
沖縄3日間で4か所 のポークおにぎり屋さんに行ったけど
この お店が一番おいしかった。 (いや、ほんとは全部美味しかったのだけどね・・
、)

首里城の近くにある「ななむすび」さん


外で看板を見ていたら、反対車線で客待ちのタクシーの運ちゃんが「そこ、絶対おいしいよ!入ったほうがいいよ!」と叫んで
教えてくれた

ここでは タコス味を食べた
おいしかったー

沖縄には 何度も行ってるのだけど、冬に来たのは初めて「ちゅら海水族館」も初めて来た

イルカのショーは 無料で見られる。
みんな すごい上手にジャンプ!

すごく大きいジンベイザメもいた。
1月は恒例の 藤沢マラソン
今年も晴天に恵まれた


練習不足の割には 去年レベルで走れたぞ
藤沢マラソンは ゴールすると ボランティアの学生さんがハイタッチで迎えてくれるのがうれしぃのだ


青梅マラソンも 恒例行事です。
こっちも、晴天。
今年は天気には恵まれてるけど、
抽選運は全然なくて、東京マラソン・名古屋ウイメンズ・横浜マラソン ことごとく落選だった

やはり 42Kmのフルマラソンは私だってツライのだ、
走っているうちは 「あぁ、もうだめだ、来年は絶対エントリーしない」と思いながら走るのだが、
抽選エントリーの時期になると ついつい ポチっとエントリーボタンを押して
当選すれば喜び、落選すると ガッカリする。

青梅マラソンも 去年レベルで走れた

この大会は 市民マラソンの草分け的大会で もう53回目の大会。
奥多摩の山へ向かっての往復なので 勾配はきついが、町をあげての応援がほんとにうれしい大会。
しかもスタート時間が11:00とゆっくりなので 大好きな大会。
スタートが 青梅線の河辺駅なので 「満州」があるし・・・・

奥多摩に山登りにも行った。
前は山登りも一人でズンズン行っていたけど、数年前に日の暮れかかった山で足をくじいてしまい
やっぱ 一人の山登りは危険なんだな、と悟り ダンナさんに付き合ってもらうようにしている

奥多摩 日の出山 山頂。
標高は低いけど 景色は抜群。

下山の後は 「餃子の満州」です。
青梅線の河辺駅にある 満州は埼玉県を中心に展開するチェーン店です。

「餃子の王将」と様子もメニューも値段も似ているのだが、
断然!王将よりおいしいのだ!
餃子も!チャーハンも!! レバニラも!満州がうまい!のだ 


関東近辺のみなさん、埼玉県界隈にお立ち寄りの際は
是非 「満州」を検索してみてね~
今年の誕生日に買ってもらったのは
ナイキのランニングシューズで「ズームフライ フライニット」
今年の箱根駅伝の選手の8割が使用したし大迫選手が日本記録出した時も履いていたモデルの市販品。
超反発素材の厚底モデル、記録破り請負シューズなのだ!

これで 記録が伸びるかな?
さぁ、暖かくなってきたし今年も元気に走ろう!
そうそう、今年.すごく楽しみにしているのが 「和琴の30周年記念ミーティング」が9月にあるんだ
かつて 北海道の屈斜路湖の和琴半島に毎年のように集まっていた当時のキャンプ仲間との現地で同窓会的なミーティングがあるのだ
内地では毎年 静岡県あたりで集まっていたらしいのだが、私はこちらにはほとんど参加したことがなくて、今年の30周年ミーティングに何人くらい集まるのかも全然わからない、5人くらいは確定だけど もしかしたら50人くらい集まるかも?今からチョー楽しみ!
会社に長期休みを画策中(^o^)
2018年12月03日
ふもとっぱら 3年ぶりぐらいかなぁ~?
<

キャンプのベストシーズン!!



彼らはキャビンに泊まるらしい。
そこでも









インスタ用 富士山

30年前に北海道のキャンプツーリングで知り合いになり、
彼はもう 80も越える御年だが たまに息子さんとツーリングにも行くそうだ、
そんな彼の身近な方がなくなり「燃やしてくれ」と何枚かの写真を預かったのだ。


風が吹き消したり、印画紙に燃え移らなかったり…
10分ほど、点けたり、風の向きを変えたりしてやっと火がつく。しばし合掌。
でも一度 燃え上がると パッっと燃えちゃう




それで 我慢の結果、翌日 膀胱炎になって 涙が出るほどの痛い目にあった。
新しくトイレができていた










3年ぶり、4回目のふもとっぱらに行ってきた。
いやぁ~ 来ましたね!


連日 見事な秋晴れ



ヒンヤリして澄んだ空気、きれいな雲 紅葉の山。こんな日にキャンプに行かないなら
キャンパーやめちまえっ!て言うくらいのステキな空!



年賀状に良さそうな構図を探して
やはりインスタ映えNO1の ふもとっぱらか
と、朝霧高原へと向かう。
ふもとっぱらは ほんと3年ぶり。この間 2~3回きたけど、フェスや予想外の激混みとか 荒天とかフラ続けてやっと来れた。
ふもとっぱらの手前には セブンとファミマのふたつのコンビニがある、
家を出たのが 例によって 昼過ぎだったから お腹がすいてセブンでワインとセブンチキンを購入。

けっこう充実の品ぞろえです。
ここセブンで 計画的に酒と小腹アイテムを仕込んでバイクに戻ると、
駐車スペースにいた ワゴン車のおじさんが嬉しそうに駆け寄ってきた。
「すごーい!すごーい!、おひとりですか?」
「はい
。」

「すごーい!すごーい。
どこから~?ー」
「
近くです。神奈川県の大和市ってところ・・

「近くないじゃないですか、 ボクは葉山からです。
キャンプですか?」」
「はい、そこのふもとっぱらへ



「同んなじ、 僕たちも今から ふもとっぱらです、よかったら来てください、あの車です。」
って、
すごく人懐こい たぶん同年代の男子から 声をかけてもらった
。

この後、ふもとっぱらの受付で また会っった。
彼らはキャビンに泊まるらしい。
そこでも
「すごーい、すごーい、羨ましいなぁ、慣れていそうですね」
「はい、こんなことばかりもう30年もやってます、てへっ
」
「いいな、うらやましいっ!僕もそーゆのやりたいなぁ、でも家族を置いてはいけないしな」
って。
私からしたら 葉山に住んで ウィークデイに 家族とカッコいいキャンピングカー風の車だって 充分 うらやましいですよ~
「はい、こんなことばかりもう30年もやってます、てへっ

「いいな、うらやましいっ!僕もそーゆのやりたいなぁ、でも家族を置いてはいけないしな」
って。
私からしたら 葉山に住んで ウィークデイに 家族とカッコいいキャンピングカー風の車だって 充分 うらやましいですよ~
おなかペコペコで
設営直後 すぐのすぐでワインとから揚げ


隊長! おつまみの波状攻撃 第二弾<投入します/






真っ暗。。











二度寝を決めててから 起きたら・・

舞茸のバター炒め
準備完了しました! 
今日は これくらいの 混み具合(あるいは空き具合)

たしか、5年くらい前に来た時にはテントは3~5張りくらいで
3年に同じくらいの時期にきたとき テントは15もなかった
今年は30張りくらいか?

二週間前に来たトモちゃん情報では週末は激混みだったらしい
どんより 曇った空だけど
富士山の山頂には日が当たって 雪に反射してピカピカ光っていた

一方その頃・・・
舞茸 バター炒めは

こんな季節はあっと言う間に 暗くなる
闇鍋状態で
じゃ、おでん !いってみよー

なんて、一人キャンパーは どんどん飲んで・・・・
気づいたら 夜の帳は・・・・すっかり落ちて
真っ暗。。
。。

ポツポツと 草原に浮かぶ みんなの ランタンの灯り
気温は0度の予報だったけど。

マイナス3度まで下がった。
モンベル スパイラルダウンハガー#0番、
凍える夜ではなかった
夜明け前、フライも凍ってる

下草も凍っちゃうもの

ほら、夜が明けるよ




何億回も繰り返してきたであろう夜明け
でも、いつでも 今日の夜明けがいつも一番
シートも凍っちゃった、何か被せておいてあげればよかった


おはよう 

どうやら、昨晩 赤と白 2本とも飲んでしまったらしい・・・・


起きたの9:00すぎ・・だった

朝ご飯に ブロッコリーを茹でた

あと
昨夜 食べきれなかった グッドモーニングおでん


前に来た時は 場内の下草はもっと長くて、明け方歩こうものなら
朝露で びちょびちょになったけど、今は下草も適度に刈られて、道もたてよこにできていて歩きやすくなっていた。
あと 場内の動物のウンコもほとんどなくなっていた。(たぶん鹿とかテンみたいな野生動物の・・・)
ふもとっぱらの 名物 逆さ富士の池

富士山より 枯れ木がいい感じ

受付け横の イチョウも 青空に光る黄色

みんな 早いのね・・
10:00すぎには ほとんどテントなくなって広々


インスタ用 富士山

実は 今日 富士山にキャンプにきたのは
ひとつ やるべきことがあった
30年前に北海道のキャンプツーリングで知り合いになり、
以来年賀状やバレンタインのやり取りを続けている北海道の知り合いの方がいる。
彼はもう 80も越える御年だが たまに息子さんとツーリングにも行くそうだ、
そんな彼の身近な方がなくなり「燃やしてくれ」と何枚かの写真を預かったのだ。
なんとなく、自分ちの庭とかよりも 霊峰 富士山の近くで燃やすのがいいのではないかなと・・・

ふもとっぱらは直火禁止です、
アマゾンでぽちった 10cmのミニ卓上 コンロ

写真って、 ドラマではすぐ燃えるのに 実際はなかなか燃えない、と知った。
風が吹き消したり、印画紙に燃え移らなかったり…
10分ほど、点けたり、風の向きを変えたりしてやっと火がつく。しばし合掌。
でも一度 燃え上がると パッっと燃えちゃう
ふもとっぱらの施設
受付け

炊事場

場内には 小さな炊事場が

トレーラーのトイレ

簡易トイレも 4~5箇所
実は、前に来た時に、もっとトイレは簡素だった。
この際 がまんしてしまおう、というレベル。
この際 がまんしてしまおう、というレベル。
それで 我慢の結果、翌日 膀胱炎になって 涙が出るほどの痛い目にあった。
ジャーん!




受付で「女性の方なら ここがいいですよ
と、教えてくれてた
中は 寒くないし、ウオシュレット完備・ペーパーはエンボス・ステンドグラス風の窓

ありがとう!ふもっとぱら!
これで もうトイレをガマンして 膀胱炎になることもない!

チェックアウト 制限時間のPM2:00ぎり
ポツンサイトになった。
そろそろ 今晩のチェックインのキャンパーさんが 入ってきた


帰りは例によって山崎精肉店 に寄った
ここで ダンナさんの好きなハムカツを買ってお土産にすれば、うちは円満です


帰りに 小山の道の駅で
こんにゃくイモが売っていた。へーこんにゃくイモ初めて見た。

同じ 小山の道の駅
キンタロー (モノマネ芸人じゃないほうの)が富士の夕焼をご覧ください。と

ここ 銘水が汲み放題です
キンタロー自慢の 小山からの富士山
雲が 光ってキレイ・・・・




じゃ、またねー

☆
2018年11月18日
台湾

2連休で、飛行機が予約できたのと ポケモンのイベントがあったので一泊3日の弾丸ツアー
。

朝5:00の飛行機で3時間 40時間の滞在で翌日の23:00の飛行機で戻り 明け方日本に帰ってきたのだ。
毎年、ダンナさんの誕生日前後に沖縄の離島に行くのが慣習だったけど 今年は宮古島も久米島も予約を取り損ねたので 急遽、台湾になった。

台北の空港
思っていたより 近代的

台北市内
日本の地方都市と同じくらいの町並み。車は右側通行、

台北の空港から 新幹線で台南へ。
台南の駅前。
犬が生き倒れているように見えますが、ぬくぬくと昼寝中です。



あちらこちらに 野良犬か 飼い犬が放されているのか、とにかくフリーダムな犬があちこちにいた。
昭和の日本みたい。犬たちは痩せこけてはいない

台湾といえば屋台

焼き栗とか

小籠包

イカの丸揚げ

ニラを一束 肉で巻いて焼いたもの。買ったけど 食べきれなかった・・・

タピオカも大鍋です


メインストリートは整備されているけど、
一本路地に入ると
アジアな感じ

台湾は150のccスクーター天国
とにかく 街中にスクーターがあふれている。
走ってるのも車よりも多いんじゃないかってくらいで、どこの道にもびっちり駐車していた
自転車や原チャリ、大型バイクはほとんどいなかった。

とにかくたくさんのスクーター。しかもみんな80km/h以上でぶっ飛ばしていた。




タピオカは40時間の滞在で5回飲んだ。どこでも50~60台湾$(180円~230円)

それぞれの店でタピオカの味や弾力、大きさがちがって
カフェオレだったり、ミルクだったり。
露店はもちろん街中に専用スタンドがあった

台湾には セブンイレブンがたくさんあって
セブンカフェの定番もタピオカミルクだった

セブンカフェメニュー
①コーヒー35台湾$ 福岡八女茶や 森永牛乳もメニューにあった
でも、やっぱ一番人気はタピオカ


かわいい ホルダーのところもあった



東門のこのスタンドは 味が気に入って2回行った。
東門の地下鉄を出たところ、
ほんと 日本とかわらない、でも若者とかみんなすごいオシャレでむしろ日本よりもファッションはすすんでいる感じ

駅前に アークテリクスの直営店があった

洒落た店内


価格は

Tシャツが1680台湾$(6000円くらい)
東門の 有名食堂 永康牛肉麺店へ


ワンタン

これが食べたかった。
なんて言うと言うと「粉蒸排骨」
名前だけ見たら 絶対注文しないけど、
サツマイモとモチモチのもち米豚のスペアリブをピリカラに味付けして専用の竹でできたセイロで蒸したもの

これは 看板メニューで トロトロの牛肉の塊の牛肉麺


あと 台湾の一番有名な観光地 九分に行った。
「千と千尋の神隠し」の舞台見本になった 廃坑の町

鉱山の廃坑の町だが、このノスタルジックな町並みが有名になって いまや観光客だらけだと・・・・
仲見世が永遠と続く猥雑で喧噪な感じ

興味深い店はいろいろあるけど、

イメージしていた ノスタルジックな町ではなかった・・・


台湾の地下鉄はMRTという
かっこいい。

地下鉄の車内、床に水辺の写真がプリントされている、車内中央の手すりも機能的
台湾の新幹線も国鉄も乗った。
新幹線は日本のN700系?が使われているらしい
新幹線は日本のN700系?が使われているらしい

新幹線 車内に「愛ちゃん」の広告、やっぱり 台湾でも人気なんだ
ダンナさんが台湾の人だしね

駅構内も 近代的です
知らない国で鉄道に乗るのは楽しい。
知らない国で鉄道に乗るのは楽しい。

台湾で最高に美味しかったのは やっぱり「鼎泰豊」(ディンタイホウ)

ガイドブックでも ネットでも 会社の上司もみんなが口を揃えてイチオシのも店だった
台北市内に何軒が支店があるし日本や香港にも支店があるらしい
店は混んでいるが お客さんをストレスなく待たせない工夫があるし
接客もみんな素晴らしくいい。日本語も中国語(地元の台湾語とは違うらしい)も英語もみんなしゃべれる
エビチャーハンはエビがタップリで 調味料が最小限らしく 素材の味を完璧に際立たせていた

ジャージャー麺

一番人気の 小籠包。
もちもちで この皮の薄さが中の餡の肉汁と絶妙なバランス!
箸でつまむと 中の汁がタプタプします


ビールと7品で7000円くらいなので 安いわけではないが、
この美味しさなら 充分です。
最後にまた タピオカ

新幹線の駅からの夜景

台湾
良いところだった。
今回は弾丸になってしまったので 次はゆっくり回りたい。
ちなみに 台湾でレンタルバイクは 一日500台湾$(1800円)ぐらいらしいが、 九分では一日50台湾$(180円)なんてところもあった。
台北市内では みんな運転が荒いし 慣れない右側通行だけ 高雄や台南ならだいぶゆったりした交通事情だったので それもいいかも
。免許も国際免許じゃなくてもいいらしい。
おしまい
☆
2018年11月03日
中津川 田代運動公園野営場
実るほど頭を垂れる稲穂かな

人の生き方も こうありたいものです


道志道(R413)といえば 山中湖へ向かう大動脈なのに・・・
青根の手前あたりで 9月の土砂崩れで年内通行止めらしい。
その日は仕方ないので国道20号で迂回して 相模湖のクイーンエリザベス石庭(古っ!)から秋川街道に入ろうとしたけど、
後ろのヤンキー車(これまた古っ!)に煽られたりして すっかり気が萎えてしまい やめてしまった。
とはいえ、すっかり寒くなり秋晴れの続く今日 この頃、 おでんとかモツ煮込みとかシチューとか…、
中津川 田代公園キャンプ場へ行ってきた。




ここ、すごく硬くて ペグは石で固定


人の生き方も こうありたいものです


秋だねぇ


先週、青根にキャンプに行こうとしたら途中で通行止めになっていた
道志道(R413)といえば 山中湖へ向かう大動脈なのに・・・
青根の手前あたりで 9月の土砂崩れで年内通行止めらしい。
その日は仕方ないので国道20号で迂回して 相模湖のクイーンエリザベス石庭(古っ!)から秋川街道に入ろうとしたけど、
後ろのヤンキー車(これまた古っ!)に煽られたりして すっかり気が萎えてしまい やめてしまった。
とはいえ、すっかり寒くなり秋晴れの続く今日 この頃、 おでんとかモツ煮込みとかシチューとか…、
とにかくグツグツ煮込むキャンプがしたくて、チョー近場キャンプ場の
中津川 田代公園キャンプ場へ行ってきた。

中津川は あの有名な長野県の中津川じゃなくて、神奈川県相模川の支流の中津川

↑こんな感じのトコ
R412沿いにある河原のキャンプ場

正確には、ちゃんとした炊事場がないので「野営場」というらしい
町営で、無料です。直火も可。石の囲炉裏があちこちにあります。
無料だから 当たり前だけど、ゴミと火の後始末はキッチリ自己責任で!

R412を走ると 夏のトップシーズンなどはBBQやタープ テント 川遊びファミリーでぎっしりです。
いつも 「ここ混んでるなー」と思いつつ通り過ぎるだけでしたが、今回初めて行ってみた。
今回は久々に モンベル ムーンライトⅠ
かれこれ30年愛用のテント。 未だに使用に不都合はない タフさ
。この信頼がモンベルブランド



とにかく 名前の通り 「月明りだけでも設営できる」がウリ、
実際に ペグダウンをしなければ5分くらいで設営できます。
ここ、すごく硬くて ペグは石で固定

よし、早速 煮込むぞ!
メニューはビーフシチューだ

材料
ジャガイモ、牛肉、タマネギ、マッシュルーム。(人参はあまり好きではないので入れない
)


まず、 肉に塩コショウして ニンニクと炒めます。
あ、↓これ ホムセンで見つけた 一人用すき焼き鍋。
取っ手が出っ張らないし深さもちょっとあり、キャンプ用鍋の一回り大きいので鍋がスッポリはまり収納もいい。
けっこう便利で、自分的には 「キャンプ用品売り場以外で見つけたキャンプにちょうど良いものNO1」です


タマネギ投入
炒めて、炒めて

水を入れて、煮込む

はい、 奥さ~ん。 アクすくってねー

ある程度煮込んだら、この保温ポーチ。 (これはお弁当用保冷袋なんだけどね)
これに入れて放っておくと ゆっくりじっくり火が通ります。

その間、おつまみに今日はアボカド。

ハーフカットにして 皮をそのまま入れ物にして ・・・
醤油をたらして・・・

はい、オオトロの味~

しかし、天気はどんより曇ってきた・・・・


近くの運動公園を散歩しながら 1時間保温ポーチ さらにポーチをシュラフで包み保温調理。
さーて・・
いい具合に出来上がりました。

ビーフシチュー

今日のフルコース


シチューとワインと アボカドとチーズベーグル

あーあ。
とうとう 雨が・・・

ここは 正式名称は
愛川田代運動公園
この日は平日で オッサンの一人キャンパーとかが何人かいたけど、
土日はファミリーキャンパーが多いです。


前述の通り 炊事場はありません。
運動公園の水飲み場にひとつの蛇口があるくらい
洗い物もできないので
キッチンペーパーとか持っていくといいよ、あと水も事前に準備が必要だ

トイレはキレイだった

ウオシュレット完備の水洗。
トイレットペーパーも備わっている

入り口の町に 作り酒屋がありました

ひやおろしや原酒もありました


おしまい
★
2018年10月15日
富士裾野市 大野路キャンプ場

「みなみかぜは バイクを降りたらしい・・・・、」とか「すでにキャンパーではないらしいぞ・・・」とか
まことしやかに 言ってる人は?
いやいや、ちょっと ブログの更新をさぼっただけですって

近場でいいから キャンプがメインのツーリング キャンプツーリングに行こう!

ちなみに ツーリングがメインなキャンプは ツーリングキャンプ。と自分の中ですみ分けている。
早起きはせずゆっくり起きてから パッキングをはじめる
パッキングしながら 行先を考える。
これから出るとは言え、道志の森か青根は 毎度すぎるし//

富士 ふもとっぱらか朝霧ジャンボリーか・・・

田貫湖か本栖湖 洪庵・・・
なんて、思案してると もう昼過ぎになったので 近場の御殿場 「やまぼうし」にしようと決めた,
東名使えば 2時間もかからずに着くし
決めてから ネットサイトを確認すると やまぼうしったら、火・水が定休日とは・・・

で、 行ったことのない 「大野路キャンプ場」にした。「やまぼうし」から10分と離れていない
以前から国道467号を走ると 国道沿いにある このキャンプ場は前から目に止っていた。
ナニナニ?検索したら
ここは オートキャンプの発祥の地。 日本ではじめて 車でキャンプの地であるらしい。
しかも お風呂もあるらしい。
で、ブーンと走り 着きました

こっちは キャンプ場内にある受付けだけど、平日は無人で・・
受付は 同じ経営の国道沿いにある旅館の側らの売店とのこと

受付したら、地図付きの受付表をもらいました
楽しみにしていた 露天風呂は平日はやっていないらしい。
近くの温泉施設かここの旅館のお風呂を紹介された


今日は私と、もう一組だけなので 使用エリアはNO4・6・7とのこと。
エリアNO7 だけでも一般的なキャンプ場一つ分、 貸し切りです

バイクとおばさん一人で 2160円

広いキャンプ場で一人だと、なんとなく 端っこ・・・とか 木の下・・・を選ぶのだけど、 あまりに何もないので
あえて今回は真ん中に陣取ります
まずはサンダルに履き替え
裸足でもいいくらいのいい芝生
裸足でもいいくらいのいい芝生





炊事場、いたって普通です


トイレです

最新ではないけど
お掃除は行き届いています

場内には何か所か トイレがあって
中には 最も古めかしいものもあります。
そこにこだわる人は 張る前に要チェック


じゃ、もう 飲んじゃう?

うん


手っとリ早く ベビーチーズと ワイン

それと・・
途中の道の駅で買った 「生落花生」を茹でます。 なまっ落花生

塩水から 20分くらい茹でると・・・・
こんな 感じ
生の 落花生は今の季節限定です。
いわゆる煎ってある 乾燥した落花生とは違って、 茹でると シャキシャキした食感で すごい新鮮な美味しさ!
とにかく あのポリポリ食べるピーナッツとは 全く別物なので 八百屋さんとかで もし、売ってたら 是非食べてみて。
何度も言うが 今の季節限定です


お、
富士山出てきたよ


雪はまだ 積もってないね。

ここ バイクも車も乗り入れ可なのに 芝がすごくいい。
最初に行こうとした「やまぼうし」も芝生が 気持ちよくて好きなのだけど
ここもいいぞー。

富士山と反対側は 箱根の山々が見られます

それから
場内に 「ほろほろ鳥牧場」なるものがあった。






ほろほろ鳥 はじめて見た

デカイ うずらみたいな、中国のお土産の人形みたいな 妙なバランスの鳥

にわとりのふたまわりくらい大きい

はっきり言って かなりのブサイクキャラ
でも鳴き声が、ピヨピヨと、いうかチヨチヨというか小鳥みたいな声で、初めはどこかにヒヨコがいるのかも、と探してしまった

その辺に生えて草をあげるとすごく喜んで食べた。
もっとおかわり!と、ねだられて 何度も草をあげた
。
もっとおかわり!と、ねだられて 何度も草をあげた

柵ごしに 草をねだりついてくるので 可愛くなってきたー
日本昔話 BY 市原悦子(←知ってる人は知っている
)

題して・・「ほろほろ鳥の恩返し」

たくさんの 雑草を摘んであげたので
ほろほろ鳥、曰く・・・・「たくさんの草をありがとう・・お礼にこの羽をさしあげます・・・」と、
きれいな羽をもらえた

テントに戻り 夕食の準備

サーロインでっす

肉!にーく! NIKU! ニクぅ!
で、塩 胡椒して 焼き初めて気が付いた・・・・

醤油とか タレとか持って来なかった!
その道の 食通なら たぶん肉は塩だけで味付け なんてのもアリだろうが
アタシは庶民なので やっぱり何かしらの 醤油とかソース的な味付けがないと・・・・、なぁ・・
で、持っていたのは 肴のブラックペッパーチーズ とミックスナッツ 


ミックスナッツの中にあったクルミと チーズで
ソースを 作った。

さっすが アタシ

名づけて「サーロインのざくざくクルミのチーズソース」
ほらね

それらしい名前をつけちゃえば こっちのモンよ

それと 鍋っす
御殿場のイオンに寄ったら もうカットされている 鍋用野菜(ほんと便利になったよね~)
豚肉と プチっと鍋 シメジ エノキ

カット野菜には 白菜 ネギ にら 人参 ダイコン

これは あと 豚肉 のせて火にかけるだけ。
おやおや ちょっと暗くなってきた・・・
じゃ。ランタンに灯りをいれましょう・・・・

って。ここでまさかの ランタン電池切れ!
LEDって 消費電力が低くすぎて、忘れたころにバッテリー切れ。ぬかったぜ!

で~もぉ~大丈夫!

この、大野路キャンプ場には徒歩5分のコンビニがあるのだ!
プラプラ 散歩しながら 電池を買いに行き ついでに飲み尽くしてしまったお酒のおかわりも 買えた



テントに戻ると 「ニャー」と猫の声が

ここにもいるのね ニャンコちゃん
急いで肉を焼き 進展するもバーナーの音に警戒したのか なかなか食べにきてくれなかった・・

そのまま気持ちよく ヘリノックのチェアでウトウト 寝落ちしたらしい





雨粒が 手に落ちてフト目が覚めた、
そのまま うつらうつらしてテントに入りこむ、シュラフに潜り込むとますます 雨の音が大きくなってきた
バーナーは テントの前室にひきこんだかな、 食材 出しっぱなしじゃなかったかな、とか眠りに落ちながら心配しながらも
眠いにあがなえず・・ 眠りに落ちた
夜半に 目が覚めた。時計を見たらAM2:00すぎ
もう 雨は止んだらしい。
外に出たら 空気が雨で洗われたらしい 見事な星空だった。
きれいな星空を眺めるのは久しぶりです

南の空にはまだ少し雲があり 時折カミナリでピカピカと光る。遠雷は大好き

明け方まで空を眺めて また テントにもぐりこんで眠った。
寒くも 暑くもない、すごく不幸でも とても幸せでもない ちょうど良い 眠りにゆっくり落ちる←詩人調



朝。
コーヒーからだね

昨夜 食べなかった、キムチ鍋で朝ごはん
(乗せるはずの 肉は 夜のうちに 誰か
に持っていかれたらしい・・)


雲が多いけど、雨は降らなさそう

ここで 大野路キャンプ場の施設紹介
昨日のほろほろ鳥牧場の他
露天風呂

チャレンジひろば (と、いう名の ミニアスレチック)手作り感 満載です


BBQ設備

お茶畑まで

お茶って 椿の木だったんだ! て、 お茶の木の花を見て 初めて知った!


ゴミ捨て場 缶・瓶・燃えるゴミ の3分別

隣のエリアは このシーズンは ゲートボール場らしい。
9:00すぎから ワラワラと紳士&淑女の皆さまが・・・

一人のオバチャン淑女が テントに近づいてきて 声をかけてくれた。
「バイクできてるの?一人で? どこから?」 と、
話してわかったのだが、 これは ゲートボールではなくて 「グラウンドゴルフ」というらしい。

ゲートボールとは違う クラブと靴に とくべつな ボールホルダー。
カッキィー

うちの隣の綾瀬市から 来たんだって、ここ 大野路キャンプ場はほんとに多角経営で
20人集まると マイクロバスで迎えに来てくれるんだって。
パッキング開始。
アマゾンでぽちった このグラウンドシートがなかなかよい(1000円)
軽い・薄い・コンパクト、 防水・丈夫で この濃いグレーと赤の組み合わせがいい。

パッキング中 (多角経営の)おじさんが 什器を使て場内の木の植え替えや整備をしていた。
おじ「枝、持っていくかい?」
私 「何の枝?」
おじ「ツルウメモドキ っていうんだ」
私「なになに?食べれるの?」
おじ「いや 飾るんだよ」
って、初め 食べられもしないものをくれる意味が分からなかったけど、
この枝には 小さな赤い実がついて(小さなほおづきみたいな)お花を飾る時の添えにするらしい。
いやいや、風流。
もらうもの=食べ物をいう 卑しさを反省。
せっかくなので ひと枝もらった。


R469
秋には必ず走る ススキの道

見渡す限り のすすき野原


ここを 走らなければ あたしの秋は来ない、くらい 好きな道。
近くでは 箱根の仙石原もススキで有名だけど
絶対 こっちのほうが 圧巻のススキ野原だと信じている

ここは自衛隊の演習場なので ほんとは 入ってはいけないことになっている、
演習場も奥の方は絶対に入ってはいけない みたいな感じだけど このあたりは緩い。
地元の人が 山菜採りに入ったり、(訓練のない土日に許可がでるらしい)
この前 甲府で会ったKDXのライダーさんも 「明日、仲間と演習場を走る」と言っていた

実際に 今日もここで
宙ぶらりん訓練をしていた


6人もの隊員を 宙ぶらりんにして グルグル回って、着地する訓練
楽しそうだなぁ・・


御胎内温泉


ここ (名前が変だけど)すごくいい温泉
なのだ

露天風呂

2年前に来た時と様子がちがうので リニュアルしたみたい

これで500円(3時間)

お湯もいいし、設備も整っているの。
まぁ、強いて難点を言えば 近くの演習場から 時折すごい 大砲の音が響きわたる。
ドーン、ドーンとけっこうな轟で おおきなカミナリぐらい
それから ここまで来たら恒例の御殿場 「さわやか」

静岡県にしかない 超有名ステーキ・ハンバーグのファミレス
ここ御殿場は 都内から一番近い「さわやか」なので いつもすごく混んでいる
この日も平日のもう15:00なのに
待ち時間は1時間以上と告げられた・・・・
受付に2次元バーコードを渡されて それで自分の順番や時間がわかるという活気的なシステムだけど
★

1時間30分以上あるので その間にバイクで10分の
山崎精肉店

ここいつも すごい人気で 車がたくさん停まっているし 観光バスものりつけていたり
土日には行列もできていることもある
ググって、みたら
馬刺し ハムが有名。
だいたい 御殿場は 町全体が 肉加工品で有名だけど、ここは ずば抜けた名店らしい。

一番人気は 馬刺し

牛肉や豚肉 鳥肉などの お肉も お求めやすい価格。
BBQでこれから焼肉!なんて時に寄るといいかも


実は 馬刺しは苦手なので・・
アタシ のイチオシはお惣菜コーナー
コロッケ とんかつ ハムカツ。
このハムカツ(¥110)を ハムカツ好きのダンナさんのお土産にしたら 大絶賛だった!
厚さが1cm以上ある ボリュームです

そして「さわやか」に戻って
やっと さわやかのハンバーグ

期待に沿って 相変わらずすごく美味しかったけど・・・
結局 待ち時間はトータル1時間50分 オーダーしてから料理が来るまで25分
さすがに 2時間15分は長い・・・

1時間かけて次に近い 沼津店や長泉店に行く方がいいかも・・(ネットで各店の待ち時間が見られる)他の店舗は
それほどウェイティングしてないらしい・・
おしまい
。
2018年09月09日
岐阜高山へキャンプツーリング ~怖かった編~

高山方面へのキャンプツーリングを
①おいしいもの編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3120261
②キャンプ編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3122614
③山登り編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3124652
④ツーリング・温泉編
https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e3128165.html
⑤オマケ・・怖いもの編
の5つに分けてレポしまーす

最後は 怖かったこと編。

夏の終わりに ヒヤっと、どうぞ・・・・・・ヒヒヒ・・・・・・

消えた登山者
高山ツーリングの二日目に登った、上高地の徳本峠。

上高地は梓川沿いは たくさんの観光客が往き来しているけど、山道になると 誰もいなかった。
山登りするには 少し遅めの時間だったし、ここらだと反対側の明神が岳に登るほうが人気らしい。
徳本峠の山頂までは登り2時間20分というコースタイム。
健脚自慢で ちゃっちゃと登る。途中ゆっくり登るおじさんを一人追い抜いた。 「こんにちわ」と挨拶を交わす。
山登りの時は不意に人が背後につくと 驚かしてしまうので、前方人が見えたらクマよけの鈴を取り出してチリンチリンと鳴らしながら歩く。
クマよけの鈴は 実際に熊よけよりも 前方の人に 「はい、抜かすよー。近づいているよー。」の合図に使うことのほうが多い。
しばらくすると、もう一人。 こちらの人は荷物をおろして 休んでいた。
「こんにちは」
「やぁ、こんにちわ。早いなぁ」と挨拶。
装備からすると この上の頂上でキャンプするのだろう。

しばらくすると、視界にもう一人見えてきた。
赤いチェックの長袖シャツ、昔ながらのザック。男性。手前の長い直線では見えなかったので この人にもきっとすぐ追いついて、
追い抜くだろう。 また クマよけの鈴を鳴らしながら歩いた。
どれくらいだろう、たぶん5分くらいの間は20m~30m先を歩いていた。
で、次に顔を上げたとき(わりに足元ばかり見て歩いているので)その人はいなかった
!

滑落するような箇所ではない、先は見通せるのに どこにもいない。
いや、そんなはずはない。先まで歩けば 死角になっているどこかで休んでいるのかもしれない。
歩みを速めて とうとう頂上に着いた。何人か休憩して、何人かは登山用テントを張っていたけど、
赤いチェックのシャツの人はそこにもいなかった・・・・


なーんだ、それだけー?って思っているでしょ?
いや、実際それだけのことだけど。ホントに、 山って普段は鳥の声とか セミの声とかするのだけど、何かの拍子で
全ての音がやんでしまう瞬間があって 静寂と消えた人。 汗が冷えてゾクゾクした。



丑三つ時のチリーン…

それから 怖かったのは、キャンプしているときのこと。
夜中に目が覚めてしまった。午前2時ごろ。
「しまった、、早く眠りすぎたな」と後悔した。そう、昨夜は温泉のあと ご飯も食べずにビールとワインを飲んで10:00すぎには寝落ちしていた。できたら あと3時間は眠っておきたいので ランタンはつけずに 眠くなるのを待っていた。
そしたら テントの外で チリーン チリーンと微かに鈴のような 仏壇のリンのような音がしてきた。
国道沿いにあるキャンプ場で、道のわきではないけど 深夜でほかの音がないので 闇夜に響きわたる。
移動しているように聞こえる。はじめはどこから聞こえてくるのかわからなかったけど、そのうち右側の遠くから聞こえてくる気配。
チリーン チリーンと規則的に響く音。南部鉄の風鈴のような音でもある。
だんだん近づいてきた。そして(たぶん) テントのわりに近く10mぐらいを横切り 左側へ移っていた。
夜中に クマよけのベルを鳴らしながら歩いている人がいたのだろうか?
遠ざかるのにも10分以上はかかっていた。かなり遠くになったのでホッとする。
実際には こーゆー場合は 幽霊とかの類いより 人間のほうが怖い。ベルを鳴らしながら、テントの出口に
立たれたりしたらと、思うとぞっとする。



夜中に クマよけのベルを鳴らしながら歩いている人がいたのだろうか?
遠ざかるのにも10分以上はかかっていた。かなり遠くになったのでホッとする。
実際には こーゆー場合は 幽霊とかの類いより 人間のほうが怖い。ベルを鳴らしながら、テントの出口に
立たれたりしたらと、思うとぞっとする。
実際、4年くらい前に山梨県の四尾連湖でキャンプした時、朝 起きたら他に誰もいないキャンプ場で
私のテントの出口の近くにカップラーメンの食べた後のものが置いてあった事がある(もちろんアタシのではないし、前の晩寝る前にはなかった)。 丁寧に割りばしが揃えてあって これはぞっとした。



後部座席に誰かが…

5日目になると、スマホのバッテリーが怪しくなってきた。10000mAhの予備バッテリーを3個持ってきたけど、それを使い果たした。キャンブ場には充電できるコンセントが見つけられず バッテリー充電のためにバイクで充電するために 目的地も決めず 2~3時間走ることにした。
ベースが平湯キャンブ場なので、どこに行くにもトンネルだらけの夜道。
音楽でも聞きながら高山方面へピストンすることにした、景色も見られず、街灯も対向車もなくうら寂しい
地図も見ずに1時間ちょっと走ったところで Uターンする。
高山市を抜けて、標高をあげてきた、山に入りカーブも増えてきた。
そして そのトンネルにさしかかった。
長めで、入口に「漏水ありバイクスリップ注意」と書いてある。
入口から出口は見られないけど、一度行きに通ったトンネルなので、長さの見当はついた。
相変わらず、前後の車や対向車はない。そろそろトンネルの出口だな、というときに
ポトンっと、何かが 後部座席に乗ったような感覚。後部のサスペンションが少し沈むような重さを感じた。
「やべーっ!

絶対にバックミラーを見てはいけない。
来た来た、背中がゾクゾクするし 毛穴が開く感じ。
出口までの数百メートルが 長く感じた。
トンネルを出たところに 街灯があったけど、そこでは停まらず そのまま次の集落までは全速力で走った・・・

(イメージ画像です)



ホテルのドアノブ・・・

この前、町田ゼルビア(サッカーJ2)の応援で 松本にバイクで行った。
19:00のキックオフ


試合が終わってから、そのまま帰るつもりだったけど、
帰りにすっかり疲れてしまい、高速を甲府で降りて ビジネスホテルに泊まろうと思った。
国道20号は ホテルがいくらでもあるので 一番初めに飛び込んだホテルですぐ部屋があった。
部屋のキーを受け取り、部屋に向かう。
5階の廊下の一番奥の部屋、 ちょっと部屋の鍵を開ける前に
例の後頭部の毛の穴がゾワゾワするような イヤな感じがした・・・・・

なんかヤだなぁ・・・と思いながらも、ドアを開けて部屋に入った。
やっぱ、ヤな感じがする。 荷物をおろして 手を洗おうとバスルームの ノブを掴んだ。
そしたら・・・ そしたら・・・・
アタシがノブを回す前に ノブが回った!!!!んだよ・・・・・
やばい! これはマジ やばい!

とっさにドアノブから手を離した。

すぐにそのまま荷物を持ってフロントに戻り。こう言った。
「禁煙と喫煙を間違えました、お部屋 喫煙にしてください」って
やっぱ、私の後頭部の毛穴がざわざわレーダーは 侮れない

そんな こんなで プチ怖いこと体験がいろいろあった夏でした。
夏の間、右肩がずっと重かったので、
ちょっとばかり そうゆうのが見える友達に「ジイニャ
が乗ってるのかな
」と聞いたら


しばらく 私の足元や腰回りを見てこう言った
「ちがう、ねーさん、そうじゃないよ。弱り目に祟り目って知ってる?
気が弱くなっていると その辺の拾っちゃうんだよ。 つけこまれるんだよ、」だって

彼曰く あまり気落ちしているときは浮遊霊とか 雑霊みたいなものが憑きやすいのだって
ラップ音とか 金縛りとかあったときは強気で
「ざけんな!あっち行け!」ぐらいの気持ちでいたほうがいいらしい。(かと、言ってあまり冒涜するようなことは言ってはいけないらしい )
怖い話が好きな人は こちらもどうぞ


https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e2176367.html
https://minanomikaze.naturum.ne.jp/e2184344.html

2018年08月28日
岐阜高山へキャンプツーリング~ ツーリング・温泉編

高山方面へのキャンプツーリングを
①おいしいもの編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3120261
②キャンプ編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3122614
③山登り編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3124652
④ツーリング・温泉編
⑤オマケ・・怖いもの編
の5つに分けてレポしまーす

中央高速を塩尻ICで降りて、松本方面へ走ると、たまたま止まった交差点が20号終点だった
。
新宿をぶち抜けて通っているあの20号はここで終わるのかぁ

新宿をぶち抜けて通っているあの20号はここで終わるのかぁ

ちょっと街を抜けると、防霜ファンが回る果樹園が続いていた。
前に 静岡を走っていた時、お茶の畑には必ずあった、この背の高い扇風機。
水撒きか?虫よけか?と不思議に思い
地元の方に聞いたら 霜を避けるために風を送るのだそう。
最近は 果実にも使われているようで 長野県にもたくさんあった。
リンゴや葡萄の木がたくさんあった


向こうに見えるのは 乗鞍!
R19 ⇒ 県道25 ⇒ R158と走る
しんしましま駅!
電車で上高地を目指す人が利用する 松本電鉄の終着駅
前から名前が気になっていたのだ、しんしましま駅だって


松本から1時間くらい走ると、ぐっと 山奥感がましてきた。
10くらいのトンネルをくぐると(途中でわからなくなって数えられなくなった)

最後のトンネル。
有料、640円、そしてすごく寒い!安房トンネル。
ここまでは 半袖でやってこれたが、トンネルがあまりに寒くて サイドを出して もう一枚着こんだ。
トンネルは3kmくらい、近代的なアーチが広くて明るいトンネルだった。

>


トンネルを抜けて 「平湯キャンプ場」にテントを張ってさっそく 温泉



ひらゆの森 キャンプ場から徒歩で行ける温泉。
キャンプ場割引で
400円。
露天風呂が16もあるのだ。
もちろん 湯量 たっぷりで 源泉かけながし


笠ヶ岳が見えます

入り口も雰囲気 あ~るぅ~


廊下が畳♪ って、なんだか豪華な旅館みたいでイカすね


この日はガラガラでした。(夏休みの平日)
内湯 熱めです。

洗い場 広いぞ

ガンガン 源泉かけ流してます

白濁の湯もある。何種類かの泉質の温泉が湧いているのだ。
4日間通ったけど、 同じ湯舟でも その日によって 白濁していたり 透明だったり、熱かったりだった

女子は9個の露天風呂がありました。公称16の露天風呂と、いうことなので男子は7個かな?

サウナもあり

平湯には ほぼ無料の神の湯という公共の露天風呂があるのだけど、
こちらは 長期休業中だった 

お、バスのボディに 白バイの写真。
このバスに並走されたら ちょっと構えるかもね


平湯を ベースにして ちょこちょこと走りにいきました。
奥飛騨温泉に向かう途中の神社
こーゆー村の鎮守の神様みたいな 小さくても村のみんなに大切にされている神社が好きだなぁ


しめ縄が立派

ご神木の杉の木も ご立派!

奥飛騨温泉 道の駅です。

冷やしトマト 30円

2年前に 行った野沢温泉には 同じく冷やしキュウリ無料!があったね

また タダのキュウリ食べに行きたいなぁ~

塩も完備

一個頂きまーす

奥穂高へ向かって

のれん でかっ!


昨日 上高地で見た焼き岳 裏側から、まだ噴煙が上がることもあるらしいよ



今日は新穂高ロープウェイに乗ります!
日本で一つの 2階建てロープウェイで 東洋一と謳っている。
駐車料金 バイクは300円、ロープウェイは2900円。JAFの会員証をダメモトで見せたら
なんと2500円になった!


このロープウェイ、一気に標高 2000m超まで!
スキー以外でロープウェイに乗るの初めてかも?

駅に温泉もある


駅に温泉たまごあります

ロープウェイ、みんなワクワクです。
何故だか ロープウェイのドアの閉まる音楽がファミマの入店の音楽で、みんながどっと、わいていました


この鉄柱を渡る時だけ カゴがガタガタと揺れる。
すごい 高さなので 高所恐怖症には不向き。
終点のこの気色 、中央アルプス、 北アルプス、ほんとに 日本の背骨のような堂々とした山脈。
かっこよすぎる!

標高

穂高や槍ヶ岳

笠ヶ岳 この山 どの角度から見ても傘の形なんだって。きれいな末広がり

星空観賞の夜の便もあり。
星を見るためだげに来るのも 贅沢だね


川沿いの名物 新穂高の湯露天風呂。混浴
。

女子は水着や湯あみ、タオル巻きも可みたい。
でも ここは入らなかった。
でも ここは入らなかった。

渓流の流れは 清らか・・・

男衆はほぼ 丸出しです。
あたりまえか? 逆に公共露天風呂で隠すとかえってやらしーかも?

そこから5分ほどにある荒神の湯

こっちは男女別。囲いとかあるから 新穂高の湯のような野風情はないけど、
奥飛騨温泉郷って、日本一 露天風呂が多いんだって!(何を基準として数えているかは不明)
乗鞍のバスガイドさんが そう自慢していたので・・・

200円です。 募金箱みたいなのに入れます

右が男性用 左が女子

女子風呂は一つだけしかお湯がはってなかった。 手前はカラ

簡素な脱衣所

貸し切りです

やったー


そりゃ、貸し切りになるよ。
日影のない炎天下の露天風呂。
気温は35度、お湯熱め
お風呂に入って汗だく


高山界隈走ります。

あたし好みの 山の神社
車田っていうのが あった。
ミステリーサークル(古っ!)みたく 丸く田植えをしている水田


重要文化財 なんだって。

例年より早く カナカナセミの声が 反響する 山間の伝承の車田 夕暮れ。
自転車で帰っていくおじいさんが あたしを見て ニッコリと笑ってくれた

千光寺

国道沿いに 看板が出ているほどのお寺だった。
平湯の温泉 縁起でも 何か所縁があるらしいと読み物にあったので寄ってみた。

境内は誰か誰もいなくて
ミンミンゼミのなき声ばかり。 風もやんでいて セミの声は響きわたっているのに 妙な静寂の空間だった。
五本杉

一つの根から 5本の杉。 天然記念物。
一つの山ごと境内になっているみたいで、ひと周りするのに 軽いトレッキングコースになっている。

御岳山が正面に見えます...

御朱印をいただきました。

158号を国道沿いに走り・・・
荒川家 重要文化財の古民家です。

築200年

中もみれます。無料です。

係りの方の説明だと20年前まで実際に荒川さんのおじいちゃんが住んでいたそうです。
現在 息子さんは市内に移り住み、高山市にこの古民家を寄付したとのこと

明治時代の道具とかもいろいろ あって。
へぇ~って感じ。 ノスタルジックでちょっと憧れる。

案内の係りのオバチャンは 今年の暑さが ここ高山でもあまりに異常だと、何度もくりかえして訴えていた。
高山をはなれて松本へ
松本市内のまんなかにある四柱神社(よつはしらじんじゃ)

なんでも、すごいパワースポットなんだって

と、前にテレビで紹介されていたので 寄ってみた。

松本の町の中とは思えない、そこだけ切り取ったような厳かな空間だった



市内のあちらこちらに銘水が湧いています

御朱印いただきました。
「おいくらですか?」と聞くと
「 いくらでも 」と・・・・
いや~ それが一番困るんだよなぁ・・・・

御朱印の アタシ的な相場は300円だけど、
昨今の御朱印ブームで 500円もけっこうありだし、
ケチって パワーが半減しないかなどと、庶民的かつ俗っぽい葛藤に苛まれて
結局500円を納めさせてもらった。
門前通り(寺ではないので門前とは言わないかな?)

松本からの帰り、 目当ての諏訪のトンカツ屋さんまで 県道63号で走ってみた。
K63号
これがいい道だった!


K17号と同じく R20の渋滞回避の地元の方のための道らしい。
信号も少なく、流れがスムーズ。何より ところにより景色がすばらしい!
諏訪湖と諏訪の町を見下ろして その向こうに北アルプスの山並み。ゆるやかなワインディング、
ちょっと山梨のフルーツライインに似た感じのいい道だった

そのK63号のJA直売所に寄って、

スイカと桃を買った。

えっ!?スイカ?キャンツーで?

と、驚くなかれ・・・

実は(と、もったいつける程のことでもないが・・・・)
平湯の郵便局から キャンプ道具を 自宅にゆうパックしたのだ

郵便局でゆうパックの箱を買って、入るだけ詰めて 再び郵便局に持ち込んで 大和の自宅に送りつけた。
それで 荷物がぐっと軽くなって 帰りの走りが楽々になり 妙にかさばる お土産も購入できるという算段



諏訪湖でトンカツ食べたあと、諏訪湖の足湯

まだ夕方だし、なんだか寄り道してから帰りたかった。
諏訪湖はよく通るけど、足湯に入ったことなかったしね。
足湯でたそがれオバン


諏訪湖 夕日


なんで 早く帰りたくないのか、わかっていた。
うちに帰っても いつも一番に 私のバイクの音を聞きつけて出迎えに出てきてくれる じぃにゃ
は もう、いないからなんだ


じゃ、次はお待ちかねの
怖かった 話ね~

。
2018年08月15日
山登り編

高山方面へのキャンプツーリングを
①おいしいもの編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3120261
②キャンプ編 https://admin.naturum.ne.jp/admin/entry/edit/entry_id/3122614
③山登り編
④ツーリング・温泉編
⑤オマケ・・怖いもの編
の5つに分けてレポしまーす

平湯 バスターミナル

ここはキャンプ場から 歩いてすぐのとこにある。
上高地行き・乗鞍・松本・高山・新穂高 いろんなところへ行くバスが発着してます
展望風呂や休憩室、お土産やさん・ちょっとしたコンビニの品ぞろえも。 外貨の両替機もあります
。


バスターミナルには外国のお客さんも多くて、係りの人が 丁寧に英語で案内しているのがかっこよかった。

なんて言うのか おおよそ英語などしゃべれそうもなさそうな(失礼!
) バスのオッチャンが 外国のお客さんに

「上高地行きですよ、大丈夫ですか?」 とか帰りのバスの説明を 決して流暢ではないが 正しくカタカナで表記できるような
英語で対応している、

他のオバチャンが 「すごいですね~ペラペラなんですね~」とほめると、
「いやぁ 決まったことばかりですから」なんて謙遜しちゃってイカす!

往復で 2050円のバスのチケット。
初めは高いな、と思ったけど もしバイクで行けたとしても 途中の有料トンネルや駐車料金を考えたら、案外高くないかもしれない。

これが日本で一番の散歩コース 上高地
国指定の特別天然記念物です

バスで 長くて急こう配のトンネルを抜けると そこは別天地 上高地
初めのバス停で下車
大正池

その名の通り 大正時代の焼き岳の噴火で梓川が堰き止められてできた湖
向こうに
前穂高、明神岳、奥穂高が見えます。
この空の青! 青い山!水の青が すばらしいコントラスト
、

緑と水のの散策路を1時間ほど

なんと言っても この水の豊かさと美しさ! 透明よりも もっと清々しい水

振り返り 焼岳。現在も活火山で 噴煙があがっている
上高地のシンボル的な 立ち枯れた木はカラマツ。だんだん減っているそうだ。
、
梓川
今まで、川はやはり四国の 仁淀川が一番きれいだと思っていたけど、
いや、この川の水の美しさは 日本一かもしれないぞ


河童橋まで 約1時間 歩いた。
河童橋には 自販機コーナーもあって ビールもほぼ 定価だった

下山したら 飲むぞ


河童橋から明神池まで歩いていると、
おっさん3人が 木に向かって写真を撮っていた。
「何かいるんですか?」って聞いたら、
「オオイチモンジだよ、 しかもオスとメスが交配中さ」とうれしそう。
アタシは蝶々のことは さっぱりわからないけど、聞けば この辺りと北海道あたりにだけいる珍しい蝶らしい。
「よく見つけましたねー」と言うと、わざわざ この蝶を撮りにきたのだと言っていた。
飛び込みのアタシのために 枝を抑えてシャッターチャンスを作ってくれた

更に奥へ
明神岳 穂高奥宮

喜門次小屋です。
なんでも 明治時代の日本の近代登山の開拓者 ウェンストン(イギリス人)さん
を案内したのが上条喜門次さんで、そのおかげで ウェンストンが本「日本アルプスの本」を書いて日本アルプスもウェンストンも有名になったのだ。
喜門次さんは 生涯この明神池で過ごしたとのこと。

穂高神社奥宮がある。奥宮を参拝して、社務所で御朱印をもらおうと申し出ると、
「明神池もご覧になりますか?」と聞かれ うっかり「拝見します」と答えてしまった。
「池 見るのも金とるのか!」と思ったが、ここまで来て300円を出し惜しむのも 大人気ないので・・・


しかし、この池が またステキ
なところで。

霊峰 明神岳とのマッチングが絶妙で 湧き水ならではの美しい透明な水。
奥に 二の池 三の池とあるのだけど小さな 岩の浮島が点在して草木が繁り あるいは立ち枯れて
京都の枯山水庭園の 水ありバージョンみたいなところ。
これが自然にできたのだから すごい! すばらしー!


明神池 300円以上の価値あります。
絶対 見た方がいい!

さらに 奥に歩いていくと、ここからは登山口になります。
ここまでは お散歩コースなので普通の靴でも 軽装でもOKだけど、「ここから 先は登山装備で!」と
注意喚起されています

時間的に 明神岳に登るのは時間的に間に合わないなので
反対側の「徳本峠」(とくごうとうげと読む)に登ります。
徳本峠への 道

すれちがう人は誰もいなかった。
途中3人 抜いて ドンドン歩いた。

渡渉 2か所、結構な斜度の沢渡りで、滑ったら死ぬな。のレベル
でも危険なところはここだけで 険しくもなくだいたい歩きやすい山だった。

徳本峠は登山のキャンプ場になっていて アタシが着いた時には5張くらいテントがあった、
縦走の人たちらしい。山男だね~

正面に 前穂高と明神岳が眺められる

ギザギザしている右側はⅢ峰 Ⅳ峰 ~Ⅷ峰と呼ぶらしい。
それから
奥穂高とジャンダルム。
奥穂高は中学生の時に 親に連れられて登ったことがあるのだ。
子連れ登山だったのと 悪天候で足止めされて 山小屋に2泊した登山だった、
山小屋で食べたカレーや雲海のことは覚えているが あまり鮮明に記憶していない。(もったいないなぁ・・
)

こんど もう一度登ってみたい。

下山して
お約束のビールと 飛騨牛コロッケ



それから 1日おいて
乗鞍へ
乗鞍へは 平湯のキャンプ場から乗鞍 剣が峰を目指すつもりだった、
行程は長いけど
早起きすれば大丈夫
。


と・・・・・思っていたが 前の晩あまり眠れず 起きたらもう7:00すぎていたので やはり畳平までバスで行くことにした
。

(乗鞍スカイラインも15年前からマイカー規制でバイクでは走れなくなってしまった
)

バスからの景色
平湯から 1時間くらい。 
ここでも充分な この景色 

スゲー
ユーダイすぎる



乗鞍岳 畳平 バスでなんと2702mまで登ってしまった!
日本一 標高の高いバス停

乗鞍は 23の山のまとめた呼び方で 実際に乗鞍岳という山はない、一番高いのが3026mの剣が峰

カルデラ湖がいくつか点在してます

この ブルースカイ!と残雪がカルデラ湖の青翠の水に溶けてステキ!
向こうに見えるは 東大の乗鞍観測所

南アルプス方面もいい!
幾重にも重なる山並みが雲の上に浮かんでいるぞ。
乗鞍スキー場がふもとに見えます。湯けむり館はわからなかった。

最高峰 剣が峰を望む、渋滞です。
人が多くて 大変だった。


頂上 3026m

御岳山も 目下に見えます。

頂上にある乗鞍神社本宮、ちゃんと 神主さんが常駐してます。
御朱印はここではなくて 畳平の奥宮でいただくのです。


頂上も すごい渋滞だったけど、天気がこの通りよかったので ヨシとしよう

山の神さまありがとう!

半袖でも汗だくになるほど暑かったけど、 ほんの10分と経たずに雲が出て 一瞬で雲の中に入ってからは
うすら寒くなった。
乗鞍は 高山植物の宝庫。
これがコマクサ
高山植物の女王

ヨツバシオガマ

イワギキョウ


チングルマ

畳平の近くにお花畑があって、 たくさんの高山植物の花が咲いていた。
昔は 北海道の原生花園に初めて行った時に、あまりに地味な花ばかりでガッカリした記憶がある。
(お花畑というので バラやガーベラ・ポピーとかカスミソウみたいなものを想像していたので・・・)
だけど、アタシも年期が入って・・・
この厳しい自然の状況下で 一生懸命に咲いている花の けなげさが美しく素晴らしいことがわかるようになった!

ヤッター

花の美しさは
花そのものの美しさではなく その花を見た人の気持ちが美しいのだと
、前に言われた。


ライチョウも見た!

写真は間に合わなかったけど、 感動した!
この子も厳しい自然環境でけなげに生きている。度々テレビでも 絶滅危惧のドキュメントを見るけど、
ほんとに 頑張って生きて命をつないでもらいたい。


畳平からの帰りのバスは激混みだった。
1時間に1本のバスには乗り切れず、次のバスを待つまでの間。お花畑を散策。
「この人は詳しそうだぞ」とひらめき、早速声をかけてみた

人生初の
逆ナンである。


わたしの目利きに狂いはなく、乗鞍に何十年も前から通ってらっしゃる方でお花のことや
ライチョウのこと、乗鞍のことをいろいろ教えてくれた。
オジイ ありがとう!

。
2018年08月08日
岐阜高山へキャンプツーリング ~キャンプ編~

高山方面へのキャンプツーリングを
①おいしいもの編
②キャンプ編

③山登り編
④ツーリング・温泉編
⑤オマケ・・怖いもの編
の5つに分けてレポしまーす

で、今回はキャンプ編。いってみよー

5泊とも ここ 奥飛騨
平湯キャンプ場に連泊した、移動の選択肢もあったけど、あまりに居心地がよくかったので!


奥飛騨温泉郷って、
実は温泉付きのキャンプ場が何ヵ所もあって、

他には合掌の森や 奥飛騨温泉郷道の駅にあるキャンプ場とかいろいろあって総合的にここに決めた

だいたい 「奥飛騨」なんていうから 飛騨の奥の方みたいなイメージがあって、飛騨よりもっと遠いんじゃないかという 先入観があった。
飛騨でさえ、近くて遠い 北アルプスの向こう側なのに、更に奥!って、…
だけど、 じつは 奥飛騨温泉郷は 関東圏が見たら 飛騨の手前にあった!
ジャーン!
飛騨でさえ、近くて遠い 北アルプスの向こう側なのに、更に奥!って、…

だけど、 じつは 奥飛騨温泉郷は 関東圏が見たら 飛騨の手前にあった!


安房トンネルを出てすぐに平湯温泉はあります。
ってゆーか、この 安房トンネルいつの間に?って調べたら
10年ぐらい前にできたトンネルらしい。有料なんだけど、(バイク640円)これで 九十九折の峠越えをせず 飛騨側に行けるのだから、
岐阜県がグッと近くなったワケね。

キャンプ場の受付け

スタッフは若い方たちだったけど、みんな気持ちのよい対応。
この日は平日ですいていたけど、土曜日の朝は受付開始の8時00分には何台もウェディング状態だった。



人間700円 バイク300円 + 温泉400円
700円×人数+駐車料金のみの明朗会計なので料金も良心的


薪とか 簡単なキャンプ用品が売っています。
バイク用のスペースに停めます

普段はバイクも乗り入れ可のフリースペースなのだけど、
夏休み期間中はバイクは専用スペースに駐輪して その横の フリーサイトに張る。とのこと、
車はこのゲートから、受付で開閉のカードか何かを受けとるらしい。バイクは脇をすり抜けて入場しまーす

貸しテントやバンガロー、レンタルも充実

トイレも何か所かあった、みんな水洗できれい。夜は自動点灯式。怖くないトイレ


サイトはほぼ
林間です
。


せっかく 山の奥のキャンプ場なのに星空が見られなかった!標高は1300mなのでたぶん 下界よりは涼しいのだけど、
今年は現地の人もみんな 口を揃えて暑い!と言っていた。
日中も 夜も半袖でちょうどいいくらい。寝るときはシュラフを羽織るくらい、四国よりは涼しかった。

へー、と感心したのがこのスノコ!雨の後とか、地面がビミョーにボコついている時に便利だよね
、1枚(150cm2)ぐらいで200円のレンタル


ゴミも分別して出せます。

テントを張り終わったころ 声をかけてくれたハーレーのオッチャン。
明日 隣のほうき平で ハーレーのミーティングがあるんだって、何百台ものハーレーが集まるビッグイベントらしい。
「明日決まってないなら アンタも来なさい」と言われたが
「無理 無理 無理!」と速攻断った、ハーレーばかりのキャンプ場に250ccのセローがフラフラ入り込んだ状況を
想像しただけで 恐ろしい・・・


あとの2台は カブ125で日本一周しているオッチャンと おなじく日本横断中の 福島から来たかわい子ちゃんだった。このあと沖縄を目指すって

昔は北海道あたりには 日本一周 もしくは周回中のライダーキャンパーが何人もいたけど、本州で見るのはめずらしい。
あと半年はかけて 南を目指すらしい、ガンバレー! 

今回は カップを新しくした。前のステンレスカップはもう30年も使っていつの間にか 真空二重構造が壊れれほとんど保温機能が
なくなっていた。
小さなものでも新しいアイテムがあると キャンプは気持ちが盛り上がるもの


あと、紅茶も ふだんのキャンプではほとんどコーヒーだけど、なんだか紅茶がやけに美味しかった。
なんか 優しいのよね。

朝ご飯①
毎度お世話になっている アマノフーズです


親子丼だね

朝ご飯② 朝ラー

朝ご飯③ 冷やしトマト、 無人販売所で買った、7個も入っていて100円!イエーイ


朝ごはんはだいたいこんな感じ
コーヒーとトマトとスープとパン

キャンプ場の裏に 散歩にちょうど良い 森もある

朝とか、緑がピカピカして 清々しい 貸し切りの森です

吊り橋とかもある、近くに滝やスキー場もある

妖精がいそうな森の緑


樹齢1000年のネズコの木。
高さ23m 幹の周囲は7m。 巨木を拝むのが好き。
何千年もの樹齢の木を見ていると 人間の小ささや儚さを想う。

1000年かぁ・・・・神々しい




今回のキャンプは一回も雨に降られず、毎日晴天だった。

バイクのエリアには平日は2~3組だけだったけど、 土曜は20組はいたかな
ここ、

草のところは焚き火台使うし、土や石のところは直火でもいけるし、そこここにレンガを組んだコンロもある。
土曜日はグループで来ているライダーも 焚き火を囲んだりして談笑している。その横でオバンライダー、一人で焚き火するのもはばかられ早めに寝てしまった


バイクの人でも タープ持っている人が思いのほか多かった。
ここはタープの別料金を徴収しないのもいいね。
こっちは 上高地の
小梨平キャンプ場

車やバイクで行けないし、山登りのベースキャンプになっているので もっと簡素なキャンプ場かと思っていたら
思いのほか 普通のキャンプ場だった

サルがたくさんいた。 食べ物とか靴とか、出しっぱなしは厳禁って感じ
。

サル やりたい放題



炊事場は広くて きれいに管理されていた。

トイレも水洗できれい。ペーパーは持参です
奥飛騨が案外近いことがわかったので、また ぜひまたキャンプに来たい!
平湯キャンプ場の 一番気に入ったところは 歩いてすぐに 超GOODな温泉
があるところ!

温泉浸かって
→飲んで
→大地で眠る
これがサイコー




これ以上何を望む?
平湯が快適すぎて 今回は泊まらなかったけど、 ここ 奥飛騨温泉郷オートキャンプ場もバイク1000円で温泉付き。
今度はここも要チェックだね


。
2018年08月04日
岐阜高山へキャンプツーリング~おいしいもの編~
今回は趣向を変えて
奥飛騨 高山方面へのキャンプツーリングを
②キャンプ編
③山登り編
④ツーリング・温泉編
⑤オマケ・・怖いもの編





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ほう葉って、よく山とか歩いてると やたらデカイ葉っぱ落ちてるんだけど 見たことない?
30cmから50cmぐらいの葉っぱ。朴の木の葉なのだ

その朴の葉に味噌を置いて 野菜や肉を炙って食べる。
味噌がほどよく焦げて 香ばしくなるのだ


焼けた肉に香ばしい味噌を絡めて ご飯を巻けば…
ウマーッ!

国道158にある
自然薯の とろろご飯のお店
茶々

自然薯(じねんじょ)って、山芋の中の種類なんだけど
よくスーパーで売っているのが大和芋 や長芋、これは自分ちでもとろろご飯にする。
長芋ならお好み焼きに入れたりもする。




見て見て! このねばり~っ!
お店の 「とろろごはんの食べ方」なるものに

バツグンの喉ごし! 長いもとはちがう風味! すばらしい!



偶然とは言えたまたま立ち寄ったドライブインが健さんのゆかりとは縁がある~(^^)
今はもう水は湧いていませんでした

板蔵ドライブステーションにはラーメンの工場と試食場があった。
ラーメンの試食はバスツアーが優先らしいけど、この日は誰もいなくて 「試食お願いしまーす」
と、言うと直ぐに出してくれた。

高山ラーメンって初めて食べたけど、
アタシ好みの細麺にさっぱりしょう油味、
うん!美味しい。だいたい日本のラーメンは濃厚とん骨に走りすぎている!
ラーメンはこうでなくちゃ♪





お店は諏訪湖のR20から2本ほど奥に入った とてもわかりずらい場所。

奥飛騨 高山方面へのキャンプツーリングを
①おいしいもの編
②キャンプ編
③山登り編
④ツーリング・温泉編
⑤オマケ・・怖いもの編
の5つに分けてレポしまーす

で、まずは おいしいもの編。
奥飛騨 高山も毎日暑かった
!

奥飛騨温泉郷って、北アルプス山麓に何個かの(8個かな?)温泉場
が点在している地域一帯を、まとめて「奥飛騨温泉郷」っていう。

その中の 平湯というところでずっとキャンプしていたのだけど、
そのキャンプ場の前にある「あんき屋」さん
ツーリングマップルにも載っていたけど、ここが また気の利いたお食事処
。

夜21:00まで営業しているのだ
。

わりに地方を走ると 7:00閉店なんて当たり前で、ふと気づけば食いっぱぐれ・・・
なんてよくあるけど、

繁華街でもなく 観光地からも離れていて ましてや住宅街でもない、車の通りも夜間はほどんど皆無の国道158号にある お食事処。
毎日ちゃんと23:00まで営業していてくれた。 ラーメン そば ピザ カレー 揚げ物などの軽食から 飛騨の郷土料理や 魚・飛騨牛の名物料理もある。
夜は居酒屋スタイルになるので ビール チューハイも充実
。

お店も古民家風の合掌造りで落ち着く。店員さんも感じがよかった。
5泊のキャンプ中、4回ご飯を食べに行った。

鉄板焼き。
1人前でもちゃんとカセットコンロに鉄板をセットしてくれてお店のオネーサンが焼いてくれます。

牛脂をヌリヌリして

野菜と肉をジューッ!

土鍋の蓋をして 蒸し焼きに・・・
そして オネーサンは そのまま いなくなりしばらく放置されます・・・
放置され続け 少し不安になった頃

オネーサンがご飯とお味噌汁 漬け物などを持って 鍋蓋の回収にきてくれました


山椒の利いた下味がついているので そのまま頂きます。
飛騨牛セット や 豚バラセットなど お肉が選べます。
。平湯の温泉街にある お蕎麦屋さん「よし本」さん

お店の軒先に水車があって、温泉も出ている、この辺りはお蕎麦が有名らしいけど、
うどん派なので おうどん頂きました


平湯温泉街のお店はこうして お店の前に温泉がかけ流し状態でたくさんあった
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平湯滞在中に 何回もビールを買いに行った「つるや」さんも・・

温泉でそのまま 温泉玉子を茹でていて
その名も
「はんたいたまご」
つまり 黄身が固まっていて白身がプルプルのアレね

1個 50円。ビールを買うときに はんたい玉子ください。って言うと
お店の人が 煮えたぎった温泉から 玉子を取り分けてくれます、「持ち帰りは禁止です。ここで食べて行ってくださいね」
と念を押されます。店先に 玉子食べれるコーナーがあり 椅子とお塩とゴミ箱が設置してあります、
醤油派の人は 醤油持参のこと


入れ物はないので 「殻の一部を割って 吸えっ」という食べ方です。
ああ~ 炊き立てのご飯にかけて食べたいっ!!
あと、飛騨のジャンクフードはこれでしょうか・・・・
飛騨牛コロッケ。
わりにどこにでも売っているのが 飛騨牛コロッケ
上高地 ひらゆの森 奥穂高 道の駅奥飛騨 4か所で食べた。
200円~300円くらい

ちなみに上高地のバスターミナルでは 閉店間際だということで半額にしてくれた。


日本が誇る ファーストフードなので 積極的に食べたけど、
「うーん?飛騨牛?」



って、普通のコロッケとの差があまり わからなかった
ごめんね~

個人的にはナニ牛が入っているかよりは 揚げたてかどうかかな

上高地に山登りに行くときに
おにぎり
を作って持って行った。

シンプルに塩おにぎり


上高地に行くのだから、帝国ホテルのカレーくらい 食べようか、とも
思ったけど。
やっぱ 山の上で食べるおにぎりがおいしいし、非常食にもなるし
やっぱおにぎり


そしてまたまた あんき屋さん・・

ほう葉焼きです

ほう葉って、よく山とか歩いてると やたらデカイ葉っぱ落ちてるんだけど 見たことない?
30cmから50cmぐらいの葉っぱ。朴の木の葉なのだ

その朴の葉に味噌を置いて 野菜や肉を炙って食べる。
味噌がほどよく焦げて 香ばしくなるのだ

この、葉の上でほどよく焦げたこの感じ


焼けた肉に香ばしい味噌を絡めて ご飯を巻けば…


炙った味噌とご飯があれば 人類は絶滅しないな。
あと、絶対 おすすめなのが ここ!


国道158にある
自然薯の とろろご飯のお店
茶々
門構えもいい感じ。

自然薯(じねんじょ)って、山芋の中の種類なんだけど
よくスーパーで売っているのが大和芋 や長芋、これは自分ちでもとろろご飯にする。
長芋ならお好み焼きに入れたりもする。
自然薯は 日本原種の山芋でもともと 栽培もむずかしい、
この店では 野生種にこだわり 加熱・冷凍もせず擦りたてで提供してくれる
自然薯職人(っぽい人)が その場ですりおろしています

メニューはとろろごはん単品~各コースいろいろ
コースだと飛騨牛とかお造りとか・・

日本人 特有の真ん中好きで
「竹コース」1600円

とろろごはん・お造り・小鉢・漬け物・とろろそば


お店の 「とろろごはんの食べ方」なるものに
少な目のご飯にたっぷりのとろろをかけて お召し上がりください、
噛まなくても大丈夫です
と、

「カレーは飲み物だ」という名言を残したのは石ちゃんだけど、
とろろごはんだって 負けずに飲み物レベル!



しかもご飯がお代わり自由! おひつで持ってきてくれます


お茶に 茶菓子がついているところがまたうれしい。

R158を高山方面に走り
板蔵ドライブステーション、
どうも 道の駅の第三セクター的な ドライブインらしい・・

併設された ラーメン工場
映画「あなたへ…」の撮影現場だそうです。
「あなたへ…」はアタシの生涯の理想男性像のNO1である、高倉健さんの映画。
「あなたへ…」はアタシの生涯の理想男性像のNO1である、高倉健さんの映画。
亡くなった妻の遺言で日本を旅して周る話。ビートたけしとの出会いのシーンがここ、板蔵のドライブステーションだった。
偶然とは言えたまたま立ち寄ったドライブインが健さんのゆかりとは縁がある~(^^)


ここが映画のシーンで美味しい水を汲むところ。
今はもう水は湧いていませんでした


板蔵ドライブステーションにはラーメンの工場と試食場があった。
ラーメンの試食はバスツアーが優先らしいけど、この日は誰もいなくて 「試食お願いしまーす」
と、言うと直ぐに出してくれた。

ラーメンどんぶりのような模様だけど、実際には湯吞みほどの大きさ 12cmぐらい
高山ラーメンって初めて食べたけど、
アタシ好みの細麺にさっぱりしょう油味、

うん!美味しい。だいたい日本のラーメンは濃厚とん骨に走りすぎている!
ラーメンはこうでなくちゃ♪

さっき おひつ2杯分のご飯を食べたので とてもラーメンは食べられず、ごめんなさい。
お土産で買って帰ることにした
お土産で買って帰ることにした
コンビニで こちらでは見ない炭酸発見

スノーピーク プロデュースってところがカッコいい!
炭酸水もスノピのマークが付くだけでグッと上がる
アウトドア感
炭酸水もスノピのマークが付くだけでグッと上がる



シンジャー レモン 炭酸の3種類
で、 「かんたん投稿」で自慢した
とんかつ丸一 の分厚いトンカツ


実測 3.5cmの肉!

分厚いのに ちゃんと中まで火は通っている
切り方がまた 職人で
幅広の部分と幅狭の部分、脂身の部分で切り幅を調整してあるので食べやすい。
、
お店は諏訪湖のR20から2本ほど奥に入った とてもわかりずらい場所。
素直にグーグルマップの言うことを聞くことをおすすめしまーす

では、また次回

。
2018年07月26日
奥飛騨温泉郷 平湯キャンブ場
この平湯キャンブ場

温泉がすぐそこにある!
安い! 広い!
ロケーション抜群!
焚き火可!(場所による)
すごくいいキャンプ場だった~
結局ここに5連泊した。また 来たいな。
台風が来る前に退散します。

朝ご飯
トマトとコーヒー、レトルトのシチュー
。

温泉がすぐそこにある!
安い! 広い!
ロケーション抜群!
焚き火可!(場所による)
すごくいいキャンプ場だった~
結局ここに5連泊した。また 来たいな。
台風が来る前に退散します。

朝ご飯
トマトとコーヒー、レトルトのシチュー
。